アーカイブ: 社会

一人当たりわずか12000円の現金給付すら見送り、意味不明の商品券を緊急経済対策とする安倍政権

 日本政府は、次々に国民を絶望させるようなことを繰り出してきます。緊急経済対策で検討されていた現金給付は一人当たりたったの、たったの12000円で世界各国に比べて噴飯ものの額でしたが、24日麻生財務相はそれすら見送る方針を発表しました。その代わりに浮上した支援は「商品券」です。麻生大臣によると現金給付は貯金にされるが商品券であれば消費に回るとの考えです。ネット上では早速、麻生大臣の認識不足が指摘されています。今の危機的状況を単なる「景気刺激策」程度で良いと見て、全く生活費に使えない商品券を選択する、しかもその商品券は和牛限定案など理解不能なものまであり「給料家賃光熱費は出せないが牛肉は買ってくれ」という政府は世界でも日本だけでしょう。また商品券方式の給付は事務コストが非常に高いらしく、ならばその無駄なコスト分を直接給付にしろ、と誰しも思います。利権渦まく安倍政権以外は。
 さて気になる海外は、と見れば、ドイツが全ての事業者に約180万円支給、アイルランドは毎週34,000円支給、イギリスは従業員給与の8割補助、韓国も企業向けに9兆円投入など、融資ではない支給の数字を見るだけでホッと息をつける政策を打ち出しています。
 ツイートの中に「国からお金を『もらう』『ほどこしをうける』などという意識でいる必要はまったくない」というものがありました。本当にその通りで、私たち国民が蓄えたお金を今こそ国民のために返してくれ、ということなのだと思います。そのお金を握って離さない者たちに、大臣席から降りろ、議員バッチを外せという要求が届かないのが辛い。 
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
一律現金給付は見送りへ 商品券配布や給食費免除などを検討 和牛商品券案も浮上 国民「どケチな政府」
引用元)
新型コロナウイルス対策の緊急経済対策案で、政府が国民全員への一律現金給付を見送る方向で議論していることが分かりました。

当初は自民党内部から「一人あたり10万円の現金給付」というような提案がありましたが、麻生太郎財務相らの反対意見もあり、現金給付は見送りの方向になったと報じられています。

現時点で有力視されているのは所得制限を設けた上での現金給付や商品券の配布(和牛限定案も)、給食費の免除などを組み合わせる案です。
(中略)
現金だと貯金に使われる恐れがあるとして、財務省は現金給付よりも商品券を推奨するとしています。

ただ、現金給付案も完全に消えたわけではなく、金額を1万円程度に抑える案や所得制限で配布人数を限定する案が検討されているところです。
(以下略)
————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

日本が取っているような中途半端な「社会的距離確保の措置」である「緩和戦略」は、曲線を平坦化することにより、ICUの崩壊が数ヶ月続き、付随的な損害まで増加して、致死率を少なくとも10倍にする

