注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
脂質も控えるべきか解説
ご飯やパン、麺類、お菓子などの炭水化物が中心の食事を摂ると食後に血糖値が急上昇します。(食後高血糖)この時、血糖値を下げるために膵臓からインスリンというホルモンが多量に分泌されます。
インスリンは血液中に増えたブドウ糖を筋肉に取り込んでエネルギー源とし、さらにグリコーゲンに変えて筋肉や肝臓に溜め込む働きがあります。肝臓や筋肉がいっぱいになるとインスリンは余ったブドウ糖を中性脂肪に変えて脂肪細胞にため込むようになります。
(中略)
中性脂肪を下げるには、血糖値の上昇を緩やかにしインスリンの分泌を抑えることがポイントとなります。
(中略)
①炭水化物の量を控える
血糖値を急激に上昇させるのは糖質(炭水化物から食物繊維を除いたもの)ですので、ご飯やパン、麺類、お菓子などの炭水化物の量を控える必要があります。(中略)… 果物に含まれる果糖は血糖値をあまり上昇させません。しかし、果糖は分解されることなく速やかに肝臓へ運ばれ、脂肪になってしまいます。果物の摂りすぎには注意が必要です。
②GI値の低い食品を選ぶ
GI値(グリセミック・インデックス)とは、食べたときの血糖値の上がるスピードを食品ごとに数値化したものです。(中略)… 精白米よりも玄米のほうが、GI値が低く、麺類の場合、うどんよりもそばのほうがGI値は低くなります。
③野菜から先に食べる
食べる順番を変えるだけでも血糖値の急な上昇を抑え、中性脂肪の合成を抑えることができます。食物繊維は糖の吸収を穏やかにする働きがあるため、食後高血糖を防ぐのに役立ちます。食べる順番はサラダやお浸しなど食物繊維を多く含む野菜から先に食べるようにしましょう。
(以下略)
高齢でもなく
— faithhopelove (@fhljpt) August 31, 2021
肥満でもなく
基礎疾患もない人が
酸素必要なコロナ肺炎で入院することが増えました
ほぼ全員『脂肪肝』があります
糖質過剰症候群でたんぱく質・脂質が不足しています
次回の感染波では見た目『健康』だが脂肪肝ある多くの中年若年者がコロナ肺炎で入院することが予測されます
バターでもラードでも卵黄でもアボカドでも大トロてもオリーブオイルでも好きなもので良いかと思います https://t.co/OlSBJQOc7w
— faithhopelove (@fhljpt) August 31, 2021
皆が主食と考えている米や小麦などのデンプンは加熱すると腸で吸収可能となり体内でブドウ糖となります
— faithhopelove (@fhljpt) September 1, 2021
つまり砂糖(ブドウ糖と果糖)を腸に流しこんでるのと同じです
血中ブドウ糖濃度が上がるとすい臓からインスリンが追加分泌されます
インスリンは肝臓でブドウ糖をグリコーゲンや脂肪にします
中性脂肪は英語でトリグリセリドと言いますが
— faithhopelove (@fhljpt) September 5, 2021
グリセロール(グリセリン)という炭素3つのアルコールに3つの脂肪酸が結合した状態です
グリセロールは糖からできますし脂肪酸も糖からできますので
脂肪を食べなくても糖(デンプン)を食べるだけで脂肪(中性脂肪)ができることがわかります
インスリンは脂肪組織や肝臓で中性脂肪の合成を促進し分解を抑制します
— faithhopelove (@fhljpt) September 5, 2021
大まかにいえばブドウ糖を『嫌う』ような振る舞いです
デンプン(ブドウ糖)をとると血糖値が上りすい臓から直ちにインスリンが血中に放出されます
この時脂質も食べていると中性脂肪の材料が揃い中性脂肪が貯まる方向に行きます
今回は、この関連記事です。ご飯やパン、麺類、お菓子などの炭水化物を食べると、体内でブドウ糖(グルコース)になり食後に血糖値が急上昇します。血糖値を下げるために、膵臓からインスリンというホルモンが多量に分泌され、インスリンは肝臓でブドウ糖をグリコーゲンや脂肪にするので、“脂肪を食べなくても糖(デンプン)を食べるだけで脂肪(中性脂肪)ができる”とのことです。
必要以上にインスリンが分泌されてしまうと、中性脂肪がどんどん増えてしまうため、“中性脂肪を下げるには、血糖値の上昇を緩やかにしインスリンの分泌を抑えることがポイント”だという事です。
健康的に体重を落とし肝機能(脂肪肝)・免疫機能を回復するには、「タンパク質・脂質を多く糖質少なめの食事」が良いとのことです。
若い女性が無理なダイエットで体をこわすというのはよく聞く話ですが、「おにぎりとサラダか野菜ジュースで我慢してるつもりがまさかの脂肪肝コロナ重症化リスク」という顛末です。faithhopelove氏は、“若い女性で痩せてるのに脂肪肝があるのは、タンパク質・脂質を取らず少量の炭水化物のみなので、アポリポタンパク質不足し肝臓から脂肪が運び出せないから”だと言っています。
免疫力を高めてコロナを乗り切るうえで、普段の食事が非常に大事だと分かります。加えて食事の取り方も重要で、“精白米よりも玄米、うどんよりもそばのほうが血糖値の上がるスピードがゆっくりになる“ので、好ましいようです。やはり全体食が基本だという事でしょう。
また、「食べる順番はサラダやお浸しなど食物繊維を多く含む野菜から先に食べる」ことで、糖の吸収を穏やかにすることができるという事です。私はいつも「ご飯」を最後に食べています。
「月の癒し」(ヨハンナ・バウンガー、トーマス・ポッペ著)には、昔からの言い伝え「生ものは、火を通したものの前に食べるべし」として、“果物やナッツ類のあとにサラダや生野菜。その後、発酵乳、パン、ミルクなど。それから脂っこいもの、肉、火を通した野菜、卵、チーズなど、多少消化しにくいような食物。甘いものはいつでも最後に。”とあります。
果物を最初に食べるのは意外かもしれませんが、果糖は血糖値をあまり上昇させないことに加え、「食欲の引き金となる」ので、最初に食べるのは合理的なのです。