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まみむのメモ(33)〈秋色〉


 以前から注目している田んぼがあります。毎年、田んぼに苗床を作って苗を育てておられ、草取りも手作業で丹念にされています。稲が、とても丈夫に育っていて、他所の田の稲がちょっとした風で倒伏してしまっているのに、その田んぼの稲は台風でもビクともしないでしっかりと立っています。お米もブクブク肥料太りしている感じはなくて、引き締まって見るからに健康そうです。
今年は天候が厳しく、長雨の後に酷暑で例年は稲が倒れた田んぼでも、今年のように稲が枯れてしまうようなことはなかったのですが、田植え時期のちょっとしたタイミングか何かで、稲穂が未熟な状態で倒伏したらしい稲が、夏を過ぎた頃に枯れてしまっていました。写真の田んぼは特にひどい状態でした。全部の田がそうだったわけではないのですが、倒れた稲が枯れてしまっている田をあちらこちらで見かけました。
 もちろん、あの注目の田んぼは例年通りに元気に育っていました。
 除草剤や化学肥料、農薬で、微生物や小動物や田んぼ特有の小さな草もなにもいない、稲だけの田んぼの不健康さが、天候の厳しさで如実に現れたのではないかと思いました。

 今回は、夏から秋にかけての景色や花や生き物たちをたくさん写しました。編集をしてくださる”ぺりどっと”さんが50枚くらいの中から選んでくださいます。
 よろしかったら、秋の色をご一緒に楽しんでくださいね。
(まみむ)
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まみむのメモ(33)〈秋色〉


古民家

苗床


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みぃ

肥料が多いと稲が倒れるんだ。特に最近は化学肥料を使うしね。稲が倒れた田にはウンカがわいて、お米もまともに育たないよ。


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まぁ

昔まだ無農薬米にこだわっていなかった頃、親戚の紹介で分けていただいていたお米に石が混ざっていたよ。
その年は稲が倒れてしまい、収穫する時に地面の石が混ざってしまったそうだ。


枯れた倒伏稲田

倒れた稲の田んぼ


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むぅ

肥料が効いて米が大きく育って稲穂が重くなるのに対して、肥料が多いと根を伸ばさなくてもすぐにたっぷり栄養があるから、根張りが悪くなるのですね。


元気な稲の田んぼ

見るからに健康な稲穂


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まぁ

それに、土が微生物などいない死んだ土だから、稲も健康ではないんだと思うよ。


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国立退役軍人健康管理局(VHA)の電子カルテにより、COVID-19入院患者の入院中死亡リスクはインフルエンザの5倍以上、ICU管理率も2倍以上、入院期間は3倍長かった!

