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19/10/17&19&20 ソルカ・ファール情報:アメリカ内戦情報まとめ1

 21日の時事ブログで竹下氏がオバマ処刑済みの噂について、「私の感覚だと、この情報は誤報の可能性が高いと思います。少なくとも、最近の写真で見ていたオバマ大統領なる人物の肉体の波動が残っており、生きていると思われます」と述べていました。ソルカ・ファール女史の方に別の説がありましたので、訳しておきます。きな臭いトルドーが辛うじて勝利した裏には、オバマでなかったとしても何かがありそうです。
 そして先週、「19/10/14 ソルカ・ファール情報:ソルカ・ファール情報まとめ:トルコのシリア“侵攻”?[中編]」などで、シリアでの米軍の進退がアメリカの内戦とリンクしている旨をお伝えしましたが、今回もその様子を垣間見られる情報が入っています。ヨルダン近くでCIAと秘密のカバール会合だとか。
 ちなみに、上記の「中編」で捜査範囲が拡大されることになったとご説明した「ダーラム検事によるロシア疑惑捜査」ですが、この度(24日木曜)正式に刑事捜査に格上げしたと発表されました! ダーラム検事には、証人の召喚や文書の提出を命じ、大陪審を選出し、刑事起訴する権限が付与されます。
 ジェームズ・クラッパー元国家情報長官とジョン・ブレナン元CIA長官が、捜査対象となっていることも確定。これまで法の上でふんぞり返っていた二人は、今頃さぞ怯えていることでしょう。
 トランプさんは、果たしてケネディの二の舞を踏むのかどうか。今回3つ目の記事では、米軍のカバール派や悪魔主義者がトランプ暗殺を目論む場所と日付も浮かび上がってきました。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:アメリカ内戦情報まとめ1


■この記事のまとめ■
1つ目の記事(ロシア外務省、17日)
✅オバマのカナダ亡命説:政治亡命の密約が成立?
✅オバマがカナダ選挙にツイッターで介入、突然トルドーの支持を表明
✅公文書をきちんと残そうとしないオバマ政権
✅現在オバマは刑事罰に直面か
✅アメリカ民主党の危険な動き
✅オバマ政権下から刑務所送りにする子どもを増加
✅現在、民主党多数の下院では弾劾騒ぎに夢中、そして経済崩壊を推進中

2つ目の記事(ロシアSC、20日)
✅下院の弾劾騒ぎとシリア問題が相変わらず連動
✅ケネディ時代のベトナム戦争と同じ様相
✅ケネディはベトナムから米軍を撤退させようとして、CIAにより公開処刑に
✅今週はヨルダンを民主党クーデター団が訪問
✅CIAと極秘基地で会合か
(ついでにトランプ非難の言葉を国王から引き出そうとして失敗)

3つ目の記事(ロシアSC、19日)
✅ロシアは来月、チリで開催されるAPECでの米露首脳会談を検討中
✅GRUの指摘1:チリでは暴動により既に非常事態宣言
✅GRUの指摘2:アメリカ海兵隊の精鋭部隊がチリに向かっている可能性
✅隊をかつて率いたヒラリー派閥の海軍大将は、左派大手新聞にトランプ暗殺をほのめかす記事を18日に投稿(※海兵隊は海軍の指揮下)
✅トランプさんがチリを訪れる頃、ケネディが暗殺されたのと同じ就任日数に(※カバールは数字好き)
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ソルカ・ファール情報:世界がひっくり返る中で、オバマに政治的亡命を認めるカナダ
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

