表面に出てくる人や組織が変更されただけのような
先日、以下のようなタイトルの記事を書かせていただきました。
(中略)
米ニューヨークタイムズが、3月6日に、「
鳥インフルエンザで数百万羽が死亡しているため、米国はニワトリへのワクチン接種を検討」という
タイトルでの報道を行いました。
このタイトルには、
> ニワトリへのワクチン接種
とあるのですが、読んでいきますと、たとえば途中にこんな下りが出てきます。
ニューヨークタイムズの報道より抜粋
…専門家たちは、
人間に適応したバージョンの鳥インフルエンザが世界的な大流行を引き起こす可能性があることを長い間心配してきた。
そのため、米国と、そして世界はより多くの準備をする必要があると国際的なコンサルティング会社であるグローバル・ヘルス・ストラテジーズのアドバイザーであるジェームズ・クレレンスタイン氏は述べている。
クレレンスタイン氏と、非営利公衆衛生組織パートナーズ・イン・ヘルスの健康政策の専門家であるギャレット・ウィルキンソン氏は、H5N1 パンデミックに対する世界の準備状況を調査し、彼らが
ニューヨーク・タイムズと共有したレポートによるといくつかの「重要なギャップ」を特定した。
(H5N1 インフルエンザワクチンの)ヒトへの 2回接種の方法では、ヒトで使用するために、米国だけで少なくとも 6億5000万回分の H5N1ワクチンを必要とする可能性があり、報告書は、国が現在の製造能力でその数字にどのように到達できるかは不明であると述べている。
「家禽や野鳥での発生を制御するために真剣な取り組みが行われることは非常に重要ですが、状況の現実は十分に深刻であるため、このウイルスの人間への発生の可能性に備えて、より多くの措置を講じる必要があります」と、クレレンスタイン氏はインタビューで述べ、「これは現実的なシミュレーションでの消防訓練と見なすべきです」と付け加えた。
NY Times 2023/03/06
(中略)
記事に、公衆衛生組織「パートナーズ・イン・ヘルス」なんて名前が出てきています。
「知らねえな、こんなのは」と調べてみますと、英語版の
Wikipedia のページがあり、
代表者は、ポール・ファーマー (Paul Farmer)という人でした。
「あっち系じゃねえだろうな」と調べてみますと、以下の通り、
世界経済フォーラムのメンバーでございました。
世界経済フォーラムのポール・ファーマーさんのページ
weforum.org
「担当する人物と組織が替わっただけかよ」と、つくづく思いましたが、こうなってくると、「やるつもり」であることは間違いないようです。
しかし、「どんなワクチンなんだろうなあ」とは思いました。何もそのワクチンに関する情報はないわけなのですが(すでに完成しているとは思いますが)、
どんなワクチンなのかのヒントが、2月17日の米ロイターの報道でわかりました。
mRNA ワクチンです。
(中略)
19分6秒の所では、アメリカの心理学者スタンリー・ミルグラムが行った有名な「ミルグラム実験」に触れています。この実験は、“閉鎖的な状況における権威者の指示に従う人間の心理状況を実験したもので、実験の結果は、普通の平凡な市民でも、一定の条件下では冷酷で非人道的な行為を行うことを証明するもの”でした。
ロバート・F・ケネディ・Jr.は、“67%の人々は、医師の称号のような正当性を認められた権威のある人物がいる場合、その67%の人々は、権威者の命令を受け入れるでしょう。たとえそれが彼らの最も神聖な価値観に反していても。…私が皆さんにお伝えしたいのは、33%の人が退出するということです。…何をすべきかを指図されることはない人々です。私たちの現在の仕事は67%のための戦いです。彼らが目を覚まし、自分で戦うことができるようになるまで。私たち全員が信じていた自由を取り戻すために”と言っています。
日本の場合は、退出するのは33%ではなく8~9%程度ではないかという気がするのですが、私の場合は、“(権威者の指示に従う)91~92%のための戦い”ではなく、その前に、“8~9%の人々が自分の思っていること、感じていることを素直に表現できるようにするための戦い”です。