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高市政権「2026年コメ大幅減産」の方針、2025年産米が増産見込みのため / 新しい作況指数での算出に疑問「見込みほどのコメの収穫がない可能性も」
報道によると、2025年産は前年比で68万5千トンの増産で「2026年6月末の民間在庫量は229万トンと過去最大になる見込み」だそうです。供給過剰による米価の下落を抑えるため、2026年の米の需要見通しの最大値711万トンに合わせて、それ以上は減産政策を取るということらしい。
石破政権では「米価格の高騰」を抑える対策を取りましたが、高市政権の鈴木憲和農水大臣は「需要に応じた生産を原則とし、価格はマーケットの中で決まるべきもの」と述べました。そのマーケットではコメ先物価格が上昇を続けています。
高橋ひであき氏は「米、本当に足りてる?」という動画の中で、別の視点での懸念をされていました。今の収穫量見込み748万トンは6割くらいの収穫を元に算出していますが、2025年は作況指数が変更され、新しい指標で予想量が算出されたそうです。高橋氏は、いくつかの理由からその指標の精度に疑問をもち、もしかすると今の大幅増産の予想が外れる可能性もあると述べています。そうなれば供給過剰で価格が下がるどころか、さらにコメ価格が高騰する可能性もあります。消費者としては厳しい事態も警戒しておかなければなりません。
農家が安心して豊作を目指し、消費者が安心して米を買えるように政府が調整弁となって農家の所得補償をすべきですが、やはり高市政権でもムリらしい。鈴木宣弘先生は「農家の体力はこの5年が正念場」と警告されています。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
増産を主導した石破茂前首相と小泉進次郎前農相の退任により、農家の経営に打撃になるとして生産抑制を主張する自民党内の根強い声が勢いを増したとみられる。
25年産は前年と比べ68万5千トン増となり、26年6月末の民間在庫量は229万トンと過去最大になる見込み。26年産の需要見通しは今年と同水準の694万~711万トンとし、生産量は需要量の最大値に設定する。
【コメ26年は減産へ 供給過剰を懸念】https://t.co/0ZIeMUW4eO
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 22, 2025
日本政府は、2026年産主食用米の生産量を748万トンから約5%減の711万トンに抑える方向で調整に入り、石破前政権の増産路線を事実上撤回。鈴木憲和農林水産大臣は、需要に応じた生産を原則とし、備蓄米の放出には否定的な姿勢を示したが、コメ市場はすでに高騰しており、物価高対策とは逆行している。 pic.twitter.com/nfCGu7onGz
— あいひん (@BABYLONBU5TER) October 23, 2025
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ぴょんぴょんの「ほんのささやかなこと」 ~個人の幸福と共同体の正義が対立するとき、人はどのように振る舞えばいいのか?
「ほんのささやかなこと」という本だけど、なんで、いつ、買い物かごに入れたか、思い出せない。
はて、買うべきか、削除すべきか?
そんなあいまいな気持ちでポチった本ですが、買って良かった。
何度も読み返して、自分の良心を呼び覚ましたくなる本でした。
後半はネタバレですので、ご注意ください。
ニューヨーク・タイムズの「21世紀の100冊」に選ばれた本著
『ほんのささやかなこと』クレア・キーガン著読了。
— 葉月 (@ParolesLes) January 23, 2025
良心。昨今の世の中をみていても、人々に良心というものを問いかけたくなる日々の中、ファーロングの苦悩と決断に励まされる。
これからの人生目を逸らし続けてしまったら、きっと鏡を見ることはできない。
ささやかなこと。それは素晴らしいこと。 pic.twitter.com/uw6uHL3Z9X
マグダレン洗濯所とマグダラのマリア
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AIやロボットの活用に伴い、大企業に押し寄せるリストラの波|ユニバーサル・ベーシックインカムの導入と、それを契機にCBDCチップの埋め込みを目論む支配層
世界を支配する富裕層にとって、これは非常に厄介なことなのです。人々の関心が政治、あるいは社会に向かうことで自分たちの支配体制が揺らぐことになりかねません。人々が世界の本当の仕組みを知れば、自分たちが生き残れないことを、彼ら自身が良く分かっているからです。
動画の後半ではベーシックインカムの財源の話をしています。政府通貨も出てきます(7分53秒)。“発行する量やルールをどうするか、経済への影響をどうコントロールするかなど、非常に慎重な議論と緻密な制度設計が必要になる(10分12秒)”と言っていますが、これはその通りです。
二つ目の動画によれば、“2015年に、野村総合研究所が公表した試算によると、2025~2035年の間にAIやロボットによって代替される労働人口は49%に上る可能性がある(1分25秒)”とのことです。
黒字下でも人員を減らす「黒字リストラ」の波が、製造業を中心に日本の大企業に押し寄せています。例えばパナソニックは、早期退職の募集などで27年3月期までに1万人の人員削減を実施します。
AIやロボットを活用することで、少しでも人件費の安い外国人労働者に置き換えたいのだと思われます。AIを使いこなせる人材以外には、生き残れない社会になりそうです。将来的にはAIとロボットがほとんどの仕事をするようになるので、外国人労働者も必要なくなります。
この意味で、国際協力機構(JICA)の「ホームタウン計画」について、外務省が「移民政策とは無関係」と言っているのも、半分は正しいと思います。
