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ぴょんぴょんの「誤解と偏見のセイタカアワダチソウ」 〜化学物質にも対処できるスグレモノ

アトピーの患者さんには、苦労しました。
特に、ステロイド漬けで、にっちもさっちも行かないケースはお手上げでした。
あの頃、セイタカアワダチソウの効果を知っていれば、勧められたのに。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「誤解と偏見のセイタカアワダチソウ」 〜化学物質にも対処できるスグレモノ

可憐な花を咲かせるアメリカセンダングサ


くろちゃん、お昼まだでしょ?
お弁当持ってきたから、一緒に食べよう♪

おお! いいとこに来た。
今朝は草刈りして、ちょうど、腹へったとこだ。

おつかれさん!
あれ? 足にたくさんトゲトゲがついてるよ。

ああ、またこいつらかよ!
強力マジックテープみたいにくっついて厄介なんだ、こいつら。
アメリカセンダングサって言うらしい。


アメリカセンダングサの果実
Wikimedia_Commons[Public Domain]

なんか、悪役っぽい顔してるね。

これのせいで、家の中も大変さ。
スリッパはくとチクリ!、ソファー座るとチクリ!、どこもかしこもチクチクで。

でも、花はこんなに可憐だ。


花にだまされるなよ。
北アメリカ原産の帰化植物らしいが、大正時代に日本に入って、爆発的に全国に広がった。
今や、日本在来の植物を追いやる植物、「生態系被害防止外来種」に指定されてる。

暮らしーの

へえ、嫌われものなんだ。

花が咲く前に抜かねえと、トゲトゲができたら間に合わねえ。
おととし、庭をほったらかしてたら、こいつが巨木化して、引っこ抜いたら全身トゲまみれにされて、もう、ホントに大変だった。
ネコもおれも、庭に出るたびにトゲトゲをくっつけて来るし、
翌年もまた、こいつらに悩まされて、参ったわ。

繁殖力旺盛なんだ。

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ぴょんぴょんの「あるネコの最期」 〜なぜ、ネコは腎臓病になりやすいのか

動物たちは賢くて、自分の体調に合わせて食べ、飲み、眠ります。
体調が悪ければ、どっかで自己入院して、良くなって帰ってきます。
そういうすぐれた自己管理能力も、鈍感な人間に管理されることで、
台無しにされてしまいます。
ネコさまが、どうしたら健康で幸せなネコ生を全うできるのか。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「あるネコの最期」 〜なぜ、ネコは腎臓病になりやすいのか

ほとんどのイエネコは、年を取ると腎臓病を発症する


聞いてくれ! ビックリした!
朝、ネコに「おはよー」って言ったら、
「オヤヨー♪ オヤヨー♪」って返してきたぞ!

すごいすごい! 

おれに似て、天才じゃねえかと思う。

ハッハ! でも、歌うネコもいるからね。
これ見てよ、「ビックリ!猫さんが歌ってる!!」(時事ブログ


ほおう! 上には上がいるな。 

あ、クロチビがこっちに来るよ。

よっしゃ、やってみよー!
「ワンワンワワン♪」

・・・・・。

「ワンワンワワン♪」「ワンワンワワン♪」「ワンワンワワン♪」


・・・・・ガン無視だねえ。

だめかあ、ガックシ・・。

気が向いたことしかしない。
これの方が、ネコらしいと思うけどね。

慰めはいらん・・。

そう言えばこないだ、彼女に泣きつかれてね。

なんだ、いきなりノロケ話か?

ちがうよ、かわいがってたネコが死んだって泣くんだよ。

彼女んちって、ネコが20匹いるんだろ?
1匹くらい、どうってことねえんじゃ?

と思ったら、ふつうの死に方じゃなかったらしい。

なんだ・・タタリか? 呪いか?


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ぴょんぴょんの「悪魔と握手」 〜『なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか』

 「なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか」を読みましたが、消化不良で、これじゃ記事にできないとあきらめかけました。
 が、NHKの「元PKO部隊司令官が語るルワンダ虐殺」が、YouTubeにあったおかげで、全体を把握することができました。
 そうだったのかー!! やっと、意味がわかったー!!
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「悪魔と握手」 〜『なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか』

PKO司令官としてルワンダに送り込まれたロメオ・ダレール将軍



「あれは邪悪な悪魔との戦いでした。」

――ロメオ・ダレール




おーい、くろちゃん。
ぼくが貸した本、読めた?

「なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか」、
何度もギブアップしそうになったぞ。
国語の「読解」赤点のおれには、もっと読みやすい本を勧めろ。

ごめんねえ、日本語訳がちょっと。
でも、全体はつかめたでしょ。

まずは、ルワンダ虐殺の直前、カナダ軍人が、PKO司令官としてルワンダに送り込まれたんだよな。

そう、ロメオ・ダレール将軍。

Author:Enzolamine[CC BY-SA]

1993年8月、ルワンダ政府軍(RGF)と反乱軍(RPF)の停戦中、和平交渉までの間、ウガンダから反乱軍に武器が入らないように、ルワンダは国連に監視を申し入れた。
それがロメール率いる「国連ウガンダ・ルワンダ監視派遣団(UNOMUR)」で、後の「国際ルワンダ支援団(UNAMIR)」。


そうそう、ちゃんと、理解してるじゃん。

う〜ん、だいたいこの本は、UNAMIR、RGF、RPFとか略語が多くて、ややこしいわ。人名もめっちゃ多い上に、同じヤツがあるとき苗字、あるとき名前で出てきて、しょっちゅう「こいつ、誰?」状態で、固有名詞に溺れそうだったわ。

わかるわかる、ぼくも、巻末の人名辞典が頼りだったよ。

それと、ツチ族とフツ族を覚えるのも、大変だった。
どっちが背が高くて、色白さんだっけって。

背が高くて、肌色が薄いのがツチ族で、牧畜で生活している。
背が低くて、肌色の濃いのがフツ族で、農業で生活している。
「土」にまみれてない方が「ツチ族」って覚えるといいよ。

Author:Sarel Kromer[CC BY-SA]

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ぴょんぴょんの「タリバンとは何ぞや?」 〜私たちは、いかにマスコミにだまされ続けてきたか

 先日、ユリシスさんの記事で紹介された「故中村哲医師が語られていたタリバンの本当の実態の内容」には、現地に暮らした中村哲氏ならではの、貴重な発言がたくさん遺されていて、タリバンの事実を知ることができます。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「タリバンとは何ぞや?」 〜私たちは、いかにマスコミにだまされ続けてきたか

アフガニスタンとはこういう国


アフガニスタンから米軍が撤退して、タリバンの支配が戻ったな。

ニュースで聞いたけど、それ、いいニュース? 悪いニュース?

マスコミは、悪いニュースにしたがっているが。

わかんないよねえ。
ところで、アフガニスタンて、どの辺にあるんだっけ?

出典:外務省

色のついた部分が、アフガニスタンだ。

パキスタン、イラン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン。
ずいぶんたくさんの国に囲まれている。

だからアフガニスタンは、これまで、多くの戦争の舞台になった。
最近の紛争は、911マッチポンプが発端の「第三次アフガニスタン紛争」。

テロをなくすための戦争、が名目だったけど、テロはちっとも無くならないし。
それなら、ほんとの目的は、何だったんだろう?
そして、なんでアフガニスタンは、ビンラディンをかくまったの?
引き渡してたら、空爆されなかったのに。

ビンラディン
Author:Hamid Mir[CC BY-SA]

アメリカは知ってたのさ。
アフガニスタンが、ビンラディンを差し出さないことを。


へえ、なんで?

アフガニスタンとは、そういう国だから。
中村哲氏は言う。
「あちらの慣習法で大切なのが、客人歓待。ビンラディンもいったん客人と認めたからには、米国だろうと敵に客人を渡すのは恥、と考えるんです。」日経ビジネス

へえ、仁義だね。
テロリストであろうと、お客さまである以上、死んでも渡さない。


アフガニスタンを狙っていたアメリカ


時事ブログで紹介された「アフガニスタン: もう一つの秘話」を読めば、アメリカとアフガニスタンの関係がよーくわかる。

うわ! 長くて、とっつきにくいなあ。

だろうと思って、ノータリンでも理解できるように、ザックリと説明してやろう。

うんうん、よろしく♪

まずは、アフガニスタンの歴史だ。
アフガニスタンでは古くから、75%以上の土地を、人口の3%の大地主が所有していた。

すごい、富の集中だね。

だが、1960年代、左派「人民民主党 (PDP)」が誕生して、大きく変わった。
腐敗した独裁政権が追い出され(1978年)、「人民民主党 (PDP)」の新政府が立ち上がった。
「人民民主党」は、アフガニスタンに何をしたのか。
労働組合を合法化し、最低賃金を設定し、累進所得税、読み書き能力向上キャンペーンや、医療、住宅、公衆衛生の充実を図り、部族を問わず、子供や女子への公教育を行った。
どれも、それまでの政権が行おうとしなかったことばかりだ。

