アーカイブ: 政治経済

[YouTube]“影のCIA”ストラトフォーの創設者:アメリカの関心は、世界の全ての海を支配し、他の民族を侵略し、ドイツとロシアの同盟を阻むこと

 “影のCIA”とも呼ばれている民間諜報機関ストラトフォーの創設者ジョージ・フリードマン氏の前半の発言があまりに狂っているのですが、“当局が公式に言わないことを、当局に代わって発言”しているという考えもあるようです。それなら納得できます。
 フリードマン氏は“ドイツとロシアの同盟を阻むこと”を最重要視していますが、現在のEUの流れはラブロフ外相やプーチン大統領が説得する方に向かっていると思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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[sputnik]米国の圧力に反しロシアの信頼を取り戻そうと試みる欧州 / チェコ大統領:EUは将来ロシアへ加わる

竹下雅敏氏からの情報です。
 雪崩を打ったAIIBへの各国の参加で、アメリカが見捨てられたことがはっきりとしました。そのことがよくわかる記事です。
 おそらく下の記事のチェコのゼマン大統領の確信は正しいでしょう。フルフォード氏の発言の通り、EUはロシアが守る形になるのだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米国の圧力に反しロシアの信頼を取り戻そうと試みる欧州
転載元)
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ドイツ政府は、ロシアとEUの今後の協力を築いてゆく役割を果たす用意がある。欧州のエリート達は、米政府により押し付けられたロシア孤政策の展望のなさを自覚しつつある。」これは、ギリシャの欧州外交政策基金のエキスパートで、ニースにある欧州研究所の講師を務めるゲオルグ・ツォゴプロス氏が述べたものだ。

以下、彼の意見を皆さんにご紹介したい。

EUの対ロシア政策は、ワシントンが相変わらずウクライナ紛争にロシアが介入していると非難を続けるのをよしとしているに対して、以前に比べソフトになっており、経済協力の方向に動いている。

EUの立場とその経済発展の牽引車であるドイツの立場は、極めて明確である。つまりEUは、ウクライナ経済の再生を優先的対外政策の一つとみなしている。その実現化を来年1月に予定している自由経済ゾーンに関する合意は、EUの立場をよく物語っている。

その際、EUは、制裁という条件の中でも、ロシアとの経済的協同行動の形態を模索し続けている。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が示した「リスボンからウラジオストークまでの自由貿易ゾーン」という考え方は、よく知られており、ドイツの現指導部、特にメルケル首相やガブリエル経済相は、その中に未来を見ている。メルケル首相は、シュトラルズントでの経済フォーラムで発言し、ロシアを欧州との貿易の軌道に戻すというテーマを示した。又メルケル首相は、ウクライナやモルドワと自由貿易ゾーンを創設するというEUのプランをコメントし、そうしたプロジェクトはロシア政府に敵対するものではなく「ロシアのための場所もある、より大規模なモデルだ」と外交的配慮を含め指摘した。

EUは、ロシア政府の信頼を取り戻し、ロシアを義務と利益のある有望な政治ゲームへ引き入れようと、一歩一歩試みている。

ドイツ政府は、そうした協力の構築者として行動する可能性がある。ドイツ財界のリーダー達は、米国の側からの圧力に反し、ドイツの政治エリート達をプッシュしている。なぜならロシア隔離策は、妥当なものではなく自分達の利益に反するからだ。又ドイツは、欧州で強く批判されている緊縮財政政策の提案者であり、ぐらついた国の評判を回復させるためには、大きな外交的成功が必要となるだろう。

もしウクライナ危機が、ミンスク合意の助けを借りて成功裏に解決されれば、EUは、ロシア政府に対し、積極的な協力を提案する用意ができるに違いない。欧州の戦略の向こう側には、ドイツの確固たる利益があり、その戦略は、将来性があり生命力を持つものだと思われる。」

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[IWJ]世銀・IMFがもたらす「構造調整」という名の「破壊的経済モデル」~新自由主義的圧力で進んでゆく間接的植民地化

