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[第44回] 地球の鼓動・野草便り 薬のいらない治療法


薬のいらない治療法

我が家にいた猫に治療猫がいました。猫達は総じて、私たちの具合の悪い身体の部分へ、何らかの治療的な行動をとることがあります。 肩が凝っていると、肩に乗って足でマッサージしたり、襟巻状態で温めてくれます。昨年亡くなった雄猫は、腕がだるい時など、邪気が出ているのが見えるのか、必ずツボを噛んできます。 年々噛み方が強くなり、あまりに痛いので少し噛んだところでサッと手を引いていました。それで十分治療効果がありました。

ある時、今日は噛まれるのに任せてみようと、相当の痛みにもグッと我慢して、手を引きませんでした。するとかなり深く歯が入り、 猫もアレッ?今日は手を引かないの?という顔をしていました。すると、腕全体が痛くて動かせなくなったのです。 手の甲のツボを噛んだだけなのに、動かそうとすると腕全体に激痛が走るのです。ちょうどギブスのように肘を曲げた状態でスカフーフで吊るして固定しました。2~3日後、噛まれた場所以外の痛む箇所をもみほぐすと、痛みが解消していき、腕が動かせるようになりました。

猫が噛んだ箇所が腕全体の治療効果がある反面、逆になれば、腕全体に影響するのがよくわかったのでした。また、噛んだ箇所以外の痛む場所も、揉み解せば治るツボなのがわかりました。竹下雅敏 東洋医学セミナー」で経脈の走行を教えていただいています。こういうことだったのかと実感しました。

以前、痛む箇所は癒着していると講習会で習ったことがあります。痛いけど気持ち良いという箇所をピンポイントで指圧します。
ある時、近所のおばあさんが転んで身体がすっかり傾いていて、思わず腕や肩を揉んで治したことがあります。そのおばあさんが「もみ医者さんですか?」と訊かれました。

その「もみ医者」ですが、最近インターネットで「腱引き療法」というのが、古来日本の治療法にあったのを知りました。筋肉の腱にアプローチして、戦場での短時間の回復を手技だけで、負け戦の時には取り敢えず逃げられる身体に、勝ち戦の時は疲れた身体を回復させて戦えるようにしていたそうです。心肺停止を蘇生させる荒技などもあったとか。

私も、身体のあちらこちらを指圧していて、怪我をした場合でも、傷とは違う箇所のツボを揉むと回復が早かったり、お腹の大腸辺りもコリがあり、骨盤の際などをほぐすと楽になったりしていました。
ところが、最近右肩が急に五十肩?という感じになっていて、揉んでいるのですが、その時だけ楽になり、なかなか治りません。 せっかく習っているヨガをあまりせず、コタツにばかり入っていて・・・。

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オルゴナイトの可能性を探る 〜第五章 オルゴナイトの設置パターン

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オルゴナイトの設置パターン


はじめに


前章ではオルゴナイトの設置方法と、効果が出るために必要な条件について解説しました。また建物に設置する場合は、気のレベルでの調整が必要になるなど、難易度が高くなることもお伝えしました。今回は、さまざまな設置パターンと、パターンごとの難易度・課題について紹介したいと思います。ご自身の状況にとって最適な設置方法を見つけて、設置を試してみてください。


さまざまな設置パターン


1,寝室だけに設置する(難易度:★★)


睡眠は、人間が一日のうち約1/3の時間を過ごし、脳を含めた身体組織を回復させている重要な時間です。この睡眠中の電磁波への被爆は、健康に大きな影響を与えるようです。例えばドイツ建築生物学会(バウビオロギー学会)では、「寝室」についての電磁波や化学物質の厳しい基準を定めています。

障害物が少なく、小さな範囲である寝室だけをオルゴナイトで守るのは、気のレベルの調整を必要とせず比較的容易です。6畳(約3m四方)の寝室であれば、ピラミッド型オルゴナイトの角度の許容範囲は約1.5度です。
難易度に対して、非常に効果的な設置パターンと考えられます。

1点難関があるとすれば、室内でコンパスを使うと正確な磁北を出すことは難しい場合が多いことです。これについては下のコラムを参照して下さい。

◇ 磁北を出す難しさ ◇

上のように寝室にオルゴナイトを設置するためには、方位ライン、特にまず南北を結ぶラインを床の上に写し出すことが必要になります。そのためにはコンパスを使います。

しかし、シャンティ・フーラの社屋の中で実際にコンパスを使った経験では、測る場所によって数度以上のずれが出てしまうことが判りました。正確さを期して、ブレーカーを落とす(屋内配線は磁場を発生します)、壁・床から50cm以上離して計測するといった工夫を行いましたが、それでも「これが正しい磁北だろう」という角度を出すことはできませんでした。

