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ロシアの女性のメッセージ「愛や思いやりにトレンドはありません」〜 映像配信の「教育プログラム」は普遍の価値観を伝える

 今日はちょっと変わった情報を取り上げてみました。
ロシアの女性でしょうか、いかにも大人びた美しい方が、おそらく今時の若い人に語りかけているようです。"美容や流行りのファッションに一生懸命になるのは楽しいでしょう?分かるわ"、という感じで始まりますが、次第に今の計算高い世相を突いていきます。「セルフィーでたんまりお金を稼ぐ方法もご存知」「才能がないのに歌手になれて」「意味のない歌詞を書いているわ」、その背景には「良心に照らして生きることを忘れてしまってる」。だから歌の中身は無くても刺激的で「脳内にリフレイン」する作品ばかりになってしまうのよ、と容赦なく評しておられます。
 「バズっただの、ハッシュタグだの、リポストだの、、頭がおかしくなるわ。」これには首がもげるほど頷きました!SNSは面倒に感じる、まの爺は年かのう?と思っていたので、このお姉さんも一緒で嬉しい。
 「子供たちに何を残すの?」
子供たちにとって本当に必要なものを考えてごらん、と言われたようでした。インスタのオシャレな写真よりも「子供は抱きしめてもらいたいの、ママに。」そう言えば以前、「ママのスマホになりたい」という絵本のタイトルが話題になっていました。タイトルを見ただけで胸が潰れそうな気持ちになります。ママの声で、ママの膝で絵本を読んで「徳を積む生き方を教えてあげて。」とストレートに訴えています。「愛や思いやりにトレンドはありません」家族と一緒に土曜日を過ごすこと、見返りを求めない友情、祖国に忠誠を尽くすこと、それはトレンドではない、と。
 この自信に満ちた女性は「ひょっとしたら、私の時代は去ったのかしら?」と言ってみた後で、「私はね、昔風にいきたいの」「喜びでシワが刻まれるように」「時代遅れ、上等よ!」
 かっこいい。
子供たちに伝えていきたい正しい価値観は、私たち大人が備えていなければ伝えられない。映像配信の「教育プログラム」では、人間の「外面」と「内面」を学びました。幸せになるには「内面」の、その中でも特に5つの項目が重要でした。「品格」「野心」「業」「徳目」「愛」。品格を上げ、野心を下げ、業を無くし、徳目を上げ、愛を上げる。これらの変わらない価値観を日々の自分に問いながら生きる。このロシアの女性はそれを短いメッセージに込めておられると感じました。
(まのじ)
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ロシア・アフリカ会議の成功から見えてくるもの「対等なパートナシップ」「アフリカ諸国の利益を擁護する信頼関係」〜 日本は世界の信頼を得ているか?

 7月27日、28日にロシアのサンクトペテルブルクで「ロシア・アフリカサミット」「ロシア・アフリカ経済人道フォーラム」が開催されました。西側メディアは、例によってロシアを貶めるような意地悪な報道をしていますが、アメリアの激しい妨害にも関わらず54カ国中49カ国の代表が参加しました。迎えるプーチン大統領の演説もアフリカ諸国を対等なパートナーとして尊重し、アフリカ諸国の利益を擁護しながら、未来のために力を合わせると表明しました。欧米の露骨な嫌がらせを受けながらも「アフリカ首脳がわざわざロシアに来る理由、メディアは報道しないけど理解はしておきたい。」と、スライトさんがツイートされていますが、その答えは恐らくカイロ大学のNourhan El-Sheikh教授のコメントにあると思いました。「エジプトだけでなくアフリカ諸国はロシアを信頼している。言葉だけでなく、国民の為行動を取ってくれる。エジプトを植民地から解放してくれた。アフリカ諸国は経済植民地化されており、窮状を打開してくれるのはロシアだ。」会場ではプーチンの顔写真入りのTシャツまで登場し、暖かな雰囲気です。ロシアとアフリカは、経済的な協力関係だけでなく、留学生や技術支援など人的な交流も培ってきたようです。
 これまで日本は経済力にものを言わせて世界の人々を見下すような支援をしてこなかったか、大いに反省すべき時だと感じます。アフリカの人々は金銭的な支援ではなく、対等なパートナーシップと互恵的な投資を望んでいます。
(まのじ)
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ウクライナで猛威をふるっているロシア軍の神風ドローン「ランセット-3」〜 集団爆撃向けに設計され、群れとしての威力を向上させた「ランセット」の次世代機を発表したロシア

