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ノーベル医学生理学賞に本庶佑氏 〜 画期的ながん免疫療法が「がんとの戦いに終止符を打つ」

 ノーベル医学生理学賞を京都大学の本庶佑特別教授が受賞されました。
受賞対象となった研究が素晴らしいだけでなく、本庶氏ご本人が実に硬骨漢で、知れば知るほど楽しいエピソードに溢れたニュースでした。
 従来のがん治療と言えば、抗がん剤、放射線治療、手術で、それ以外は「怪しい民間療法」の位置付けであったものを、本庶氏のがん免疫療法は画期的な治療効果を出し、海外では「人類とがんとの長い戦いに終止符を打つ」とまで評価されました。抗がん剤使用との比較をする臨床試験では生存率に大きな差が出たそうです。しかしかつて共同研究を国内の製薬会社に要請したところ、主要メーカー全てが拒否していたらしい。抗がん剤ほど利益が出ないからかな?
 がん免疫療法への研究予算は桁違いに低いらしく、がん治療の決定打となるにはまだ課題はあるようですが、抗がん剤で苦しむ治療法以外に道が開けるのは嬉しいことです。
 それにしても本庶氏、「ネイチャー」や「サイエンス」などの“権威”を一刀両断され、「自分の目で確信ができるまでやる」というモットーが爽快です。映像配信でも常々「自分で調べてご覧なさい」と言われますが、鵜呑みはイカンよ、まのじ。
 お孫さんのツイートも笑いました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ノーベル賞受賞・本庶佑教授が語ったオプジーボと従来の抗がん剤の「決定的違い」 「当時は免疫療法が効くなんて信じる人はほとんどいませんでした」
引用元)
(前略) 先ほどの結果ですが、臨床試験開始後、1年後まで生きていたのは、ニボルマブを投与された患者で70%、抗がん剤では40%以下でした。ニボルマブ投与では1年4カ月後でも生存率はほぼ横ばいの70%。それに対して抗がん剤を投与された患者の生存率は20%を切ってしまった。

立花 いちばん効くと言われた抗がん剤にも大きな差をつけた

本庶 そうです。あまりにはっきり差がついたので、臨床試験を続けるのは非人道的だからやめろ、と第三者委員会が途中でストップさせたくらいでした。これ以上続けても学術的な意義はあるかもしれないけれども、ニボルマブのほうが有効だとわかったのだから倫理的に問題だと判断されたのです。その後、それまで抗がん剤を投与されていた患者にもニボルマブが処方されました。
(中略)
それで「ウォール・ストリート・ジャーナル」(2012年6月2日付)は一面で「人類とがんの長い戦いに終止符を打つ期待の最新研究が始まった」と報じました。ヨーロッパのマスコミも大騒ぎした。全然話題にしなかったのは、日本のマスコミだけでしたね
(以下略)

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「ネイチャー誌、サイエンス誌の9割は嘘」 ノーベル賞の本庶佑氏は説く、常識を疑う大切さを
引用元)
(前略) 私自身の研究(でのモットー)は、「なにか知りたいという好奇心」がある。それから、もう一つは簡単に信じない

よくマスコミの人は「ネイチャー、サイエンスに出ているからどうだ」という話をされるけども、僕はいつも「ネイチャー、サイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割だ」と言っていますし、大体そうだと思っています。

まず、論文とか書いてあることを信じない。自分の目で確信ができるまでやる。それが僕のサイエンスに対する基本的なやり方。

つまり、自分の頭で考えて、納得できるまでやるということです。
(以下略)

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ぴょんぴょんの「黒い箸置き」

 このところ、だいぶ涼しくなったせいか、ゴキとの遭遇回数も減りました。
 今回はゴキについて調べ、ゴキの写真を見て、ゴキ、ゴキ、ゴキと書いているうちに、ゴキへの抵抗がかなり減り、ゴキ寄りに変化しました。
 まずは「相手を知る」ということが、互いの距離を縮める第一歩ではないでしょうか。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「黒い箸置き」


先住民たちの営み


思い出すなあ〜、
この家に越したばかりの頃は、先住民たちと出会ってはドッキリ! の日々だったなあ〜。

先住民て、だれ?

田舎に来てびっくりしたことは、ゴキのでっかさ。

あ、そうゆう先住民ね。
たしかに都会では、でっかいのは見ないね。

そういや、初めの頃こういうことがあった。
ある晩、白いご飯を炊いて、小分けして、ラップにくるんでテーブルの上に置いといた。

熱々のままでは、冷凍庫に入れられないからね。

その間、隣の部屋でテレビでも見てたかな。
さあ、そろそろ冷凍庫にいれようかと、テーブルの上を見ると!!
そこには見たことのない景色が。

???

