アーカイブ: まのじ

ついに学術分野にまで人事介入の暴挙、菅総理が日本学術会議の推薦を拒否 〜 事前に排除を決めていた可能性

 日本学術会議は、日本の科学者を内外に代表する機関です。政府から独立して科学に関する政策提言などを行います。約87万人の会員の半数が3年ごとに交代し、その際は日本学術会議が推薦した候補を首相が任命することが定められています。過去、推薦に反して任命されなかった例はありませんでした。ところが今回、菅総理は一部の学者を恣意的に外しました。理由は明かさないという姿勢です。小西ひろゆき議員は過去の国会答弁から「総理は推薦のとおりに形式的に発令行為を行う」という解釈を確認しました。さらにこれまでの経緯から見て、どうやら菅首相は2年前から学者の異論を封じるために今回の解釈変更を着々と仕掛けていたと推察されています。
 すでに菅政権は官僚人事を掌握し、野党合同ヒアリングの場でも役人は一切の回答を拒んでいます。物言う役人が左遷させられ、自死を選ばされる無残な現実を見て官僚たちは、どんなに国民や野党議員からの批判を受けても「国民のために」ではなく「政権のために」働く一択を決め込んでいるようです。
そしてついにこの度、学術の分野からも異論を排除し「政権のために」研究する人だけを生かすつもりか。
真に公僕たる人、戦う研究者を国民が守ることは不可能なのだろうか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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菅首相、学術会議人事に介入 推薦候補を任命せず 安保法批判者ら数人
引用元)
 1日から任期が始まる日本学術会議の新会員について、同会議が推薦した会員候補のうち数人を菅義偉首相が任命しなかったことが30日、本紙の取材で分かりました。推薦者が任命されなかったのは過去に例がありません。任命されなかった科学者のなかには安保法制や共謀罪を批判してきた人も含まれています。新政権誕生後、菅首相による恣意(しい)的な人事が明らかになったのは初めてで、学問の自由に介入する首相の姿勢が問われます。(取材班)
(以下略)
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日本学術会議 会員の一部候補の任命を菅首相が見送り
引用元)
(前略) 任命されなかった6人のうち、東京慈恵会医科大学の小澤隆一教授と早稲田大学の岡田正則教授、それに、立命館大学の松宮孝明教授の3人は、連名で会長に宛てて「研究活動の評価に基づく任命拒否であれば憲法が保障する学問の自由の重大な侵害です。また、学術会議の地位や独立性は、会員の任命が総理大臣の意のままになれば深刻に侵されます。任命拒否の撤回に向けて会議の総力を挙げてあたることを求めます」とした要請書を提出しました。
(以下略)
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「司法は生きていた」福島原発事故「生業訴訟」で勝訴の高裁判決 〜 原告以外の被災者にも救済効果、今後の同種の裁判にも影響

 9月30日、「生業訴訟」勝訴の高裁判決が出ました。生業訴訟とは2013年に提訴された福島原発事故訴訟で、311以降、平穏な生活も仕事も人間関係も「故郷」丸ごと奪われてしまった市民が、以前の安全な故郷の「原状回復」と「慰謝料」を求めた当然の訴えです。原状回復には、お金なんか要らないから元の平和な生活を返してほしいという思いが込められています。今の日本の司法で、その当然の訴えが認められたことに心から安堵しました。かつて大飯原発運転差し止め判決を出された樋口英明福井地裁元裁判長も「非常にいい判決要旨だ」と評価され、また傍聴席では、判決言い渡し後に期せずして拍手が沸き起こったそうです。
 今回の控訴審は、国の責任を認めるか、賠償額は妥当かが大きな争点でした。仙台高裁は、福島地裁の判決からさらに踏み込んで、国と東電の責任を限定せずに認め、賠償額も1審の5億円から10億1000万円に上積みされました。今回の判決で、国の賠償基準では不十分と判断されたことから結果的に原告以外の被災者へも救済効果が及ぶと予想され、原告団長は「司法は生きていた」と感想を述べておられました。また、この生業訴訟と同様に国の責任を問う損害賠償訴訟は全国で約30件あり、今回の判決が影響することも期待できます。胸が熱くなる勝訴でした。
今回の訴訟の原告はすでに100名の方が亡くなったそうです。国は上告などせずに本気で原状回復と賠償に努めるべし。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ネズミさんのツイートから 〜 パトリック・ウッド氏による「テクノクラシー」批判、科学が社会システム全てを操作する世界