竹下雅敏氏からの情報です。
 二つ目の動画を先にご覧ください。「5月の報告によると、ウクライナは毎月10,000機以上のドローンを失っているという。今日のゲストは、ドローンの群れが戦争の未来だと言う。エリック・シュミットは長年グーグルを経営していたが、最近では国防革新委員会の委員長として国防総省に助言していた。」と説明して、どう見ても本物のエリック・シュミットとは思えない人物を紹介しています。
 まず間違いなく替え玉のエリック・シュミットは、ウクライナが苦戦していることを説明し、“ウクライナ、アメリカ、西側諸国は、前線兵力を動かすための解決策”としてドローンが必要だが、「1年で数十万機のドローンを使う勢いだ。ほとんどのドローンは1、2回の飛行で、故障したりブロックされたりする。ロシア軍の電子戦と妨害技術の高さには衝撃を受けた。…ロシア軍はあらゆるもの(電波)を妨害する。GPSも通信も妨害される。だから通常のドローンは機能しない。」と言っています。
 そして、「昨日、2人の将軍が…本当に必要なのは巡行ミサイル・ドローンだと言った。翼を持ち、より遠くまで飛ぶことができ、より多くの爆発物を運ぶことができるドローン。」だというのですが、ウクライナでは、カラシニコフが開発したロシア軍の神風ドローン「ランセット-3」が猛威をふるっています。
 ロシアがレオパルト2A6戦車に対してランセット-3を使用している様子は、こちらの動画をご覧ください。
 「ドローンの群れが戦争の未来だ」ということでしたが、冒頭の動画を見ると、ロシアは既に、群れとしての威力を向上させた「ランセット」の次世代機を発表しています。
 何から何まで、ロシアが先を行っているわけですが、In Deepさんの記事によれば、ゼレンスキーが相手にされなくなったのは、ウクライナ軍が「結果をまるで出せなかった」からであり、「弱いと証明された武器は売れなくなる」からではないか、と言っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「プリゴジンの乱」に関するスコット・リッター氏の見事な解説

竹下雅敏氏からの情報です。
 6月23日に、ロシアの民間軍事会社・ワグネルグループの創設者であるエフゲニー・プリゴジン氏が呼びかけた武装蜂起は「プリゴジンの乱」と呼ばれています。
 ウィキペディアには「反乱に至った経緯」が簡潔にまとめられています。「2023年5月下旬、プリゴジンは親ロシア派のブロガー、コンスタンティン・ドルゴフによるインタビューに応じ、ロシアがこの戦争で失敗し続ければ新たな革命が起こりかねないとの見方を示し、軍の兵士による蜂起が始まると警告した。6月10日、国防省は志願兵部隊やワグネルなど民間軍事会社の兵士に対し、7月1日までに同省と直接契約を結ぶよう要請したことに対してプリゴジンは翌11日にこれを拒否。ショイグとは一切の契約を結ばないと宣言したが、13日にはプーチンが国防省の命令を支持し、両者の対立は決定的となった。」と書かれています。
 「プリゴジンの乱」に関する私の見解は、6月25日6月28日の記事を参照してください。
 「プリゴジンの乱」に関しては、プーチン大統領とプリゴジン氏による「欺瞞作戦」だという見方や、その他のいくつもの説があります。真相が明らかになる事はないでしょうが、面白いことにスコット・リッター氏が、実に見事な解説をしていました。私の見方とほとんど一致しています。
 スコット・リッター氏の解説に無い部分は、プリゴジン氏がCIAの工作員であることをロシアが掴み、ワグネルグループの解体を決めたことから、ロシア軍がワグネルグループに弾薬提供を渋るようになったということくらいです。
 各ツイートをクリックすると、ツイートの全文が出てきますが、現在「Twitterはログインしないと何も表示できない状態」になっています。“6月30日深夜ごろ(日本時間)から、アカウントにログインせずにTwitterにアクセスしようとすると、コンテンツが表示されなくなっている”のです。
 イーロン・マスク氏が「数百の組織 (おそらくそれ以上) が Twitter データを非常に積極的にスクレイピングしており、実際のユーザーエクスペリエンスに影響を与えるほどでした。それを止めるにはどうすればいいでしょうか? 私はアイデアを受け入れます。」とツイートしているように、現在の状況は「一時的な緊急措置」のようです。
(竹下雅敏)
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我々はロシア当局から、先週末に行われたいわゆるクーデターを率いた傭兵の指導者であるプリゴジンに対する告訴が取り下げられたとの報告も聞いています。また、過去24時間にわたり、ドイツの州メディアは来月初めにも和平交渉が始まる可能性があると報じています。世界の指導者たちはコペンハーゲンで秘密裏に会合を開き、和平交渉に賛同しているとされています。それでは、この全ての情報を理解するために、元国連兵器査察官のスコット・リッターに参加していただきます。スコット、番組に戻ってきていただきありがとうございます。 
まずはプリゴジンとこの動き、ワグネルのニュースについて話しましょう。 彼らは終わったのでしょうか? 

