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[Russia Insider]母強し!!「子供達はどこにも行かせるつもりないし、旦那達もどこにも行かせるもんか!」ウクライナ人女性、内戦と徴兵を見事に論破

翻訳チームからの情報です。
 前回に引き続きウクライナの徴兵の実態の第2弾です。
 新兵募集担当者に対して「子供達はどこにも行かせるつもりないし、旦那達もどこにも行かせるもんか!」と必死に訴え、内戦と徴兵を見事に論破する2人の女性の言葉に是非耳を傾けていただきたいです。大手メディアで報じられている事が嘘だと分かると思います。時事ブログの読者の方は、その通りだと共感できると思います。こちらのサイトで見つけた動画なのですが、そこには“彼女の行為は今のウクライナでは違法である:つまり、彼女がその場で逮捕されなかった唯一の理由は村民全員が彼女の逮捕なんて許容することはあり得なかったからだ”とあります。考えたくありませんが、万が一、日本で徴兵が始まった場合は、こうありたいものです。
(編集長)
 ウクライナ南東部(ザポリージャ近くの町でドネツクのお隣)にキエフ政権の新兵募集担当者(軍人)が来て、志願兵を募ることになりました。町長さんでしょうか、地域の行政官でしょうか、大の男が担当者の横で小さくなって下を向いています。とは対照的に、母は強し!女性陣がんばるがんばる(笑)集められた人々も、勇気が出たのか元気よく野次ってます。
 また南西部オデッサ近くの町では、大勢の市民が募集担当の兵隊達からライフルを取り上げ、召集令状を燃やして対抗したそうです。
 どちらも今年2月の話です。随分前から反対の声はあちこちで上がっているのですが、まだ戦闘は続いています。やはり戦争というものは、一度始めてしまうと止めるのも大変なのでしょうか。日本もその最初の一発を喰い止めなければ、「誰も戦争なんか望んでいない」と言いつつ、ずるずると泥沼化しそうです。
Yutika(翻訳者)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ザポロージャ地方のウクライナ人女性、内戦と徴兵を見事に論破
転載元より翻訳)

新兵募集担当者現在、ウクライナ軍の兵士は東部ウクライナにおいて、我らがウクライナの大地と国家を保全するため、その任務を遂行しているところであります。

ヴェリーカヤ・ズナーメンカの街の人々:(皮肉をこめて)ああ、そーだろーともよ!

新兵募集担当者:我々はウクライナが東から西まで完全に1つになることを望んでいるのです、ウクライナ人の国は1つです。しかしながら3月、クリミア自治共和国が違法に、我々から力づくで奪われたのです!そしてなぜだか今は、ロシア連邦の一部となっているのです!

聴衆:なんでその時にお前さん達は何もしなかったのさ?
別の聴衆:いい加減なこと抜かしてんじゃねぇ!

女性クリミアが力づくで奪われただって?あそこはね、銃なんか一度も発砲されることなく離脱したんだよ!元々ロシアの国土だったものが、戻されただけなんだよ!ドネツクやルガンスクだって単にあんた達に従いたくなかっただけだろ、違法に権力を掌握した軍事政権なんぞにはね!

(聴衆から拍手)

今じゃあたしら全員“分離派”や“犯罪者”扱いされた挙句に、ドネツクまで戦いに行けだって?!あんた達こそが違法な暫定政権なんだよ!あんた達こそが分離派なんだ!

あたしらはロシア語を話すし、ドネツクだってロシア語だろ!なんの権利があってあたしらの言葉を奪うのさ!あたしらはあんた達にロシア語話せって強要したことなんてないだろ!

新兵募集担当者「あんた達」とは誰のことだ?