竹下雅敏氏からの情報です。
 国立退役軍人健康管理局(VHA)の電子カルテから、COVID-19入院患者3948人とインフルエンザ入院患者5453人のデータを抽出解析したところ、“入院中死亡リスクはインフルエンザの5倍以上、ICU管理率も2倍以上、入院期間は3倍長かった”とのことです。
 また、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)のリスクは19倍高く、心筋炎、深部静脈血栓、肺塞栓症、脳出血、急性肝炎・肝不全、菌血症、褥瘡(床ずれ)は2倍以上のリスク上昇が見られたということです。
 Influenzerさんは、“COVID-19のインパクトは季節性インフルエンザと同程度という議論はもう終了”とツイートしていますが、新型コロナウイルス感染症の「後遺症」のことも考慮すれば、“新型コロナはただの風邪”と見なすのは誤りだと分かります。
 新型コロナウイルスに感染した子供の親たち162人からの回答によると、86%の子どもが3か月後でも何らかの症状があり、“疲労 75% 、腹痛 68%、 消化器症状(下痢など) 61%、 喉の痛み 51% 、頭痛 62% 、筋肉痛・筋力低下 50%、他に、発熱、吐き気、気分障害、発疹、めまい、呼吸困難、認識障害など”が見られるとのことです。
 また、中央値44歳で、入院した人は18%であったにもかかわらず、“若くてリスクの低い(持病・肥満や喫煙があまりない)人のほぼ70%が発症から4か月後に1つ以上の臓器に障害”が見られたとのことです。新型コロナウイルスは警戒して、感染しないように気を付けた方が良い。
 「ノーマスク」を主張する人たちが居るのですが、こちらのツイートには、「マスクと感染者が周りにいるかどうかの聞き取りマップ」があります。このマップを見ると、面白い位にマスクを皆がつけている州は、周りに新型コロナウイルスの感染者がいないことが分かるのです。日本で周りに感染者があまり見られないのは、ほとんどの人がキチンとマスクをしているからなのです。
 「ノーマスク」を主張する人たちは、“新型コロナはただの風邪”と見ているのかも知れませんが、風邪の予防にはマスクが必要だとは考えないのでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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COVID-19とインフルエンザに関連した院内合併症のリスク-米国退役軍人保健局、2018年10月1日~2020年5月31日
引用元)
(前略)
COVID-19とインフルエンザの合併症を評価するために、米国最大の統合医療システムである国立退役軍人健康管理局(VHA)のCOVID-19入院患者3,948人(2020年3月1日~5月31日)とインフルエンザ入院患者5,453人(2018年10月1日~2020年2月1日)の電子カルテ(EHR)を分析しました。
(中略)
リスク比を計算し、年齢、性別、人種/民族、基礎疾患で調整した。COVID-19患者はインフルエンザ患者に比べて急性呼吸窮迫症候群(ARDS)のリスクが19倍近くあり(調整後リスク比[aRR]=18.60;95%信頼区間[CI]=12.40-28.00)、心筋炎のリスクは2倍以上であった(2.56;1.17-5.59;1.17-5.59;1.17-5.59)。
(中略)
COVID-19患者の入院中に死亡した割合(21.0%)はインフルエンザ患者(3.8%)の5倍以上であり、入院期間はCOVID-19患者の方が3倍近く長かった。
(中略)
これらの所見は、COVID-19に関連するほとんどの合併症のリスクがインフルエンザに比べて高いことを強調しており、臨床家や研究者がCOVID-19の症状を認識し、モニタリングし、管理する上で役立つ可能性がある。
(以下略)
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配信元)
 
 

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体の免疫力は、その70%を腸内細菌が作り出している ~腸内環境を良好な状態に保つためには、食物繊維の多い食品を毎日しっかりとることに加え、日本古来の発酵食品の摂取が大切

竹下雅敏氏からの情報です。
 「免疫力は、ウンチの量」ときて、いらすとやさんのキャラクターまで出ていれば、記事として採用せざるを得ません。
 “体の免疫力は、その70%を腸内細菌が作り出している”ということで、残りの30%はメンタルが関係しており、“強いストレスがかかると、免疫力はたちまち低下”してしまうとのことです。
 ウンチの量=腸内細菌の量ということで、たくさんの腸内細菌たちは悪い菌が腸内にとどまらないよう、頑張って排除してくれる。その際、体外から入ってくる敵と真っ先に闘う働きをするのが、俗にいう悪玉菌なのだとか。悪玉菌の代表格である「大腸菌」は、“食物繊維の一つであるセルロースを分解し、人体に必要なビタミンを合成”しているとのことです。ぜんぜん悪玉じゃない気がしますが…。
 腸内環境を良好な状態に保つためには、食物繊維の多い食品を毎日しっかりとることに加え、日本古来の発酵食品の摂取が大切だということです。日本の発酵食品は多くが植物性なので、“胃酸に強く、生きて腸に届きやすい”ということらしい。「できるだけ、野菜の豊富な和食をとることがお勧め」という結論になるようです。
 免疫力の30%はメンタルが関係しているということでしたが、In Deepさんの記事によれば、「腸内環境とメンタルの状態には強い相関関係がある」ことが分かっており、「腸内環境とうつ病」に関する医学論文が数多く存在するのだそうです。
 記事で引用されている医学論文の結論は驚くべきもので、腸内細菌によって産生される神経伝達物質がヒトの精神的健康に影響を及ぼす可能性を指摘したうえで、“チームは、うつ病の人たちの腸内には、以下の細菌が欠如していることを見出した。「コプロコッカス」「ディアリスター」。コプロコッカスは、精神的な健康に影響を与えることが知られている神経伝達物質であるドーパミンに関連する生物学的経路を持つことも発見された”と言うのです。
 こうなると、“体の免疫力は、ほぼ100%腸内細菌が作り出しているのではないか?”と思えてきます。その腸内環境を破壊するのが抗生物質で、“あるデータによると、抗生物質1回の摂取で、腸内細菌の数は1/10~1/100まで減り、種類については約50%まで減ってしまう”ということでした。
 天然の抗生物質と呼ばれる「コロイダルシルバー」は、“体内に存在する善玉菌や健康的な細胞にダメージを与えずにあらゆる病原菌を殺菌する”ということでした。医者が安易に抗生物質に頼るのは、かなり問題があるのではないかという気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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免疫力は、ウンチの量で決まる?!
ウンチ研究のきっかけ
引用元)
医師として、最初に行った海外先は、インドネシアのカリマンタン島でした。三井物産の木材部の顧問医として行ったのですが、当初は若い後輩たちと下痢ばかりの日々でした。
 