ワグネルは私設軍事会社であり、従来の軍事部隊を展開する能力を持っていましたが、終わりました。もう存在しません。終わったのです。そして、私たちはロシア人がワグネル部隊と腕を組んでいる様子のビデオを見たようです。明らかに祝賀ムードがあったようです。 

西側諸国は“ワオ、彼は両手を広げて歓迎された”と言っていた。プリゴジンがロストフに入った時、英雄的な歓迎を受けたというCNNの見出しをいくつも目にした。そして今、プリゴジンに対する告訴は取り下げられた。では、彼は何らかの形で起訴されるのだろうか?彼はベラルーシで余生を送るのだろうか?彼を英雄として歓迎するという西側のシナリオをどう考えますか? 

ロストフは人口100万人の都市です。ワグネルを歓迎する広場で見かけた民間人の数を数えてみよう。まず第一に、そこにいた市民の大多数は好奇心からそこにいた。ワグナーが最初に近づいたとき、歓声はなかった。実際、ワグナーの部隊はロシア人達から何度も何度も「ここで何をしているんだ? 
なぜこんなことになっているのか?」と言われていた。 

ワグネルには何の法的権限もありません。人々は、これが軍事部隊ではないことを理解する必要があります。これは準軍事組織でもありません。これはロシアの土地で活動する法的権限を持たない私設軍事会社です。したがって、これらはロシアの都市で武装した犯罪者であり、ロシア人は彼らがウクライナと西側諸国に対する生死の存亡をかけた軍事闘争を指揮している本部を制圧しようとしていると言っていた。(②へ)

ワグネルが去ったとき、人々は喝采を送りました。彼らは内戦がなかったことに喜びました。人々は、ワグネルが町から出るという正しい決断をしたことに感謝しました。 
しかしその人々が気づかなかったのは、 
1万〜1万5000人のチェチェンのアクマット特殊部隊にロストフが包囲されていたことです。彼らはプリコジンに対して「数時間以内に死ぬ」というメッセージを送り、「プーチンが合図を出すと、我々は攻め込んでお前を殺し、お前のワグネル傭兵全員を皆殺しにする。」と伝えました。 
プリゴジンもモスクワに近づくにつれ、指揮官から同じメッセージを受け取った。セルプホフ地区に入るとそこには2500人のロシア軍特殊部隊が並び、身を潜めていた。 

彼らは数千人の特殊部隊によって支援され、ワグネル部隊を包囲しました。ワグネルの指揮官たちは戻ってきて、「我々は今戦闘になる」と言いました。ここで人々が気づいていない別のことは、基本的な戦闘負荷とは何か?兵士が戦闘に参加するために携行するものです。 