女性:あんたらだよ!ポロシェンコとか全員だろ!あんた達がおっぱじめたんじゃないか、ロシア語を禁止するだの、モスコビアとやらを殺すだの、分離派とやらを殺すだの言い出してね!
【※「モスコビア」とは、おそらく親ロシア派やロシア人のこと。キエフ政権支持派に言わせると、「ロシア」という名称はそもそもウクライナ(偉大なるキエフ大公国、ルーシ)を指すものなので、現「ロシア連邦」は元の僻地の名前、しがない「モスコビア」と呼んでやろうと主張しているようです。「中華人民共和国」ではなく、あえて「シナ」と呼ぶのと似たようなものかと。】

ロシアの人を支持しようものなら悪人扱いされて、裏切者扱いじゃないか!あんたらには、人々の、あたしらの人権を踏みにじる権利があるってのかい!?あたしらを分離派だと呼んでおきながら、なのにドネツクやルガンスクの人々を殺しに行けだって?!なぜなら彼らが自分達の土地の上で暮らしたいと望んでいるからです、だって?そうしたがってるなら、させてやったらいいだろ!こっちの男衆が出向いて殺す必要がどこにあるってのさ?!

新兵募集担当者:(聞き取り不能)

女性:それがあんたらの決まり文句なんだよ!殺しに行かねばならないのですってね!あんた達のウクライナ暫定政権とやら…ポロシェンコだの、ヤツェニュクだの、散々ごたくを並べてくれちゃって、うんざりだっての!もう聞く気ゼロだね!子供達はどこにも行かせるつもりないし、旦那達もどこにも行かせるもんか!

(聴衆から拍手)


全員、兵役期間にはちゃんと応じたんだ!何の借りも残ってない筈だよ!もうあんた達なんか信用するもんか、嘘ばっかりじゃないか!

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[RT]「なぜ戦わなくちゃいけないんだ?」10万人規模の徴兵を逃れようとするウクライナの人々 〜ウクライナで起こっているファシズム〜

翻訳チームからの情報です。
 3回に分けて、ウクライナの徴兵関係を実態のお届けします。竹下氏のコメントに“ウクライナで起こっていることは、ファシズムです。彼らの背後に居るのが、イスラエル・ネオコンで、安倍政権の背後に居る連中と同一です”とがありましたが、一歩先を行くウクライナでの現実は、日本の将来を暗示していると言えると思います。
 火種のうちに対処しておくことで、望まない未来を回避できるのではないでしょうか。
(編集長)
 ウクライナでの徴兵の実態です。自衛隊が米軍の手足としてこき使われることが正式に合法化されれば、日本でも必要数をかき集めるために最後はこうなるのではないでしょうか。ウクライナも戦争前は、我々と変わらない生活をしていた筈です。「自分はこの国を守るために敵を皆殺しにしてやる!」とギラついた目で馳せ参じるのが大半だと思いますか?
 ご想像ください。あなたが旦那さんや息子さんとバスに乗っていたら、軍人が乗り込んできて、女性だけを降ろして男性陣だけを連れ去って行く瞬間を。彼らが普段着で「ちょっと買い物に行ってくる」と近くの店に出掛けたまま、軍に連行されて二度と帰って来れなくなる日を。安倍政権の暴走の果てに待ち受けている“日常”です。
Yutika(翻訳者)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「なぜ戦わなくちゃいけないんだ?」10万人規模の徴兵を逃れようとするウクライナの人々
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

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ウクライナの徴兵:自分たちのことを気にかけもしない奴らのために戦うなんて御免だ
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[シャンティ・フーラ翻訳チーム]CMサブリミナル効果で戒厳令の準備が着々と進められている?

竹下氏&翻訳チームからの情報です。
 アメリカの公共コマーシャルがおかしなことになってます。完全にサブリミナル効果を狙ってます。これもジェイド・ヘルムや戒厳令に備えた心理戦なのでしょうか。
 どことなく3.11(東日本大震災)後に垂れ流しだったACジャパンの不気味な「ぽぽぽぽ~ん」CM群に似ているよなー、どこの国も国民をナメとる!と思ってチェックしたら、日本のACジャパンってアメリカのアド・カウンシルをモデルとして作られた団体でした…orz カレイドスコープ氏が解説してくださってます。しかもアド・カウンシルの当初の設立目的は人々の戦意を盛り上げるため…近代の戦争にとってCMは強力かつ便利な武器なようです。
Yutika(翻訳者)
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CMサブリミナル効果で戒厳令の準備が着々と進められている?
複数の転載元の翻訳&まとめ)
shanti-phula.net 15/5/21

