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[世界の裏側ニュース]肉体が死んだ後にも魂は存在することを科学が認める 〜死の瞬間をとらえたキルリアン写真〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 権力者は、人々に真相を知られては困るので、宗教や科学を利用して、死後の世界が存在することを隠し続けてきました。キリスト教では、死んだら墓の中で死者は待機しているらしく、キリストが現れて復活を告げると、死者が一斉に蘇ると信じている人もいるようです。輪廻転生を受け入れている民族には、このようなキリスト教の世界観には、強烈な違和感を覚えると思います。
科学は、意識は脳の機能のことだと考えているので、脳の機能が停止すれば、意識は無いはずなのです。ところが、臨死体験者の証言を考慮すると、脳の機能と意識は別物だということになりそうです。
 最近は量子力学の観点もあって、むしろ、意識が我々の見ている現実の世界を生み出していると考える物理学者も増えています。そんな中で、記事にある「死の瞬間をとらえた写真」は非常に興味深いものです。この絵はこれまで何度も見たことがあるのですが、とてもうまく描かれたイラストだと思っていました。これがキルリアン写真の技術を用いた写真であることを知り、驚きました。
 確かにその観点から見ると、死体から起き上がっているのは、本人のプラズマ体のように見えます。光に向かって上昇していくところが写っていますが、実は、ハート(心臓)の中心に位置している真我(プルシャ)のところに意識は集中するのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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肉体が死んだ後にも魂は存在することを科学が認める
転載元)
トリニティ様に新しい記事を掲載していただきました。
 
肉体の死の後も魂は生き続け、 宇宙に還ることを科学者が認める 
8月13日【Trinity】 
http://www.el-aura.com/wake-up-japan20170813/
 
イギリスの大学の科学者らが心拍停止を経験した患者2,060人を対象に調査を行ったところ、「 対象者の心臓が再開するまでの間、臨床的には死亡した状態の間もある種の『意識』があった、と生き返った人の40%が経験 」していたことが明らかになりました。
 
さらに臨死体験はしていたものの、薬物などの医学的処置が脳に与える影響を原因としてその記憶がないだけの人の数も多いのではないか、と考えられているようです。
 
詳しい情報はこちらからご確認ください。
http://www.el-aura.com/wake-up-japan20170813/
 
 
・・・と内容的には日本人の方にはさほど目新しいこともないように感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、イギリスなどでは科学と宗教、魂などの考えはかなり相反するもののようで、科学者には無神論者も多く、「死んだら脳の機能が停止するから意識はないからそれで終了」といった考えが強いようです。
 
(また宗教の世界でも、一部の過激なキリスト教一派の人たちは科学というもの全般に否定的で、実際に私の目の前でアメリカから来た牧師さんが「恐竜なんて存在していなかった!学校ではそう教えるかもしれませんが、この世界は6000年前に神が作られたもので、恐竜は存在しえない」と子供たちに断言していました(;'∀') )
 
そんな中で死んだ後も意識が存在するということは、魂というものが存在するのではないかと科学の世界が認めたというのはとても大きな進展ではないでしょうか。
 
こういった情報を見ると科学的な世界と精神的な世界が少しずつ近づいていっているようで、非常に興味深いです。
 
 
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死の瞬間をとらえた写真 
2013年
https://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11622211995.html
 
 
これはキルリアン写真という特殊な技術を用い、死亡の瞬間を撮影したものだそうです。
ちなみにこの技術は、一般では「オーラ写真」としても普及しています。
 
【参考】
食べ物のオーラ写真 その2 
https://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12219918747.html

(以下略)  