“「新しい仕事が生まれるから大丈夫」という楽観論も聞かれますが、失われる雇用の規模とスピードに、新しい仕事の創出が追いつくとは到底考えられません。多くの人が、AIとの競争に敗れ、路頭に迷うことになるでしょう。(2分24秒)”という未来予測は、かなり正確なものだと思わざるを得ません。
さて、「円の支配者」の著者であるリチャード・ヴェルナー氏は、“CBDC(中央銀行デジタル通貨)は最終的に小さな米粒のようになるだろう。これを人々の皮膚に埋め込むことを目指している…人々にこれを受け入れさせるにはハードルがある…まさにそこに、億万長者たちが突然、「ユニバーサル・ベーシックインカムを導入しよう!」と言い始めた理由があります。彼らはこんなふうに言ってきますよ。「今や人々は職を失い、分断は進み、社会は危機的状況にある。だからこそ、ユニバーサル・ベーシックインカムが必要なのだ」と。「毎月2000ユーロがあなたの口座に振り込まれますよ。おっと、これにはもちろん効率的に運用するため最新技術を活用する必要があります。CBDCチップを埋め込んでいただかねばならないんですよ」と。”と支配層の思惑を暴露しています。
こうした誘惑に抵抗できるのは、準備していた人達だけです。
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韓国の特別検察チームが統一教会を家宅捜査したところ、特別検察内部の非公開リストが出てきた「つまりこれ、統一教会が検察にスパイ行為してる」
日本では、高市早苗自民党総裁が総理になる前提での報道が溢れかえっていますが、高市議員と統一教会との関係を掘り下げるところはあるでしょうか。ネット上で厳しく追求する複数のアカウントは、いつの間にか凍結されています。韓国以上に日本の政界、メディア、司法は統一教会に侵食されており、高市政権誕生の暁には、党派を超えて統一教会関連議員が集結しそうな予感です。
「ゆるねとにゅーす」では、安倍氏銃撃直後に公安関係者から統一教会関連団体「国際勝共連合」に、容疑者の情報が伝えられたと証言しています。まさに日本の公安、警察と統一教会が「ズブズブ」らしい。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
韓国の特別検察が統一教会本部を家宅捜索したら、なぜか特別検察が作成した機密名簿が見つかったという衝撃的ミステリーニュース。
— HOM55 (@HON5437) October 18, 2025
つまりこれ、統一教会が検察にスパイ行為してると言っても過言ではないのでは。スパイ防止法を叫ぶ教団がスパイ。https://t.co/FMJhbFigRA
【独自】機密「特検派遣名簿」がどうして…統一教会へ流出のミステリー
— 冠木結心 🕊 (@KaburagiKco) October 17, 2025
外部に公開されていない資料で、特検内でも一部の者しか知らない名簿が統一教会内で発見されたことで、特検は流出経緯の確認を進めている。▶︎https://t.co/qOKi1Xae3o
特検はまず、該当資料を流出した人物として、警察退職者のA氏を特定した。特検とは無関係のA氏が統一教会関係者に特検派遣警察リストを送った事実を把握し、A氏に対する家宅捜索まで行ったと伝えられている。A氏が該当資料を入手した経路や伝達目的などをさらに確認する予定だ。▶︎
— 冠木結心 🕊 (@KaburagiKco) October 17, 2025
特検は、該当資料以外にも捜査情報が統一教会に渡っていないか追加で確認している。統一教会が組織の人脈を動員して警察など捜査機関関係者と複数回にわたり連絡を取り合った疑惑も調査している。特検は、統一教会と国民の力(与党)の癒着疑惑という本流の捜査と並行して、流出対象者を探すための捜査…
— 冠木結心 🕊 (@KaburagiKco) October 17, 2025
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「ChatGPTで脳が壊れる」というものです。脳波測定という手法で4か月間にわたって脳の活動を詳しく分析しました。「ChatGPT使用グループ」「検索エンジン使用グループ」「何も使わないグループ」に分けてエッセイを3回作成させたところ、“脳の連結性は、外部支援の量に応じて系統的に縮小するという確固たる証拠を示した”というのです。
また最後の4回目に、「ChatGPT使用グループ」の参加者にはChatGPTを使用しないように依頼し、「何も使わないグループ」の参加者にはChatGPTを使用するように依頼したところ、驚くべき違いが現れました。
「ChatGPT使用グループ」の脳の領域は神経連結性が弱いままだったのに対し、「何も使わないグループ」では記憶想起能力が高く、後頭葉・頭頂葉および前頭前野の広範なノードの再関与が見られたのです。要するに、何も使わずにエッセイを作成していた人たちが4回目にChatGPTを使用したところ、脳の神経活動が劇的に活発化したというのです。
論文の「限界と今後の課題」のところで、“本研究では、特定の地理的地域、つまり互いに非常に近接した複数の大規模学術機関から、限られた数の参加者を募集しました。今後の研究では、多様な背景を持つ参加者(様々な分野、年齢層の専門家など)をより多く含めること、そして研究の男女比をより均衡させることが不可欠です。”と書かれているように、サンプル数を増やした本格的な研究が必要です。
ただ、「筋肉と一緒で使ってなければ退化するのは言ってみれば当たり前」なので、この研究結果は妙に説得力があります。普段、自分の頭で考えない人がChatGPTを使用すると、その影響は壊滅的だということが事実だとすれば、“子供の遊び相手や家庭教師にAIを使うのは、どのような結果をもたらすのか?”という疑問が浮かびます。