リベラルな黒人オバマとリベラルな黒人もどきのトルドー


【前略】

【ロシア連邦外務省MoFA)の新報告書からです。】

――昨日、民主党バラク・オバマ元大統領カナダジャスティン・トルドー首相と密約を締結し、カナダへの政治亡命を認められたというのです。

――密約を受け、オバマは間近に迫るカナダの選挙でトルドーを支持するという形で感謝しました

――この亡命の取引により、オバマは、既にカナダの市民となった妹のマヤ・ストロ=イングと再会するのでしょう。

――オバマは自らの大統領時代を記念した「大統領図書館」を建設しなかった近代史で最初の大統領であることを鑑みれば、予想されていた動きでした。

【※シカゴに「バラク・オバマ大統領センター」があるものの、その実態は「大統領図書館」に該当しません。近代の他の大統領図書館(第31代フーヴァーから第43代目のブッシュまでの全ての大統領)のように国立公文書記録管理局(NARA)が運営しておらず、おまけに実際の公文書が含まれていない(機密以外ならデジタル版のみオンラインで閲覧する方式)からです。】

――しかも【オバマは】ドナルド・トランプ大統領に対するクーデター計画を指示したかどで刑事罰に問われている可能性が高いのです。

【中略】

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

【※元記事とは別の画像を入れておきます。数日ぶりにオバマがツイートしたと思ったら、トルドーをアホみたいにヨイショして、再選への支援を訴えかけました。どうやらロシアではなく、アメリカ左派が他国の選挙に口を挟むのは許される模様。】

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ユダヤ問題のポイント ― 特殊稿10 ― カバラ(2)

 例えば初心者が登山をするとなれば、ガイドを雇うなり、ベテランの登山経験者に同行を願い、目指す山の山頂に向かうでしょう。そしてその山には、速やかに山頂に到達し、下山できる簡単で安全な正規ルートがあったとします。しかしその山を熟知する“山の主”のような案内のガイドたちが示し合わせて、登山者に対しわざと“正規ルートから外れた危険な小道に案内してはまた正規ルートに戻る”、これを繰り返し、時間をかけることで登山者を途中下山させることを続けていたとしたら…。
 いかがでしょう。事情の分からない初心者登山者ならば、雇ったガイドを「悪辣だ」と批判するでしょうか? むしろ逆に「こんな複雑困難なルートを案内できる」と感心し、尊敬し依存するようになるのではないでしょうか?
 地球上に現存する全ての宗教にこの傾向がありそうです。何しろ現存宗教を作ったのは同じ存在で、ホワイト・ロッジのハイアラーキたちだからです。そしてこの傾向の臭いが特に強く感じられるのが私にはカバラなのです。
 さて、カバラにおいて「生命の樹」(セフィロトの樹)は重要です。「生命の樹」には宇宙観・世界観が込められているからです。宇宙観・世界観を示すということは、登山に置き換えれば山の地図を示しているのと同様になります。そしてこの宇宙世界は秩序だった階層世界になっていますので、その地図には登山の山頂と下山のルートが示されることになり、このルートを辿るのがカバラの最奥義なのです。
 以上のように「生命の樹」は重要なのです。…ただし、この「生命の樹」に表わしてある地図とルートは厄介です。わざと複雑に、そして正規ルートを途中で飛ばした表示にしてあるのです。
 また、その「生命の樹」への解説も厄介です。「流派によって解釈が異なる」との言い分で、「生命の樹」の各所の名称が図によって異なっていたりします。例えば日本のある地点を「東京」としている地図があるのに、違う地図ではその同じ地点を「北海道」と表示したりしているのです。これは真面目に追求すれば大混乱が起きざるを得ないのです。
 一般には正確なルートを示さず、弟子入り入門した中で忠誠を誓った「選ばれし者」だけに、小出しで正確なルートを示す態度が取られていると思えます。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント ― 特殊稿10 ― カバラ(2)


生命の樹はセフィロトの樹 〜セフィロトとは天球の複数形


カバラの生命の樹
Wikimedia Commons [Public Domain]

カバラは様々なものを受け継ぎ、混ぜ込んでいて雑多であり、その中では注目に値しないものも種々ありますが、「生命の樹」は非常に重要ではあります。

「生命の樹」は『旧約』でエデンの園の中央にある木としてよく知られていますが、カバラで示されるのは基本は10個の球とそれを結ぶ線の図です。10個の球の一つ一つはセフィラといい、その複数形はセフィロトです。それでカバラは「生命の樹」を「セフィロトの樹」とも言いあらわします。10個の球(セフィラ)で「セフィロトの樹」、つまり「生命の樹」が形成されるとしているのです。

