アーカイブ: *原発・放射能

311から7年 ~放射能被ばくの今

あの3.11から7年の年月が過ぎ去りました。
3.11事故後、
ユリシスさんのように日本と別れを告げて勇気ある英断をされた方々、
国内の安全な土地へと移住された方々、
そして、何も出来なかった方々、
様々な境遇の方々が色々な選択をされてこられました。
それは正しかったのか、それとも。。。

チェルノブイリ事故でも当初3年間、放射能のことを気にして生活していた方は1000人に1人だと言われています。というのも、放射能被ばくの被害というものは、すぐには表面化しないで、数年後になって増えてくるからのようです。被ばくはスロー・デス(時間をかけてやってくる死)を招くといわれ、成人の潜伏期間は20~25年もあるそうです。

最初の記事には、"チェルノブイリから800キロ離れたウイーンで、(中略)...子供病棟のベットが足りなくなるほどの白血病患者が増加"とあり、先日のまのじさんの記事でのRI病棟の姿ともダブってみえます。また、"ネバダ核実験場から250㎞のユタ州ビーバー郡(中略)...27年間に残した死者のリストには、(中略)...前立腺、結腸、リンパ、リンパ肉腫、脳腫瘍、肺、皮膚、肝臓、子宮、卵巣、と並び、甲状腺障害は、ほぼ10年後から12年後にピークを迎えていた"とのこと。

参考までに福島第一原発から主要駅・空港までの距離を調べてみました。
<福島第一原発からの直線距離>

福島駅62km、仙台駅94km、
山形駅110km、宇都宮駅139km、新潟駅182km、
千葉駅217km、東京駅224km
(ネバダ核実験場~ユタ州ビーバー郡250km)
横浜駅251km、盛岡駅254km、長野駅266km、甲府駅294km、
静岡駅361km、青森駅380km、
金沢駅400km、名古屋駅448km、函館駅485km、
京都駅545km、大阪駅582km、
神戸駅608km、札幌駅628km、
岡山駅709km、旭川駅714km、
(チェルノブイリ~ウイーン800km)
広島空港800km、高知駅801km、広島駅840km、稚内駅890km、
博多駅1050km、熊本駅1071km、那覇空港1772km
地図蔵より

ウクライナには肥沃な黒土地帯が広く分布し、世界的な小麦の産地としても有名です。世界が食糧不足に陥ったとき、それを救うのはウクライナだとまで言われているそうです。ウィーンでの被害は、放射能を含んだ雨や風などの影響も考えられますが、放射能を含んだウクライナの食べ物による影響も大きかったかもしれません。

次の「北部ウクライナ住民の疾病グラフ」を見ますと、チェルノブイリ原発事故から6年後になってから、爆発的に疾患数が増えているのが分かります。特に、循環器系、筋骨格系、消火器、皮膚及び皮下組織の増加が顕著です。

そして、こと被ばくに関する免疫については、"免疫のある者は症状が出て苦しむ。免疫がない者は症状は出ずに進行し、ある日突然死ぬ。"と言われているとのこと。

以上のことを踏まえた上で、続きはこちら以降をご覧ください。

異常な量の訃報、突然死などがTwitter上でつぶやかれています。もちろん、過酷な労働条件による過労によるものも無視できませんが、果たして、これらが全てそうだと言い切れるものでしょうか?
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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チェルノブイリの経験から、30年の間に5000万人が死亡すると推測される
引用元)
(前略)
@kobayashiasao
チェルノブイリ事故で当初3年間、放射能のことを
気にして生活していた人は1000人に1人
だと言われています。
しかし、3年後、爆発的に被曝症状が出てから、
多くの人たちが放射能に気を付け始めた
のです。遅すぎました。

@geophysics
被曝はスロー・デス(時間をかけてやってくる死),を招くのです。
死は徐々に,二十年も三十年もかけて,ゆっくりとやってきます。
(中略)...(マンクーゾ博士)」
(中略)
@wien555
チェルノブイリから800キロ離れたウイーンで、4年経ち、五年経ち、
子供病棟のベットが足りなくなるほどの白血病患者が増加
していった。
(中略)
@olivenews
広島の場合、およそ3年後に体が疲れやすくなる
原因不明の『ブラブラ病』患者が出始めました。
白血病の患者も3年ほど経ってから確認され、
7~8年後にがん患者が目立ち始めました。
『内部被曝』は少量の放射性物質でも影響が出る。
ここが恐ろしいところです。肥田医師

@olivenews
(中略)...子供の方がずっと早い時期に悪性の疾患に見舞われます。
チェルノブイリの経験から早ければ一年後から四年後とわかっています。
成人の潜伏期間は20年から25年です。ジーデントプフ博士
(中略)
@AndreasDiego
ネバダ核実験場から250㎞のユタ州ビーバー郡
小学校教師メリー・メリングが、
53年から27年間に残した死者のリストには、
前立腺、結腸、リンパ、リンパ肉腫、脳腫瘍、肺、皮膚、
肝臓、子宮、卵巣、と並び、甲状腺障害は、
ほぼ10年後から12年後にピークを迎えていた。
(広瀬隆)
(中略)
@KinositaKouta
放射能の被害は色々な体の場所に被害が出る。
特に心臓と脳
だ。免疫の考え方が間違っている。
免疫のある者は症状が出て苦しむ。
免疫がない者は症状は出ずに進行し、ある日突然死ぬ。

