竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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トルコ、シリア北部空爆 テロ報復か、31人死亡
引用元)
トルコ国防省は20日、シリア北部とイラクで非合法組織クルド労働者党(PKK)と関連組織の拠点を空爆したと発表した。シリア人権監視団(英国)によると、空爆でクルド勢力を含む31人が死亡した。トルコに対するテロ攻撃を排除する目的としており、13日に最大都市イスタンブールで発生した爆弾テロ事件への報復とみられる。
6人が死亡したテロ事件は20日で発生から1週間。エルドアン政権はシリア北部のPKK系クルド人勢力の犯行と断定し、捜査している。国防省はツイッターに「最低なやつらに卑劣な攻撃の責任を負わせる」と投稿した。
6人が死亡したテロ事件は20日で発生から1週間。エルドアン政権はシリア北部のPKK系クルド人勢力の犯行と断定し、捜査している。国防省はツイッターに「最低なやつらに卑劣な攻撃の責任を負わせる」と投稿した。
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配信元)
トルコ・エルドアン大統領、シリア北部・イラク北部への攻撃は空爆に限定されず、地上戦も行う可能性があると発言https://t.co/MJ6SrGnD24
シリアは、[米国+イスラエル]対[シリア+ロシア+イラン+トルコ]へ?— J Sato (@j_sato) November 21, 2022
クルドテロ組織PKKはCIAの組織だ―トルコ内相スレイマン・ソイルhttps://t.co/RorW1eHb3fتركيا:-حزب-العمال-الكردستاني-تنظيم-للاستخبارات-الأميركية pic.twitter.com/czXmWM4Zdk— mko 🇷🇺 (@trappedsoldier) November 19, 2022
🇹🇷✈️💥 - トルコ国防省がツイートを公開
「計算タイム!
悪党の裏切り攻撃の責任が問われています! "
シリアとイラクのクルド YPG と PKK ポイントに対するトルコ空軍の攻撃は、その第 2 段階に入っています。攻撃の第 2 波が始まった https://t.co/yUqqB5zS6Y— mko 🇷🇺 (@trappedsoldier) November 20, 2022
イランの情報筋は、トルコが、米軍がテロリストを訓練しているシリア東北部ハサカの米軍基地を攻撃したと主張。
米国は沈黙 https://t.co/GXrE9lh1F0— mko 🇷🇺 (@trappedsoldier) November 22, 2022
「我々はトルコの国家安全保障に応じて行動し続ける。譲歩なし!」
エルドアンは、米国がシリアのクルド人武装集団に武器を供給し、ロシアはクルド人部隊からシリアを「浄化」する義務を果たしていないと訴えた
トルコは報復措置を取ると警告したが、米国は何も答えなかったhttps://t.co/KbhLx5gwyr— mko 🇷🇺 (@trappedsoldier) November 22, 2022
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スュレイマン・ソイル内務大臣は「この裏切り行為に対して、もはや容赦はしない」と言っていましたが、トルコ国防省は、“イスタンブールでの爆弾攻撃に対する報復として、トルコの戦闘機が日曜日(20日)にシリア北部とイラク北部のクルド人過激派基地に空爆を実施し、89の標的を破壊した”と発表しました。
これらの攻撃は、クルド労働者党(PKK)とシリアのクルド人武装組織YPGの基地を標的としたものですが、ソイル内相は「クルドテロ組織PKKはCIAの組織だ」と言っています。
クルド労働者党(PKK)といえば、シリア戦争で最も注目された「コバニ包囲戦」を思い出します。ウィキペディアには、“2014年、PKKはシリアとイラクのクルド人居住地域におけるISIL(イスラム国)との戦闘に600の部隊を動員して参加し、そのことによって世界各国にPKKのテロ組織としての地位を再考させることとなった。…現在ではPKKはアメリカやEUなどによってテロ組織認定をされている。一方、インド、中国、ロシア、スイス、エジプトなどの国々ではPKKはテロ組織として認定されていない”とあります。
2015年1月28日のニューズウィーク日本版には、“コバニをはじめISISの攻撃に晒されたクルド系の地域の人々は、近年では例を見ない「団結」を見せた。…ジョン・ケリー米国務長官が、コバニを救出しないことは「倫理上、非常に困難」だと宣言した”と書かれています。
どうやら現在のPKK指導者のムラト・カラユラン(Murat Karayılan)は、ジョン・ケリーのこの発言の直後に、CIAに絡めとられてしまったのではないかと思います。
“続きはこちらから”はイランの状況です。イランの各地で西側が支援するテロリストが破壊活動を行っています。「イラン軍はマハバード市の奥地で通りごとにクルド人グループと衝突している」とあります。
イラン西部のケルマーンシャー州では、暴徒がイラン諜報機関(IRGC)のリーダーであるナデル・ベイラミ大佐を殺害した衝撃的な事件が起こりました。
しかし、イランのテロ攻撃については「世界は沈黙している!」だけでなく、 “イランの警察や市民を殺害しながら、「無実の人が毎日殺されている」と被害者を装うCIAアセットのプロパガンダ”を行なっています。
気になるのは、“サウド政権とアラブ首長国連邦がイランを攻撃するという秘密の計画が、レバノンのアル・アフバルによって明らかにされた”という情報です。ウクライナがうまくいかないので、今度は中東で戦争をするために、バイデン政権がサウジアラビアとアラブ首長国連邦に強い圧力をかけているということでしょう。