この「生命の樹」にはカバラの宇宙観・世界観、それに伴う階層(位階)図、そして最奥義もその絵図の中に込められているとされます。

カバラ「生命の樹」の見方は流派によって分かれますが、主流派の一つでは、図に現れるところで最も上の階層にあるのがアツィルト界(流出界)で、そこに位置するのが一番上の球(天球、セフィラ)が1とし、これをケテルといい、海王星に対応するとされます。

そしてここから順にブリアー界(創造界)、イェツィッラー界(形成界)と降りていき、それぞれの界に位置する球(天球、セフィラ)が8個あるとされます。

最後の一番下の階層がアッシャー界(活動界)で、ここに10番目になる一番下の10の球(セフィラ)が位置するとされます。最下位の10の球がマルクトと名付けられ地球を示します。

生命の樹の宇宙観・世界観

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19/10/14 フルフォード情報英語版:シオニストの計画が瓦解する中、世界各地に訪れる歴史的な変化

 良くも悪くもアメリカ、トルコ、サウジアラビア、イスラエルに大きな変化が訪れています。
 対するカバール側はメディアと気象兵器を用いて、日本やアメリカを脅しています。恐怖で支配するのが一番簡単ですからね。おまけに12月21日から24日までのどこかで、“偉大な革命”なる御大層なものを決起したいのだとか。ようは、いつもの何とかの一つ覚えな人為的ハルマゲドンです。宇宙に逃げられないのに核兵器で地球潰して、どーするんだか。選ばれし民はアセンションできる、と盲目的に信じているのでしょうか。
 シリコンバレーや連邦準備制度を国有化し、金融システムをリセットするにあたって重要なのが中国の同意。新しい国連をアジアに移転したがっているようですが、国連が金欠なのでそちらも叶うかもしれません。
 金融リセットは、ブレキシットや香港の騒動と連動させる模様。どちらかで大きな事件が起きないか、注視しておく方が良さそうです。とりあえず現金とガソリンはこまめに確保を。こちらで重要になってくるのが11月1日、あるいは金曜日。週末を挟んで月曜日になったら、ATMがストップしているかもしれません。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シオニストの計画が瓦解する中、世界各地に訪れる歴史的な変化
投稿者:フルフォード

変化1:激化するアメリカの内戦


何世紀も続いたシオニストのプロジェクトが内部から瓦解していく中、世界各地で真に歴史的な出来事が【次々に】起こっている。例として特に挙げるなら、金(かね)が底をついた国連、トルコによるシリアの大規模侵攻、アメリカ合衆国で加速する内戦など。更には、ロシア・中国・米国の間で地球の新たな管理体制を巡って何らかの取り決めが上層部でまとまったと、複数の兆候が指し示している。

まずは米国の状況から見ていこう。ドナルド・トランプ大統領率いる軍事政権が、破産を避けるために中国から資金を確保するに至った、とペンタゴン筋が言っている。実際には、地球規模の金融リセットが起こるまでの時間稼ぎとして、中国が米国から大量の食糧を現金で購入する【という形になる】。

米軍は我々へ、この写真を説明文と共に送ってきた:

「新会計年度を迎えるにあたり、トランプは10月7日にホワイトハウスでの会合および夕食会に軍上層部を呼び集めた。[最高位の大将であるマーク・ミリーをはじめ、陸軍の大将たちは第二次世界大戦時の制服を着こみ、シオニスト勢やディープ・ステートに対する戦争を宣言している。」

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

おまけにペンタゴン筋曰く、「ハンター(・バイデン其の他の裏切り者連中)がハントされる側に回るようになり、『レッド・オクトーバーを追え』が開始された。そしてジョゼフ・ダンフォード大将が軍事法廷を取り仕切る」。

