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「ビッグファイブ (心理学)」と体癖は、本質が同じだった!

竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説の補講1です。補講2が出るかどうかは分かりません。昨日のIn Deepさんの記事に出てきた「ビッグファイブ (心理学)」のウィキペディアの記事を眺めていて、すぐにこれは野口晴哉氏が発見した体癖と本質が同じであることに気づきました。
 そこでウィキペディアの「ビッグファイブ (心理学)」を編集し、主要5因子(開放性、誠実性、外向性、協調性、神経症傾向)に該当する体癖を赤字で書き込みました。アーユルヴェーダの解説とは関係ないのですが、ここにまとめておくと後で探しやすいので、「補講」と言う形にしました。
 『特定の性格特性の説明』の所の表にある「開放性の高い値の人の記述」を見れば、これは3種体癖のことだとすぐに分かります。「開放性の低い値の人の記述」の“自分の感情について考えたり、感情を表に出すことがほとんどない。”と言うのは、4種体癖そのものです。
 「誠実性の高い値の人の記述」は、ガンバレというとその気になる7種体癖を表しています。「誠実性の低い値の人の記述」の“規則や義務は無視して、やりたいことをやる。”は、8種体癖そのものです。
 「外向性の高い値の人の記述」の“リスクを負うことに興奮を覚え、いろいろ起こらないと退屈に感じる。”は、5種体癖の特徴です。「外向性の低い値の人の記述」は、夢民(ムーミン)の仲間で夢想的な6種体癖を表しています。
 「協調性の高い値の人の記述」は、母性愛の10種体癖そのものです。「協調性の低い値の人の記述」は、父性愛で自分にも他人にも厳しい9種体癖の特徴を表しています。
 「神経症傾向の高い値の人の記述」は、感受性の中心が毀誉褒貶・頭脳にある1種体癖の特徴です。「神経症傾向の低い値の人の記述」は、表の一覧を見て“あっ、これは私だな。”ということで、2種体癖を表しています。
 面白かったのは、“続きはこちらから”の「複合的なパーソナリティ」の一覧表です。私の体癖は一項目が2種、二項目が8種なので「2-8」なのですが、一覧表の「神経症傾向・低」と「誠実性・低」の交わる所を見ると、“形式張らない、控えめ”とあります。“結構、当たってるな~”と思い、妻の「3-7」を見ると、“如才がない、完全主義、勤勉、威厳、洗練された”とあり大笑い。一覧表を妻に見せて説明すると、感心していました。
 自分の体癖を知っている方は、一覧表で遊んでみて下さい。なお、自分の体癖や他人の体癖を調べる方法は、「東洋医学セミナー」の初級講座で詳しく説明しています。
 私がウィキペディアの「ビッグファイブ (心理学)」を見て感じたのは、“心理学者の人が「体癖」を学ぶと、全く別の世界が見えてくるだろうな”と言うことです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ビッグファイブ (心理学)
ビッグファイブは、共通言語記述子に基づくパーソナリティ特性の分類法である。主要5因子、BigFive性格特性、五因子モデル(FFM)およびOCEANモデルとしても知られている。


特定の性格特性の説明

開放性(左右体癖)

開放性とは、芸術、感情、冒険、珍しいアイディア、想像力、好奇心、および多様な経験に対する一般的な評価である。開放性が高い人は知的好奇心が強く、感情に関してオープンで、美しさに敏感で、新しいことに挑戦する意欲がある。開放性が低い閉鎖的な人と比べると、創造的で自分の気持ちをよく理解している傾向がある。また、型破りな信念を持っている可能性も高い。
 