竹下雅敏氏からの情報です。
 政府の新型コロナウイルス対策専門家会議の「新型コロナウイルス対策の目的(基本的な考え方)」の図の説明にあるように、学校の一斉休校などの措置により「患者の増加スピードを抑えること」と「流行の規模を下げ、患者数のピークを下げること」で、その間に重症患者への医療提供体制等を整えるわけです。
 しかし、昨日の記事で、この「医療対応の限界」を示す破線が、“本当は底辺近くにへばり付いて”いることを指摘しました。新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の3月19日の「状況分析・提言」の図6をご覧になると、その事が良く分かると思います。
 医療崩壊を起こさないために、彼らは大多数の国民や事業者にたいして、“「3つの条件が同時に重なる場」を避けていただく努力”を呼びかけています。3月23日の記事で、3条件のひとつに「近距離での会話や発声がある」というのがあり、「近距離での会話や発声や咳やクシャミがある」ではないために、満員電車やパチンコが「クラスター(集団)発生のリスクが高い3条件」から除外されることを指摘しました。実際にこちらの記事をご覧になると、「例えば、満員電車では、①と②がありますが③はあまりなされません。しかし、場合によっては③が重なることがあります。(3月9日専門家会議見解)」と書かれています。
 「クラスター(集団)発生のリスクが高い」場所として、誰もが思うのが病院と満員電車です。これを排除して「3条件が同時に重なる場を避ける努力」を国民に呼びかけている時点で、本気で新型コロナウイルスを制圧しようとしているようには見えません。感染経路の追えない感染者の何割かは、「満員電車」で感染したのではないでしょうか。
 “続きはこちらから”をご覧ください。日本が取っているような中途半端な「社会的距離確保の措置」を、引用元では「緩和戦略」と呼んでいます。記事をご覧になると、この戦略は「曲線を平坦化することにより、ICUの崩壊が数ヶ月続き、付随的な損害まで増加」するので、“致死率を少なくとも10倍”にする悪手であるとしています。新型コロナウイルスに対して「何もしない」方がはるかにマシなのです。詳しくは引用元をご覧ください。
 “この戦略の重要な前提の1つは「集団免疫」を獲得する事”なのですが、ウイルスが次々に変異するために、その前提は崩れているのです。このように、日本のやり方は最悪と言えるものなのです。
 立川談四楼氏は、日本が封じ込めに成功しているのなら「その方法を詳しく教えてくれと世界各国から請われるはずだが、問い合わせはなぜか韓国に集中している」とし、日本が「世界から見放されているのではないかと考えるのが普通」だと言っていますが、そう考えるのが自然ではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
令和2年3月25日時点版
転載元)
(前略)
政府は、これまで新型コロナウイルス感染症に関し、国内侵入を防止する、あるいは遅らせることを主眼とした水際対策を始め、様々な対策を講じてきました(図中➀)。

ここへ来て、国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、一部地域には小規模患者クラスターが把握されていることから、集団発生を防ぎ、感染の拡大を抑制すべき時期に入っていると認識しています(図中➁)。

今がまさに、感染の流行を早期に終息させるために極めて重要な時期であり、確実かつ効果的な対策を講じることにより、クラスターが次のクラスターを生み出すことを防止していかなくてはなりません。
社会・経済へのインパクトを最小限にとどめるためには、「患者の増加スピードを抑えること」と「流行の規模を下げ、患者数のピークを下げること」が必須となります(図中➂)

あわせて、その間に、国内で患者数が大幅に増加したときに備え、重症となった方にも対応できるよう医療提供体制等の必要な体制を整える必要があります(図中➃)
(中略)
(以下略)
————————————————————————
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020 年 3 月 19 日)
転載元)
(前略)
注:報告日付(横軸)別の国別感染者数の推移。イタリア、スペイン、ドイツ、 フランスなどで同様の増殖率で指数関数的増殖が見られる(オーバーシュート)。

(中略)
北海道大学西浦教授の推計によれば、図 6 のとおり、基本再生産数(R0:すべての者が感受性を有する集団において1人の感染者が生み出した二次感染者数の平均値)が欧州(ドイツ並み)のR0=2.5 程度であるとすると、症状の出ない人や軽症の人を含めて、流行 50 日目には 1 日の新規感染者数が 5,414 人にのぼり、最終的に人口の 79.9%が感染すると考えられます。また、呼吸管理・全身管理を要する重篤患者数が流行 62 日目には 1,096 人に上り、この結果、地域における現有の人工呼吸器の数を超えてしまうことが想定されるため、広域な連携や受入体制の充実を図るべきです。
(中略)
注:いずれも10万人あたりの新規感染者数等。右図の赤実線は日本国内の10万人あたりの使用可能な人工呼吸器台数を示す。

(中略)
こうした状況を可能な限り回避するための取組がより重要になります。それには、多くの人々の十分な行動変容を通じた協力が不可欠であり、地域クラスター対策の抜本的拡充だけでは全く不十分です。すなわち、もし大多数の国民や事業者の皆様が、人と人との接触をできる限り絶つ努力、3つの条件が同時に重なる場」を避けていただく努力を続けていただけない場合には、既に複数の国で報告されているように、感染に気づかない人たちによるクラスター(患者集団)が断続的に発生し、その大規模化や連鎖が生じえます。そして、ある日、オーバーシュート(爆発的患者急増)が起こりかねないと考えます。そして、そうした事態が生じた場合には、その時点で取り得る政策的な選択肢は、我が国でも、幾つかの国で実施されているロックダウンに類する措置を講じる以外にほとんどない、ということも、国民の皆様にあらかじめ、ご理解いただいておく必要があります。
(以下略)