コーリー・グッド氏が闇のグループに接触する理由 〜COBRAとCorey GoodeとPFCのインタビュー:人類の共同創造集団意識に働きかけるには…〜 

竹下雅敏氏からの情報です。
 コーリー・グッド氏とコブラのインタビューのようです。人類の共同創造集団意識に働きかけるには、多少の見解の違いを乗り越えて、共同する必要があるという趣旨のインタビューのようです。
 私からのアドバイスはこれまでと同様です。チャネリング情報を含め、今回取り上げたこれらのグループには、関わらない方が良いと思います。コーリー・グッド氏の情報は、氏の誠実さから考えて、そのほとんどが正しいと思われます。ただ、このインタビューで取り上げられているような集団瞑想やベンジャミン・クレーム氏の伝導瞑想などからは、距離を置いた方が賢明です。
 コブラが指摘しているように、ベンジャミン・クレーム氏はマイトレーヤの出現を長年にわたって広報してきた人物で、“伝導瞑想は同じアセンデッドマスターのグループのプロジェクト”なのです。要するに、彼らは仲間だと言って良いわけです。
 ベンジャミン・クレーム氏と、ここでコブラの名を語っている人物が、“マイトレーヤをはじめとする多くのアセンデッドマスター達が、すでに滅ぼされ存在しないこと”を、知っているのかどうかは何とも言えません。おそらく彼らの信念体系を考慮すると、このような情報は一切受け付けない可能性が高いです。
 インタビューの音声を聞いていただくと直ちに分かりますが、コブラの名を語る人物の声を聞いて、体表のチャクラを意識すれば、直ちにムーラーダーラ・チャクラが振動するのがわかるでしょう。要するに、この人物は闇に落ちているのです。
 記事の中で、“どのようにして人はグループがポジティブかネガティブかを識別できるでしょうか”という質問に対し、コーリー・グッド氏は、“グループのエネルギーを読んでください”と答えています。コブラが代表を務めるグループにおいて、そのコブラを名乗る人物が闇に落ちている以上、このグループとは関わらないのが賢明だと言えます。
 こうしたグループのエネルギーを即座に読みとる能力のあるコーリー・グッド氏が、わざわざこれらの闇のグループに接触するには理由があります。氏は、“私たちが同意していることは解放、真実を望んでいることです。真実が出れば、私たち全員が間違っていたことに気づく可能性もあります”と言っています。コーリー・グッド氏は、自分も含めて、“自分たちの信念がすべて間違っている可能性”を指摘しています。
 これを見てもわかるように、コーリー・グッド氏の場合は、真実が開示されてもそれを受け入れる可能性が高いのに対し、これらのグループのほとんどの人たちは、それが出来ないと予測されます。しかし、少しでも真実を受け入れる人たちの数を増やすには、こうした地道な作業が必要なのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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COBRAとCorey GoodeとPFCのインタビュー
転載元)
By PFC-JAPAN


(前略)

Justin –シェアインターナショナル財団を通じてベンジャミン・クレームによって伝えられている、アセンデッドマスター・マイトレーヤの出現がイベント後に起こると予想しています。(中略)…

Cobraベンジャミン・クレームによって公開された伝導瞑想は同じアセンデッドマスターのグループのプロジェクトです。(中略)… ベンジャミン・クレームはアセンデッドマスターと一定のコンタクトをしましたが、(中略)… 彼の情報全てが正しいというわけではありません。(中略)…

Justin(中略)… どのようにして人はグループがポジティブかネガティブかを識別できるでしょうか、コーリー。

Corey –まずグループのエネルギーを読んでください。(中略)… 彼らが善意なグループなのか悪意あるグループなのか決める前に第六感や、以前の調査でわかったこと、それらすべてを結びつけなければなりません。(中略)…

Cobra –必要なことは自分のハイヤーセルフとの接触を持つことです。(中略)… 誰が光側とつながっているかをはっきりと見ることができます。(中略)… ほとんどのグループが混合状態にあることを理解する必要があります。(中略)…

Justin(中略)… コーリー、全てのことで同意していない人との共通点を見つけようとする人々への助言やテクニックはありますか。

Corey(中略)… コブラと私の間には同意していない情報があります。(中略)… 私たちが同意していることは解放、真実を望んでいることです。真実が出れば、私たち全員が間違っていたことに気づく可能性もあります。(中略)… 異なる全てのイデオロギー、信念体系、見方を忘れて、それから私たちは大規模な効果を得ることができます。

(以下略)