低い値の人の記述(4種体癖)
高い値の人の記述(3種体癖)
説明
言葉
ファセット
言葉
説明
よく知っているルーチンを快適に感じ、そこからの逸脱を好まない。 着実 冒険 冒険的 新しい経験を熱望している。
ほとんどの人に比べて芸術的活動や創造的活動への興味が薄い。 芸術に無関心 芸術的興味 芸術の鑑賞眼がある 美しいものが好きで、創造的経験を求めている。
自分の感情について考えたり、感情を表に出すことがほとんどない。 冷静 情動性 感情に自覚的 自分の感情を自覚していて、感情の表し方を知っている。
想像よりも事実を優先する。 地に足の着いた 想像力 空想的 豊かな想像力を持っている。
世界をそのまま捉えることを好み、抽象的な考えをすることはめったにない。 具象 知性 哲学的 新しい考えに対してオープンであり、興味があり、もっと知りたいと望む。
伝統に従って安定を維持することを好む。 権力を尊重 自由主義 権力に対して挑戦的 権力や伝統的価値に挑戦して変化をもたらしたいと思っている。

 
誠実性(捻れ体癖)

誠実性または良心性、統制性、勤勉性。誠実性とは、組織化され信頼できる傾向、自己コントロール能力を示す傾向、忠実に行動する傾向、達成を目指す傾向、自発的な行動よりも計画的な行動を好む傾向を表している。高い誠実性は、頑固であり集中力があると思われがちである。低い誠実性は柔軟性と自発性と関連しているが、杜撰さと信頼性の欠如として現れることもある。

低い値の人の記述(8種体癖)
高い値の人の記述(7種体癖)
説明
言葉
ファセット
言葉
説明
自分の達成したレベルに満足しており、野心的な目標を設定する必要を感じない。 満足 達成努力 意欲的 自分に高い目標を設定し、その達成のために 真剣に取り組む。
決断に慎重で時間を費やすより、すぐに実行する。 大胆 注意深さ 慎重 決断する前に注意深く考え抜く。
規則や義務は無視して、やりたいことをやる。 気楽 忠実さ 従順 規則や義務が不都合であってもまじめに守る。
日常生活で組織のために時間を多く取らない。 非組織的 秩序性 組織的 生活の中で組織構造の必要性を強く感じる。
長期間、むずかしいことを続けられない。 中断 自制力 持続 きついことにも立ち向かってあきらめない。
自分の目標達成能力を疑うことが多い。 自信がない 自己効力感 自信がある 取り組んだことには成功できると感じる。


外向性(前後体癖)

外向性(「社交的/エネルギッシュ」対「孤独/控えめ」)。外向性は、活力、興奮、自己主張、社交性、他人との付き合いで刺激を求める、おしゃべりであることを表している。過度の外向性はしばしば注意を引き、威圧的であると認識される。外向性が低いと内気で内省的な性格が現れ、それはよそよそしい、または自己完結的であると受け取られることがある。このような状況では、内向的な人とは対照的に、外向的な人が社会的な状況でより優勢に見えることがある。

低い値の人の記述(6種体癖)
高い値の人の記述(5種体癖)
説明
言葉
ファセット
言葉
説明
ゆったりしたペースの生活が好き。 のんびり 活発度 精力的 スケジュールに予定が多く埋まっていて忙しい状態を好む。
特にグループの中では、話すより聞くほうが好き。 控えめ 自己主張 強い自己主張 意見をはっきり述べ、場を支配する。グループを先導することに満足を覚える。
いつも真面目で、冗談をあまり言わない。 険しい 明朗性 陽気 楽しい人で、その楽しさを人と分かち合う。
静かで、穏やかで、安全なことを好む。 平穏を求める 刺激希求性 刺激を求める リスクを負うことに興奮を覚え、いろいろ起こらないと退屈に感じる。
内向的で、人と打ち解けない。 遠慮がち 親しみやすさ 外向性 すぐに友達ができ、人といると満足する。
自分に時間を使いたいと強く思う。 独立心が強い 社交性 付き合い上手 人と一緒にいることを楽しむ。


協調性(開閉体癖)

協調性(「友好的/同情的」対「挑戦的/孤立的」)または、同調性。協調性特性は、社会的調和に対する一般的関心における個人差を反映する。協調性がある人物は、他人とうまくやっていくことを大切にする。彼らは概して思いやりがあり、親切で、寛大で、信頼でき、助けになり、自分の利益を他人に譲ろうとする。