そのような激しい銃撃戦の中で、基本的な戦闘装備がどれだけ早く消耗するか知っていますか?補給はどこから来るのでしょうか?ワグネルは数時間で弾薬を使い果たし、彼らは全員死んでしまったでしょう。それが現実でした。何も交渉されませんでした。プリゴジンには、「去れ。終わりだ。接続を解除して、ロシアから出て行け」と告げられました。ワグネルは終わったのです。それが私たちが見ているものです。 

つまり、プリゴジンの交渉による和解というコンセプトは全て、ワグネルが英雄として扱われていることを主張するものであり、ワグネルは犯罪組織なのだ。犯罪者だ。ワグネルの4分の3がこのクーデターへの参加を拒否した。このクーデターは数ヶ月前から計画されていた。ロシアはそれを知っていた。ロシアは内戦を避けるため、ワグネルの指揮官と調整し、ロシアの法律に適合させ、ワグネルの戦闘員を国防省に拘束する契約に署名させた。これで彼らは法的地位を得た。

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「プリゴジンの乱」はCIAの計画だった ~ワグナー・グループはCIAによってコントロールされていることにロシアが気づいたために、「ワグナー・グループの資金援助を打ち切った」

竹下雅敏氏からの情報です。
 「プリゴジンの乱」についての見解は、昨日の記事でも書きましたが「欺瞞作戦」だったとは考えていません。しかし、少し説明が足りなかったと思い、再度取り上げることにしました。
 冒頭のRTの記事をご覧になると、“ワシントンは…アメリカがこの危機に何らかの形で関与していると思われるような発言をしないように気を配っている”のが見て取れます。
 そして昨日の記事では、「プリゴジンが、プーチン大統領暗殺を任務とするCIAの諜報員であることが明らかになった」という決定的な情報が出てきたことをお伝えしました。
 さらに6月25日の記事でお伝えしたように、“CNNの情報源によれば、西側当局はプリゴジンが武器や弾薬を蓄える努力をしていることなど、プリゴジンの準備について事前に知っていた”のです。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、“「プリゴジンの乱」の数日前に、エフゲニー・プリゴジン氏がロシア政府に対する大規模な行動を計画していたのではないかと米国諜報機関が強く疑っていた”ということでした。
 これらの情報を総合すれば、「プリゴジンの乱」はCIAの計画だったと見るのが自然だと言えます。
 RTの記事に書かれているように、“エフゲニー・プリゴジンは、国防省が「ワグナーを解散させたかった」から反乱を命じた”と言っているようです。エフゲニー・プリゴジン氏のショイグ国防相ゲラシモフ参謀総長に対する怒りを見ても、ロシア国防省がワグナー・グループを解散させようとしたのは間違いないと思われます。
 エフゲニー・プリゴジン氏は26日のSNSへの投稿で、「(ロシア国防省などの)陰謀と思慮不足の決定により、7月1日に消滅しなければならなくなった」と述べています。
 5月22日の記事で、キンバリー・ゴーグエンさんの情報を紹介しました。キンバリーさんは、“ロシアは私設軍隊であるワグナー・グループの資金援助を打ち切った…それは、将軍たちが中国との癒着に気づいたからです”と言っていました。
 “中国の民間軍事団体がアメリカから合法的にアメリカの武器を手に入れ、それをワグナー・グループに渡している…傭兵もワグナー・グループに送り込まれている”ということでしたが、キンバリーさんは更に、“その(中国の民間軍事団体の)親会社がアメリカ企業でなくなったことはありません”と言っていました。
 要するに、ワグナー・グループはCIAによってコントロールされていることにロシアが気づいたために、「ワグナー・グループの資金援助を打ち切った」ということのようなのです。
 プリゴジン氏が「弾薬が70%不足している。ショイグ、ゲラシモフ、弾薬は一体どこにあるんだ」と激怒していたのは、ロシア軍が「ワグナー・グループの解体」を決定し、弾薬をワグナー・グループに渡さなくなったためだと考えられるのです。
 6月24日の記事で板垣英憲氏の5月26日の「吉備太秦からの特別情報」を紹介しました。“今後ロシアは、反体制派のカリスマでプーチン最大の敵と呼ばれてきたナワリヌイ氏が、民間軍事会社「ワグネル」の創設者…プリゴジン氏と連係する。…既に、無血クーデターの準備に入っており、最終的な落としどころをどこに持っていくかを協議している”と書かれていました。
 「無血クーデター」が成功するためには、軍部の協力が不可欠です。昨日紹介した櫻井ジャーナルの記事には、「ワグナー・グループはロシアの情報機関によって創設され、ロシア軍参謀本部の第1副本部長を務めているウラジーミル・ステパノビッチ・アレクセーエフ中将がその背後にいたと言われ、しかも今年5月4日からミハイル・ミジンチェフ上級大将が副司令官を務めている」と書かれていました。
 私はプリゴジン氏と共に、この二人の軍人がCIA工作員として取り込まれていたと見ています。しかし、彼らは「プリゴジンの乱」が成功する見込みはないと見て、「反乱」に加わらなかったのだと思います。
 最後に一言。「吉備太秦からの特別情報」は、彼がロスチャイルド家の工作員であることを暴露した形になりました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米外交官、ワグナーの反乱について話さないよう命じられる – Axios
転載元)
アンソニー・ブリンケン国務長官は、ワシントンが事態を注視していることだけを伝えるよう職員に要求した。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
アントニー・ブリンケン米国務長官 © AFP / Leah Millis