(以下略)
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福島県相馬郡飯館村で野焼きを再開することに 〜 放射性物質の飛散を懸念しつつ

 「飯館村」と聞くと、胸が痛む思いです。福島原発事故直後、避難指示が遅れたために多くの村民が痛恨の被曝をしてしまい、さらにその後、現地では除染後も依然として高い空間線量を示しているのに、避難指示が解除され村民は帰宅を迫られてしまいました。実際に帰村したのは高齢者ばかりだったそうです。
 原発事故までは、仮に現金収入がなくても豊かな自然の恵みの中で暮らしてこれたのに、今や呼吸のたびに汚染された粉塵を吸い、コシアブラなど山菜も危険な数値が出ています。
 農家の人は、村での農作業の再開を勧められていました。しかし同時に、営農に必要な野焼きは禁止されていました。理由は、放射性物質の飛散の危険があるからです。野焼きの代わりに推奨されたのは、ラウンドアップの散布でした。どこまでも悲惨です。
 「民の声新聞」が今年5月時点で確認したのは、野焼きにより約1割の放射性セシウムが飛散すること、燃え残った灰の一部は8000Bq/kgを超えるものもあったという状況です。それでも来年3月の1ヶ月間、野焼きを認めることになったのは、農家の強い要望があったからでした。
 日本の縮図を見るようで、やはり「飯館村」と聞くたびに胸塞ぐ思いが続きます。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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飯舘村で来春から野焼き再開へ
引用元)
去年3月に村の大部分で避難指示が解除された飯舘村で、放射性物質が飛散する可能性があるとして原発事故のあと禁止していた農作業の野焼きを来年の春から村が条件付きで認めることになりました

飯舘村では原発事故のあと、放射性物質が飛散する可能性や火災の発生を懸念し、農家などに対して農地の除草や害虫駆除のための野焼きを禁止し、除草剤の使用などを要請してきました。
しかし避難指示の解除に向けた説明会の段階から農家からは野焼きを求める要望が相次ぎ、村は来年3月中旬からの1か月間限定で、行政区内の住民が合意することや村と消防に事前に届け出ること、それに消防団員が現場で待機することを条件に野焼きを認めることにしました
(以下略)
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東電の最高責任者だった元会長、勝俣被告は巨大津波の予測は不可能だったと無罪を主張 〜 部下や幹部の証言と食い違う:福島ではRI療法の施設が新設され予約でいっぱい

 福島第一原発事故への、東京電力の旧経営陣3人の責任を追求する裁判が行われています。
30日、最高責任者である元会長の勝俣恒久被告は、それまでの2人の元副社長同様、巨大津波が襲来するという社内の試算について「知らない」「聞いていない」「信頼性を認められない」などと振り返り、大津波は予測不可能だったと無罪を主張しました。
しかし、試算を3人に報告した社員らは当時「対策を取り入れざるを得ない」状況だったと認識しており「対策の保留は予想外の結論だった」と食い違いを見せています。また元幹部は「3人の出席した幹部会議では対策が一旦了承された」とも供述しています。
 さらに、勝俣被告に対する「原発の安全確保は最高責任者の義務ではないか」という当然の指摘にも、現場のことには決定権がなかったと逃れ、故吉田所長に全責任があるかのような主張をしています。
 裁判を傍聴されたジャーナリストの木野龍逸氏は、ニュース報道では見えてこない証言の食い違いをツイートされ、3人の被告ら上層部が全く事故に対する責任を感じていない、これでは原因究明も被害者救済も進まないと厳しく指摘しています。
 「続きはこちらから」以降では、子供の甲状腺異常が隠しおおせなくなっている現状が窺える記事です。
RI治療の専用病室では国内最大の施設が福島県立医科大学に完成しており、予約で一杯だそうです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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東電 勝俣元会長「津波予測できず」原発事故裁判
引用元)
福島第一原発の事故をめぐり東京電力の旧経営陣3人が強制的に起訴された裁判で、当時、経営の最高責任者だった勝俣恒久元会長への被告人質問が行われ、事故が起きる2年前に巨大な津波が押し寄せることを認識できたとする指摘について、勝俣元会長は「安全対策に疑義をはさむ状況ではなかった」と述べて、津波の到達は予測できなかったと改めて主張しました

東京電力の元会長の勝俣恒久 被告(78)、元副社長の武黒一郎 被告(72)、元副社長の武藤栄 被告(68)の旧経営陣3人は、原発事故をめぐって検察審査会の議決によって業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴され、いずれも無罪を主張しています
(中略)
このあと、検察官役の指定弁護士から原発の安全を確保する義務は最終的に最高経営層にあるのではないかと指摘されると、勝俣元会長は「一義的には立地本部でやっていくことが重要だと考えます」などと述べ、業務上の決定権限がなかったという考えを繰り返し示しました
(以下略)
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国連の特別報告者が、日本政府の安全基準を厳しく批判「年間1ミリシーベルト以下でないと子供達を福島へ帰還させてはいけない」