低い値の人の記述(9種体癖)
高い値の人の記述(10種体癖)
説明
言葉
ファセット
言葉
説明
人のために時間を使うより、自分のことをしたい。 自己中心的 利他主義 利他的 人を助けることで充実感を味わい、人のために尽くす。
人への反論を避けない。 強情 協調性 寛容 進んで対立を避けようとする。
自己を敬愛し、自分に満足している。 高慢 謙虚さ 慎み深い 注目されると落ち着かない。
目的のためにはあらゆる手段を使う。 不義・不道徳 道徳性 不屈 出世のために人を利用するのは正しくないと考える。
人は、一般的に他人に依存するのではなく、自分自身でなすべきだと考える。 冷酷 共感性 親身 人の気持ちを感じ、思いやりがある。
人の意図を警戒し、簡単には信用しない。 人を警戒する 信用性 人を信じる 人の善意を信じ、


神経症傾向(上下体癖)
 
神経症傾向または情緒安定性、情動性とは、怒り、不安、抑うつなどの否定的な感情を経験する傾向のことである。これは感情の不安定性と呼ばれることもあり、逆に感情の安定性と呼ばれることもある。神経症傾向は心理的ストレスを受けやすい傾向を表している。怒り、不安、抑うつ、脆弱性などの不快な感情を容易に経験する傾向でもある。また、神経症傾向は情動の安定性と衝動の制御の程度を意味し、ときにはその低い極である「情緒安定性」と呼ばれることもある。

低い値の人の記述(2種体癖)
高い値の人の記述(1種体癖)
説明
言葉
ファセット
言葉
説明
あまり怒ることはない。 温和 怒り 激情的 特に物事が思ったように進まないときに、激しく感情が高ぶる。
穏やかで自信がある傾向がある。 自信がある 不安 心配性 起こるかもしれないことをいろいろ心配しがちである。
自分に大体満足している。 満足 憂うつ 悲観的 おもしろくないことを頻繁に考える。
欲望は特に強くなく、欲望を制御できる。 自制心がある 利己的 快楽主義 欲望を強く感じ、欲望に誘惑されやすい。
当惑することはほとんどなく、大抵の場合は自信にあふれている。 自信に満ちた 自意識過剰 自己を意識する 人が自分をどう思うかに敏感である。
予期しないことにも落ち着いて効果的に対処する。 プレッシャーに強い 傷つきやすい 低ストレス耐性 ストレスの多い状況に負けやすい。

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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第121楽章 ピアニスト ダン・タイ・ソンとベトナム・植民地主義との戦い・・

 我が家には、カーテンがありません。9月の満月の時には、就寝のために電気を消して寝るや否や、月の光が差し込んできて、月の光を浴びながら寝ることができました。また、丑三つ時ぐらいに少し目を覚ますと、三日月が見えたりすることも多いです。カーテンがない家もいいものです。ドビッシーの「月の光」の曲が聴こえてくる感じがします。(ドイツの家は日本とは違い自分でカーテンレールを取り付けなければいけないので・・ということで、怠惰で作業していないだけなのです・・笑)しかし、欧州ではこの冬、暖房代が高騰しますので、カーテンをつけなければいけないのかな・・とも思いますが、できたら、断熱シートで済まそうかな・・。

 欧州で寒いなどとは言っていられません。ロシアのサハ共和国では、マイナス71度になるそうです。こちらの動画では、サハ共和国のヤクーツクの生活がわかります。水が凍るので、水道管が使えないシーンが見どころです。サハ共和国の人々のことを思いながら、今年の欧州の冬を乗り越えるつもりです。

 さて、ベルリンの日本大使館にある通りは、なんと・・広島通り(ヒロシマシュトラーセ)と言います。リンクのウィキペディアによると、史上初の原爆がベルリンに落とされる可能性があったから・・連帯感を表わして・・と書かれています。いずれにしても、実験されたのね・・と怒り心頭ですね。
 同様に、枯葉剤を撒いて実験・・といえば、ベトナム戦争ですね。ベトナム戦争を乗り越えて、1980年のショパンコンクールに優勝された方がいらっしゃいます。ピアニストでコンクールの審査員でも活躍されている、ダン・タイ・ソンです。
(ユリシス)
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近状について


