アーカイブ: ロシア―ウクライナ紛争(2022〜)

日本と日本人を心底心配し忠告して下さる女性達 〜 海外からはよく見える日本の偏向報道とそれを盲信する日本人

 日本のメディアの異様さは、海外からははっきり見えるようです。決してロシアに加担しているわけではなく、真に日本と日本人のことを心配して、愛をもって警告してくださる方々がありました。この勇敢な女性達に非難と侮辱のコメントが投げつけられるのかと思うと日本人として辛いです。しかし近い将来、この、母のように暖かな心を持った女性達のことを感謝とともに振り返る日が来ると思います。
 初めの動画は、普段スペインにお住まいのCristal Spainさんからの切実なメッセージです。彼女が世界の情報から得た大事なことを伝えようとするとYouTubeからバンされてしまう、そして日本のメディアを信じきっている日本人からの攻撃があまりにひどいという理由で、失望して配信を止めてしまわれたそうです。この動画は日本への最後の警鐘のような緊急報告でした。日本のメディアは「ロシアを勧善懲悪でのみ報じている」「情報の仕入れ先が英米はダメ、例えばCNN、BBC、ブルームバーグは虚偽」「これらは皆アメリカのプロパガンダに根ざしているので意味が無い」「せめてジョージ・ケナン、ミア・シャイマーをググってほしい」と具体的にアドバイスされています。またメルケルの「2014年のミンスク合意は八百長だった、ロシアを騙して(紛争への)時間稼ぎだった」という告白について「これは自責の念や謝罪で述べたものではなく、彼女が『反省も謝罪もしない』と豪語したことを知るべきだ」と述べています。「全ての目的はロシアを誘き出すため」「ロシアの解体のため」の犯罪行為でした。それを警戒しているがゆえにロシアは2022年までの8年間忍耐したことが分かります。「簡単に騙される日本人が心配だ」と心からの訴えでした。
 もう一つは、日本に長く暮らした経験のあるソフィアさんの絞り出すようなメッセージです。どんどん復興している平和なクリミアから、やはり日本を心底心配しておられます。「アメリカは沖縄を返していません。」「日本は独立している国ではない。」「日本とロシアが仲良くしないのは日本にとってプラスにならない。喜ぶのはアメリカ」「自分のお子様を悪魔が混乱させているような同性愛とかの汚い話から守りなさい。本当に危険です。」「北方領土を返せません、なぜなら、すぐにアメリカの軍事基地を作るから」このままだと日本人自身がとんでもない厄災に見舞われることを、我が子のように厳しく暖かく心配するメッセージです。
 最後は、オマケでロシア外務省ザハロワ報道官の迫力のメッセージです。かつての日本の大人達が「ならぬものはならぬ!」と言ったように、ロシアの未来のために「神と共に!」と高らかに述べています。
(まのじ)
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メルケルの真意-後悔も謝罪もしないと豪語-緊急報告
配信元)

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「スペースX」は、ウクライナ軍がロシアとの戦争で無人機(ドローン)操縦に同社の衛星通信サービス「スターリンク」を利用するのを防ぐ措置を取った / ロシアはNATO衛星接続を無効にした