» 続きはこちらから

ぴょんぴょんの「森の中で深呼吸」

 ずっと緊張を保ち続けることは疲れるし、むずかしい。
 どこかで、もうそろそろいいんじゃないか、という誘惑にかられます。
 日本の新型コロナ感染者数もじわじわと増え続けているのに、イタリアよりましだから、日本は大丈夫じゃないか、学校閉鎖もイベント開催の制限もゆるくなったし、大丈夫じゃないか。
 そういう気の弛みが、今、一番アブナイのではないでしょうか。
 現場の医師からの生々しい現状を知ると、一人ひとりが重症化しないために、気を引き締め直さないといけないと感じました。
(ぴょんぴょん)
————————————————————————
ぴょんぴょんの「森の中で深呼吸」


新型コロナは落ち着いたの?


ああ〜〜〜 
光あふれる季節だって言うのに、何が悲しうて、家の中に引っ込んでなきゃならねえんだよ?
そろそろ、新型コロナも落ち着いた頃じゃねえの?


いやいや、本番はまだまだこれからだよ!

中国やイタリアに比べたら、日本の感染者数は余り増えてないし。
退院してるヤツも、けっこういるし。

その数字、信じてるの?

経済も落ち込んでるし、そろそろ外に出かけた方が、世の中のためじゃね?

感染が広がっちゃったら、経済どこじゃなくなるよ。

日本人の清潔意識は高いし、新型コロナ、そんなにオソロしくねえんじゃね?

今が踏ん張りどころだと思うよ。

だってもう、かれこれ2ヶ月になるんだぜ。
長過ぎるよ、飽きたよ。


感染症・指定医療機関勤務の医師からの生々しい訴え


くろちゃんは家にこもって、情報を集めながら、ビタミンCやコロイダルシルバーやレメディをそばにおいて、安全に暮らしてるんでしょ。
でも、新型コロナの感染者と向き合っている、医療関係者は大変なんだからね。
時事ブログで紹介されたツイート、見てよ。


武漢からのチャーター便を受け入れた、4病院のうちのひとつで働く、感染症・指定医療機関勤務の医師からの生々しい訴えだよ。

チャーター便と言えば、第一便は1月29日だったか。

この先生は その頃から「もう他人事やなかった 」と言ってる。
そして、ダイヤモンドプリンセス → 市中感染と、今でも戦闘継続中。
「流石に40年生きてきて 今が疲労度MAXや。」(必死チェッカーもどき

Wikipedia[Public Domain]

» 続きはこちらから

[新型コロナウイルス対策] 声をあげた「せやろがい留学生さん」〜 留学生への奨学金を停止してしまう日本政府の残酷な対応、学問軽視・人権無視の安倍政権

ライターからの情報です。
 かんなまま様から日本人留学生さんの、驚愕の苦境が知らされました。
日本政府の新型コロナウイルス対策があまりにもひどいのは周知の通りですが、学生や学者に対する日本の冷淡さは最低最悪かもしれません。
 3/16日に外務省が渡航危険レベルを引き上げ、それに伴い「留学生が受給する予定だった奨学金が止められ、しかも、その状態で早期帰国を命じられている」と言うのです。
 なぜ、日本政府はいきなり奨学金を停止するのか??
多くの留学生が困惑する中、勇気を奮って、ふんどし姿で声をあげた方がいました。新型コロナウイルスの感染について世界の留学生の状況は一様ではなく、イタリアなど確かに感染が心配な国もあれば、ポーランドのように日本の感染者よりもはるかに少ない国の日本人留学生もいます。それなのに今、無理に帰国しようとして空港やフライトなどで感染リスクを負うことが妥当なことなのか、さらに帰国後2週間の自主隔離期間は公共交通機関は使えず、ホテル滞在などの生活費は全て自己負担とされ、事実上「自己責任」で放り出されています。
 そもそも自己負担での留学が困難な学生さんが奨学金を受給していることを考慮すると、危険だから帰国しろ、奨学金は止める、帰国後は自分でなんとかしろ、とは、あまりにも残酷です。
学問を軽視し、人様の生活を蹂躙するにもほどがある安倍政権。
 せやろがい留学生さんは、なにも外国のように留学生のためにチャーター便を出せとは要求されていません。もともと受給するはずだった奨学金を停止せずに支給してほしい、そしてその使い道を帰国や滞在費に当てるなど裁量を持たせてほしいと訴えているだけです。
こんな当たり前の融通がきかないほど日本の行政は硬直化してしているのでしょうか。ぜひ、留学生の方々が安心して学び続けられるよう当然の対処をしてほしい。署名も集めておられます。
 明日の日本を造る宝だぞ!
(まのじ)
————————————————————————
留学生むけ奨学金一律停止について
配信元)
————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