まずは、私事なのですが、おかげさまで、ライターをさせてもらいつつ、シャンティ・フーラでの祈りや学びが大好きで、映像配信で学んでいます。ですので、東京で暮らしている夫に竹下先生が映像配信でおすすめしているアーバン博士の「愛のヨガ」の本を送ったところ、今更といわれまして、完全にREJECT🙅🏻‍♂。また、サーカーのお弟子さんの本「資本主義を超えて」も同時に送ったのですが、これもスルー🤷🏻‍♂。そして、先日、「宗教は受け入れない!」と断言されまして、「宗教ではないのよ、宗教を否定しているのよ・・宗教は天界では無価値になったのよ・・」と言っても、完璧にREJECT🙅🏻‍♂。日本の社会で働いている男性のよくありがちな有様だと思うのですが、もっと柔軟かと思いましたが・・ものすごい反発で仰天しました。

私の父親にこれを話したところ、「まあ、受け入れるのが恥ずかしいんだな・・」と言っていました。私が大事にしていることを受け入れないことに、かなり憤慨しましたが・・・宗教を受け入れない!って言ったけど、護国寺に熱心にお参りに行っている・・それは何?笑

やっぱり・・1995年のオウム真理教の事件は、多くの日本人が本当の神さまの理解につながっていくインド哲学やヨガなどの思想を怪しいものとして拒否してしまう無意識の土台を作り上げることに貢献したんですよね・・

地下鉄サリン事件現場の一つとなった霞ケ関駅
Author:Ribbon[CC BY-SA]


リヒテルが代役に抜擢したダン・タイ・ソン


さてさて、本題。ある日、突然、以前に書いた第97楽章ショパンコンクールの優勝者を思い出し、優勝者の師匠はダン・タイ・ソンだったな・・ということで、最初のきっかけはこちらの動画の7分52秒からダン・タイ・ソンが教えているシーンですが、教えている場所を見て、少しびっくり・・ピアニストらしからぬ場所というか・・はっきりいうと、あまりお金を儲けていないのでは・・と思い、少し興味を持ち、早速ダン・タイ・ソンのピアノ演奏をいろいろと聴いてみました。そして、びっくりしたのです。今まで特に興味を持たなかったのですが、なんと素晴らしい音色・・・もしかして、一番好きなピアニストになったかもしれません・・とりこになり、色々とYouTube動画を探しましたが、そんなに多くはありませんでした。

ダン・タイ・ソン
Author:không[CC BY]

そして、ダン・タイ・ソンの経歴などに興味が湧きました。お父様が詩人で、ベトナムはフランスの植民地でしたので、お母様がフランスに留学されていた大学のピアノの先生なのですね。お父さんの詩人の遺伝子を受け継ぎ、お母さんのピアノの教え方が上手(1:08にお母様が映っていらっしゃいます)なら、そして当時のモスクワに留学で、ロシアのピアニズムを習ったとしたら、・・それはそれは、素晴らしいことです。誰かのコメントで、詩人のお父さんは、投獄されていたと書いていた方もいらっしゃいました。

まずは最初から、ダン・タイ・ソンの繊細な演奏、夜想曲ノクターンから・・


そして、ダン・タイ・ソンの本当に船を漕いでいるような演奏「舟歌 バルカローレ」から・・


ぜひ、他の方の演奏と比較してみてください。何かが違います・・というか、素晴らし過ぎて・・びっくりしました。ショパンの伝えたかったメロディーがはっきりと伝わってきます。他の方の演奏だと・・本当のメロディーがよく聴こえてこないことが多かったです。今まで、ショパンの曲は、まあいいかな・・ぐらいの程度で思っていましたが、ダン・タイ・ソンの演奏を聴いて、ショパンの曲がより好きになりました。

