注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
無罪を言い渡されたのは東京電力の勝俣恒久元会長(79)、武黒一郎元副社長(73)、武藤栄元副社長(69)の旧経営陣3人です。
(中略)
主文が言い渡された際、傍聴席からは「うそ」などと声があがり、法廷内は一時、騒然としました。また検察官役の指定弁護士は額に手を当てて厳しい表情を浮かべていました。(中略)… 今回の裁判のきっかけとなる告訴や告発を行ったグループのメンバーが「全員無罪 不当判決」と書かれた紙を掲げると、集まった支援者たちからは「どうしてなんだ、納得いかない」といった声が上がっていました。
(以下略)
【速報】東京電力福島第一原発事故をめぐり、旧経営陣ら3人が業務上過失致死傷の罪で強制起訴された裁判で、東京地裁は3人に無罪判決を言い渡しました。 pic.twitter.com/PPEvtMm8Uo
— 朝日新聞福島総局 (@asahi_fukushima) September 19, 2019
東電旧経営陣3被告に無罪判決 福島第1原発事故で東京地裁 (毎日新聞)
— mipoko (@mipoko611) September 19, 2019
司法が機能しない無法国家だ。国会で質問までされてたのに「予見できない」という矛盾したことを、司法が平気で言うんだから。この国では有罪無罪は政権との距離で決まる。 https://t.co/0IUKcKVFoz
「福島第1原発事故で勝俣恒久元会長ら旧経営陣3人が業務上過失致死傷罪で強制起訴された裁判で、東京地裁は19日、3被告にいずれも無罪を言い渡した」とのこと。2007年に共産党福島県連からの「福島第1原発は地震による津波で電源を喪失し過酷な事故が起こる」という指摘を無視した勝俣が無罪ですか?
— きっこ (@kikko_no_blog) September 19, 2019
さすが上級国民は違いますね
— KJay (@tiki04KJ) September 19, 2019
上級国民は、法の上にいて裁かれることはないようです。森友事件の元国税庁長官の佐川クンの件にしても、裁判で無罪になるのは初めから決まっていたことだと、多くの国民は思っています。裁判は形だけのもので、結果は初めから決まっているわけです。
民主主義とは形だけで、とりあえず、国民を納得させるためにやっているわけです。時間が経てば、事件のことなど忘れるだろうということでしょう。
そもそも、津波を予測できたか否かが裁判の大きな争点になったようですが、メルトダウンが津波によるものではなく、地震で起きていたのだとしたら、こんな裁判自体が茶番だと思います。真相を解明する気がないのに、裁判だけしているわけです。おそらく、こうしたことが、これまでずっと続いてきたのだと思います。
このような腐敗した社会をひっくり返すには、世界に民主主義の国など存在しないことを、人々が理解しなければならないでしょう。