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政府は新たな沖縄関係予算を新設し、沖縄県を金で締めつけ市町村を直接支配しようとしている:なんと大阪・堺市が「地方自治への悪しき前例となる」と敢然と意見書を可決、拍手!

 ここ数日、沖縄をめぐる動きが激しさを増しています。ホワイトハウスへの署名が日に1万人のペースで伸び、今や16万筆も越える勢いは辺野古への注目の高さを語ります。
 世論の怒りを背景に12月20日、沖縄県議会は国が強行する「土砂投入の即時中止を求める意見書」を可決しました。「地方自治を否定し、住民自治を破壊する暴挙で断じて認めるわけにはいかない」と改めて沖縄県の姿勢を明確にしました。
 ところが同日、東京では、政府が沖縄関係予算案について卑怯な弾圧をすることが分かりました。沖縄へ交付される予算は18年度と同額ながら、沖縄県が市町村への配分を決める「一括交付金」が95億円縮減され、代わりに、国が県を通さず、市町村へ直接費用を充てることができる「沖縄振興特定事業推進費」なるものを新設したのです。県の権限を奪い、国が沖縄の市町村を言いなりにさせる露骨な施策で、沖縄県の意見書にある地方自治を真っ向から否定して見せ、金で支配してきた安倍政権の本領発揮ではあります。
 書きながらも「このぉ〜!」と気が立ちそうになりますが、さらに同じ20日、なんと大阪・堺市の市議会が胸のすくような意見書を可決しました。
辺野古への国の横暴について「国と地方自治体の間で起こる問題を処理する上で悪しき前例になる」「国と県との誠実な対話を求める」と国に物申したのです。失礼ながら大阪のイメージを覆すほどカッコいい決議でした。これこそ沖縄だけの問題とせず、沖縄を孤立させないで共に検討する決議でしょう。全国の自治体もこれに続いて意見を表明したらいいぞ!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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沖縄県議会が辺野古土砂投入の即時中止求め意見書 「自治否定する暴挙」
引用元)
沖縄県議会(新里米吉議長)は20日、11月定例会の最終本会議を開き、名護市辺野古の新基地建設で国が強行した土砂投入の即時中止を求める意見書を県政与党の賛成多数で可決した

地方自治を否定し、住民自治を破壊する暴挙で断じて認めるわけにはいかない」と政府の姿勢を批判し、普天間飛行場を直ちに運用停止し、閉鎖・撤去することも求めた
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政府、沖縄県を通さない交付金を新設 直接市町村に配分 県の自主性を弱める懸念
引用元)
【東京】政府が2019年度の沖縄関係予算案に、沖縄振興一括交付金の補完を名目にした「沖縄振興特定事業推進費」を盛り込むことが20日、分かった。事業費は30億円。

関係者によると、県が市町村への配分額を決める一括交付金と異なり、県を通さない新たな交付金として、国が市町村へ直接費用を充てられるという。市町村事業への予算配分で国の直接関与を強め、沖縄県の自主性を弱める懸念も含み、今後議論になりそうだ。
(中略)
 政府は19年度沖縄関係予算案を3010億円とする方針を固めている。総額では18年度当初予算と同額となるが、このうち一括交付金は前年度比95億円減の1093億円と縮減され、12年度の制度創設以降、最も低い額となる
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国に沖縄と対話求める意見書可決
引用元)
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設をめぐり、沖縄県が反対するなか、国が埋め立て予定地に土砂の投入を続けていることについて、大阪・堺市の市議会は、「国と地方自治体の間で起きる問題を処理するうえで、あしき前例になる」として、国に沖縄県との誠実な対話を求めるとする意見書を可決しました
(中略)
20日、開かれた本会議でこの意見書について採択が行われ、自民・公明両党を除く賛成多数で可決されました。
このあと、ソレイユ堺の米谷文克議員は、「沖縄と堺では直接的な関係はないが、今後の地方自治を守っていくためには意見書を可決できたのは意義があることだ」と述べました。
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配信元)


