注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
政府が「拉致の可能性を排除できない」としている田中さんと同じラーメン店の店員だった金田龍光さん=同(26)=にも「妻子がいる」と伝達。田中さんと金田さんの帰国意思は「ない」と説明した。日本側は2人と面会していない。
田中さんは兵庫県神戸市の元ラーメン店員。1978年6月、成田空港からウィーンに出国後、消息不明になった。当時28歳だった。
(中略)
産経新聞(2014年9月2日)によると、田中さんは幼少期に両親が離婚し、神戸市内の児童養護施設で育った。共同通信(2018年3月16日)によると田中さんの拉致は、元工作員とされる男性(故人)が「北朝鮮工作員のラーメン店主に、ウィーン経由で連れて行かれた」と告白して発覚した。
(中略)
政府は2005年、田中さんを拉致被害者と認定したが、北朝鮮側は「北朝鮮に入国していない」と主張。ところが共同通信(2018年3月16日)によると、北朝鮮は2014年に主張を一転させ、田中さんが「入国していた」と日本側に伝えた。
(以下略)
拉致被害者の田中実さん生存情報が、4年前に北朝鮮から日本政府へ通知があったにも関わらず政府は無視、隠蔽していた件。2018年11月に立憲民主党の有田議員が追求していますが、安倍総理はしどろもどろで終始誤魔化してます。安倍総理が嘘、隠蔽する時の演技は分かりやすいですね。@aritayoshifu pic.twitter.com/gxVknqeytN
— Dr.ナイフ (@knife9000) February 16, 2019
政府認定拉致被害者の田中実さん(69)と特定失踪者の金田龍光さん(67)が平壌で生存しているとの共同通信のこんどの記事で新しいのは、既報に加えて結婚して子どももいるというところです。北朝鮮から14年に伝達されて5年。安倍政権は一度も本人との接触を試みていません。まさに冷血です。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) February 16, 2019
この情報を外務省幹部から聞いたときの安倍首相の反応は、政治部記者が取材する対象です。田中実さんにかんする記事は共同通信だけです。他社はどうしたのでしょうか。田中さんが生存しているとの情報は、じつは1996年に工作員によって明らかにされたのが初出です。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) February 16, 2019
» 続きはこちらから
記事のタイトルを見ると、このことを北朝鮮はすでに2014年の段階で日本政府に伝えていたと思われます。この間、安倍政権は何もしてこなかったということになります。
冒頭の田中実さんの写真を見ると、その波動から生存を容易に確認できます。写真や名前から死亡を確認するのは難しいのですが、生存していて元気な人の場合は、その生存を波動から確認するのは比較的簡単なのです。自分の肉体を意識して写真を見ると、同調するので生存が容易にわかります。
日本政府が認定している17名の拉致被害者の写真を見ると、私の感覚ではほとんどが生存していると思います。
最後の菅野完氏のツイートでは、安倍政権が選挙のパフォーマンスのために、このタイミングで発表してきたと見ているのだと思います。その可能性は十分に高いと思いますが、安倍政権が完全に孤立している現状では、こうしたパフォーマンスは上手く行かないのではないかという気がします。