[第22回] 地球の鼓動・野草便り 野生のハーブ


野生のハーブ

日本の野生の植物にも、いい香りのするものが、いろいろあります。
ミントなどもシソ科なのですが、野生ではヤマハッカ、ナギナタコウジュ、などのシソ科の植物がいい香を持っています。クスノキ科のクロモジ、ヤブニッケイ、ダンコウバイなどもクスノキとともに個性的ないい香です。キクの花や葉も良い香ですが、キク科のフジバカマの葉は半乾燥させると、甘い良い香がします。

ナギナタコウジュ


平安時代には、香袋や先髪のリンスのように使っていたようです。昔からの化粧品の白粉(おしろい)の香です。フジバカマはほとんど見かけなくなりましたので、近似種のヒヨドリバナで代用しています。

ヒヨドリバナ


バラ科の桜も、葉を桜餅にしたり、花を桜茶にしたり、枝は燻製に使ったりと広く利用されています。
沈丁花やクチナシ、キンモクセイ、ギンモクセイなどは受粉のための虫を甘い香で呼び寄せるのだそうです。(なので虫除けには不向きですが・・・)

根っこが良い香のセキショウ・ショウブもハーブのように精油を含んでいます。
もっと身近なヨモギや松、ヒノキ、スギも良い香です。草刈り後を通りかかると甘い香がするのは、たいていヨモギの香です。松ヤニが手にくっつくと取れなくて困るのですが、精油を含んでいてとてもいい香がします。松ヤニは薬として珍重されますので嫌がらず、手についたら舐めると取れるし薬にも・・・。

香食材のサンショウは特に香が強く、シソ、セリ、ミツバ、ショウガ、ニンニク、ミョウガ、ネギ、ニラ、柑橘類、リンゴ、桃など香のある健康食材もたくさんあります。
これらの香は、たいていは薬効があり、良い香そのものも、心身に作用するようです。また、植物が虫の食害から守る為の香が、虫除けに利用されます。


蒸留すると簡単にいい香のするハーブウォーターがつくれます。圧力釡を使って蒸留装置を作ってみました。

中に蒸し器やザルに入れた香り植物と水を入れて、やや弱火で蒸します。蒸気を逃さず冷やすとハーブウォーターがたまります。わずかに分離した油が表面に浮かべば、ハーブオイルですが、オイルだけを取り出すのは大変ですのでハーブウォーターの方が手軽です。

圧力鍋で簡単蒸留装置(クロモジとオオバクロモジ)


クロモジとオオバクロモジ


汗ばむ夏を、野生の植物の持ついい香をいただいて、ミストスプレーで少しでも爽やかに過ごせると良いですね。
野山でいい香に出会うのも、楽しみの一つです。

yasou
先日山の近くの畑に行くとカヤが伸びていました。刈って帰って納豆を作ることにしました。カヤもイネ科で稲わらと同じように使えます。ただし、葉っぱの縁は手を切りやすいので気をつけて扱います。(揃える時は手袋をした方が無難)

納豆菌は枯草菌といわれる草を枯らす菌ですので、いろいろな植物についています。藁やカヤがいいのは細く空気層があることです。同じイネ科の笹で作ったことがあるのですが、あまり上手く出来ませんでした。ミントやシダの生葉で美味しくつくっているのをインターネットで見つけました。
カヤを束ねて片方の端を紐で結び、柔らかく煮た大豆を入れて全体を包んで、もう片方も結びます。

カヤ納豆の苞


こうして苞(つと)で煮大豆を包み、さらに布などに包み乾燥に気をつけながら、40度くらいの温度で1~2日くらい置きます。夏は車の中に置くと良くできます。コタツや湯たんぽでも良くできます。表面がうっすらと白くなったら出来上がり。もう1日冷蔵庫でねかせると熟成して美味しくなるようです。

また、苞を作らず、容器の中に葉を敷いて豆を熱いうちに入れ、上からも葉を被せて、息ができるように布を挟んで蓋をしても良くできます。天然の納豆菌の美味しい納豆ができます。
yasou
自然賛歌