18/11/28 ソルカ・ファール情報:欧米が自分たちだけ助かろうと陳腐なウクライナの暴君を利用し、プーチンは米国の偵察機撃墜を許可

 ロシアのクリミア併合は欧米では暴挙として語られていますが、クリミア半島にはそもそもロシア系が大半だったのです。純粋なウクライナ人(というのがDNA的に存在するのか果たして不明ですがまぁ一応)以外、血祭りにあげようとしているネオナチのウクライナ国家から逃れようとするのは当然かと。
 ただ私は今回の地図を見るまで、あんまり水域の重要性を考えていなかったのですよねー。ウクライナにとって致命傷だわこりゃ、と納得しました。でもこれまでロシアは事前通告さえしたら、毎回すぐに通してくれてたみたいですよ。
 写真も掲載されています。ウクライナ海軍の船ちっちゃ! ロシア国境警備隊の船の立派なこと! 武器はたんまり詰め込んでたらしいですが、よく向かってったなー。人間魚雷として切り捨てられた下級士官はロシアに亡命した方がいいのでは。

 そしてポロシェンコの支持率ご存知ですか、ジェイク・モルフォニオス氏の解説によると僅か7%。来年3月の大統領選で負けるのは必至だそうです。
 記事タイトルは、同じくモルフォニオス氏によるとRQ-4 グローバルホークだのRC-135VだのP-8Aポセイドンだのというデカい偵察機を米軍が只今ケルチ海峡上空で飛ばしているからです。表向き米露の対決が激化しているように見せて、イギリス軍やフランス軍やNATO軍を牽制しているのかもしれません(※シリア紛争も相俟って、地中海東側にうじゃうじゃ湧いているため)。

 そして相変わらず人気ですねぇ、黙示録の終末思想。ロシアやイスラム圏も含めて向こうの社会が厄介なのは、悪人も善人も聖書という土台に立たずして物事を進められないこと。ホント、あの洗脳宗教だけは根っこからどうにかしないと、人類の未来はないような気がします。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:欧米が自分たちだけ助かろうと陳腐なウクライナの暴君を利用し、プーチンは米国の偵察機撃墜を許可
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

終末戦争に皆さんおいでませ


中国崔天凱【駐アメリカ】大使が自国とアメリカ合衆国の間の貿易紛争は世界大戦に発展しようとしていると警告してから一時間経つや否や、本日午後開かれた【ロシア連邦】安全保障会議SC)の議事録が同日クレムリンに発表されたのですが、【黙示録的】終末が近付く中でロシアが取り残されることはなさそうです。

――米国勢がロシアの主権領域上に偵察機を飛ばすことを止めるのを拒絶したのを受け、プーチン大統領S-400大隊クリミアへ緊急戦闘配置することを許可したことからもそれは明らかです。

――時を同じくして英国ロシアの玄関口である黒海へと戦艦を送り込みつつありウクライナペトロ・ポロシェンコ大統領も国民に対してロシアとの全面戦争の警告を発しました。

――ですが欧米の大手プロパガンダ・メディアが一般市民に隠匿している真の原因とは、英国の政治家ジョージ・ギャロウェイが最も上手くまとめているように:
弱体化し崩壊しつつある欧米の政府や指導者の危険な集合体が、自分たちだけ助かるためには、陳腐な暴君ポロシェンコと利害が一致していることに突如として気が付いた」という訣で、彼はこの戦いの明白な原因へ正確に言及し、警告しました。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

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18/11/13 ソルカ・ファール情報:第二次世界大戦以来初めて謎の“見張りの天使たち”がヨーロッパの空に再来し、聖書の終末戦争が最早「いつ起こってもおかしくない」との警告

 ソルカ・ファール女史の記事で、最近のUFO再来について、不吉な前触れだという解釈です。栄枯盛衰は世の習いと申しますから、アメリカがローマ帝国になぞらえてあるのはいいとして、崩壊後に周りを巻き込んで全面戦争に突入する可能性が高いと敬虔なキリスト(正)教徒のロシアは相当恐れているようです。
 鍵を握るのはトランプ大統領ですが、アメリカそのものが「ゴグとマゴグ」と化しており、危うい舵取りだというのが窺える記事でした。