翻訳者による解説 

先月末見かけた報道で、近々アメリカが敷く可能性のある戒厳令を予告したコマーシャルの存在を知りました。一見CMの内容とは関係の無いニュースが背後で流れています。潜在意識下に働きかけるサブリミナル効果を狙ったもので、大音量にでもしない限りははっきり聞き取れません。ぼ~っとテレビを見ている間に潜在意識へ刷り込まれてしまっては、市民も防ぎようがありません。

公共CMなのであちこち流されていて、アメリカ国内では「あーアレね」的扱いなのか、当初見た動画では部分的にしか取り上げられていないので、国外の人間でも全体像がつかめる解説動画を探してみました

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とうとう日本のゆるキャラが欧米デビュー!アメリカの人気風刺番組「ジョン・オリバーのラストウィーク・トゥナイト」でイジられる!アメリカ政府機関を皮肉ったゆるキャラも登場!

翻訳チームからの情報です。
 竹下氏からの情報提供です。
 この動画に字幕を付けてYouTubeにアップしたところ、「全世界でブロックされました」というメッセージが出て、ブログへの貼付けが無効にされてしまいました。ラストウィーク・トゥナイトの公式YouTubeの動画一覧にもオリジナルが見当たらないのでユーモアが通じない当局によって検閲削除されたのかもしれません。
 多分、後半に出てくるアメリカ政府機関を象徴したイグアナ(レプ)やらフクロウやらヤギやら極めつけのピラミッドのゆるキャラがあまりにも核心に触れているので、面白がってどこまでも拡散されることを恐れたのではないでしょうか。
 こうしたユーモアがもっとも効果的なのかも知れませんね。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ジョン・オリバーのラストウィーク・トゥナイト:日本のゆるキャラ
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

文字起こし3/3:円の支配者(日本語字幕・シャンティ・フーラオリジナル翻訳)ドキュメンタリー映画 <中央銀行の真実 - Princes of the Yen >

翻訳チームからの情報です。
 今回は68:51〜91:12(最後)までです。
 多くの実例で、この世界が本当に中央銀行によって支配されていることに気づかせてくれる最高の映画だと思います。私も今回の「円の支配者」の掲載を機に、多くの事を学ばせていただきました。
 庶民に最も縁遠いところにある中央銀行ですが、その影響力は、全国津々浦々まで押し寄せ、悪用されると私たちの生活は破壊され、果ては戦争にまで誘導されることでしょう。もし中央銀行が庶民の平和を願う人々によって運営されていたなら、今頃は適切に働くだけで多くの人がまともに暮らせる社会が実現されていたのではないかと思います。
 現在、経済崩壊の瀬戸際でそれに変わる新しい金融システムも着々と準備が整ってきているようですが、多くの人が「円の支配者」の内容を教訓として理解しておくことは、中央銀行のもつ絶大なパワーが悪用されることの抑止力になるのではないでしょうか。そして、日銀プリンスの売国行為を問いただす事はできないものでしょうか。そのためにもメディア関係者や経済の専門家の方々にも是非とも見ていただきたい映画です。多くの方の気づきとなりますように。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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円の支配者 - 中央銀行の真実 (ドキュメンタリー)
転載元)
日本語字幕の設定方法はこちら

68:51 

東南アジア危機


日本は、1990年代に世界大恐慌以来の最も深刻な不況を経験したアジアで唯一の高パフォーマンス経済国ではなかった。1997年、東南アジアで急激な成長を遂げた「タイガー」諸国の通貨は、米国ドルとの固定為替相場を維持することができなかった。これらの通貨は1年以内に60~80パーセント暴落した。この値崩れの原因は1993年にさかのぼる。

