勇敢なジャーナリスト
アナベル・エルナンデスさんはNarcoland(Los Señoles de Narcos)という本を2010年に出版。メキシコでベストセラーに!5年の年月をかけ、麻薬カルテルとメキシコ政府の癒着の実態を調査しまとめた345ページにも及ぶ暴露本。すべて証拠付きのストーリー。まるで映画のように日時、その場の状況、会話までも詳細に描かれている。そして麻薬カルテルと関わった政治家などすべて一人一人名指し。もちろん過去の大統領たちも名指し!
そういう訳で本の出版以来、彼女の頭には値段がつき、2010年、当時のカルデロン大統領の警視庁長官から死刑宣告をも受けたとか。。。ツイッターのアカウントもサスペンド(アカウント凍結)されている模様。。。。現在2人のボディーガードに守られて過ごす日々。。。(これはもう彼女の言っていることが真実だと認めているようなもの。)そして2人の子供をもつシングルマザー。今日殺されるかもしれないと覚悟して、日々、ジャーナリストとしての使命を全うされているようです。(すばらしい!!!👏)
アナベルさんの父親はごく普通のビジネスマンだったのだけれど、2000年誘拐され殺されてしまった。。。アナベルさんは警察に捜査願いを出したけれど、お金を要求された。。。アナベルさんは憤慨した、そして、決心した。一生メキシコ政府の腐敗と戦いづつけると。。。
アナベルさんは2012年にWAN-IFRA(世界新聞ニュース発行社協会)から「自由の金のペン賞」を授与。その際の彼女のスピーチがすばらしい✨ 彼女は「沈黙しながら生きることは死ぬことと同じだ」とスピーチの中で言っています。なんと勇敢な。。。 長文ですが、是非、リンク先でご一読を!
http://ukmedia.exblog.jp/18592325/
あの本の出版から早、8年。未だに本で名指しされた官僚の誰一人とも刑務所にいっていないとか。。。その反面、これまでに真実を語るジャーナリストたち170名が殺された。。。なんとも理不尽な。。。彼女を含め多くのメキシコのジャーナリストたちは口を揃えて言う。「麻薬カルテルよりも政府からの脅しのほうが断然悪質だ」と。。。
» 続きはこちらから
まずは麻薬カルテルとメキシコ政府の実態を世に知らしめたメキシコの勇敢な本物ジャーナリスト、アナベル・エルナンデスさんを簡単にご紹介♪ 彼女の生きる姿勢は凛として美しい✨こんなに腐敗したメキシコにこんなに輝かしい女性がいるとは。。。。まさにメキシコの宝🌟これが本当のメキシコ人の姿だとpopoちゃんは思いたい!ジャーナリストにとって一番危険な国と言われているメキシコでの彼女の生き様は多くの人に勇気と感動を与えてくれます。
そして下の動画では、アナベル・エルナンデスさんがイギリス・ロンドンのフロントラインブッククラブでのお話会で、メキシコの麻薬カルテルとメキシコ政府の関係を1960年あたりから非常にわかりやすく話してくれています。動画は約90分ほどあり長いので、ざっくりまとめてみました。そして。。。最後に、別の情報源(元イルミナティのメンバーと語るもの)から衝撃的な告白をご紹介❗️
それにしても正直、このように真実を知れば知るほど腹立しい。支配欲、所有欲、名誉欲、権力欲、性暴力が膨れに膨れ上がって、お金と暴力でそれらを得た麻薬カルテル、メキシコ政府官僚、アメリカ政府、大企業家、そして銀行家たち。。。彼らにとって、その手段が人の命を奪うことであっても、自己の利益、欲を満たすほうが遥かに大切なのは明らか。。。そんな彼らは本当に幸せ???欲からはフェイクな幸せしか生まれない。。。改めて自分のあらゆる欲を、見つめ手放していきたいと思ったpopoちゃんです!そして、今のめちゃめちゃなメキシコ、今のめちゃめちゃな世界をありのまま平穏な心で受け入れたい。。。ヤツらに対する怒り、批判、期待の心をもったままでは、きっと何も変わらない。。。Adios (さよなら)怒り、批判、期待たち。。。👋 そして今日もpopoちゃんは愛のマントラを唱える💖