 ユダヤ教・キリスト教・キリスト正教の3者で終末論の解釈がどうやら異なるらしい、というのも興味深い点。ようは皆が自分の好き勝手にこじつけているのですかね。いずれにせよ一回は地球を滅ぼさないと気が済まないようです。
 日本だとピンと来ない感覚なのですが、この西洋と中東を蝕む聖書的な世界観が一番始末に負えません。敵も味方もまずは聖書ありき、なのですよ。
 「んなもん、どーでもいーじゃん」という選択肢のあり得ない世界。そんな発言をする人ですら、どこまで行ってもキリスト教を意識しないといけない世界。……極めて厄介です。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:第二次世界大戦以来初めて謎の“見張りの天使たち”がヨーロッパの空に再来し、聖書の終末戦争が最早「いつ起こってもおかしくない」との警告
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

見張りの天使たちが再来


本日クレムリンで出回っている、酷く胸騒ぎがしそうな【ロシア連邦】外務省MoFA)の新報告書では、【イスラエル軍による】本格的な地上戦が差し迫っている上に、イスラエルの大規模な空爆がガザに次々と叩きつけられる中、イスラエルパレスチナに敵対行為を止めるよう呼び掛けておりました。

――世界的に尊敬を集める宗教学者でラビのピンカス・ウィンストンがついこの前警告を発し、イスラエルいつ起こってもおかしくない聖書の終末の日ゴグとマゴグの戦争に備えるべきで、【しかもその戦争は】全世界を巻き込み12分で終わると言っている、【と当該報告書は】深い懸念を表明しています。

――この警告は今やヨーロッパの複数の上空で【目撃された】謎の飛行物体の報告と時を同じくして寄せられました。

――多くの者がこれを第二次世界大戦が終わりに近付いた頃、【世界】最初の原爆が使用される前にヨーロッパアジアの上空を駆け巡った見張りの天使たちの再来だと信じており、【ロシア】国防省MoD)に私たちの世界を現在攻撃している悪魔的な勢力から守ろうとするロシア兵士の生命と魂を守るため、キリスト【正】教の教会を新たに建設する旨を命じるよう駆り立てたのです。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【エゼキエル書第39章6節~7節ゴグとマゴグの戦争には全てが巻き込まれる
「私はマゴグと沿岸の国々に安穏と暮らす者たちへと火を放つ。そして彼らは知るだろう、私こそが主であると。
7節:そして私の聖なる名前については、イスラエルの私の人間たちの間で知られるようにしようぞ。もうこれ以上私の名前を冒涜させてなるものか。そして国々は私が主であり、イスラエルの聖なる唯一の存在だと知るのだ。」】

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
この写真には見張りの天使の謎の飛行物体(フー・ファイターと呼ばれました)が写されています。1945年5月ドイツのケルンテン州近くでドイツ人の操縦士が目撃したものです。

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高江や辺野古で基地に反対する元海兵隊員、移設再考を訴えアメリカに飛んだ玉城沖縄県知事 ~ アメリカからも基地移設反対の機運を

 沖縄に基地を作ろうとする「アメリカ」と「日本」。
その中で流されることなく反対の声を上げる個人は、アメリカにも日本にも居ます。
 マイクさんはかつて米海兵隊の特殊部隊員として3ヶ月間イラクに赴任し、その後10年間もPTSDに苦しみました。そこから立ち直る過程で、沖縄の基地建設反対に加わりました。戦闘行為をやめても「戦争は兵隊たちを追いかけてくる」「戦争によって全てが悪化する」ことを知り尽くす方だからこそ、我が事として沖縄の基地を認められないのです。日本国内で辺野古移設に強く反対するアメリカ人が居る。
 そして、日本からアメリカに、戦いでも圧力でもなく「対話」で以って基地移設の再考を訴えに飛び立った個人がいます。玉城沖縄県知事は自らを「平穏な生活を愛する普通の人間だ」と折々話されています。プロの政治家としてではなく、体を張って沖縄県民を代表する立場で「日米両政府が強行する新基地はいらない」「沖縄との対話を日米両政府に働き掛ける」ことを訴える旅です。
11日はニューヨーク大学での講演を果たし、この後ワシントンDCに向かい、安全保障の専門家や政府高官との面談、また米国内に住むウチナーンチュの県人会などへ積極的に訴えていく予定です。アメリカ人の父を持つ玉城知事が、人種や国を超え、丸腰で話し合いを求めている。アメリカの人々だけでなく、私たち日本人とってもこのような「政治家」らしくない知事の登場は新鮮です。
 本来、日本政府が沖縄のために米政府と交渉すべきなのに、実際に国会で行われている答弁がどんなにアホらしいものか、どうか最後のツイッターでご覧あれ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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マイク・ヘインズ 元米海兵隊員
引用元)
(前略)
元米海兵隊員のマイク・ヘインズさん(40)は、イラク戦争に特殊部隊として従軍。民家を急襲したときに高齢の女性を壁に押さえ付け、若者を連行し、残された幼子の泣き叫ぶ声が忘れられないという。「自分がやったことこそテロ」。退役後は、ベテランズ・フォー・ピース(平和を求める元軍人の会)のメンバーとして活動。
(中略)
米軍の兵士は退役後、毎日二十人自殺している。戦場で衝撃的なことがあり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になり、立ち直れない人たちがたくさんおり、(中略)戦争で死んだ数より、自殺者の方が上回っています