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事は下から順にご覧ください。米宇宙開発企業「スペースX」の社長兼最高執行責任者(COO)を務めるグウィン・ショットウェル氏は2月8日に、“ウクライナ軍がロシアとの戦争で無人機(ドローン)操縦に同社の衛星通信サービス「スターリンク」を利用するのを防ぐ措置を取った”ことを明らかにしました。
 スターリンクを無人機と一緒に使うことはウクライナ政府と結んでいる契約の範囲を超えていると指摘し、「ウクライナは想定外に、またいかなる合意にも基づかない方法でこれを利用した」と述べています。
 スペースXの最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏は、2月13日に「第三次世界大戦につながる可能性のある紛争のエスカレーションは許可しません。」とツイートしています。
 しかし、アントニー・ブリンケン米国務長官は2月18日に、“米国政府がウクライナでのスターリンク衛星インターネットの使用についてイーロン・マスクと話し合ったと述べた”ということなので、今後の成り行きを見ておく必要があります。
 2月14日の記事で、「ウクライナ軍がドローンを使ってロシア兵に化学兵器を積極的に投下している」という事実をお伝えしました。先のイーロン・マスク氏のツイートは、ウクライナ軍による化学兵器の使用を念頭に置いた発言かも知れません。
 しかし、冒頭の記事が事実なら、“ロシアはNATO衛星接続を無効にした”ようです。これまでウクライナが曲がりなりにもロシアの前進を阻んできたのは、スターリンク衛星インターネット端末によって、NATO の衛星データや分析情報にアクセス出来たからです。
 これまでロシア軍は、ウクライナの標的に一斉射撃を行い、報復射撃を避けるために「撃って逃げる」しかなかったわけですが、これからはまずスターリンクの端末をすべて破壊することが可能になり、ウクライナはロシアの前進を阻むことができなくなります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシアは戦場でNATOの衛星通信を無効化した
引用元)
(前略)
この数ヶ月、ウクライナ側がロシア軍を封じ込めることができた唯一の理由は、モバイルインターネットを通じてNATOの衛星データや分析情報にアクセスし、大砲やロケットシステムがロシアの装備や部隊を正確に狙えるようになったからである。
(中略)
このデータは、イーロン・マスクが1000kmの前線に沿って設置した2万台の衛星インターネット端末「スターリンク」から送られてきたものです。
(中略)
セストロレツク軍事工場で働くロシアの優秀な若い技術者や科学者の努力によって(中略)… 新しいボルシェビック型トラック搭載システムは、180度のセクターと半径10kmのアクティブスターリンク端末を、5mの精度で見つけることができるのだ。これはパッシブシステムで、信号を発しないため、信号で探知されることはない。トラックは小さな動く標的で、システムは静止しているときは2分、ある地点から別の地点へ移動するときは15分で、一度に最大64台のスターリンク端末を標的として仕事をします。その情報は自動的に大砲やミサイルの砲台に送信される。
 
ボルシェビックは、慎重にカモフラージュされた大砲基地だけでなく、インターネット中毒の外国人傭兵やウクライナの歩兵部隊の密集地も突き止めることができた(彼らは、NATOからどこに行き、どの方向に攻撃を向けるかを指示されなければ戦うことができない)。そして、これらの陣地は、多連装ロケットシステムやクラスノポールのような誘導ミサイルシステムを使って壊滅させられた。
(以下略)

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ロシアのイタズラ電話ハッカー「ボバンとレクサス」が米元国防長官マーク・エスパー氏に直電「ミサイルがあればすぐにロシアに撃ち込めるのに」/ 退役軍人マイケル・フリン氏は「新たな武器供与はアメリカの本物の参戦となる」

 Jano66さんがまたまた「ロシアのイタズラ電話ハッカーボバンとレクサス」の活躍を紹介されていました。今回まんまとだまされてペラペラ喋ってくれたのは、マーク・エスパー元国防長官で、大手軍需企業レイセオン社の副社長にまで登りつめた経歴の持ち主でもあります。ボバンとレクサスは、元ウクライナ大統領のペトロ・ポロシェンコに成りすまして親しげに話しています。それもそのはず、ポロシェンコは2014年のネオナチ・クーデターに財政支援をして大統領に選出されています。エスパー氏は今後もウクライナに軍事支援をする気満々、ロシアを攻撃する気満々で「ポロシェンコ」にアピールしています。バイデンはウクライナへの武器の提供が遅すぎると批判し、「ウクライナに必要なのは、例えばATACMSミサイルです。それがあればクリミアにあるイランのドローン発射場所を破壊できる。ロシアの領土を攻撃させないという制限は意味が分かりません。」「(ATACMSならば)すぐにロシアに撃ち込めるのに」「ウクライナは引き続き要求すべきです。」「勇敢なウクライナ人が我々がやりたくない汚い仕事をしてくれていますから支援が必要なんです。砲弾や銃弾や諜報活動含め最後まで支援することが重要だと思います。」「これはウクライナだけの問題ではなくモルドバやジョージア、、ロシア軍はアゼルバイジャンやアルメニアにもいますし、アフリカにもいます。」「ロシアが問題なのです。プーチンが問題なのです。」と言い、エスパー氏の「全世界からロシア人を排除する」との考えを強固に示しています。しかし状況は今やロシアの勝利が確定しています。エスパー氏はギリギリ最後まで武器が売れれば良いのでしょう。
 ちょうど同じ頃、元国家安全保障担当補佐官マイケル・フリン氏が、新たな武器の供与の潜在的なリスクを説明していました。フリン氏は「ゼレンスキーに米議会で演説を許可すべきではなかった。」「非常に高価で戦闘力の高い兵器をウクライナに配備するということは、米国がインストラクターを派遣し、支援のロジスティックを保証するということだ。」「つまり、これで米国はさらに多数の軍人を派兵し、どんどん深みにはまりこんでいく。」「本物の戦闘が展開される状況に米国も直接参加することになってしまう。」と懸念しています。
(まのじ)
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配信元)