また、こちらの記事では、リヒテルが日本公演の代役に、ダン・タイ・ソンを抜擢したことが書かれています。

なぜ、ダン・タイ・ソンが1つ1つの音がまるで躍動しているように響く演奏ができるのか・・と興味を持って調べると、ベトナム戦争中、防空壕に7歳ごろから7年間もいたのですね・・。ある映像でダン・タイ・ソンはこう言われていました。

『戦争で山の中の防空壕にいたので自然と触れ合う期間が多かった。夜になると、月をよく眺めていた。この経験は演奏のために大いに役立った。ピアノを演奏することは、ただ機械的に演奏するだけでなく、エモーショナルの部分が非常に大事である

そっか・・7年間も防空壕の中にいて、月をずっと眺めていたら・・夜想曲(ノクターン)のイメージはより鮮明に深く表現できるだろうな・・。


こちらのインタビューでも、最後の部分で、ショパンの曲を演奏する場合、ただ曲を弾くだけでなく、ショパンの経歴や時代背景、何をショパンが表現したかったのかを学ぶ必要があると解説されています。

『ピアニストとして可能性のある神童はまだたくさんいるが必ずしも良い方向に向かうとは限らない。親は、思春期の演奏家に「あなたが一番」という意識を植え付け、それが個人の成長を妨げることがある、とダン・タイ・ソン曰く。

音楽界の天才たちの90%は、パパとママの過度な影響により可能性を十分に発揮できていない。この点、ロシアのシステム(ダン・タイ・ソンはいまだに反射的に「ソビエト」と呼ぶ)は有利。親を遠ざけ、教師を重視し、放蕩者の才能にバランスのとれた教育の機会を与えることができる。』
my/maSCENAより一部翻訳)

また、上記記事の中で、「同性愛の男性ピアニストが数十年にわたり大成功を収めているのは、男性と女性の両方の特徴が一つの身体と心の中で幸せに同居しているからだ」と優等生的に書かれていますが、故中村紘子さんが、「ピアニストはユダヤ人かホモしか成功しない!」とキッパリ断言されていたことからもわかるように・・。音楽業界はホモ推奨・・有名指揮者のお誘いを受けた日本人指揮者もいらして、断ると・・というお話も・・音楽業界もディープステートの支配下ですので、ユダヤ人が有利なのですね・・。これに関しては、seiryuuさんのユダヤ問題をチェックですね・・


ベトナム戦争・植民地主義との戦い


ベトナム戦争は、1955年から1975年ごろまで、インドシナ半島で起きた戦争。原因は、最初は、北ベトナムと南ベトナムの内戦、その後アメリカやソビエト・中国が参戦、資本主義陣営と社会主義陣営の代理戦争といわれます。 最終的に北ベトナムの社会主義陣営が勝利し、アメリカは撤退。

Wikipedia[Public Domain]

しかし、本当のところは、ベトナム戦争とは、米国が、1954年のジュネーブ協定で取り決められたベトナム南北統一の実現を妨害、南ベトナムに干渉、かいらい政権(米政府の意のままになる政府)を樹立して、ベトコンを討し北ベトナム政府を屈服させるために南北ベトナムで進めた侵略戦争のことなのです。

ベトナム戦争もアメリカのお得意な侵略戦争ですね。分断させて支配するお決まりのパターンですね・・。枯葉剤を撒くところが卑怯極まりないです。ベトナム戦争の最中の頃だと思うのですが、ハワイにもサリンを撒いたらしく、その後に日本のハワイブームがはじまったそうですよ・・

1974年ごろに小学生だった方は、ベトナムのダーちゃんの絵本でベトナム戦争のことを知った年代かと思います。当時は、父親が以前にアメリカの通信会社で働いていて、同僚がベトナムの17度線のあたりのダナンの基地に行った方が多く、父親も興味があったのか・・家には赤いタイム雑誌がかなりあり、表紙のベトナム戦争の写真をよく見ていた小学生時代でした。父親も1998年ごろから2002年ごろまでベトナムでの仕事があり、北部のハノイ、中部のフエ、南部のホーチミンで仕事をしていました。母親も一緒にベトナム生活をしていましたが、私は枯葉剤の影響を受けると大変なのでということでベトナムに行ったことはありませんでした。日本の大企業は、1989年ごろからベトナムに視察に行っていて、防空壕を見たなどと聞いたことがあります。

