兄弟が争う話
おい、男の兄弟をもつ親は大変だな。
いきなり、なんの話?
つい先日、「弟に、ゲームするくらいなら出ていけといわれ腹を立てた」と、兄が弟を刺し殺す事件があった。(
YAHOO!ニュース)
きっと、ぐうたらしてるお兄さんを見かねて言ったんだね。
皮肉なことに、たいていの場合、弟の方が兄よりしっかりしてるからな。それに、兄は損だ。怒られるのはいつも兄の方で、弟たちは見逃される。
そりゃ弟は、兄が叱られるのを見て学んでるから、要領が良くなってるしね。
なんと、何千万年前のホツマツタヱの時代から、兄弟が争う話はいくつもある。代表的なのは、ウミサチヤマサチの物語。弟の山幸彦が、兄の海幸彦の大事な釣り針を失くしてしまい、兄が執拗に「あの釣り針」を返せと迫る。
でも、お兄さんのイジワルのおかげで、山幸彦はお嫁さんのトヨタマヒメと出会えたんだよね。で、なんで今日は兄弟の話なの?
実は、6月に家出して、行方不明だった「羊羹」が、ふらっと帰ってきたんだよ。
くろちゃんの恋人、「羊羹」が帰ってきた!?
ああ、数日前のことだ。ほんとにあの羊羹?って、目を疑ったぞ。
約4ヶ月、どこに行ってたんだろう? きっと、やつれてたよね。
それが、
最後に見たのとまったく変わりなく、やせてもないし、毛並みもいいし、目やにもついてない。
どっかで、ご飯もらってたんだよ。
だとしたら、ありがたいことだ。
あの頃のくろちゃんは、まるで恋人に捨てられたみたいに落ちこんでたもんね。
ああ、羊羹を探してあちこちさまよい、そっくりのネコを見つけては追いかけて。その羊羹が帰ってきた!
兄弟の豆大福(マメ)もきっと喜ぶだろう、と思って引き合わせると、互いに匂いをフンフンかいだかと思うと、羊羹が「シャー!」、マメは「ウウ〜!」
うわあ、再会を喜んでる雰囲気じゃないね。
むしろ、険悪ムード。そこで、やっと悟ったんだ。マメが羊羹を追い出したんだと。
羊羹は、兄弟であるマメに追い出された?
残念ながら、それが真相らしい。ああ~
なんでこの世は、良いことと悪いことが背中合わせになっているんだろう?
小さい頃はあんなに仲良しだったのにね。
兄弟でも、オス同士のなわばり争いはあるんだね。このままだと、家の中でバトるよ。やっぱ、原因は「玉」じゃない?
やっぱ、玉を取っとけば良かったんかなあ。
室内飼いのネコを去勢するのは、オス同士のなわばり争いやマーキングを防ぐためだからね。争って弱いほうが出ていく。それが、弱肉強食の自然だよ。「玉」を取らないなら、自然を受け入れるしかないね。
でも、原因は、玉だけじゃなさそうだ。玉を取っても、
なわばり争いをするケースもあるからな。おれはただ、ヤツらに自然のままに生きて欲しいだけだ。人間のわがままで、自然に介入したくない。
となると、これから先が大変だよ。
2023年9月20日のホワイトハウスの声明『ジョー・バイデン大統領とベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談を読む』には、“ジョセフ・R・バイデン大統領は本日、イスラエルのネタニヤフ首相とニューヨークで会談し、二国間、地域的、世界的な諸問題について協議した。…両首脳は、G20において、UAE、サウジアラビア、ヨルダン、イスラエルを通るインド中東欧州経済回廊(IMEC)を開発するという歴史的な発表がなされたことを歓迎し、このプロジェクトが、2つの大陸をまたがる投資と新しい形の協力により、中東地域全体にどのような利益をもたらすことができるかについて協議した”とあります。
昨日の記事で、この「新中東構想」は、“2020 年にトランプ大統領の下で調印されたアブラハム合意で具体化”したことに触れ、“現状は、ウクライナでの結果を見てサウジアラビアは勝ち馬に乗り、中国の仲介でイランとの国交正常化を合意したことで、この「新中東構想」の実現は難しくなりました”とコメントしました。
“続きはこちらから”のRTの記事では、“戦略的には、この回廊はスエズ運河を利用するルートに代わる選択肢を開く…しかし、こうした新しい貿易ルートの構想が現実のものとなる前に、インド中東欧州経済回廊(IMEC)はハマスとイスラエルの戦争という試練に耐えなければならない。…ジョー・バイデン米大統領は、ハマスの攻撃はIMEECの妨害が目的だったと主張し、混乱に拍車をかけた”とあります。
「ハマスの攻撃はIMEECの妨害が目的だった」と言うバイデン大統領の主張は、ドナルド・トランプの2016年大統領選挙キャンペーンの外交政策諮問委員会の元メンバーで、ベストセラー『ディープ・ステートの標的:トランプ大統領を倒そうとする陰謀の十字線に、私はいかに巻き込まれたか』の著者であるジョージ・パパドプロス氏のこちらのツイートが参考になります。
ツイートでは「インド中東欧州経済回廊(IMEC)」と中国の「一帯一路」のルートを示す地図と共に、“現在のイスラエルとパレスチナの戦争は、過去と同様、貿易ルートが主な原因である。IMEC対一帯一路の戦争である。…現在の紛争では、イスラエルはハイファ港をインドに売却したばかりだ。…米国はイスラエルに対し、イスラエルが望んでいた他の港を中国に売却しないよう圧力をかけた。現在、ガザとイスラエルには膨大なガス埋蔵量があり、これがIMECが勝利の貿易ルートになるための鍵となる。なぜこれがトルコの将来にとって重要なのか、おわかりいただけるだろう。一方はトルコを含み、もう一方は含まない。これが、今回の紛争でトルコがガザ側についた理由だ。中国が間もなくこの紛争に強引に参入してくるのもそのためだ。最後に、ギリシャ、イスラエル、キプロスの安全保障パートナーシップは、トルコの野心を妨げ、中近東からヨーロッパへの安全な輸送地帯を作ることを目的としている。このため、トルコもこの紛争に参戦することになるだろう。強引に”と言っています。
深田萌絵さんは動画の中で、“新唐科技のCEOで、TSMC実質支配者の焦佑鈞先生がですね、彼の会社でですね、イスラエルの暗号関連のソリューションも提供してるんですよ。…ということは、暗号でハッキングされないようにっていう風に、いかにイスラエルが配慮してもですね、実はこの浙江財閥の皆様、習近平の派閥の皆様には丸見えだということなんです。そういったことを考えると、なんかこのハマスのイスラエル侵攻、これ背後にチャイナ様いないかなという風に、私はちょっと邪推しました(12分25秒)”と言っています。
さて、一番重要な「10月23日 新中国連邦指定NEWS」をご覧ください。
「中共政府が非常に深くイスラエルとハマスの紛争に関わっているという。…中共の指導者たちがハマスに最新の技術を提供した。それは中共のHUAWEI(ファーウェイ)とXiaomi(シャオミ)からの技術だ。それによってハマスの通信が暗号化され、外部から遮断できた。…長年、中共がハマスにミサイルを供給している報道がある。今では、一部のミサイルの射程が伸び、精度も高くなった。これらが告発者の情報の正しさを物語っている。…」と言っています。
深田萌絵さんの動画での見解と、この動画の内部告発者の情報は、私の見方とは異なりますが、ここで取り上げた部分に関しては正しい情報だと思います。