ミヤマアカネ

ゴボウの花にトラマルハナバチ



サワグルミの実

アサガラ



アキノエノコログサ

オモダカ(ヘラオモダカ)



オニユリ

ネジバナ

ミヤコアオイ(絶滅危惧種)
生きている化石ギフチョウの食草



ミヤコアオイの花
早春、地面にこんな花をつける。
ナメクジなどが花粉を運ぶらしい





■ 参考文献
イー薬草・ドット・コム
「大地の薬箱 食べる薬草事典」 村上光太郎/著 農文協
「カラダ改善研究所 自然のチカラいただきます」中村臣市郎/監修 西日本新聞社



ライター

ニャンニャン母さんプロフィール

ニャンニャン母さん

プロフィール:1955年魚座生まれ、広島の県北 中山間地域在住、
体癖はおそらく2ー3種

20代の頃「複合汚染」有吉佐和子/著 を読んで、食の環境悪化を考えた時、野草を食べることを思いつき、食料としての野草研究を始める。
全くの素人ながら、健康住宅の設計事務所に入社し、健康住宅を学ぶ。
残された人生と限られた時間について気付かされ、仕事を辞め、自給自足を目指す。
平成22年頃、古民家を借り、Iターン。野草教室を開催。
「古民家カフェ・むす日」「山のくらしえん・わはは」「クリエイティブ・アロマ」等にて野草教室。

現在、野草好きになった87歳の母と、無関心な33歳の長男と猫3匹と暮らしています。

かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(17)子育ての秘訣

かんなままさんの執筆記事第17弾です。 
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子育ての秘訣
両親がどのような夫婦であるかは、子どもの将来の結婚生活、幸せを決定するくらいに大事なことです。両親は子どもの手本でないといけません

出典:「ぴ・よ・こ・と2」竹下雅敏(著)



大家族の中で


父は7年前に亡くなりましたが、私の両親はとても仲のいい夫婦でした。
私が生まれた時から大家族で、両親と私たち兄弟4人、祖母と父の弟夫婦とその子ども2人、その上、小さな病院を開業していたので住み込みの看護師さんが4人、入院患者さんが8人の大所帯でした。だから母は病院の手伝い、家族や入院患者さんの食事の世話で、とても忙しくしていました。その上、本家でしたので、お正月とお盆は親戚中が集まって40人くらいのお客さんが来ていました。今のように外食するところもなく、母が1人で食事の世話をしていました。いつも親戚の誰かが泊まっていたり、なぜか家出してきて居候する人もいました。とにかく人の多い家でした。

だから母に構ってもらった記憶はありません。でも、いつも近くにいて忙しく働いていた母の姿をずっと見ていました。当時は日曜休診もありませんでしたし、夜になると保険請求の仕事もあります。夜遅くまで仕事しているのに少し時間ができると子ども達にセーターを編んでくれていました。私のセーターの番になると嬉しくて毎日どこまで進んだのかを確かめながら出来上がるのを楽しみにしていたものです。

pixabay[CC0]



そんなある日、2歳の私はトイレに行きたくなったのですが、母はお客様の世話で母が忙しくしているので、1人でトイレに行き、昔の便所に落ちそうになって必死にしがみついているのを兄が見つけて、間一髪で助けられたこともありました。母は構ってあげられなかった事をとても悔やんだそうです。

私が小学生になった時、「私のお母さんは朝から晩まで毎日忙しく働いて構ってくれません。でも、私はお母さんが大好きです」という作文を書き、それが廊下に貼りだされました。母は参観の時にそれを見つけ、事もあろうに、思わずその作文を胸にしまって持って帰ったそうです。一晩その作文を抱いて寝て、翌日先生に謝り、返しに行ったそうです。構ってあげられない申し訳なさと、それでも好きだという言葉を胸に抱いて、どんな気持ちで夜を過ごしたのでしょう。この事を私が知っていることを母は知りません。