軍事境界17度線に建てられた記念碑
Author:Si-take.[CC BY-SA]

父親から聞いたことは、ベトナム人はおとなしく、忍耐強いということです。戦争の時も、地下に潜って、敵を欺く作戦をしてきた、夜中に動くなど、ベトコンは、頭脳派で賢いと聞きました。竹の材質の帽子をかぶり、竹の製品が多く、鉄のものがないので、金属を探知することができず、アメリカ軍は苦労したとか・・。「キリギリスとアリ」のまるでアリこそがベトナム人だそうです。地下に通路や防空壕を作るところも同じですね。

さらに聞いたことは、北ベトナムはアメリカが嫌い、北爆を恨んでいる。民族意識が強い。ベトナム人は自分の意見を言わない・・とのことでした。ベトナム人は15年の戦争を、米と塩で生き抜いてきたそうですので、サバイバルするための参考になりそうですね。

『われわれは平和を切望し妥協を重ねてきたが、妥協を重ねれば重ねるほどフランスはわが国を征服しようとしている。われわれは犠牲を辞さない。われわれは奴隷とはならない。すべての老若男女に訴える。主義主張、政治性向、民族を問わず、立ち上がり、フランス植民地主義と戦い、国を救おう---ホー・チミン抗戦声明』
Wikipediaより引用)

日本の戦後からアメリカによる支配、3S政策や経済第一主義で洗脳されてきた騙されっぷりとはちょっと違い、気概を感じます・・

『戦争当時のビデオ映像で、圧倒的な武器や物量で攻撃されながら、トンネルや落とし穴、自給自足のための知恵を発揮してたたかいぬいた記録に圧倒されました。ジャングルの中に総延長250kmにも及ぶ地下トンネルの中には、作戦司令部、兵舎、病院、食堂から学校まであったそうです。歩いていると直径10メートルもある砲撃の後がいくつも見かけられます。壊されても壊されても、トンネルを造り続けて抵抗を続けた知恵と努力が、勝利を勝ち取ることが出来たのです。
ベトナム紀行より引用)

しかし、ベトナムが第二次世界大戦後あたりからフランスからの独立を試みようとしたきっかけは、日本の支配もあったからなんですよね・・。日本はアジアが植民地から独立をするきっかけを与えたとも言えるのです。インドネシアも(戦後オランダから独立)フィリピンも(戦後アメリカ・スペインから独立)マレーシアも(戦後イギリスから独立)独立してきました。

フランスがなぜベトナムを植民地にしたのか・・と調べると、こちらの記事によると、ベトナムは、原油、石炭、水力、地熱、バイオエネルギー、太陽エネルギーなどの豊富な自然エネルギー資源に恵まれているのですね。

母親からは、ハノイは政治の街だけれど、ホーチミンはフランスの影響を受けている街で、ベトナム雑貨も綺麗で楽しいわよ・・と聞きました。こちらは、お土産の貝でデザインされたベトナムらしい綺麗な小物入れです。


ダン・タイ・ソンはベトナム戦争終了から5年後にショパンコンクールで優勝したものの、他のピアニストとは違い、もう一度モスクワ時代の音楽大学に戻ることになったようですし、ベトナムは社会主義国だったため、演奏会などの際にもビザがすぐに下りずに大変苦労をされたようです。

9月26日のまのじ編集長の記事のピアニストが亡くなられた記事をTwitterで流れてきましたので、私もちょうどTwitterで見ていて、亡くなられた方は、25年も香港在住だったのに・・とプロフィールを見て、気づいたこと・・福島や東北のための復興コンサートの演奏会にいらしていますよね・・そして、ダン・タイ・ソンも福島や東北の生徒に教えるためによく来日していたことを見ましたが、大丈夫だったのでしょうか・・と私は老婆心ながら心配になってしまいました・・。