 26日未明、宮城県沖で地震が発生しました。
その後、26日いっぱい、フクイチ、福島県の風下の地域で空間放射線量が高いとの声が相次ぎました。
異変があっても何が起こっているのか、この国では分からないのです。
 25日、国連人権理事会の特別報告者が、国連総会の場で「福島原発事故後、日本政府は避難指示を解除する基準を年間被ばく量20ミリシーベルト以下としているが、これは人権委員会が勧告した1ミリシーベルト以下という基準を考慮していない」と批判しました。
病院の放射線管理区域ですら5.2ミリシーベルトですから、20ミリシーベルトの異常さは当然の指摘でした。
 それに対して日本政府は「この基準は専門家と協議して適切に行なった」と、外国に来てまでお役所答弁を展開し、さらに「このような報告が風評被害など否定的な影響をもたらす」と日本国内でしか通用しないような屁理屈を堂々と述べています。
 特別報告者は、1ミリシーベルト以下でないとリスクはあると明言し、子供達や出産を控えた女性は帰還させるべきではないと反論しました。
 どちらが正気で、どちらが日本の子供達を守ろうとしているのか。
移住しようとする人の支援や賠償を打ち切り、強制的に帰還させる残酷な安倍政権より、はるかに頼りになる特別報告者の勧告です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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国連の特別報告者 福島への子どもの帰還見合わせを求める
引用元)
(前略)
国連の人権理事会が任命したトゥンジャク特別報告者は、25日の国連総会の委員会で、東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、日本政府が避難指示を解除する基準の1つを年間の被ばく量20ミリシーベルト以下にしていることについて「去年、人権理事会が勧告した1ミリシーベルト以下という基準を考慮していない」と批判しました

これに対し、日本政府の担当者は、この基準は専門家で作るICRP=国際放射線防護委員会が2007年に出した勧告をもとにしており、避難指示の解除にあたっては国内の専門家と協議して適切に行っているとして、「こうした報告が風評被害などの否定的な影響をもたらすことを懸念する」と反論しました。

この反論に、トゥンジャク特別報告者は、同じ専門家の勧告で、平常時は年間の被ばく量を1ミリシーベルト以下に設定していると指摘し、これを下回らないかぎりリスクがあるとして、子どもたちや出産年齢にある女性の帰還は見合わせるべきだと主張し、日本側との立場の違いが浮き彫りになりました。
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[オオマサガス関連] トリチウム汚染水を無害化する実験データ!!~なんと、すでに2015 年にはわかっていたこと!…金に元素変換する錬金術

 前述のオオマサガス記事に対しての反応はいろいろあったと、大政龍晋氏はたいへん喜ばれていました。
 そして実は…3.11の後にトリチウムの汚染水を無害化する実験を既に2015年にしていたと教えて下さいました。そして、ぜひそうしたトリチウム汚染水を無害化する実験データを参考資料として公表してほしい!と言われました。
 さらにこの度、関係者の方と話をする機会があったそうですが、彼らは「トリチウムを無害化できるだって?そんなことはあり得ない!」と、頑として受け付けなかったそうです。こうしたことは研究者でも同様で、教科書に載っていないことを受け入れることのできる研究者を探すのは本当に大変だ!としみじみ語る79才の大政氏。
 この度ノーベル賞を受賞された本庶佑教授が、記者会見にて子どもたちに向けて、「教科書に書いてあることを信じない。本当はどうなっているのかという心を大切にする。自分の目でものを見る、そして納得する。…」とお話されましたが、研究者の皆様方におかれましても、洗脳されているかもしれない常識にとらわれることなく、こうした事実を自分の目で確かめてから判断をしてほしいものです。
 そしてまた、常識破りとはいえ、こうした再現可能な"元素変換"の技術を"あり得ない"として、いつまでも隠し通せる訳もありません(※)。それこそ"あり得ない"話です。放射能汚染水が"元素変換"の技術により無害化され貴重なレアメタルまでもが生成されるという証しは、まさに神の恩寵とおもわれます。同様に、明るい地球と共生する生き方へと"元素変換"していくことこそ、今わたしたちに望まれていることなのではないでしょうか。蘇りの道として。
 
(※)振動攪拌の技術は放射能汚染水を無害化すると同時に、さらには新エネルギーへの端緒となるため、結果、原発は不要ということになるわけで、そうなったら困る勢力もあるかとおもわれます。
(しんしん丸)
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トリチウム汚染水を無害化する実験データ!!

放射性物質(トリチウム水)無害化テスト



高周波振動攪拌しながら電気分解をします。


すると、放射性物質が分解されてヘリウムガスになります。


処理前に0.50μ sv/hだった放射能が、処理後20時間後には0.11μ sv/hとなりました。
なんと20時間で1/5にまで減少したのです。
(テスト実施日:2015年2月18日)
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