優しい内緒


もう一つ、母は今でも私に内緒にしていることがあります。実は兄2人は先妻の子どもで、母は兄たちが2歳と3歳の時に嫁いできたのです。とにかく祖母が厳しい人で兄たちのお母さんは務まらなくて追い出されたとか。そして母も嫁ぐなり2人の子どもがいて家業も忙しく、相当苦労したようです。でも、母自身もお母さんを亡くし、義母に育てられたので兄たちの気持ちがわかったのでしょう。私が大人になるまで気がつかなかったほど、兄たちにも分け隔てなく優しくしていました。兄が大学に行くとき、泣いて見送りもできない母です。結局、今でも母と兄たちはそのことを私に内緒にしています。私は知らないふりをしていますが、その当時の母の苦労や兄の寂しさを思うと胸が詰まります。

pixabay[CC0]



そして祖母も厳しいけど私にとっては優しい祖母でした。いつもおんぶしてくれていた事や、一緒に寝て毎日昔話をしてくれたことを思い出します。祖母もまた、若くして夫を亡くし、7人の子どものうち3人を亡くしながら、苦労して父たちを育てあげた気丈な人だったのです。でも、晩年は母を頼り、母の胸に抱かれて旅立ちました。

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[第21回] 地球の鼓動・野草便り 薬事法って何?植物観察と収穫


薬事法って何?植物観察と収穫

ハーブの専門家の友人がフランスの南プロバンスに行ってきて、ハーブや薬草を研究利用する民族植物学者の方がいて、素晴らしかったと話してくれました。行く前は肩こりがあったのが、すっかりなくなったと、もともと綺麗な彼女が一段と可愛くリラックスした感じでした。そんなフランスのお土産話を聞きながら、その日は草刈りされる前にと、いつもの植物観察をしました。

道路脇のキカラスウリが草刈り作業で刈られないように、道路の奥に寄せたり、植物名をメモして付けたり、なんとかキカラスウリを助けたいと、二人でヒヤヒヤドキドキの現実に苦笑させられる場面もありました。

キカラスウリの雄花の種?


県道の草刈り(暑い中の作業は大変そうです!)をする真面目な仕事士のおじさん達は、とても丁寧に草を刈られます。昨年は今までたくさん実をつけていたマツブサ(マツの香りの美味しい実)のツルが根元から伐られてしまいました。お仕事士さんは丁寧に奥にあったツルの根元を見逃さずに・・・。もっといい加減なお仕事だと、植物と虫と鳥と動物と私たちは嬉しいんだけどなぁ~。

ホタルブクロの花に蜂


今年も初めて見る珍しい植物や、枯れかけていたホタルブクロに花がまだ咲いていて、蜂が毎日来ていたのも、実が付いていたサルナシも・・・。希少なヨロイグサも・・・ヨロイグサはかろうじて奥に2本残っていました。残されたヨロイグサの花に次の日クロアゲハが蜜を吸いに来ていました。

初めて見る名前のわからない植物


わたしは畑の草も花が咲いているものは出来るだけ虫さん達に残します。たまには花をいただいて食べるのですが、咲き終わったり、沢山あるのを少しだけいただきます。

ところで、初めて聞く民族植物学者。憧れる響きの名前だなぁと思ったのですが、ちょっと調べてみると、アマゾンの奥地などの原住民が昔から病気に使っている薬草を調べて、製薬会社が薬を開発するための仕事だったりもするようです。

日本の薬事法も製薬会社のためにあるようです。昨年、地元の自治会で野草茶を作りたいからと、野草教室をしたことがあります。直接野草茶作りには関わらなかったのですが、素敵なパッケージの野草茶を作って、いざ発売というときに、薬事法に引っかかる植物が入っていたから、販売許可が下りなかったということでした。
そこで、薬事法なるものを見てみると、薬効の高い植物はほとんど抑えられているのです。庶民は気軽に販売できないのがわかりました。

yasou
さて、植物観察をしながらも、手ぶらでは帰りません。山の道路脇のマタタビが実をたくさんつけていました。

マタタビの実


中には虫瘤になったものもあり、もらって帰り焼酎に漬け込みました。昨年は塩漬けにして、漬物のようにいただきました。冷え性やリューマチなど血行を良くして滋養強壮にもなり、虫瘤は特に薬効が高いと珍重されます。

マタタビの実焼酎漬け前


草刈りの後の道路脇には、刈り取られたサルナシの実らしきものが何個か落ちていました。キューイフルーツの原種で、よく似た味です。まだ小さく未熟で、食べられそうにはありませんでしたが、サルナシもマタタビと同属で、根を各種ガン治療などに使われているようです。

また、杏仁子といわれるウワミズザクラの実が熟れてきています。熊や猿、鳥たちの好物なので、黒く熟したのを1粒だけ味見させてもらいました。不老長寿の薬だとか?