ラフマニノフの楽興の時も・・ダン・タイ・ソンはロシア人ピアニストよりもラフマニノフの心の内にあるもの・・を的確に表現しているような気がしました。

ラフマニノフ 楽興の時第5番、第6番


おまけ・・


ベトナム料理は、コリアンダー(体内の毒素、重金属などを排出)など、ハーブをふんだんに使うので、嬉しいですね・・
ベトナム料理で使うハーブ
絶品ベトナム料理



Writer

ユリシス

311を機に息子と共に、東京からシアトル、2012年ケアンズ、2015年ベルリンへと移住。
ユリシスの名前は、ケアンズ近郊でみられる見ると幸せになると言われる青い蝶から命名。
幸運にもケアンズの家の近くでペアのユリシスに遭遇したので、それを思い出し・・。
映像配信、東洋医学セミナーなどシャンティフーラでの学びが大好きです。
体癖1-8


ワクチン推進派として著名な英国の心臓病専門医だったアセム・マルホトラ博士は、家族が実際に被害に遭うことで目を覚ました ~「私は故意の盲目でした」

竹下雅敏氏からの情報です。
 アセム・マルホトラ博士は、「これまでは、ワクチン推進派として著名な英国の心臓病専門医だった。」ということで、ワクチンは2回接種済みだと言っています。
 しかし、「ある名門大学の循環器科の研究者から内部告発がありました。…冠動脈の画像研究から、ワクチンの炎症に関連する同様のものを冠動脈内に発見した、とのことでした。その研究者たちは会議を開き、現時点では発表しないことに決めました。製薬会社からの研究資金を失うことを懸念してのことです。…同僚からは、心臓発作で受診する人の年齢層がどんどん若くなっている、と聞いています。…私の父も…7月26日に自宅で心停止しました。」と話し、「世界中の政策立案者が義務付けに終止符を打つべき時だと思います。…歴史は彼らの味方にはならないし、国民は彼らを許さないでしょうから。」と言っています。
 冒頭の動画でアセム・マルホトラ博士は、“まず、「故意の盲目」と呼ばれるものについてです。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちは誰もが、様々な状況下で、実際にこうなることがあります。「故意の盲目」とは、人が安全を感じたいがため対立を避け、不安を減らし、威信を守るために意図的に事実から目をつぶることです。…ホロコーストの歴史の中でさえ、多くのドイツ人は強制収容所で実際に何が起こっていたのか、おそらく故意に盲目だったのです。…私自身もそうでした、これからお話しするように、ワクチンとその被害に関して、そうではなくなるまで故意に盲目であったことは確かです。だからこそ、私たちは思いやりをもって、この問題に取り組むことが重要なのです。故意に盲目な人がまだたくさんいますから。…この問題に取り組む方法は、事実に基づいて、人々と共感して話すことです。それこそが、私たちが前進するために必要なことだと思います。”と言っています。
 「故意の盲目」と「恋の盲目」は似ているのかも知れない。どちらも脳が特殊な状態になっていて、正常な判断ができない。
 アセム・マルホトラ博士のように転向した元ワクチン推進派の専門家に対して、「今頃?」「許せない!」という厳しい意見も多いようですが、一人でも多くの専門家がワクチンの危険性について、「事実に基づいて、人々と共感して」話してもらえるなら、その方がありがたいと思います。
(竹下雅敏)
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配信元)
 
 
 
 

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[イタリア総選挙] 第1党となった右派「イタリアの同胞」はEU協調、反ロシア派、グローバリスム政党 / かつての「五つ星運動」に関わる反グローバリスム政党は全ての議席を失う