左腕にISIS(イスラム国)の記章を付けたウクライナ人部隊の指揮官「クルト(KURT)」の姿をAP通信が公開 ~「アメリカが、アルカーイダとISISテロ集団を創った」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ウクライナは国軍にネオナチが存在することを否定しているのですが、2022年4月2日の記事で、元戦場ジャーナリストのアリス・ルシノス氏が語るウクライナのネオナチ「アゾフ連隊」の話を紹介しました。
 アリス・ルシノス氏は、“アゾフ連隊は、文字通りのナチ組織です。…西ヨーロッパのネオナチよりも、はるかにISISに似ています。…問題は、ウクライナ政府が、ネオナチ組織に武器と資金を提供していることです”と言っていました。
 このことを裏付けるのがRTの記事です。AP通信の動画「Ukrainian soldiers call for more Western weapons(ウクライナの兵士はより多くの西側の武器を要求します)」の中で、左腕にISIS(イスラム国)の記章を付けたウクライナ人部隊の指揮官「クルト(KURT)」の姿(動画の1分10秒)を公開しています。
 2月15日の記事で、“シリア戦争を今のウクライナ紛争と同じようにウオッチしていたなら、「ホワイト・ヘルメットが欧米政府のプロパガンダを目的とするNGOで、メンバーがアルカイダであること」を理解しているはず”だとコメントしました。
 ホワイト・ヘルメットのメンバーがアルカイダであることは、2017年4月21日の記事の「スプートニクによるアサド大統領のインタビュー」をご覧になると良く分かります。アサド大統領は、“あの地区は「アル-ヌスラ戦線」、実際は「アルカイダ」がコントロール下に置いている場所だ。世界が手にしている唯一の情報は「アル-ヌスラ戦線」が発表しているものである。…あなた方が写真やビデオでご覧になったすべての者は…シリア民間防衛隊で人道的「アルカイダ」ともいえる「ホワイト・ヘルメット」に関係したものだ”と言っていました。
 また、2018年7月21日の記事で紹介した櫻井ジャーナルには、“アル・カイダ系武装集団の医療部隊として機能してきた「シリア市民防衛(白いヘルメット)」を西側諸国は救出しようとしている。…白いヘルメットは2013年の終わりから14年の初めにかけての次期にイギリスの情報将校だったジェームズ・ル・ムズリエが創設した”と書かれていました。
 「アメリカが、アルカーイダとISISテロ集団を創った」というのは、世界情勢をウオッチしていたものには常識の範疇です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウクライナの「司令官」、ISISのワッペンをつけて写真に写る
転載元)
AP通信は、テロリストの記章をつけた部隊長と思われる人物の画像を公開した。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
2023年2月13日月曜日、ウクライナのドネツク州の最前線で朝の作戦を計画中に、仲間に話すウクライナ人部隊の指揮官、通称クルト(右)。© AP Photo/Evgeniy Maloletka
 
AP通信は、ドネツク地域の最前線にいるキエフの戦闘員数人を撮影したとされる一連の写真-およびビデオクリップ-を公開しました。そのうちの一人は、ウクライナの部隊長である「クルト」と名乗っており、左腕にISIS(イスラム国)の記章を付けているのが確認できる。
 
キエフの軍人や準軍人が過激派の記章を付けているところをカメラに撮られたのはこれが初めてではなく、多くはナチスの入れ墨やパッチを付けている。
 
実際、これらはウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領と個人的に結びついていることが多い。今週初め、彼は自身のインスタグラムのアカウントでキエフの兵士たちの写真を何枚か公開した。そのうちの1枚は、フランスと東部戦線でポーランド系ユダヤ人を含む民間人を虐殺したことで悪名高い第3SS戦車師団のシンボルである「totenkopf」(死者の頭)のドクロパッチをつけて塹壕で休んでいる軍人を写したものだ。
 