床から離れた場所で、コンパスと水糸で磁北を測定している所

原因は不明ですが、丁度、北の方角になる場所が倉庫になっており、そこには大量の金属製の棚が入っていました。これが室内で磁北を計測する上で、地磁気の流れを妨げていたのではないかと考えています。

結局、建物の外で磁北を測ることにしました。


屋外では7箇所での測定値を、約0.6度の誤差範囲に収めることができました。たった6畳の寝室でもずれの許容範囲は1.6度です。正確な磁北を出すことは重要であり、かつ大変で手間がかかるといえます。

ところで、コンパスと言って一般に頭に浮かぶのは、方位磁針=磁気コンパスです。しかし、このほかにも「GPSコンパス」という種類のコンパスがあります。これは人工衛星の信号を利用しますので、金属のような地磁気の乱れを起こすものの影響を受けません。一般の方が購入するのは難しい価格の機器ですが、もしレンタルできるところがあれば、正確な磁北を出す上でのハードルは下がるかもしれませんね。


2,ちょっとした避難場所として設置する(難易度:★)


なかなかアヤシイ光景ですね。(笑) 約2m四方の小さな「電磁波被害避難所」です。この工作物は、コンパスを貼り付けて回転させることができ、磁針を北の方位ラインに合わせさえすれば、あとはオルゴナイトを置くだけで防御エリアを形成できます。

この構造ではとてもこの中で寝ることなどできませんが、改善すれば1坪(4畳)ほどの防御エリアは簡単に展開できるようになると思います。瞑想や睡眠など休息のための空間、パソコン仕事など電磁波を浴びる仕事を行うための空間を、インスタントに作りたいという用途にはこのような方法が良いかもしれませんね。

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[第43回] 地球の鼓動・野草便り 冬には冬の植物で


冬には冬の植物で

冬になると庭木の剪定の枝が色々あります。無農薬無肥料なので、それを大切にいただいています。

今年驚いたのは椿の葉っぱがお茶にすると美味しいのです。さすがお茶と同属だけのことはあります。茶の木、サザンカともにツバキ属です。
花も葉も滋養強壮や健胃、整腸作用があり、生葉は傷やおできなどにも効くようです。椿の実からできる椿油は酸化しにくく、粘着性も少ない油で、そのままで整髪や肌に使えます。花に少し苦味があり、散った花や散りそうな花を天ぷらでいただきますが、実も苦味があるので、そのまま食べるのは難しそうです。

椿


茶の木の実やサザンカの実からも油がとれます。茶の実油(ティー・オイル)も香ばしく美味しい油だそうです。薬効成分の中に魚毒などにしていたサポニンがありますが、人間には少量なので、去痰、抗炎症などの薬効成分となるようです。サザンカも椿と同じようにいただけます。

山茶花(サザンカ)の花


新芽をお茶にすると香りが良く、香袋にもしていたそうです。花もほんのり甘い香がします。まだいただいたことはありませんが、椿もサザンカも乾燥した花を刻んでお湯を注いでいただくといいようです。

近年海外でも人気のお茶の効能は抗菌、抗酸化、抗ウィルス、抗アレルギー、高血圧予防、糖尿病予防、動脈硬化予防、脳、神経機能、腸などにも有効だそうです。


茶の実の殻



ただし、ヨーロッパなどの残留農薬基準を満たすお茶は、ほとんどないのが現実だとか。日本では普通に市販されていますが・・・。
(シャンティ・フーラおすすめの「しもやま農産のお茶」は無農薬で貴重ですね。)

剪定されたナンテンも咳止め、滋養強壮になり、お茶に少しづつ混ぜていただいています。松なども体を温めるので、冬のお茶に最適です。
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オルゴナイトの可能性を探る 〜第四章 オルゴナイトの設置方法:後半

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オルゴナイトの設置方法:後半


はじめに


前半では設置方法の概要を説明しました。設置にあたっては、いくつかの条件を満たすことが必要です。今回はそれらを説明した上で、実際に設置を行う難しさについても触れたいと思います。

前半の内容をおさらいしておくと、理想的な設置方法は次の様に、円錐型1個・ピラミッド型8個の合計9個のオルゴナイトを配置するということでした。

上から見た配置図


電磁波の防御エリア



5.設置の条件


それでは設置のための条件の説明に入ります。

オルゴナイトの設置が成功し上図のような防御エリアが形成されるためには、いずれのオルゴナイトも、以下のすべての条件を満たしている必要があります。逆にいえば、たった1つでもオルゴナイトの配置に間違いがあると、すべて台無しになるということです。

