竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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首を切られたというジャーナリストが機銃を構えている写真が流れ、実際は何者なのかと疑問の声も
IS(イスラム国。ISIS、ISIL、IEILとも表記)がジェームズ・フォーリーに続き、
またジャーナリストの首を切ったと伝えられている。
ふたりめはスティーブン・ソトロフ。そうした情報が流れた直後、
ソトロフはジャーナリストではなく、シリア軍と戦っていたとする話が機銃を構えている写真と一緒にツイッターで流れた。
この写真だけでは何とも言えないが、「ジャーナリスト」を名乗っていてもジャーナリストだとは確かに限らない。
フォーリーの場合、カメラの前で殺されたのではなく、問題の場面は演技だと指摘する人もいる。前に殺されていたのだが、タイミングを見て効果的な演出で映像を公開したのではないかとも言われている。
ウクライナで殺されたアンドレイ・ステニンの場合、行方不明になった直後、キエフ政権の内務大臣の顧問は治安当局が拘束していると語っていた。ステニンを雇っていたロシア・セボードニャのドミトリー・キセリョフ社長によると、キエフ政権側の仲介者からステニンの身柄交換の交渉を行なうよう提案があったという。
この3人は戦争の道具に使われたわけだ。戦争している人びとにとって、自分たちに都合の良い話を伝えさせる以外にも「ジャーナリスト」の使い道はあるということだ。
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お馴染みCNN劇団 「イスラム国再びアメリカ人ジャーナリストの首を切る」の巻
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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