ところが、しばらくすると私だけが下痢しなくなったのです。一方、若いのは下痢してバタバタと倒れていく・・・。どうしてだろう? 
 
調べてみると、ウンチに差があることがわかりました。私のウンチは1日平均200gぐらいの量だったのですが、若い後輩たちはその半分でした。

いらすとや 1&2

(中略)
私たちの体の免疫力は、その70%を腸内細菌が作り出しています。ですから、腸内細菌が少なければ(=便が小さければ)、それだけ外敵から身を守る免疫力も低下します。

私だけが下痢をしなくなったわけは、まさに、腸内細菌の量が多かったから。(中略)… 悪い菌が腸内にとどまらないよう、頑張って排除してくれたのです。
(中略)
腸内は善玉菌が多い良好な環境にしておくことが理想です。ただし、善玉菌だらけで、悪玉菌が全くいないのはダメです。(中略)… 乳酸菌は酸をつくって腸内を酸性にして悪い菌が増えないようにしていますし、大腸菌も増えると悪さはしますが、実は野菜のセルロース分解をしたり、外敵をやっつけたり、いいこともしてくれています。
(中略)
腸内細菌を増やし、大きな便にしたいなら、腸内細菌のエサになる食物せんい豊富な食材をとりましょう。穀類、野菜類、豆類、果物類などです。
(以下略)
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【免疫力を高める食事】お勧め食材は野菜と発酵食品 腸内環境を整える美味レシピ10選
引用元)
免疫組織が最もよく働くのは、腸内細菌が「善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7」というバランスのときです。悪玉菌は腸内から一掃すべきものではありません。体外から入ってくる敵と真っ先に闘う働きもしており、腸内で大事な役割を果たしているからです。【解説】藤田紘一郎(東京医科歯科大学名誉教授)
(中略)
皆さんにお勧めしたいのが、食物繊維の多い食品です。(中略)… 水溶性の食物繊維は、腸内で発酵しやすく、善玉菌を増やします。一方、不溶性の食物繊維は、腸内にたまった腐敗物質を絡めとり、便として排泄する働きがあります。
(中略)

免疫機能を高める「腸内環境を整える食品」
食物繊維
【水溶性食物繊維の多い食品】
コンブ、ワカメ、ヒジキなどの海藻類、ニンニク、ゴボウ、オクラなどの野菜類、大豆、アズキなどの豆類、大麦、ナメコ、キウイなど
【不溶性食物繊維の多い食品】
シソやパセリなどの香味野菜、イモ類、乾物など
【水溶性と不溶性、両方が多い食品】
キャベツ、納豆
日本の発酵食品
みそ、しょうゆ、酢などの調味料、納豆、ぬか漬け

(中略)
もう一つ、食物繊維に加えて、ぜひ摂取してほしいのが日本古来の発酵食品です。(中略)… 日本の発酵食品は多くが植物性。植物性乳酸菌は動物性乳酸菌よりも胃酸に強く、生きて腸に届きやすいことがわかっています。
(中略)
日ごろから、みそや納豆などの発酵食品といっしょに、食物繊維を豊富に含んだ野菜類、豆類、海藻類を積極的にとるように心がけてください。つまり、できるだけ、野菜の豊富な和食をとることがお勧めです。
(以下略)