アフガニスタン人民民主党旗
Author:Falerístico[CC BY-SA]

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ぴょんぴょんの「フィリピン人に大統領のことを聞いてみた」 〜来年、大統領選を迎えるフィリピン

5年前、彗星のごとく現れた、フィリピンのドゥテルテ大統領。
国民から見たドゥテルテ大統領って、どんな人?
「TK工房」氏の「フィリピン人に大統領のことを聞いてみた」を参考に書いてみました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「フィリピン人に大統領のことを聞いてみた」 〜来年、大統領選を迎えるフィリピン

ドゥテルテ大統領って、どんな人?


フィリピンのドゥテルテ大統領、どんな人だと思う?

フィリピン版トランプ!

それ、よく言われるね。
ドゥテルテ氏自身も、言ってるよ。
深い思考ができるとこが、とくにトランプさんに似てるって。(Sputnik

Wikipedia[Public Domain]

深い思考? にしちゃあ、ドゥテルテ、暴言吐きすぎだろ。
オバマ大統領に「地獄へ落ちろ」(Sputnik)、
「売春婦の息子め。サミットで呪ってやる」(Sputnik)。
フィリピン駐在アメリカ大使に「同性愛者」「ろくでなし」(ParsToday)、
ドゥテルテ氏に「精神鑑定」が必要と言った国連人権高等弁務官に「おい、売春婦の息子、俺が精神科医に診てもらう必要があるだと?」「見ろ、お前の頭は大きいが空っぽだ。頭脳がない。空洞だ。空っぽだ。髪を伸ばす栄養分すらない。なぜならほら、はげているから」(AFP)などなど、暴言のオンパレードじゃねえか。

どんな暴言を吐いても、「フィリピン人はほぼ全員彼を支持してる」からね。
note

どうして、そんなに人気があるんだ?

フィリピンの治安回復に、貢献したからね。
大統領になる前、ドゥテルテ氏は治安の悪いダバオの市長だった。
そこで、麻薬がらみの犯罪者を殺しまくって、ダバオ市の治安は劇的に良くなった。

大統領に就任してからも、警官に麻薬使用者の家を回らせて、自首と更生を促した。
そしたら、100万人以上が自首して刑務所が満員御礼になったって。(note

ダバオ市
Author:Teemu Väisänen[CC BY-SA]

「殺しまくって」が気になるが。 

そこが、ビミョーだね。
就任演説で、麻薬撲滅の意気込みを語っているけど、
「人権に関する法律など忘れてしまえ。私が大統領になった暁には、市長時代と同じようにやる。麻薬密売人や強盗、それから怠け者ども、お前らは逃げたほうがいい。市長として私はお前らのような連中を殺してきたんだ」。(Wiki

人権よりも治安かあ。なかなか、過激だ。

2018年9月末までに、取り締まりで殺された市民は4,948人。
「実際に、麻薬犯罪に関わる容疑者を裁判にかけることなく、逮捕の現場で射殺する事件が2016年に就任後わずか1ヶ月余りで1800件が発生している」(Wiki)のが問題視されてね。

ツッコみどころ満載だ。

たしかに、欧米からは批判の的になってる。
だけど実際、治安の悪いダバオで暮らしてきた女性は感謝してるんだ。
「私たち女性からしたら、タクシー使うのも怖かったのよ。レイプが横行してたから。
今はめっきりなくなったし、安心してタクシー乗れる
」。(note

それは良かった。

治安だけじゃない、経済もめっちゃ良くなった。
以前は、女性は看護師の資格をとって、海外に出稼ぎに行くしかなかった。
でもドゥテルテ氏は、「子どもや夫を母国に残して、母親の単身赴任なんて考えられない、危険を冒して、海外に出稼ぎに行かせるなんてとんでもない」って国内の雇用を増やした。note

まともじゃん。

ドゥテルテ氏は鉄道を充実させ、工業団地を建設し、国際空港を拡張し、公共事業で雇用を増やした。(note
また、情報の自由化、政府の腐敗排除、公共機関のサービス改善、農家へ農器具を配る、零細漁師の生活保護など、貧しい人々への政策もやった。note

Author:Wilsen John F Escandor[CC BY-SA]

そういういいことを、マスコミはぜんぜん伝えてくれん、なんでだ。

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