新型コロナウイルスは3条件が重なる場所においては空気感染するリスクが生じうる ~その3条件の中に、なぜか「咳とクシャミ」が入っていない理由

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭のツイート動画をご覧ください。新型コロナウイルスは「空気感染」するのです。“これは「エアロゾル感染」で空気感染ではない”と、言い張る頭の悪い人が居るのですが、ならば「空気感染」の定義はなんでしょう。
 記事をご覧になると分かるように、粒子径5μm未満のエアロゾルによる感染が「空気感染」なのです。感染症対策専門家会議によって、新型コロナウイルス感染症が起こりやすいと指摘されている「3条件が重なる場所においては空気感染するリスクが生じうる」のです。
 “続きはこちらから”は、注目の薬「アビガン」開発者である白木公康教授の論文の一部で、読者の方からの情報提供です。記事の中にある図をご覧になると、そのことが良く分かると思います。新型コロナウイルスは「呼気の87%を占める1μm以下のエアロゾルも感染性を有する」と書かれています。満員電車で、新型コロナウイルスに感染しているオッサンの吐く息が顔にかかる状況は、かなりヤバイと言えるでしょう。
 ところで、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が、クラスター(集団)発生のリスクが高いとした3条件のひとつに「近距離での会話や発声がある」というのがありますが、なぜここに咳とクシャミが入っていないのかわかりますか?
 「会話や発声」よりも「咳やクシャミ」の方が、普通は危険を感じますよね。ですが、“クラスター(集団)発生のリスクが高い3条件”に「咳やクシャミ」を入れてしまうと、満員電車やパチンコが入ってしまうのですよ。「会話や発声」のみを条件にしておけば、満員電車やパチンコでは「会話や発声」がありませんから、自粛の対象に入らないのです。「発声」というのは、恐らくライブハウスなどでのキャーという声のことかと思います。
 なのにPCR検査を増やすと病院に人々が集まり、“クラスター(集団)発生のリスク”が高まるというのです。病院で「会話や発声」があるとは思えません。「病院」と「満員電車」はどちらも危険だと考えるのが普通だと思います。感染症対策専門家会議が、鉄道やパチンコの経営者とお友達のあべぴょんに忖度した結果の「3条件」だとしか思えません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)
 

————————————————————————
結局のところ、新型コロナウイルス感染症は空気感染するのか?
引用元)
(前略)
研究者たちは人為的にエアロゾルを発生させる装置を使い、新型コロナウイルスを含む粒子径5μm未満のエアロゾルを密閉された金属製の円筒の中に閉じ込め、円筒のなかのウイルス量(力価)を3時間のあいだに5回測定しています。その結果、細胞に感染することが可能な、生きた(活性のある)ウイルスは約1時間後には半分に減りましたが、3時間後にも10%強残っていたと報告しています。
(中略)
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の見解」2020年3月9日より

上の3条件がそろう空間では、空気中に新型コロナウイルスが比較的長時間残りやすく、感染する恐れがあることがこの実験で裏付けられたということです。
(中略)
新型コロナウイルスは空気感染するのか?

この実験結果やこれまでに行われた疫学調査に基づけば(中略)… 日常生活では上記の3条件が重なる場所においては空気感染するリスクが生じうるので避けたほうがよい。
(以下略)

» 続きはこちらから