たしかに、真っ白いご飯はそのままある。
しかし、その白いご飯の周囲を、「黒い箸置き」が放射状にとり囲んでいる。
そんなの、置いた覚えはねえし・・・・・。

「黒い箸置き」?

もっとよく見ようと近づくと、5〜6個あった「黒い箸置き」たちはサササササと動き始め、それぞれ別の方向に散らばって行った。
その時初めて、おれの脳ミソは動き出した。そいつらは、「箸置き」なんかじゃねえ!!


ギョエエエ〜〜!!!

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靖国神社の小堀宮司、“今上陛下は靖国神社を潰そうとしてる”と発言!〜朝敵に成り下がってしまった靖国と背後でゆっくりと始まっている安倍政権の解体!

竹下雅敏氏からの情報です。
 靖国神社の小堀宮司が、“今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ。わかるか?”という驚くべき発言をしました。雅子様も、“新しく皇后になる彼女”という言い方。発言から、憲法を戦前に戻したいという連中の男尊女卑の傾向が、はっきりとわかります。
 しかし、この発言は騒ぎになりそうですね。ツイートにあるように、“靖国は朝敵に成り下がってしまった”わけです。安倍政権のこれまでの態度を見ていれば、初めから朝敵だったのは明らかですが、それが今回の発言ではっきりとわかるようになったということです。
 時事ブログでは、日本会議を操縦している皇室関係者が、天皇陛下の意に反する行動を取っているとコメントしてきたのですが、こうした発言からもそのことがわかると思います。
 神社本庁の総長である田中恆清氏が辞意を表明した後に、靖国神社宮司の音声データが公開されるという大スクープです。フルフォード氏によると、日銀にはすでに手が付いているとのこと。背後ではゆっくりと、安倍政権解体が始まっているようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「陛下は靖国を潰そうとしてる」靖国神社トップが「皇室批判」
引用元)
(前略)

6月20日、靖国神社の社務所会議室で行なわれた「第1回教学研究委員会定例会議」で、(中略)... 靖国神社のトップである小堀宮司から、驚くべき発言が飛び出した。
陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう? 遺骨はあっても。違う? そういうことを真剣に議論し、結論をもち、発表をすることが重要やと言ってるの。はっきり言えば、今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ。わかるか?

(中略)

「あと半年すればわかるよ。もし、御在位中に一度も親拝(天皇が参拝すること)なさらなかったら、今の皇太子さんが新帝に就かれて参拝されるか? 新しく皇后になる彼女は神社神道大嫌いだよ。来るか?」

(以下略)
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配信元)



今回の沖縄県知事選では、日本の中で民度が最も高い沖縄県民が圧勝!!〜あべぴょんの周りに跋扈している反知性集団を適当に煽ってやれば勝手に自滅するという選挙戦術モデルが確立!

竹下雅敏氏からの情報です。
 今回の沖縄県知事選で、佐喜眞陣営の汚いやり方には辟易としましたが、「#ケチって火炎瓶」で知られている通り、これがあべぴょんのやり方なのだと思います。
 しかし、結果を見ると、この手法が沖縄県民には全く通じなかったようです。頭の弱いあべ応援団なら、“デニーが知事になると沖縄は中国に乗っ取られる”というデマを、簡単に信じてしまうのでしょうが、現実問題として、沖縄は今、アメリカに乗っ取られている状態なのです。あれだけの米軍人が沖縄に駐留していて、どうやったら沖縄が中国に乗っ取られるのか。少し考えればわかることを、考えないからあべ応援団なのです。
 漢字が読めず、与えられた原稿を読むだけの親分と同調した反知性の集団が、あべぴょんの周りに跋扈している状況です。なので、選挙はというと、菅野完氏の言う“バカとの戦い”の場になるというわけです。
 幸いにして、沖縄は、日本の中で民度が最も高く、戦いは圧勝という結果に終わりました。
 本土でも人々の民度が上がれば、ネトウヨ諸君が頑張れば頑張るほど、来年の参院選では、あべぴょんの足を引っ張る可能性が高くなります。今回の結果は、“彼らを適当に煽ってやれば勝手に自滅するという選挙戦術モデルが確立した”わけです。要するに、“星条旗と日章旗を一緒に掲げて”自民党候補を応援すれば、多くの市民はドン引きするというわけです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ネット右翼に足を引っ張られた佐喜眞候補【沖縄県知事選挙 現地レポ~敗北の分析】
古谷経衡 文筆家/著述家
引用元)
(前略)

私は、佐喜眞氏の敗因は、佐喜眞氏自身は当然のこと、その「外野」にこそあると分析している。

(中略)

彼らは(中略)... 私が確認しただけで都合50回以上に及ぶ小集会や、ビラ配布、那覇市内等に於ける街宣行動を頻繁に繰り返した。(中略)... これに賛同するネット右翼的傾向を持つユーザーが次々と彼らのツイートを拡散して、「玉城はパヨク」「玉城は売国奴」「玉城は中国の工作員」等というレッテルと共に、恒常的にそれらのリツイートは毎回500~1,000近くになる勢いとなったのである。