【※映画『レッド・オクトーバーを追え』の原題は“the Hunt for Red October”。そしてジョー・バイデン元副大統領の息子の名前が奇しくもハンター。「狩りをする者・狩人」という意味ですが、これからは「ハントされる側」、つまり狩りの獲物に転落したようです。パパのお蔭でウクライナや中国から甘い汁を吸ったバカ息子も万事休す。】

ロシア筋が我々に伝えてきたところによると、バラク・フセイン・オバマ元大統領は銃殺隊によって既に処刑されたらしい。ペンタゴン筋からこの裏付けは取れなかったが、それでも「ギトモ[※グアンタナモ湾【の愛称】]での処刑、機密文書公開、兵士やFBIの動員、カリフォルニア州乗っ取りの可能性と、内戦は激化する【一方だ】」とは言っていた。

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ぴょんぴょんの「ケムに撒かれるな!」

散歩しながら空を見上げると、「消えない飛行機雲」が放射線状に走っている。
「ああ、また撒いてるな」とうんざりします。
「えっ? あれは、飛行機雲でしょ?」と思ってるあなた!
いつまでも消えないあれは、飛行機雲じゃないですよ。
「ニセ飛行機雲」をレンチンしたら、19号のような巨大台風になるって知ってた?
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「ケムに撒かれるな!」


核兵器以上に恐ろしい物理学兵器 HAARP


なんか、とんでもない巨大台風が日本列島を襲ってるね。

Wikimedia_Commons[Public Domain]

台風19号だな。

大丈夫かな〜 このあいだ被害を受けた千葉県とか。

あんな、どでかいのを作りやがって。
しかも、千葉をねらいやがって。

気象兵器、HAARPのしわざだと言うんだね。
でもそれ、陰謀論て思われるから、軽々しく口にしないほうがいいよ。

おおう、いいじゃねえか、言ってくれよ、陰謀論なり何なりと!

ところで、HAARPって、なんだっけ?

ガクッ!
陰謀論とか、エラそうなこと言いながら、HAARPのこと知らないんか?
よし、陰謀論じゃねえとこを、説明してやろう。
HAARPとは、「核兵器以上に恐ろしい物理学兵器」だ。 
(ニコニコ動画)

核兵器以上だって?!

HAARPは、世界中の農業・生態システムを破壊する大量破壊兵器。
核爆発を伴わない爆弾、つまり「核兵器以上に恐ろしい物理学兵器」。
(トカナ)

そんなに恐ろしい兵器なの?

しかも、ほとんどの地球人は、その存在すら知らない。
ナチスの時代からある
ことさえも。

Wikimedia_Commons[Public Domain]

ナチスだって?

時事ブログのコメント。
気象兵器の歴史は意外なくらい古いのです。実はナチスが開発しようとしていたようなのです。・・ナチスはスターリングラードの戦いにおいてソ連軍に打ち負かされるのですが、どうして真冬にソ連軍と戦うという愚かな作戦を実行したのか・・実はヒトラーは、気象兵器によって天候を変えるつもりだったのが、兵器開発が間に合わなかったと言われています。」

ということは、とっくに完成しているってことだ。

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ユダヤ問題のポイント ― 特殊稿9 ― カバラ(1)

