http://tapnewswire.com/2015/02/russia-could-bail-out-greece/
(概要)
2月1日付け:
ロシアはサウスストリーム・パイプラインをウクライナを迂回してトルコとギリシャの国境沿いに通し、ガス・ハブを設けることでギリシャの金融支援につなげようとしています。
ロシアは、(EUによる対ロシア制裁の報復として)
サウスストリーム・パイプラインをトルコを通るルートに変更し、トルコとギリシャの国境沿いにガス・ハブを設けると発表し、EUに対抗するための貴重なカードをギリシャに手渡しました。
http://kingworldnews.com/paul-craig-roberts-putins-ultimate-move-crush-eu-nato/
(概要)
1月30日付け
Dr.ポール・クレイグ・ロバーツによれば:
プーチンは最終的にEUとNATOを破壊しようとしているそうです。さらに、欧米諸国は中国とロシアに勝利のカギを手渡すことになるそうです。
今、金融システムが崩壊寸前です。 ユーロや米ドルの逃避が始まると完全に崩壊してしまいます。そうすると銀行もデリバティブもソブリン債も救済が不可能になります。
短期的には、紙幣を乱発し続けることで、現行のシステム(=不正操作で成り立っている)
を維持することはできますが、ドルとユーロが暴落すると、ゲームが終焉することになります。
ギリシャ危機の存在と
ギリシャに新政府が誕生したことで、ドイツの銀行、ギリシャの債権者、EUの政治家がギリシャ政府の正当なニーズを受け入れないなら、コクチョウが姿を現すでしょう。そして
ギリシャとロシアが同盟を結ぶことになります。
BRICSは1000億ドルを出資してIMFタイプの銀行を創設しました。プーチンは今こそギリシャをEUやNATOから切り離せると考えています。
BRICS銀行がギリシャを支援する可能性があるのです。そうなるとEUとNATOは崩壊します。
スペインとポルトガルもギリシャの動向を注視しています。スペインもポルトガルもギリシャと同じ問題に直面するからです。アイルランドもEUに押し付けられた緊縮財政に苦しんでいます。
これらの国々が今後もEUの緊縮財政を強いられるなら、彼らはロシア、中国、インドなどのBRICS諸国に救済を求めることになります。
欧米の金融資本はこれらの国々の重要な資産を非常に安い価格で購入しました。これは強奪のプロセスなのです。
BRICSはギリシャを支援することが可能です。そうなると、これらの国々に緊縮財政を押し付け、
重要な資産を強奪したドイツ、アメリカ、IMFは彼らに見放されることになります。
その結果、EUもNATOも完全に崩壊します。
もしEUがギリシャの要求をのまずにギリシャをEUやユーロから追放するなら、ロシアと中国がEUを進攻することになります。そして
EUやNATOは解体されるでしょう。
動画の中に、突撃大隊の指揮官であり、ドネツク空港の防衛に当たっていたウクライナ軍のオレク・クジミニフ中佐が出てきます。彼はウクライナ軍部隊を指揮し、市街地を砲撃したのです。
私がこの動画を見て思うのは、一般市民を砲撃によって多数殺戮したウクライナ軍部隊の指揮官であるこのオレク中佐が、決して悪人ではないことです。彼もまたキエフ政権に騙されていた人物の一人であり、捕虜となったことで、真実を知ったと思います。おそらく、彼の妻と2人の娘の懇願は聞き入れられるだろうと思います。彼はいずれ解放され、妻と2人の娘が彼を引き取りに来るでしょう。
ドネツク人民共和国の指導者ザハルチェンコという人物は、そういう男なのです。彼は敵として戦っている兵士たちの大半が、キエフ政権に騙されていることをよく知っています。ドネツク側に、義勇兵は居てもロシア正規軍が居ないことを彼らが知り、自分たちが政府に騙されていたことを悟った兵士たちを、母親あるいは妻のところに返しているのです。
こうした事実を見ても、キエフ政権とドネツク側のどちらが正義なのかは、はっきりとしていると思います。