条件(1) 円錐型オルゴナイトは、ピラミッド型オルゴナイトよりも高い位置に置かれていること

先ほどの「電磁波の防御エリア」の図の通り、中心の円錐型オルゴナイトはピラミッド型オルゴナイトよりも高い位置に設置する必要があります。


条件(2) すべてのオルゴナイトは頂点が真上を向くように水平に設置すること

上図の通り、すべてのオルゴナイトの設置底面を水平にし、頂点が真上を向くようにする必要があります。

条件(3) すべてのピラミッド型オルゴナイトが、ほぼ同じ高さに置かれていること

上図の通り、すべてのピラミッド型オルゴナイトが、ほぼ同じ高さに置かれている必要があります。多少の高低差は許容されるようです。(※実験では図中の高低差d = 84mm で効果あり、 d = 89 mmで効果喪失というデータが取れています。)


条件(4) 東西南北の「北」は磁北であること

コンパスで磁北を計測しているところ

磁北とはコンパスが指す北の向きです。地図や建築図面の北になっている「真北」とは異なります。

条件(5) 方位ラインが、ピラミッド型オルゴナイトの一部分を通ること
北方位にピラミッド型オルゴナイトを配置する例として、上図のとおりA〜Cの3つのパターンを比較してみます。
この場合、上図の A, B は有効ですが、 方位ラインからピラミッド型オルゴナイトが外れてしまったC の場合は、効果が失われてしまいます。


条件(6) ピラミッド型オルゴナイトの対角線の延長線が、円錐型オルゴナイトの一部分を通ること


北方位にオルゴナイトを配置した例として、上図のとおりA〜Cの3つのパターンを比較してみます。
A〜Cのいずれも、ピラミッド型オルゴナイトの位置は変えずに、角度だけを変えています。この場合、上図の A, B は有効ですが、ピラミッド型オルゴナイトの対角線の延長線が円錐型オルゴナイトから外れてしまった C の場合は、効果が失われてしまいます。

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[第42回] 地球の鼓動・野草便り 虫と植物


虫と植物

虫が卵を産んだり、越冬する場所を観察すると、草刈りをせず、種が出来ている草陰や、剪定しても焼却せず放置してある倒木の枝など、今の田舎ではほとんどない、我が家ならではの場所です。

草刈りをされる要因はいろいろですが、中山間地域の補助金というのがあり、草を綺麗に刈っていなければ、下りないのです。それにお互い草を生やすことが恥というように、神経質にもなっておられるようです。過疎化対策もあり、町の美化の為にと、年に数回も草刈りを徹底的にされます。あるいは定期的に除草剤を撒かれます。
草を生やすと害虫や蛇の温床になると思い込んでおられるのかもしれません。

ところが自然はバランス良く出来ていて、虫は鳥の餌になったり、カエル、トンボ、クモなども虫を食べるので、人間が農薬や化学肥料などまかなければ、また窒素過多の不健全な土壌にしなければ、害虫の被害はほとんどありません。蛇も意外と草刈りされた日当たりの良い、ちょうどピクニックにお弁当を座って食べるような場所を好むようです。

私の子供の頃は、道路脇に草がいっぱい生えていて、草で遊びながら歩いていました。
草や虫がこれほどまでに目の敵にされるようになったのは、いつ頃からでしょうか?

ほんとに人間のことしか考えていませんね。それも経済優先ではなく、本当の意味で人間のことを考えれば、微生物がたくさんいる健全な土壌に、草や虫、鳥や動物がたくさんいる豊かな生態系の自然のある方が、人間にとっても健全で良い環境だとわかるはずなのですが。

ヒカゲチョウの脱け殻がありました。家の石垣の側に生えているジュズダマの葉裏についていました。

ヒカゲチョウの蛹の脱け殻


同じジュズダマの近くの葉には、越冬中と思われるヒカゲチョウの新しい蛹がありました。

ヒカゲチョウの蛹


桑の木が大きくなりすぎて、小屋の屋根を壊しそうで伐らなくてはいけなかったのですが、切り倒された太い幹から新しい芽が出ていました。その木にゴマダラカミキリが卵を産み付けていました。

ゴマダラカミキリの産卵


近くの枝にはカタツムリが棲み着いています。12月になって雪が降り始めた頃のことです。
夏には、バケツ稲にトンボが来たり、カエルが棲み着いていたり、年中色々な鳥もやってきます。

カタツムリ


ちょっと呆れられるような庭ですが、お気に入りの草が、かわいい花を咲かせ、何種類もの蜂や蝶が来て蜜を吸い、受粉して種をつけます。草の実は鳥のご馳走になり、虫の食事になり、残りの種がまた来年の草になります。

植物の生え方を見ていると、植物同士のコミュニケーションがあり、棲み分けているような気がします。単純に勢力争いをしているようには見えません。虫ともコミュニケーションがあり、自然界はみんな意思疎通があるのではないかと見えてきます。人間の感受性が退化して、自然との意思疎通ができなくなったのかなと思います。
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