オランダの研究チームが、これまでに知られていなかった臓器をのどの奥に発見! ~この部位が心身の健康を保つうえで極めて重要なポイント

竹下雅敏氏からの情報です。
 オランダの研究チームが、前立腺がんの転移を調べるスキャン検査で、これまでに知られていなかった臓器をのどの奥に見つけたという驚きの記事です。未発見の臓器が見つかるなんてことが、今の時代にあるのですね。しかも、それは「PCR 検査で検体を採取するためにグリグリとされる部位」で、「上咽頭」という位置にあるらしい。
 多くの原因不明の疾患が「上咽頭炎が原因である可能性」があるということで、時事ブログで「Bスポット治療」を、しんしん丸さんが紹介してくれました。また、「慢性上咽頭炎」の原因は、“首こり”だと説明している治療院があることもお伝えしました。
 上咽頭炎の治療にかんして、In Deepさんは「鼻うがいにも効果がある」とし、根拠となる本を紹介しています。その本の商品の説明には、“本書はこの「慢性上咽頭炎」のメカニズムと、その治療法であるEAT(bスポット療法)、「上咽頭洗浄」「鼻うがい」「首の後ろを温める」など自分でもできる治し方を、イラストとともに、平易に解説しています”とあります。
 時事ブログのサイドバーの「心と身体を清浄にする」の項目に、“邪気への対処”があります。この中で、“とくに重要なものが…鼻の洗浄で、これを正しく行わなければ、邪気対策の効果はほとんど表れません”と記しています。
 このように当初から、この部位が心身の健康を保つうえで極めて重要なポイントであると見做していたわけなのですが、実は今回見つかった「Tubarial Glands(管状腺)」は、中医学での謎の臓腑「三焦」の中心となる臓器だと思っているのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「未知の臓器」が人間の喉の奥から発見される
引用元)
(前略)
人間の鼻から咽頭にかけての領域に、これまで知られていなかった新しい臓器を発見したという報告が発表されました。発見されたのはわずか3.9cmという小さな器官で、がん細胞の研究中に偶然見つかったとのことです。
(中略)
以下の画像で、青い矢印によって指し示されているのが新しく発見された唾液腺組織です。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

(中略)
フォーゲル氏とファルスター氏は、100人の被験者を対象にPSMA PET-CTを行いましたが、この新しい唾液腺は100人全員から発見されたとのこと。2人は新しく発見された臓器を「Tubarial Glands(管状腺)」と名付けました。
(以下略)
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偶然?それとも… : PCR検査のメソッドは、人間の鼻の奥で発見された「新しい臓器」を直撃している
転載元)
(前略)

人の喉に未知の臓器を発見、オランダ研究チーム発表
CNN  2020/10/22
(中略)
オランダの研究チームが、これまでの医学では知られていなかった臓器が人ののどの奥に見つかったとして、このほど医学誌に研究結果を発表した。発表を行ったのはオランダがん研究所などの研究チーム。鼻腔と咽頭がつながる部分の頭蓋骨の中に、未知の腺が隠れているのを発見した。
(中略)
前立腺がんの転移を調べるPSMA PET/CTという先端のスキャン検査で初めて見つかった。
 
論文を発表した研究者は「2020年にこんなものが見つけられるとは思わなかった」と振り返る。
 
これが新しい臓器なのか、それとも唾液腺の一部とみなすべきなのかについては論議もあったが、詳しく調べた結果、解剖学的にも機能的にも新しい器官であることが裏付けられたとしている。
(中略)


ここまでです。
つまり、「鼻の奥のほうに新しい臓器と認められる部位が見つかった」という発見があったということになります。この臓器の新しい名前は、論文には、「尿細管唾液腺」 (tubarial salivary glands)と書かれてあります。
(中略)
科学メディアのライブサイエンスでは、その PSMA PET/CT 画像からの再現となるイラストを掲載していましたが、それは以下のようになります。
 
新しく見つかった「臓器」の場所を示したイラスト
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
  ・ livescience.com
(中略)

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40年にわたる長期的な有機農業と従来農業の比較実験によって分かった、有機農業の多くのメリット ~「通常の無農薬の野菜作りなら、2カ月後にはできる」という革命的な方法