読者の方からの情報です。
「科学は宗教です」(信じさせて誘導)。今の全盛技術のほとんどが「人間を操る」ために社会を分析する技術です。それは社会主義者のロックフェラーが「それだけに絞らせた」のです。(「ネズミさん」のツイッターより) 
 現代科学と医学は、科学者でも医者でもない、石油王J・D・ロックフェラーが財力と策略と狡猾な手段で「人間を操る」ために、つくったのでした。その父親W・A・ロックフェラーは「スネークオイル」の詐欺師で有名だったそうです。それで、何故WHOもアメリカ医師会も(日本の医師会も)蛇のマークなのかがわかりました。ちなみに、国連はロックフェラーの私有地に創設されました。実は「国連」は私的所有物だったのです。
(ほおほおどり)
 パトリック・ウッド氏は元三極委員会のメンバーで、経済学者、金融分析家などの肩書きを持ち、「テクノクラシー」批判の第一人者として情報発信をされています。動画の自動翻訳ではなかなか伝わりにくい内容のポイントをネズミさんがツイートされていました。
 科学者やエンジニアが新たな経済システムを発明し、それによって世界の不況などあらゆる問題を解決するという動きが1930年代にコロンビア大学を中心に起こりました。従来の経済学から離れて、エネルギーをテーマにし、社会に対する科学的操作が目的のシステムを「テクノクラシー」と呼びました。
(まのじ)
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[Twitter]Googleアースで凄いの発見された

パータさんからの情報です。
「Googleアースよ、地球の、真の支配者を見つけ出すのぢゃ。」
(まのじ)
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韓国の学校給食はやっぱり凄かった 〜 無償化、オーガニックだけではない、韓国「給食界の伝説」の愛情献立

 韓国の学校給食は、これまでも時事ブログで何度か取り上げてきました。給食の無償化やオーガニックの食材で作られることなど、日本の気の毒な給食を見るにつけ、夢のように映ります。今回もしつこく取り上げたのは、報道ではなく長年韓国に住み、子どもさんを育てている方の実感を伴う情報です。給食から行政の姿勢がよく見えます。
 韓国の給食の主食は、ご飯が圧倒的に多いそうです。お米の他、豆、麦、稗、栗、黒米などの雑穀ご飯や菜飯などバリエーションが豊かで、パンなど小麦粉の食品はあまり身体によくないという共通認識があるそうです。素晴らしいのは大抵の学校が調理室を備えていて、学校専属の栄養士が常勤され、栄養士さんが組んだ献立を毎日調理すること。保護者による立入検査や試食もあり、外注の給食では適えられない安全や美味しさがありそうです。元記事では、給食の牛乳への疑問、働く母親のお弁当作りの負担を社会問題として捉える考察もあり、またご存知「無償化」への取り組みは決して平坦ではなかったこと、オーガニック食材の給食と福島産食材の給食から、国が子ども達を大切に育んでいるかという根本的な点を突いておられました。
 最後に紹介されていたものが圧巻です。先ごろ退職されたようですが、韓国の「給食界の伝説」と呼ばれる栄養士さんがおられたそうです。その方の、子ども達への愛情を詰め込んだような献立画像の数々に思わず声をあげてしまいます。高級食材がふんだんに使われていますが、決して高価ではないそうです。
 遥か前に亡くなった首相の葬儀に巨額の税金を使うより、学校給食を「いっぱい食べな!」と充実させる方が先でしょう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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韓国の学校給食の写真公開!オーガニックの無償給食に?!
引用元)
(前略)
韓国ソウルの無償給食は早速2019年の新学期が始まる3月4日から、ソウル市内319校の高校3年生からまず実施され、現在8万4700人が、オーガニック無償給食の提供を受けています。そう、オーガニックなのです。子どもは大切な宝であるからこそ、いいものを食べさせたいとの思いがあるのです

翻って日本では、福島で原発事故が起こったすぐ後から、「風評」払しょくのためのアピールとして、福島産食材を学校給食に取り入れて子どもたちに食べさせようという動きがありました。当時、保護者の反対運動もむなしく、福島産米は学校給食で使われることになったと聞いています

子どもは宝であり未来です。私はソウル市の子どもを大切にする考え方を支持します。日本にもそうあってほしいと願うばかりです。
(中略)
2020年8月をもって退職されてしまいましたが、韓国の「給食界の伝説」と呼ばれる栄養士がいます。京畿道のパジュ中学校とセギョン高等学校で7年余りにわたって給食栄養士を務めたキム・ミンジさんです。

2016年教育部長官賞(日本でいう文部科学大臣賞のようなもの)も受賞しています(中略)

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