全国の公立小中学校で、発達障害により「通級指導」を受けている児童・生徒が初めて9万人を越えていることが初めてわかった。この20年あまり間で7倍以上増えた。その対策をコラムニストのオバタカズユキ氏が考える。
* * *
(中略)
この問題は近年急速に拡大している感があり、先日も、
全国の公立小中学校で「通級指導」を受けている児童と生徒が、初めて9万人を超えたという文部科学省の調査結果が報じられた。
通級指導は、〈比較的軽い障害がある児童・生徒が、特別支援学校や特別支援学級ではなく通常学級に在籍しながら、各教科の補充指導などを別室で受ける制度〉(毎日新聞の記事より)のこと。
(中略)
文科省の同調査では、昨年5月1日の時点で通級指導を受けている子が、前年度比6520人増であった。
調査を始めた1993年度との比較では、なんと7.4倍増。
ただし、この問題は、実態の把握からして難しい。
(中略)
増加理由として、ワクチン接種やサプリメントなどの害、空気中の汚染物質の影響を指摘する人もいる。完全母乳哺育による栄養不足が原因だと言う医師もいるし、
父親の高齢化との関連性が明らかだとする論文もある。玄人たちの間でも
見解がバラバラだ。
(中略)
けれども、1993年度から2015年度の
僅か20年余りの間に、通級指導の子が7.4倍にもなったという事実は、上記のような理由からだけではとても説明しきれない気がする。
(中略)
今回、
文科省自ら〈学校現場での理解が広がり、把握が進んだ結果とみている〉という説明をしていた。ならば、腑に落ちる。
(中略)
さらに、親側の態度もだいぶ変わった。昔は、「うちの子が発達障害だなんて!」と受診を拒む親の方が多かったが、今は逆だと聞く。育児に手を焼いている親が自ら進んで検査や診察を受けに子供を連れてくる。「発達障害」の診断名をもらって、ほっとした表情になる親も少なくないそうだ。
(中略)
あとは、周囲がその子の障害を理解してあげましょう、ありのままのその子を受け入れてあげましょう、と通級指導を受けるだけ。ザッツオールだ。
(中略)
だが、
問題は山積している。受け入れ先が、すでに悲鳴をあげている。その代表が、学校の現場、クラスの担任だ。
(中略)
この問題、解決したいのなら、人的資源を投入し、(中略)公教育に投じる予算を大幅に引き上げる必要がある。
(以下略、続きは引用元でご覧下さい)
オーガニックが良いと分かっていてもネックはお値段でしょうか。こちらの記事では"今回、調味料を含めて10日間すべての食材をオーガニックにすると、4人家族で10〜15万円ほどかかりました…"とあります。一般家庭ではこれほど食費にお金をかけれないと思います。
国が有機農業をやっている農家に補助金を出し、お手頃価格で入手できるようにしてほしいものです。ところが、国は、去年、ネオニコチノイド系農薬の残留農薬基準を大幅に緩和し、ほうれん草においては従来の13倍(40ppm)にまで引き上げました。これは、"幼児が40g食べるだけで急性中毒を起こす恐れがあるとされるレベル"のようです。他にも311以前は放射性廃棄物と同等だったものを今は食べても大丈夫と言っているのですから、狂っていると思います。
TPP特別委員会の参考人になっていた西尾正道先生に厚生労働大臣をやってもらいたいです。多くの日本人が健康になるのではないかと思います。