竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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評論家:アサド大統領のモスクワ訪問は、プーチン大統領側からの強い「政治的一撃」
ロシアの首都モスクワで実施されたロシアのプーチン大統領とシリアのアサド大統領の会談は、「シリアに対するロシアの立場の真剣さを反映した、ロシアによる強い政治的一撃だ」。作家で政治評論家のファディ・アクム氏は、ラジオ「スプートニク」のインタビューで、このような見解を表した。
アクム氏は、次のように語った‐
「シリアのアサド大統領のモスクワ訪問が、ウラジーミル・プーチン大統領側からの強い政治的一撃であることは確実だ。これは、地域で近いうちに何が起こるかについての、国際社会に向けられたメッセージだ。
このメッセージは、ロシアのミサイルよりも威力を持っており、シリアやアサド政権に対するロシアの真剣さを物語っている」。
アクム氏は、アサド大統領とプーチン大統領の会談の政治的側面については、「ロシアは、この歴史的段階、特に
シリア問題に関して、ロシアとゲームをしてはならないというメッセージを国際社会に送りたいのだ」と指摘したほか、シリアとロシアの首脳会談は、「シリア危機に対するロシアの変わらぬ立場を示した」と述べた。
シリアのアサド大統領は20日にモスクワを訪問し、翌21日にシリアへ帰国した。2011年にシリアで紛争が始まって以来、アサド大統領が外国を訪問するのは今回が初めてだった。
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シリア大統領は、反IS有志連合ではなく、ロシアの支援を当てにしている―イラン人専門家
シリアのアサド大統領が20夜、モスクワを訪問し、ロシアのプーチン大統領と会談した。21日、ロシアのペスコフ大統領報道官が明らかにした。
情報分析サイトIranianPolicy.netのショエイブ・バフマン政治評論家は、ラジオ「スプートニク」のインタビューで、シリアとロシアの首脳会談の結果についてコメントした。
スプートニク:アサド大統領のモスクワ訪問は、こんにちロシアとシリアの立場がいまだかつてなかったほど近づいていることの証明だと述べることができるだろうか?両国の首脳は、戦争後の両国関係発展に関するプランをすでに立てているのだろうか?
バフマン氏:観測筋は、以前にもロシアとシリアの立場の接近を指摘していた。これは突発的な政策とは程遠いものだ。ロシアは近年、シリア政府におけるアサド大統領の合法的な権利を積極的に擁護してきた。しかし今、5年前にシリアで内戦が始まって以来初めて、両国の大統領の間では、個別会談を実施し、直接協力する用意を確認する必要性が生じたようだ。ウラジーミル・プーチン大統領が、アサド政権への支援を表明し、シリアにおけるロシア空軍の対テロ作戦が、シリア国内の政治危機に大きな変化をもたらすことを約束したのは明らかだ。
アサド大統領は、モスクワを訪問することで、こんにちシリア危機で最も影響力を持ち、シリアを今後復興させるための潜在的な力も持つロシアとの協力を、拡大する用意があることを示した。シリア大統領は、反「IS(イスラム国)」有志連合の参加国ではなく、ロシアの支援を当てにしている。ロシアとシリアは戦争が終わった後のシリアの未来を考えており、すでに現在、将来を見通して活動している」。
スプートニク:会談では、ロシアがシリアで地上作戦を行うというシナリオについて検討された可能性はあるか?
バフマン氏:ロシアの軍司令部は、シリアで軍事作戦が実施された当初から、軍事作戦は空からしか行われないと強調していた。そしてロシア空軍の活動は有効だ。ロシア空軍は、テロリストらに対する攻勢に転じたシリア政府軍のために、空からのサポートも行っている。シリア政府軍は、敵を殲滅するために必要な地上戦のポテンシャルを有している。これらの行動連携メカニズムは機能しており、作戦の成果を期待するあらゆる根拠がある。そのため私は、ロシア軍をシリアへ派遣させるために、アサド大統領がプーチン大統領に要請するための明らかな前提条件は、現時点ではないと考えている」。
今の安倍政権の反知性全開が、よくわかります。この連中がこれだけ横暴な振る舞いが出来るのも、“ほとんどのマスコミは尻込みして、この自民党の無知蒙昧をまともに伝えようとしない”ためで、同罪だと思います。フルフォード情報を見れば、愚かな連中は今後居場所を無くすと考えられます。マスコミも、彼らについて行くと滅ぼされる側になるということを自覚すべきです。