注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

市教委は、録音データは出さず、学校がまとめた回答を文書で報告した。これに対し文科省は、前川氏が天下り問題に主体的に関わって処分を受けたことを事前に確認していなかったのでは、との指摘を送ったという。
教育関係の法律では、学校教育に対して指導や助言をするのは主に教委で、国の役割は学習指導要領など、全国共通の教育基準を作ることや、教育条件の整備と想定している。
(以下略)
「天下り」「出会い系バー」? なんだ、北村滋の仕業か! 文科省でなく官邸だ! https://t.co/sL2x36EVvS
— mko (@trappedsoldier) 2018年3月16日
#news23
— Tad (@CybershotTad) 2018年3月15日
文科省が前川氏の授業内容を報告するように要請した件。
寺脇研氏「教育の国家統制になっていく。役所がやってはいけないことが壊れてきている。とにかく異常」 pic.twitter.com/CAIxhbD6Xl
教育基本法で国家権力が学校教育に介入することを禁止している
— 知足的隠遁者 (@SukiyakiSong) 2018年3月16日
禁止しなければ、大日本帝国の国民洗脳の二の舞になり、日本を侵略国家に戻すからだ。 https://t.co/pVjCC1qIWc
(中略)
改ざんは「隠すだけでなく偽の情報を出した。輪をかけて悪質だ」と批判。「38年務めた経験上、役所の人間が自ら判断したとは思えず、政治的な力が働いたと考えざるをえない」と語った。
(以下略)
前川氏は、全国各地から講演に招かれ、教育と政治について精力的に語っておられますが、折しも13日の講演では、今まさに渦中の佐川氏について「役人を辞めれば何でも言える。佐川さんにそう教えてあげたい。」と述べています。また財務省の改ざんについて前川氏は「経験的に役所の人間が自ら判断したとは思えず、政治的な力が働いた」とも表明しておられます。このように官邸に対して静かに抗議する前川氏への牽制か、あるいは役人を辞める佐川氏への脅しか、はたまたNHKも報じたこの件自体が国会からのスピンなのか、伏魔殿の意図はなかなか読めませんが、官邸のやることなすことがムチャクチャだという点はブレません。
前川氏の講演会が近くにやって来たら、ぜひ、その辺りを聞いてみることにしましょう。