この年、アジアのタイガー経済国である韓国、タイ、インドネシアは、資本勘定と国際金融機関の設立に関する規制について強引な緩和政策を実施した。これによって企業部門と銀行部門は、海外から自由に融資を受けることができるようになった。これが可能になったのは戦後期になって初めてのことだった。

実際には、アジアのタイガー経済国が海外から資金を借りる必要はまったくなかった。国内投資に必要なすべての資金は自国で創造することができた。実際には、資本移動の自由化は海外からの圧力によるものだった。1990年代の初期から、IMF、世界貿易機関、米国財務省がこれらの国々に働きかけて国内企業が海外から借金することを認めさせたのだ。

この3者は、新古典主義経済学が自由市場と自由な資本移動によって経済成長が達せられることを証明したと主張した。ひとたび資本勘定が規制緩和された時点で、中央銀行は国内企業が外国から融資を受けるよう、逆らいがたいインセンティブを創出する仕事に取り掛かった。自国通貨で借り入れると米国ドルよりも高くつくようにしたのだ。

    (ニュース映像)
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    世界銀行・河合正弘氏国内の実勢金利は米国ドルの金利よりも高く、為替レートは事実上固定されていました。

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    ヴェルナー:「為替レートを維持すると言ったのは政府と中央銀行でした。

    河合:「その通りです。タイ中央銀行との東アジア諸国の中央銀行は為替レートの調整に抵抗しました。為替レートを守るという信号を発信しようとしました。」

中央銀行は、公式声明で米国ドルとの固定為替相場を維持することを強調した。借手が、当初借りたよりも多く自国通貨で返さなければならなくなる心配を無用にするためだ。

    (ニュース映像)

    ヴェルナー:タイにいた時、私はまっすぐタイ銀行に行って尋ねました。『非公式に信用を指導する仕組みが何かありますか?』 私がこれを尋ねると驚いていましたが、自分が日本にいた時の研究から、ことによると、何か似たものがあるだろうと思いました。私の質問に答えたのは若い職員で、どんな政略が関係しているか承知していなかったかも知れませんが、彼は言いました。『ええ、ええ、その信用の仕組みは私たちの銀行にあります。』

銀行は貸出を増やすよう命じられていたが、生産部門の借入需要が少なくなっているという事態に直面していた。この部門の企業が、海外からの借入のインセンティブを与えられていたためだ。このため銀行は、最後の手段としてリスクの高い借手への貸出を増やさなければならなかった。

中央銀行が自国通貨を米国ドルに固定することに同意したため、輸入が縮小し始め、経済競争力が低下した。ところが国際収支統計で輸出として勘定される国外債によってこれらの国々の経常収支は維持されていた。

投機家がタイバーツ、韓国ウォン、インドネシア・ルピーを売り始めると、各国の中央銀行は固定相場を維持しようとして外貨準備を事実上すべて使い果たすに至ったが、これは無益な試みとなった。このため海外の資金提供者に為替相場が割高となっているタイミングで資金を回収する機会をたっぷりと与えることになった。

これらの国々の中央銀行は、外貨準備を使い果たした場合、債務不履行を避けるためIMFの援助を求めなければならなくなることを心得ていた。IMFが一たびが関与すると、ワシントンを本拠とするこの機関が何を要求するか、中央銀行は知っていた。

過去30年の間、このような場合同じことが要求されてきた。それは中央銀行の独立だった。7月16日、タイの財務大臣が日本に緊急援助を求めるため空路で東京にやって来た。

この時、日本には2130億ドルの外貨準備高があった。これはIMFの資金の総額を上回る。日本側は援助を厭(いと)わなかった。だがワシントンは日本が主導権を発揮しようとするのを阻止した。アジアの通貨危機の発生に対するどのような解決策も、IMFを介してワシントンから提示されなければならなかった。

    (ニュース映像)
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    「2か月にわたる投機攻撃の後、タイ政府はバーツを変動相場制に切り替えました。」

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