(中略)

中央のCS放送や保守系論壇誌の中でも、はっきりと「デニーが知事になると沖縄は中国にのっとられる」などと主張するようになった。

(中略)

私は或る佐喜眞陣営選対関係者に詰問した。
「どうして、在沖縄のネット右翼活動家らを放っておいたのですか。却って佐喜眞さんの足を引っ張っただけじゃ無いですか」
 関係者は、「それは彼らの政治活動の自由であり、私達が強権的に制止することは出来ない」と苦渋の表情で前置きした上で、
「連中、星条旗と日章旗を一緒に掲げて中国の侵略がどうのこうのと・・・。正直、やめて欲しかった。勘弁して欲しかった。冗談じゃないよ」

(以下略)  
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配信元)





浄化処理したはずの汚染水、約8割に基準値を超える放射性物質の残留があることを東電が認めた 〜 陸上保管タンクはもう限界なのに増え続ける汚染水

 福島第一原発でどんどん増え続ける冷却水、つまり汚染水ですが、建前上はALPS(多核種除去設備)によりトリチウム以外の放射性物質の大半は除去できるとされてきました。その処理された水は「処理済み汚染水」、あるいはトリチウムには汚染されたままなので「トリチウム水」と呼ばれます。
政府や東電は、陸上保管してきたトリチウム水のタンク増設が限界に近いため、海洋放出という無謀な処理法を進めたい考えです。しかし、トリチウム水の希釈は事実上不可能だという指摘を覆す説は見当たらず、今のところ安全性に深刻な疑問があります。
 28日東電は、このトリチウム水のうち8割超の75万トンでトリチウム以外の放射性物質の濃度が基準値を超えていたことを認めました。浄化するどころか、サンプル分析では最大で基準値の約2万倍ものストロンチウム90が検出されたようです。なんだ、「処理済み汚染水」は、単なる汚染水だったのか。トリチウム水ですら海洋放出は問題が指摘されているのに、実は高濃度の多核種汚染水だったとなるともはや「風評被害」の欺瞞も通用しないほどの前提崩壊です。
 今も汚染水は増え続け、保管場所は限界、しかもこれは廃炉作業のホンの一面に過ぎない。「アンダーコントロール」発言など「ウソしか言わない」あべぴょんにはこれ以上の期待は無理ですが、本当に打つ手はないのでしょうか。この進退窮まる事態を打開するような技術や対策が、実はもう存在しているのではないか、どこかで出番を待っているのではないか、と期待する気持ちもあります。まのじの妄想かしら?
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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<福島第1処理水>海洋放出、前提危うく 再処理コスト増も
引用元)
 東京電力は福島第1原発の汚染水浄化後の処理水について、敷地内のタンクで保管する約89万トンのうち約8割の約75万トンで、トリチウム(三重水素)以外の放射性物質の濃度が国の排水基準値を上回っていたことを明らかにした。東電は処理水の再浄化を検討しているが、予定外の設備の新設や増設などが必要になり、廃炉コストも増大する可能性がある。
(中略)
基準値超えの中には半減期が約30年と長く、体内に入ると骨に蓄積しやすいストロンチウム90も含まれており、サンプル分析では最大で基準値の約2万倍の1リットル当たり約60万ベクレルが検出された
(以下略)
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福一の「処理済み汚染水」、84%でストロンチウムなどの放射性物質が基準値を最大100倍以上超過していたと東電が公表
引用元)
(前略)
(中略)政府の有識者会議が8月末に、富岡町、郡山市、都内の3ヶ所で処分について国民の意見を聞く公聴会を開催しましたが、その直前にトリチウム以外の放射性物質も基準を上回るレベルで残っていることが判明
(中略)
それから約1ヶ月、東電がようやく8月上旬時点での調査の結果を公表しました

東電は調査時点で88万7000トンあった処理水のうち、トリチウム以外の放射性物質濃度が基準値を下回っているものはわずか16%の13万7000トンにとどまり、84%の75万トンが基準値を超過していると推定。

その中でも全体の18%に当たる16万1000トンは基準の超過割合が10~100倍、7%の6万5000トンは100倍以上という絶句せざるを得ない数字が出ています。

問題は8月上旬の調査で東電がこの結果を知りながら、「処理済み汚染水」で他の核種が基準を大幅に超過しているにも関わらず「トリチウム以外は除去済み」と嘘を吐き、正真正銘の汚染水を海洋投棄しようとしていたこと。

これは漁業関係者を筆頭とする被災者らを騙して汚染水をこっそり処分しようとしたという意味で極めて悪質。
(以下略)

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