ウワミズザクラの実


クサギ(臭木)もありました。木の先の柔らかい葉を生で天ぷらにしたり、天日に干しておいて、戻して煮物などにします。

クサギ


干したものを煎じてリューマチや高血圧などに飲んでも効果があるとされています。クサギの匂いは熱で消えるので、春先の新芽を山菜として湯がいて下処理したものを乾燥させて各地で食べられていて、産直市で売られていたりもします。食べるときは水で戻して調理します。臭木は文字通り臭い木なのですが、臭いといっても個性的な匂いという感じです。殺菌作用がたいへん強く、腫れ物や痔などの洗浄に煮出したものを使うとか。殺菌作用が非常に強いということは、入浴剤や掃除など、もっといろいろ利用できそうですね。

yasou
以前ご紹介したことがある歯槽膿漏になった知り合いが、歯医者さんで抜歯をと言われたのが、一旦は治っていたのですが、また疼き始めたと電話がありました。次の日急いで、我が家のドクダミ、ヨモギ、オレガノを1年前に漬け込んだ焼酎と歯磨き用のハコベ塩を自分では作れないといわれるので、作って持って行きました。

薬用酒


ハコベは今の時期は家の周りの畑には見あたりません(山に近い畑にはまだ種をつけた状態でありました)。お茶用に乾燥させてあったのを、少し焙煎してすりつぶし、ドクダミ、ヨモギ、オレガノ、ミントの生葉をすりつぶして天然塩と一緒に混ぜました。

ハコベ塩


以前差し上げていた焼酎が少し残っていたので、それで痛みは消えていたのですが、毎日のケアが必要ですね。完治されるといいのですが。

yasou
自然賛歌

赤い石はピロール菌の働き?
夏はとても冷たく冬は暖かい水。

湧き水の中
生物浄化で美味しい水(東南アジアやヨーロッパの飲料水は昔ながらの生物浄化法?!!カルキ無添加で金魚が死なない)


キツリフネソウ
希少ですが有毒です



サワオトギリ
傷薬や、うつ病など精神面や神経性に効果があるという。紫外線を吸収し光化学反応を促進。これを与えたネズミは光に当たると死ぬとか。

トノサマガエル



稲に花が咲き始めました
早いのはコシヒカリ




タイヌビエ

タイヌビエ
出てくるまで稲と全く見分けがつかなかったヒエ~



羽化したばかりのナミアゲハ
まだ黄色くない



オレガノの花にベニシジミ




■ 参考文献
イー薬草・ドット・コム
「大地の薬箱 食べる薬草事典」 村上光太郎/著 農文協
「カラダ改善研究所 自然のチカラいただきます」中村臣市郎/監修 西日本新聞社



ライター

ニャンニャン母さんプロフィール

ニャンニャン母さん

プロフィール:1955年魚座生まれ、広島の県北 中山間地域在住、
体癖はおそらく2ー3種

20代の頃「複合汚染」有吉佐和子/著 を読んで、食の環境悪化を考えた時、野草を食べることを思いつき、食料としての野草研究を始める。
全くの素人ながら、健康住宅の設計事務所に入社し、健康住宅を学ぶ。
残された人生と限られた時間について気付かされ、仕事を辞め、自給自足を目指す。
平成22年頃、古民家を借り、Iターン。野草教室を開催。
「古民家カフェ・むす日」「山のくらしえん・わはは」「クリエイティブ・アロマ」等にて野草教室。

現在、野草好きになった87歳の母と、無関心な33歳の長男と猫3匹と暮らしています。