 PTG(心的外傷後の成長)というものがあります。私はPTSDになった後、自分のマイナスのエネルギーを何とかプラスに転換できました。PTGに到達することができた大きな理由の一つが農業です(中略)戦争では死、痛み、破壊が常にありましたが、農業をやると作物を成長させているという感覚が、自分の痛みを癒やしてくれました。

 もうひとつは沖縄の辺野古や高江に活動家として、関わっていることです(中略)昨年の九月には、素晴らしい熱帯雨林のある高江に行き、ヘリパッド建設を阻止しようと試みました。
(以下略)

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辺野古埋め立ての土砂搬送が事実上「ストップ」、台風による本部港の損壊が理由で使用許可を出さなかった町に岩屋防衛相は難癖

 辺野古埋め立てに使用する土砂は、本部(もとぶ)港から辺野古へ海上搬送することになっています。
8月の埋め立て承認撤回で工事の法的根拠が失われて以降、防衛局への本部港の使用許可は更新されていませんでした。
 その後9月末からの台風24号、25号の通過で本部港は被災し、6つある岸壁のうち3つが大きく破損したことで、港は使用できない状態になりました。
 沖縄防衛局は、土砂投入を早期に再開したい考えで、港の使用許可を本部町に再申請しましたが、町側は岸壁修復工事が終わるまでは受理できない状態です。
防衛局が海上搬送を諦め、陸上搬送する場合は、改めて沖縄県の承認が必要となり、玉城デニー知事が相手です。本部港の再開を待つのであれば、国交省の岸壁復旧工事の着手が年明けとなることから、事実上、土砂投入はストップしてしまいました。すばらしい成り行きだ。
 ところで、港の使用許可が本部町から下りなかったことが気に入らなかったのか、岩屋防衛相は「沖縄県が町に対して申請を受理しないよう指導している」と発言したようです。港の管理権は町にあり、沖縄県が指導する立場ではないことから、アホな言いがかりですが、防衛省には根拠となる「県からの指導の記録がある」そうです。
 上からの圧力で有るはずの記録が無かったり、有るはずのない記録が登場したり、現政権のやること為すこと犯罪的です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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移設強行に〝壁〟 陸送は知事承認必要 本部港塩川地区・台風損壊
引用元)
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で、埋め立て土砂を搬出する予定の本部港塩川地区を沖縄防衛局が使える見通しが立っていない。政府は本部町と協議を続ける方針だが、台風で壊れた本部港の復旧は年明けになる見通しだ。防衛局は他の港の使用や陸上運搬を検討する可能性もあるが、その場合、県は「知事の変更承認が必要」として、知事権限行使が可能とみる
(中略)
 一方、本部港の使用許可を巡って町が申請を受け付けなかった背景を巡り、県から指導があったと説明した岩屋毅防衛相の発言が波紋を呼んでいる。防衛省関係者は「町とやりとりした記録が残っており『県からの指導』とある」と話し、記録を基にした発言とする。

 これに県や町は「県の指導はなかった」と否定している。事実、県が同港を管理するが使用許可の権限は町に移譲されており、指導する立場にない(以下略)

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