ゼレンスキーは5月にも同様のドクロパッチをつけた兵士の画像を公開したが、後に削除している。10月には、前線を訪問した際、同じ記章をつけた警備員に囲まれているところを写真に撮られている。
 
キエフは国軍にネオナチが存在することを否定し、そのような主張は「ロシアのプロパガンダ」だとあからさまに退けている。
 
しかしモスクワは、キエフが過激な民族主義やネオナチの考えを持つ戦闘員を公然と受け入れている事実を繰り返し指摘してきた。その一例が、SS(親衛隊)系のwolfsangel(狼の鉤)のルーンを公式シンボルとして公然と使用している悪名高いアゾフ連隊のウクライナ国家警備隊への編入である。
 
ロシアのプーチン大統領は、この「非ナチ化」が、モスクワが2022年2月末にウクライナで軍事作戦を開始することを最終的に決定した主な理由の1つであると主張してきた。
 
 
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配信元)
公開されたウクライナ人指揮官の写真では、左腕にISISに関連するシンボルが確認できる。
もしアメリカがソレイマニ将軍を暗殺したのなら、彼によるISISの壊滅を防ぎ、その代理戦争の歩兵を別の場所に供給できるようにしたかったからだろう。

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ウクライナ偽情報対策センター(CCD)と呼ばれる組織が作成する「ヒットリスト」 ~基本的に政府の政策に対する批判者をテロリストとして裁くことにゴーサインを出すもの

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、英人気ロックバンド「ピンク・フロイド」の元メンバー、ロジャー・ウォーターズ氏が、「忘れてはいけないのは、私はウクライナ政府が支援する殺害リストに載っているということだ。でも、殺されるとき、彼らはその写真に“liquidated”(粛清された)と書くんだろう。もしかしたら俺もその中の一人になるかもしれない」と言っていたことを紹介しました。
 一連のツイートはそのウクライナの「殺害リスト」に関する情報です。ウクライナ偽情報対策センター(CCD)と呼ばれる組織は、「ロシアのプロパガンダと一致する物語を促進するスピーカー」のリストを作成しています。“指定されたリストは、ウクライナの世論を操作する試みを知らせ、防止する目的で作成され、公開されました”と書かれているのですが、その本当の目的は「ファトワーリスト」の作成ではないかというものです。翻訳すれば「殺害リスト」です。
 リストにはスコット・リッター氏、ジェフリー・サックス氏、ジョン・ミアシャイマー氏、ロジャー・ウォーターズ氏、スティーブン・セガール氏、タッカー・カールソン氏などの名前があります。
 「ヒットリスト」の対象となる多くの人々のプロフィールは、ウェブサイト「Myrotvorets(ミロトヴォレツ:ピースメーカーを意味する)」に掲載されており、そこには「CIAプロジェクトのウェブサイトへようこそ!」と書かれています。
 「Myrotvorets(ミロトヴォレツ)」は、マイダン・クーデター後、米陸軍諜報員ジョエル・ハーディングの支援を受けて2014年に設立された組織であり、ジョエル・ハーディングは自称「情報作戦の専門家」で、元米陸軍の「上級情報将校」であり、NATO の「上級顧問」であると主張しているということです。
 「ヒットリスト」に名前があるスコット・リッター氏は、“特に危険なのは、ウクライナ偽情報対策センター(CCD)による「情報テロリスト」というレッテルの使用で、これは「基本的に政府の政策に対する批判者をテロリストとして裁くことにゴーサインを出す」ものであり「海外や国内でのアメリカ人の殺害を公認することになりかねない」”と指摘しています。
 2022年8月25日の記事で、プーチン大統領のメンターであるアレクサンドル・ドゥーギン氏の娘、ダリヤ・ドゥーギナさんが殺害されたことをお伝えしました。ダリヤ・ドゥーギナさんは、「Myrotvorets(ミロトヴォレツ)」のウェブサイトで「清算済み」とラベル付けされているのです。
(竹下雅敏)
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配信元)

 
 
 
 
 
(中略)

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