竹下雅敏氏からの情報です。
 およそ40年にわたる長期的な有機農業と従来農業の比較実験の結果、有機農業が従来農業と比較して多くのメリットを示したとのことです。「緑肥を用いた有機栽培」とは、畑に生えるマメ科植物を収穫せずにそのまま土と一緒に耕すことで、栽培する作物の肥料にすることだということです。
 “土壌中に存在するバクテリアや真菌、その他の微生物である有機物が多いほど土壌は健康であり、有機農業では土壌中の有機物が次第に増加していく傾向が見られる”とありますが、土壌の健康はそのまま人間の健康につながるように感じます。
 恐らく、人間の腸内環境も土壌と同じように、腸内細菌の数が多いほど免疫力が増すのではないでしょうか。良い腸内環境は健康な土壌から生まれると考えても良いでしょう。
 有機農業が干ばつなどの天候異変に強いことも良く知られていますが、“農家が得られる利益が従来農業より3~6倍増加する”というのは驚きました。これが事実だと分かれば、農家は有機農業に転向するはずですが、実は「有機農業の土作りは、今まで最低でも5年かかっていた」という高いハードルがあるのです。土作りが出来るまでの5年間の農家の収入がなくなってしまうのです。
 ところが、「通常の無農薬の野菜作りなら、2カ月後にはできる」という革命的な方法を発見した人が居る様です。
 「生ごみを発酵させて漬け物にしてから、土作りをする」「雑草を糸状菌(しじょうきん)に食べてもらう」という方法で、“理想を言えば、田舎には草を刈ったままのところがあちこちにあるんだけど、草を刈ったまま寝せておくと、1カ月もすると、だんだんぼろぼろになってきて、地面との境目のところに白い菌が付くんです。少し白いのが見えだしたら、そこにはもう糸状菌が付いている。こうして作った土に、普通に種をまけばいい”ということらしい。詳しくは引用元をご覧ください。
 これは、我が家の畑でずっと以前から行っているやり方なのですが、これが正解だったようです。実はこの方法は、随分前に自然農法を実践している方から教わりました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「有機農業は従来農業と比較してどのようなメリットがあるのか?」を40年にわたり実験した結果が公開
引用元)
(前略)
数十年にわたって有機農業と従来農業の比較実験を行った結果が、有機農業の研究を支援するアメリカの非営利団体・Rodale Instituteによって公開されています。(中略)… 土地は大きく分けて3つの区画に分割されており、それぞれの区画は「有機肥料で栽培する区画」「緑肥を用いて有機栽培する区画」「従来の農法で栽培する区画」となっています。
(中略)
Rodale Instituteが主張する有機農業のメリットは以下の通り。

・5年間の移行期間を経た後は、従来農業と競争可能な収穫量が得られる。
・干ばつ時の収穫量が従来農業よりも最大40%高い。

・付近の水に有毒な化学物質が浸出しない。
・エネルギー消費量が従来農業と比較して45%少ない。
・炭素排出量が従来農業より40%少ない。
・農家が得られる利益が従来農業より3~6倍増加する。
(中略)
有機農業と従来農業でさまざまな違いが現れた理由について、Rodale Instituteは「土壌」が大きく関与していると指摘しています。土壌中に存在するバクテリアや真菌、その他の微生物である有機物が多いほど土壌は健康であり、有機農業では土壌中の有機物が次第に増加していく傾向が見られるとのこと。
(以下略)
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「雑草があれば2カ月で有機野菜作り始められる」常識を覆した土作りの方法とは?
引用元)
(前略)
有機農業の土作りは、今まで最低でも5年かかっていたんです。(中略)… 虫を手で取ったりして、一生懸命頑張りながら、それでも農薬を使わずに何年もやっているうちに、だんだん虫が来ない畑になっていくわけ」
(中略)
「完璧じゃないけれども、取りあえず2カ月たったら、まあまあ無農薬で野菜はできます。ただ、青虫を全然手で取る必要もないぐらいのキャベツを作ろうと思ったら、もうちょっとかかります。やっぱりプロのレベルまでにするには。でも、通常の無農薬の野菜作りなら、2カ月後にはできる
(中略)
生ごみを発酵させて漬け物にしてから、土作りをするんです」
(中略)
「漬物にするのに1カ月。土に入れて、1カ月待ちます」
 
―― それでもう土はできる?
 
「そうです。だって、1回発酵しているから、漬物になっているから腐らない、これがすごいところ。生ごみは腐敗するでしょう。だから虫も来るし、根っこは育たないし、いい野菜ができないんです。でも、いったん漬物にすれば腐らないので、虫たちは寄ってこないんです」
(以下略)