 バラ十字会日本本部がカバラについて解説しています。バラ十字会は通信教育をしているので、受講者にはその中身を伝えていると思えます。
 カバラの語ですぐに結びつくのが魔術だと思いますが、これは正解でしょう。そしてカバラから連想されるワードが、タロットカード、数秘術、占星術、生命の樹といったところでしょうか。
 カバラは非常に雑多なものを内包しているのですが、前述のワード中では「生命の樹」のみは確かにカバラを知るのに極めて重要でしょう。しかし他のものは枝葉末節、もっといえば本質からすれば、イミテーションというかダミー的な要素があると感じます。
 お遊び程度ならともかくも、タロットカードや数秘術、占星術をカバラの本質として主題に取り上げて入り込むと、雑多で「ごった煮」のカバラの迷宮の中にさまよい続けることになりかねないと感じるのです。
 翻ってこのように雑多で複雑なカバラをバラ十字会がなぜ教えられているのか? これは当たり前のことですが、バラ十字会がカバラの本質と中身をよく知っているからでしょう。薔薇十字がカバラの根幹だからです。
 既に外伝23あたりで見たように、薔薇十字とは、薔薇に象徴される女性器と十字に象徴される男性器の結合、即ち「聖婚儀礼」「性錬金術」を意味するのです。これがカバラの根幹であり核の部分です。
 イエスの所属した原始エルサレム教会(クムラン宗団)がカバラの源流でもあります。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント ― 特殊稿9 ― カバラ(1)


「ごった煮」のカバラ体系 〜 グノーシス ≒ ミトラ教 ≒ カバラ ≒ 神智学


カバラの生命の樹
Wikimedia Commons [Public Domain]

カバラとはユダヤ神秘思想とされ、一般にはものすごく高邁で複雑神秘で理解し難く、近寄りがたいものだとの印象があるかと思います。実際にいざカバラ全体を説明しようとすると大変に難しいです。その原因は、私が門外漢でカバラの中身を経験理解していないところにもあるのですが、カバラに関わる人間たちがカバラをわざとわかりにくくしている(そうさせる理由もありますが)点があるのと、それ以上にカバラと一口に言ってもカバラが非常に雑多で、いわば色々なものの「ごった煮」である点にあります。

バラ十字会日本本部の「資料室」では「カバラ」を自称している伝統的な思想体系にも、ユダヤ・カバラ、クリスチャン・カバラ、ヘルメス・カバラに分かれること。それらが先行する体系から「考え方や用語や技法を借用」して独自の形で使用しながら、「さらに、他の系統の伝統思想をそれに織り交ぜています」とし、更には「近年は『ニューエイジ・カバラ』とも呼べそうなものまで出現」と解説しているような具合です。

「カバラ」は「ごった煮」なのです。カバラというと超古代からのものとのイメージがあるかも知れません。しかしカバラという名称自体はそれほど古いものではないのです。

カバラの重要聖典が「形成の書」「清明の書」「光輝の書(ゾハル)」3つで、中でも最重要なのが「光輝の書(ゾハル)」とされます。「形成の書」は3〜6世紀に形成。「晴明の書」は12世紀に、「光輝の書(ゾハル)」は13世紀にそれぞれ編纂され「出現」したのだとされます。この「清明の書」と「光輝の書」によって「カバラ」との名称体系が構成されたと見られます。

「カバラ」とはウイキペディアの同記事で「『受け入れ』『伝承』を意味する。」とあります。過去に成立していた様々な神秘思想や技法などを受け入れて独自に組み立て直したのが「カバラ」といえるでしょう。


それでは「カバラ」とは一体何の「ごった煮」なのか? 一口で言えばキリスト教(カソリック)から「異端」として攻撃排除された神秘思想や技法です。グノーシス主義などが弾圧されたのですが、キリスト教から最も激しい攻撃と弾圧を受けたのがミトラ教です。ミトラ教について特殊稿5で次のように触れています。

当時最も勢力を持ち、世界初の世界宗教と評しても良かったのがミトラ教でした。原初はアーリア人の宗教で、地域的にはイラン高原あたりが起源となるのがミトラ教で、ペルシャ、インド、中東全域、エジプト、欧州、中国へと広がり、その中で様々な宗教をその中に包含していったと見られる」。

このミトラ教は現代の神智学になっているのですが、結論から言えば「カバラとはミトラ教だ」といえるほどなのです。大雑把に示すと次のようになります。

 グノーシス ≒ ミトラ教 ≒ カバラ ≒ 神智学 

そしてこれら神秘思想の中核にあるのが「錬金術」です。

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