注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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シャムハーニー氏によると、抗議行動の背後には米国、英国、サウジアラビアがおり、これらの国が抗議行動の実施に影響を与えているSNSでの運動を率いている。
シャムハーニー氏は「我々の分析に基づくと、イランに対する新たなハッシュタグの約27%がサウジアラビア政府によって作られている」と述べ、この外国からの干渉はイランの進歩を妨げることを目的としているとの考えを表した。
イランでは、テヘラン、マシュハド、イスファハン、その他の大都市で12月28日から大規模な抗議デモが始まった。同国のロウハニ大統領はデモについて、国内問題及び外部からの扇動によって引き起こされているとの見方を示した。イランのマスコミによると、衝突で10人が死亡した。
ところで、アメリカ支配層は遅くとも1991年の段階でイランの体制転覆を狙う動きがあった。イラク、シリア、イランを殲滅するとポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)が口にしたのは1991年のことだ。この話は2007年にウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官が語っている。(3月、10月)
(以下略)
トランプ、国務省、ジョンマッケイン、ヒラリーが一斉に「イランのプロテスト」に連帯を表明。こんな早すぎる支持が、陰謀の存在を物語っている。アメリカの政治家はそろいもそろって、大バカ! https://t.co/jAp9D8FGYZ
— mko (@trappedsoldier) January 1, 2018
MoA:
— Moon of Alabama (@MoonofA) 2018年1月1日
Iran - Early U.S. Support For Rioters Hints At A Larger Planhttps://t.co/lLgIKFrklC
Pic: Pro-government demonstration, Tehran, Dec 30 pic.twitter.com/bZpuBxcfUE
北朝鮮とベネズエラとキューバと特にイランで、圧政に苦しむ人たちのために祈るニッキヘイリー。最も苦しんでいるイエメンの子どもたちは? https://t.co/5g9ysi0JUn
— mko (@trappedsoldier) January 1, 2018
RT:”Our hopes & prayers are with the millions of people suffering from repressive govts in NKorea,Venezuela,Cuba & esp in Iran, where the Iranian people are finding their voice.The Iranian govt is being tested by its own people.We pray freedom & human rights will carry the day.” pic.twitter.com/2KncUVfiiq
— Nikki Haley (@nikkihaley) 2017年12月31日
イランの「体制変革」を呼び掛けるアメリカ大統領! https://t.co/bKcIKjwDHc
— mko (@trappedsoldier) January 2, 2018
Iran is failing at every level despite the terrible deal made with them by the Obama Administration. The great Iranian people have been repressed for many years. They are hungry for food & for freedom. Along with human rights, the wealth of Iran is being looted. TIME FOR CHANGE!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年1月1日
「体制変革」オペレーション! 謎のスナイパーがデモ参加者を射殺し、政府の責任に押し付け、「自国民を殺害する独裁者」の打倒を米欧イスラエル・サウジが一斉に呼びかけ、NATOが空爆するという何度も使い古された作戦名 https://t.co/7dgwlxfr0t
— mko (@trappedsoldier) January 2, 2018
Operation Regime Change Commencing. pic.twitter.com/1sopUW3bCl
— Dreaming of Peace (@cjsienna55) 2018年1月2日
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これまでアメリカが行ってきたことの延長線上で考えれば、これらのことは自然なのですが、今起こっていることを考えると、奇妙なものを感じます。
マッケインやヒラリーを含むディープステートを徹底的に追い詰めているのがトランプ大統領であり、大統領を支えている軍部です。追い詰めている側が、ディープステートと一緒にイランを叩こうとするというのは、とても考えにくいのです。トランプ大統領のこれまでの言動を考えると、ほとんど狂人外交で、一見して何がやりたいのか、さっぱりとわかりません。ところが、一見、弾劾などでディープステート側から追い詰められている様に見えて、実のところ、追い詰めているのはトランプ大統領の方だというぐらい、巧妙に立ち回っています。
なので、この件も同様で、トランプ大統領は、イランの体制変革を全く考えていないと思います。というよりも、イランを崩壊させることが出来ると思う方が、どうかしています。
藤原直哉氏は、“年が明けてシオニストたちは一段と浮き足立っているというか空回りがひどい”と言っていますが、確かにその通りで、自滅の道を歩んでいるとしか言いようがありません。フルフォード氏は確か、ペルシャ帝国の復活というようなことを言っていたと思いますが、これをきっかけに、イランは強大な国へと変貌する可能性があります。それは、イスラエルの消滅につながります。