アントニー・ブリンケン米国務長官は金曜の夜、緊急電報を発し、世界中の米政府高官に対し、ロシアの民間軍事会社ワグナーによる武力反乱の失敗について話さないよう伝えた、と情報筋がAxiosに語った。

アメリカの外交官は、外国政府からこの問題について質問された場合、ワシントンがこの出来事を監視していると答えることしか許されなかったと、同紙は火曜日に報じた。

無名の関係者によれば、ブリンケンからのメッセージは、この事態は国務長官とその最側近のスタッフによって直接対処されたことを強調していた。

この指令書を受け取った関係者の間では、ワシントンはアメリカの外交官たちが、アメリカがこの危機に何らかの形で関与していると思われるような発言をしないように気を配っている、という印象が強かった、と情報筋の一人は語っている。

「この異例の電報は...バイデン政権におけるロシア情勢への警戒の度合いを示していた。」とアクシオスは書いている。

日曜日にABCのインタビューに応じたブリンケン氏は、ワグナーによる反乱は「基本的にロシアの内部問題」だと述べた。民間軍事会社の行動は「(ロシア大統領の)プーチンの権威に対する直接的な挑戦」であり、「私たちは実際に亀裂が生じるのを目の当たりにした」と彼は主張した。

ウクライナ紛争でロシア側で戦い、5月の戦略都市アルチョモフスク(バフムト)攻略に貢献したワグナー・グループが金曜日遅くに反乱を起こした。PMCのトップであるエフゲニー・プリゴジンは、国防省が「ワグナーを解散させたかった」から反乱を命じたと語っている。反乱軍はロストフ・オン・ドン市のロシア軍南部地区司令部を掌握し、モスクワに向けて武装輸送隊を送った。

土曜の夜、プリゴジンがベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領との会談の後、兵士たちが野営地に戻ると発表したため、反乱は収まった。ミンスクによれば、この交渉はプーチン大統領との緊密な連携のもとに行われたという。

クレムリンによれば、プリゴジンはロシアを去り、合意に基づき「ベラルーシに行く」という。彼に対する刑事事件は取り下げられ、反乱に参加したワグネル戦闘員も訴追を免れるだろう、と付け加えた。

プーチン大統領は月曜日のテレビ演説で、ワグネル部隊のほとんどは愛国者であり、暴動の主催者に故意に惑わされたのだと述べた。兵士たちは今、ロシア国防省やその他の治安機関と契約を交わすか、帰国するか、ベラルーシに移住するかの選択を迫られているという。


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