注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
23/7/19
> 家で看病した結果、友哉くんの体調は回復しましたが…
どうして、この「家で回復したという現実」を認識しないのか。家で看病してりゃ治るんですよ、夏風邪なんて。
こんな程度の発熱で病院にかけつける人たちばかりだから、医療が崩壊する。
そもそも、病院に行っても、解熱鎮痛剤を渡されて、脳症の確率が高まるだけなんですが。
(参考記事)子どもがみんな解熱剤でやられてしまう In Deep 2022年8月27日
ヘルパンギーナの患者数・過去10年間の最多を3週連続で更新 “いつか小児医療は崩壊する”都内の小児病院は軒並み満床に近い状態に… TBS NEWS DIG 2023/07/19
子どもの夏風邪のひとつ、ヘルパンギーナが流行していて、今月9日までの1週間の1医療機関あたりの患者数は7.32人となりました。都内の小児病院は軒並み満床に近い状態だといいます。
「予約埋まっている」3歳息子が発熱も…
阿部友哉くん3歳。7月、鼻水とせきの症状があり、母親の香織さんが体温を測ると38.5℃まで上がっていました。
しかし、医師の診察を受けることはできなかったといいます。
友哉くんの母親 阿部香織さん
「ウェブ予約を(受付開始の)9時ちょうどに取ろうとしたんですけど、9時1分につながった頃には、もう予約がいっぱいってなってしまった。2か所目はそのあと電話をかけたんですけど、今日の診察はいっぱいですと、次の日もいっぱいですと」
すぐに3軒目のクリニックで予約を取ろうとしましたが、こちらも当日分の予約はすべて埋まっていたといいます。
家で看病した結果、友哉くんの体調は回復しましたが、小児科の予約が取りづらい状況は続いています。
友哉くんの母親 阿部香織さん
「39℃とか40℃近くなったらどうしようって心配にはなりました。病院増やして欲しいですけど、そんな簡単に増えないと思うので…」
今、小児医療の現場は危機的状況に陥っています。
(以下略)
豆腐湿布とは、昔から使われてきた民間療法です。
(中略)
風邪をひいた時や、さまざまなウイルスに感染してしまった時には、熱が出てしまうこともあります。熱が出るのは身体の中の免疫が働いているからですが、(中略)
豆腐湿布は身体の熱をとってくれる効果があるため、身体に当てることによって約2時間程度で熱を下げることができます。(中略)
豆腐湿布には、身体の中に溜まっている毒素を排出する効果もあります。(中略)
解熱剤や氷との違い
(中略)
氷等で身体を冷やしてしまうと、細胞が縮んで毒素を身体の中に閉じ込めてしまいます。そのため、その時は楽になりますが、治りが悪くなってしまうようです。(中略)
ではここからは、豆腐湿布の作り方について見ていきましょう。用意するのは木綿豆腐半丁とすりおろしショウガ、小麦粉です。まずは豆腐を水切りしてすり鉢ですりつぶします。その中にしょうがと小麦粉をいれて、粘り気を出します。その後、キッチンペーパーに1cmほどの厚さに伸ばし、ガーゼで包んでおきましょう。これで豆腐湿布は完成です。額に豆腐湿布を置いて、後頭部にはキャベツや白菜などを当てておくと、より高い効果が得られます。
(以下略)
私は小さな頃は免疫力が弱く、十代の終わりくらいまでは非常に感染症にかかりやすい人でした。
(中略)
それでも、子どもの頃も若い頃も、単なる発熱で病院に行くということはありませんでした。
(中略)
そんなわけで、若い時から「発熱を解熱剤で抑える」ということをしたことがなく、「熱を薬で下げるという考え方もあるのだな」と知ったのは、自分に子どもができて、その子どもが赤ちゃんの頃に発熱して病院に行った時でした。
(中略)
そして、その頃から知ったのは、多くの内科や小児科では、風邪やインフルエンザでの発熱に関しての、「共通ワード」があるということでした。
その共通語は、
「体温が 38.5℃以上になったら、この解熱剤を飲ませて下さい」
というものなのでした。
(中略)
そんな中、つい先日、中国の自然科学の最高研究機関である中国科学院の「上海生化学細胞生物学研究所」という機関が「発熱と感染症の治癒に関してのメカニズムを判明させた」のでした。
この研究からは、先ほど書きましたような、現在、多くの医療現場で言われている「 38.5℃以上になったら熱を下げる」というのは、「論外」であることがわかります。
なぜかといいますと、
「感染症を治癒するための体内のメカニズムは体温が 38.5 ℃以上でないと発動しない」
からです。
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話は変わりますが、先日、民間療法の豆腐湿布を体験してきました。水切りした木綿豆腐にすりおろした生姜と小麦粉を入れてすりつぶして、ガーゼに包んで額に貼り、動き回れるようにと手ぬぐいで頭にハチマキ状に巻いたのでした。(もちろん熱中症などのときは、寝た状態で額に貼り、さらに頭の下にはキャベツなどを敷くといいとのこと。葉っぱ療法でもありますね。)とても暑い日でしたが、頭がスコーンと澄み渡り、ブレインフォグ?がなくなったかのように明晰になりました。
豆腐湿布は、頭の中の熱を下げるとともに、毒素も取り除くとのことです。氷では表面だけを冷やすので、毒素は閉じ込めてしまうようです。
「患者に発熱するチャンスを与えよ。そうすればどんな病気でも治してみせる」(ヒポクラテス)という格言においても、やはり熱は下げるべきではないといえそうですが、こと熱中症に関しては、感染等の病気とは意味合いが違うので、豆腐湿布等で解熱するのは有効なのではないでしょうか。
今年の夏は、エルニーニョの影響で冷夏になるかもしれないともいわれていますが、今のところとても暑いですね。外出先にてあまりの暑さで熱中症かのようにクラクラしたら、応急処置として、近場の豆腐屋(スーパー?)で木綿豆腐を購入して、額に貼るといいかもしれません。生姜無しで、豆腐をそのまま貼っても、それなりの効果はあるそうです。100円くらいですかね。
民間療法の知恵は、すこし意外でもあるような、しかしとてもありがたい自然の恵みに溢れていますね!
※野口晴哉氏が勧める、高い熱への対処法
・三十九度を越すのを待って、タオルを熱湯で絞り、小さくたたんで後頭部に当て、四十分温める。
・熱が出切っていなければ、熱は一旦さらに上って下るし、出切っていれば、さっと下ってしまう。
・温めたあと、乾いたタオルでよく拭くことが大切。
・熱をガンガンに出した後、いったん下がって半日ほどたつと一度平熱以下に下がるから、平熱以下に下がった熱が平熱に戻る時期というのは安静にするべき。この時期に無理をすると、すっきりと整わずにだらだらと不調が続く。
・四十度を越すような非常に高い熟が出ている時はまず鼻を温めます。六分~八分。すると高すぎる熱はスパッと変わります。徐々に出てきた熱は後頭部を四十分温めると下がっていきます。