読者の方からの情報です。
 多くの方々からイタリアのMihoさんの動画を投稿いただきました。9/25に行われたイタリアの総選挙で事前の予想通り、これまでのマリオ・ドラギ政権への反発から右派「イタリアの同胞」が第一党となり、ジョルジャ・メローニ党首がイタリア初の女性首相に就任する見通しとなりました。日本では「極右政権誕生、親ロシア派、反グローバリスム政権、EUに対して懐疑的」などと伝えられ、EU離脱も語られました。
 ところが、このような日本での報道に対してMihoさんが「間違っている」と異議を唱えておられました。「イタリアの同胞」は反グローバリスム政党ではない、今回の選挙で反グローバリスムの政党は1議席も取れなかったというのが実際のようです。以前からウクライナ支援でロシアに経済制裁する立場を明確にしており、選挙中も莫大なお金が注ぎ込まれていることが分かる扱いだったようです。
 メローニさんがなぜイタリアで人気を博したかというと、ワクチン騒動の折、グリーンパスに反対の立場でドラギ首相を批判したからだそうです。ワクチンに異議あり、でも体制に協力する集団って、どこの国にもあるのですね。「メローニは都合によって自分のポジションを変えてきたので信用できない」というのが、イタリアの政治の流れを見てきた方の評価です。
また、欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長は右派同士の「イタリアの同胞」を勝たせたかったのは確かなようで、選挙結果を「調節する」との介入発言どおりにされてしまったかもしれません。Mihoさんはここで、イタリアがユーロの(ロシアを潰したい勢力の)一員として「着々と戦争への準備を進めている」ような気がすると述べています。
 興味深かったのは、イタリアの政治がグローバリズムに席巻されてしまったのはここ数年で、以前は「五つ星運動」が第1党であったことを紹介されています。時事ブログでも、しんしん丸氏の記事などがありました。EU離脱などを政策に掲げていたものが、いつの間にか政策転換したらしい。Mihoさんは「おそらく何かいろんな圧力があったのでしょうね。」五つ星運動の党員だったパラゴーネ氏は今回、反グローバリスムの政党から出馬されたそうです。最新の世論調査で十分当選圏内だったそうですがなぜか落選と。不正選挙の感触はイタリアでもあったようです。
(まのじ)
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#47 イタリア総選挙が終わって・・・新政権、新首相は?
配信元)

統一協会肝いり「国葬」当日の様々なご意見と、同じ日に静岡入りした山本太郎議員 〜 岸田首相のすべきことはどっちだ?

 「弔問外交」という不純なイベントにするはずだった「国葬」ですが、G7のトップは皆欠席。代わりに参加した人は有罪判決を受けたような人物に加えて、たかりのバッハIOC会長には1泊200万円のホテルを2泊もつけて差し上げたらしい。当日の参列者は4,300人と報じられていますが、まさに「サクラを見る会」だったようで、統一教会のペンダントをつけた方がテレビ局のインタビューに答えていたという。統一協会の存亡がかかった国葬イベントに必死の動員がかかっているのは当然らしい。
 漏れ出た台本から、自衛隊音楽隊の演奏するのが靖国神社、国家神道を讃える「国の鎮め」、さらに「悠遠なる皇御国(すめらみくに)」というオリジナル曲などが発覚し、あたかも「国軍の元最高指揮官が戦死したという見立て」ではないかという指摘もありました。この異様さが通るならば戦争動員まであと一歩。最高裁判所長官が行政の長だった者を持ち上げ、統一協会そのものだった安倍晋三の「判断がいつも正しかった」と歯の浮くような弔辞が飛び出し、何から何まで違法と悪徳の詰め合わせです。この国葬に関わった者全てが政治から排除されるべき「あぶり出し」になりました。おしどりマコさんは「この無理筋の国葬が終わっても、私は調べ続けるし、情報開示請求しつづけるし、抗議し続ける」「国葬は私たちの社会が踏みにじられた象徴だと思う」と素直な国民感情を述べていました。
 同じ頃、山本太郎議員は視察と支援で静岡県の中でも見捨てられたようなエリアに入っていました。議員のバッジが有る時も無い時も変わらず困っている現場に駆けつけ、情報を整理し、必要な対応をする存在です。岸田首相、あなたのすべきことはこれだった。
(まのじ)
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配信元)


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