注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
東京地裁は、請求を受理後、非訟事件手続法に基づき、教団に対して解散命令を出すかどうかを非公開で審理する。文科省と教団の双方は、地裁決定に不服があれば、高裁、最高裁でも争える。解散命令が出た場合、教団は宗教法人格を失って任意団体となり、税制優遇が受けられなくなる。
(以下略)
速報です。オウム事件をきっかけに宗教法人法が改正され、以降何度も宗務課にお願いしてきたことが、ようやくここまで来ました。ただはじめの一歩。被害者救済が十分にできるようさらに頑張らないといけません>旧統一教会の解散命令 文科省が請求表明 13日にも東京地裁にhttps://t.co/SWuRT5pkJp
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) October 12, 2023
ただいま、盛山文科相の会見を聞いています
— もるすこちゃん (@morusukochan) October 12, 2023
ついに統一教会の解散請求が出ることになります
今まで1年以上 発信してきました。SNSやYouTubeで応援してくださった皆様、そして被害をうけたみなさま ご声援ありがとうございます。
とても重要な区切りですが、まだまだこれはスタートラインです!…
» 続きはこちらから
これからの焦点は、東京地裁がまともに解散命令を出せるかに移ります。
元統一教会二世のもるすこちゃんは、この解散命令請求にあたって「命令が出るまで司法の監視が重要」「政治家はまだ責任をとっていない」「二世達を忘れないで」「高齢信者を見捨てないで」と今後のポイントを訴えておられました。
そして肝心なことは、"実際に解散命令が出され、国税庁や税務署のような公的な機関がきちんと教団のお金の流れをチェックできるようにすること、「命令」が出ないと意味がないばかりか、統一教会は引き続き今のままで良いとお墨付きを与えたことになってしまう"と指摘されていました。解散命令が出るまで私たちは関心を持って司法を注視する必要があります。
さらに、もるすこちゃんは「解散命令」は問題解決のスタートラインで、その「あと」が一番大事だと指摘されています。統一教会問題を「被害者が加害者になっていく負の連鎖的構造」「社会全体の構造のひずみが生み出した問題」ととらえ、今後、このようなことを起こさないためにも「社会制度や社会保障・セーフティネットの問題」を考え続ける必要があることに気づかされました。
統一教会問題は、日本の社会、政治、心情に深く食い込んだ病巣でした。