注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
①政権交代。安倍一強が誕生してから私はこのためだけに全力を尽くしてきました。しかし、この数年いろいろな「しがらみ」からなかなか進展しませんでした。野党共闘と政権交代を進めるには選挙区のすみ分けだけでは不十分であり、そこは統一した比例名簿で闘う「オリーブの木」も一案ではありました。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
②しかし、最終的にはやはり野党が一体となることが望ましいと常々訴えて参りました。ところが安倍政権は、野党の動きに楔を打ち、また、自らにかけられた疑惑を曖昧にするために解散という暴挙に出ました。こういう中で、一連の新党結成の動きがあり、その後の野党各党のさまざまな動きがありました。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
③しかし、安倍政権のままでは日本がおかしくなるという危機感は共有できていると思います。よく野党の一部から「政権交代は次の次でよい」とか、そういう意見を聞きます。しかし、「次の次」などというものはありません。今やらなければ永久にできません。政治とは、そんなに甘いものではありません。
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④安倍政権を見てください。権力を駆使してお友達のために国有地がタダ同然で払い下げられたり、簡単に国の制度が捻じ曲げられ、巨額の税金が投じられています。告発した国家公務員はメディアの力まで借りて弾圧され、行政機構全体が戦々恐々として忖度行政を行っています。捜査機関も捜査すらしない。
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⑤誰も国民なんか見ていません。こういう状態は、この国の民主主義を守るために絶対に止めないといけません。絶対に。いま安倍政権をここで倒さないと、政権交代など二度と訪れない可能性がある。私が持つのはそういう危機感です。民主主義を育むのには大変な時間がかかる一方、壊れるときは一瞬です。
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⑥安倍政権は絶対に今回の選挙で打倒されるべきであり、我が党としては野党各党の「結集」を念頭に、あえて今回は党公認候補者を立てないことを決断致しました。したがって候補者はそれぞれの判断と立場で安倍政権を倒すべく闘うこととなります。私自身も初めてのことですが無所属での出馬となります。
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⑦沖縄の玉城デニー君もそうです。選挙では安倍政権を倒すために全力で訴えて参ります。野党各党もそれぞれの動きが出ていますが、安倍政権を倒すという点では一致させないといけません。最終的には、やはり必要なのは「結集」なのです。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
⑧「政権交代」。これは夢でも「次の次」でもありません。今回の選挙で実現させなければならないことです。政権交代がない政治は、権力が濫用・私物化される国民にとっては絶望の政治でしかありません。私はこの思いで全力で闘います。どうかご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます。 小沢一郎
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 6, 2017
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これまでの小沢氏の動きを理解している者で、この言葉を信じる者は居ないでしょう。動画の最後の所では、“自民党との連立は考えていない”と言っていて、やはり小沢氏は、2大政党制を目指している事がわかります。
下の一連のツイートをご覧になると、“最終的には、やはり必要なのは「結集」なのです”と言っており、“今回の選挙で政権交代を実現しなければならない”と言っています。
“続きはこちらから”以降をご覧になると、希望の党の小池代表は、自らは立候補せず、“首相候補となる国会議員を共同代表とする案が想定”されているようで、“首相指名は衆院選後に”と言っているようです。
この共同代表が小沢一郎氏であることは、わかりやす過ぎますが、ネット上でもメディアでも、誰もがわからないふりをしています。
その下のツイートをご覧になると、民進党の前原代表が、分裂した立憲民主党の枝野氏に、“「左右からの挟み撃ち」で連携できたら”と呼びかけ、“これからも一緒にやっていきたい”とラブコールを送っています。また、立憲民主、共産、社民の野党3党は、候補者の一本化がまとまったとあります。ここで、小沢一郎氏が希望の党と立憲民主党の仲を取り持てば、野党は「結集」することになります。そのために、自由党は、両党に3人ずつ仲間を送り込んでいます。後は、然るべきルートを通して、立憲民主党にまとまったお金を渡すだけで済みます。
全ての準備がこれで整ったようです。全てはシナリオ通りです。かなりわかりやすい芝居だと思いますが、皆さんわからないふりをしているみたいです。