注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
マイナンバーカードに関しては、
- マイナポータルで他人の年金記録を閲覧できた
- コンビニで住民票などの証明書を他人に発行した
- マイナ保険証で別人の情報をひも付けた
- マイナンバーとひも付ける銀行口座に別の人のものを登録した
- カード発行などで得られるポイントを他人に誤って付与した
など、本来あってはならないさまざまなトラブルが多発しています。
(中略)
今やこの国の統治の仕組みである議会制民主主義は相当程度壊れてしまっています。今回はマイナンバーを例にしましたが、マイナンバーに限らず、あらゆる重要法案審議に関して、
「まともに説明しない」→「まともに質問に答えない」→「議論や論戦を避ける」→「数の力で押し切る」→「メディアは無批判」→「国民は無関心またはあきらめる」
というようなサイクルがすっかり常態化してしまいました。三権分立もいつの間にか形骸化していて、権力による不正に関しては、検察や司法も及び腰でまるで頼りにはなりません。
この状態を放置する限り、日本の凋落は止まらないでしょう。
(以下略)
今日の閉会会見で、岸田総理がマイナンバーカードについて
— Yurakusai (@yurakusai) June 21, 2023
「デジタル社会のパスポート」「改正マイナンバー法は『デジタルパスポート』を推進するもの」と明言
NHKはそれを綺麗にカットし、他の話を詳述報道した。https://t.co/OxnvcD71Jl pic.twitter.com/tiKRxaEgb7
※全文はツイッターをクリックしてご覧くださいグローバリスト、選挙で選ばれたわけでもない官僚の暴走
— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) June 20, 2023
国連が銀行口座と連動したデジタルIDを計画中https://t.co/NrnUeqYKDt
国連(UN)は、個人の銀行口座と連動したグローバルなデジタルIDシステムの導入を計画している
世界経済フォーラム(WEF)が開発したシステムに類似したこの計画は、"A…
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冒頭の記事では、マイナンバーカードの主なトラブルが列挙されています。これらに加えて、「同姓同名の別人にカードを交付した」というのもあります。
上記のNHKの記事には、“マイナンバー制度が導入された大きなきっかけは大量の年金データが行方不明となった「消えた年金」問題です”と書かれています。
年金記録問題では、“オンライン化データ(社会保険庁職員がコンピュータで入力した年金記録)に誤りや不備が多いこと等が明らかになった”わけですが、朝日新聞デジタルが『6千人の個人情報、5人でパソコンに手入力…マイナカード混乱の現場』という記事を出しています。
「究極のアナログ。今起こっているマイナ保険証のトラブルは氷山の一角ではないか。現場からも不安の声が起こっているマイナ保険証事業は直ちにやめるべきだ。このままでは消えた年金問題の二の舞になる。」というツイートがありました。
立憲民主党の泉健太代表は「これだけ医療データのトラブルが起きている中で、やっぱり現行の保険証を廃止するってのはむちゃくちゃ。」と政府の対応を批判していますが、岸田首相は見直すつもりはないようです。
ツイート動画で岸田首相は、「今国会で成立した改正マイナンバー法は、このデジタルパスポートを推進するものです」と言っています。「国連(UN)は、個人の銀行口座と連動したグローバルなデジタルIDシステムの導入を計画している」ということです。
6月9日の記事で、“世界保健機関(WHO)は、グローバルワクチンパスポートを含む「デジタルヘルスパートナーシップ」を開始することを発表した”ことをお伝えしました。
このことについて、欧州議会議員のヴァージニア・ジョロン氏は、“EU委員会(政府)によるEU市民への意見調査があり、EU委員会のホームページで一か月間、このEUコヴィッド衛生パスについて市民の生活感を調査したのですが、計38万5千以上の意見表明があった中で、私は一千のサンプリングを行いました。すると、「賛成」と言った人は一人だけでした”と言っています。