竹下雅敏氏からの情報です。
 途上国の国債は金利が高いので、多国籍銀行はこうした国の国債を買います。当然、国の経済が行き詰って、デフォルトのリスクを伴います。こうした危機に陥った国が出て来ると、IMFの出番です。記事にあるように、経済政策に注文をつけ、“それを実行するなら融資する”わけです。
 本来であればデフォルトすべきなのですが、国の上層部は賄賂と脅しによってIMFの言いなりになります。IMFが融資をすると、そのお金は全て多国籍銀行への借金の返済に使われます。要するに、多国籍銀行はリスクなしで、常に儲かるゲームをやっているわけです。
 元々、IMFのお金は各国からの拠出金であって、いわば私たちの税金から成り立っています。要するに、世界中の国民から金を吸い上げて、自分たちの融資の失敗に対する保険機構を作り上げているわけです。それがIMFなのです。
 IMFが貸し付けたお金が確実に返済されるように、構造調整という名目の、その国の国民の財産を搾り取る政策が押し付けられるわけです。要するに、IMFの経済政策は、その国の経済の破壊と略奪なのです。記事の中では“かつての植民地支配の奴隷制のようです”とありますが、私がこれまでずっと、グローバリズムとは経済植民地政策のことだと言って来た意味が、今は肌身でわかるのではないでしょうか。
(竹下雅敏)

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世銀・IMFがもたらす「構造調整」という名の「破壊的経済モデル」~新自由主義的圧力で進んでゆく間接的植民地化――郭洋春・立教大学経済学部教授に岩上安身が聞く
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[中国網]廉徳瑰:麻生発言に日本紙「恥ずかしい」

竹下雅敏氏からの情報です。
 麻生財務相が、中国の記者の質問に対して大変横柄な振る舞いをして、国際社会から笑い者になっている件。田中龍作ジャーナルも、このことを取り上げていました。
 要は、AIIBに乗り遅れたことに関して、相当に混乱しているということなのです。出来れば記者から、中国の記者にはなおさら、この点は聞かれたくないのだと思います。
 道理では、安倍外交の破綻の責任を取って、安倍に替えて、より中国に近い総理に首をすげ替えるべきだと思うのですが、おそらくそうはならないので、悩ましいわけです。
(竹下雅敏)

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廉徳瑰:麻生発言に日本紙「恥ずかしい」
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[日刊ゲンダイ]反対派の山田元農相が暴露した「TPPは日米合意済み」の“中身” 〜 JA全中の万歳会長は辞任前に正体を現した

竹下雅敏氏からの情報です。
 IWJの記事によると、JA全中の“万歳会長が辞任を発表する2日前、万歳会長は官邸に呼ばれ、安倍総理と握手をし、「官邸と共同歩調をとる」と語った”ということのようで、以前コメントしたように、万歳会長は官邸側の人間で、農民の敵だということがはっきりとしました。こういった手法で、国民は政府に騙されるのです。
万歳会長の辞任は、TPP反対の抗議行動の封じ込めです。安倍首相が米議会で演説するタイミングを狙っての、会長辞任だったことは明らかです。要するに万歳会長は、TPP交渉を成功させ、農協解体に協力して来た、いわば農家の裏切り者だということです。
 一票を自民党に入れた人たちは、こうしたことを、当初から見抜けなかったのでしょうか。疑念を持ちながらも、自民党を支持し、最後にはこのように裏切られるわけです。
安倍政権のグローバリズム推進政策の時点で、TPPに合意をして、国民を裏切ることはわかり切っていたはずです。
 同様のことが、戦争の準備をしている安倍政権を支持するネトウヨ連中にも言えます。対テロ戦争の後方支援であれば、自衛隊は、非正規で未来に希望を持てない若者の入隊を見込めるので、徴兵までは行かない可能性があります。しかし、中国との全面戦争を考えているのなら、間違いなく徴兵になります。ウクライナを見ていると、イスラエル・ネオコンは、彼らの思想的背景から後者である可能性が極めて高いのです。
 もう少し、未来のことを真剣に考えた方がいいのではないでしょうか。
(竹下雅敏)

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反対派の山田元農相が暴露した「TPPは日米合意済み」の“中身”
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