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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた難民問題、移民問題 ~第6楽章 パレスチナ人と出会う

 第5楽章の息子の移民クラスの生徒たちに続いて、第6楽章のパレスチナ人と出会うをお送りいたします。
 世界の難民は、
1位は、パレスチナ 479.8万人
2位は、コロンビア 435.6万人 
3位は、アフガニスタン 412.2万人
4位は、コンゴ民主共和国 361.2人
5位は、シリア      284.6万人
(今がわかる 時代がわかる世界地図2014年度版 成美堂出版より)
このようになっています。
第2楽章では、シリア難民のお医者さんの話
第3楽章では、アフガニスタンのアシュラム難民の話
をお話ししました。
 今回は、世界の難民の数が1位である、パレスチナ人のお話です。
(ユリシス)
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3人のパレスチナ難民


ドイツのベルリンでは、
3人のパレスチナ人に出会いました。

第2楽章でお話した、シリア難民のお医者さんは、
パレスチナ人でもあり、シリア人でもあります。

つまり、1世代前は、
パレスチナからシリアに逃げて来た
のです。
また、語学学校には、もうひとり、
パレスチナ人のシリア国籍の方がいました。

パレスチナ pixabay[CC0]


家探しをしている時も、パレスチナ人に出会いました。
10年くらい前にベルリンに来たと言っていました。

もう一人出あったパレスチナ人の方は、
ベルリンで生まれたと。
だから、もう30年以上前、親世代が
ベルリンに来ていた
ことになります。

パレスチナ難民として、
いつ頃ベルリンに来たのか・・
ということを考えると

1948年にイスラエルが建国されて以来、
徐々にイスラエルがパレスチナの領土を
占拠していくにつれて、
パレスチナ難民が増えていった
のです。

1948年のイスラエル独立宣言 GPO[CC BY-SA]


3回にもわたる、イギリスの嘘つき秘密外交


パレスチナ人が難民になってしまった理由は、
イギリスが第1次世界大戦の中でとった
3回の嘘つき?秘密外交に由来する
のです。

あれ? ヤマ・二ヤマの原則に
違反していますね。
嘘をついたり、人を傷つけたり
してはいけないのです。

サイクス・ピコ協定では、
イギリスは、アラブ人との約束をしながら、
中東をフランス・ロシアと
3分割をする秘密の協定
を結んでしまいました。

フサイン・マクマホン協定では、
オスマン帝国打倒への協力を見返りに
アラブ国家の建設を約束していたはず
ですが・・

バルフォア宣言にて、
ユダヤ人国家の建設を約束し
たのです。
1917年のバルフォア宣言から100年が
経過した
わけです。

めちゃくちゃですね。
イギリス人の性格によるものでしょうか・・。

Author:Jon[CC BY]


イギリス人の世界支配者、策略家たちは、
あまりにもインド人の綿織物の手織りが
素晴らしくて
、繊細なことに驚愕して、

これでは、産業革命の機械が売れないということで、
インド人の綿織物職人の手を切り落としたとか。

それって、現在ファストファッションが
世界中大流行りで、大量生産を優先し
て、
労働を請け負うパキスタン人などの
労働条件、環境を悪化させて、
同時に、丁寧に洋服を製法する職人たちの
機会を奪っている構図と同じ
なのかもしれない。


もしかして、イギリスの支配者、策略家たちも
パレスチナ問題などでこんなことをしているのかもしれないと
ウフフと連想させる、ミスタービーンの策略シーンとは・・・。



1:05~ 救急車の後ろに車を止めて、救急車から病人を出られなくするシーン
1:45~ 女の子の人形を投げて、前の順番を取ってしまうシーン
2:07~ 前の2人の男性にちょっかいを出して、前の人と喧嘩をさせて、前の順番をとるシーン
2:50~ 席をすばやく分捕るシーン
4:05~ 全身包帯巻きの女性の番号表とすり替えてしまうシーン


パレスチナ人を支援するツイート



カイロでは、エルサレム支援のために
アズハル世界会議が開かれ、

パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、
イスラエルに占領され、困窮するパレスチナ国民への
支援と寄付を切実に訴えかけました。



教育やメディアなどで、
正しい情報を伝えていきたい
ですね。
宗教問題とか、テロとかの言葉で
安易に片付けないように。




ユダヤ人とアラブ人との連帯を音楽を通じて解決しようとしたダニエル・バレンボイム


ユダヤ人とアラブ人との連帯を音楽を通じて
解決していこうとする、
世界的に有名な、指揮者、ピアニストの
ダニエル・バレンボイム


Author:Alkan[CC BY]


ダニエル・バレンボイムは、ユダヤ人と
パレスチナ人(アラブ人)との連帯の意思表示として

イスラエル人の入植地区ヨルダン川西岸地区において
演奏活動を行ってきた。


ユダヤ人であるダニエル・バレンボイムは、
ウェスト・イースタン・ディヴァン管弦楽団を

パレスチナ系文学者、エドワード・サイードとともに
設立した。
団員は、イスラエル、ヨルダン、レバノン、シリア、などの
ユダヤ人、アラブ人共存の若者たち
である。

ダニエル・バレンボイム指揮するウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団 WikimediaCommon[CC BY-SA]


バレンボイムは、クネセト(イスラエル国会)のセレモニーにおいて、ウルフ賞芸術部門を授与された。この機をとらえて、バレンボイムは政治状況について、次のような持論を唱えた。これによって、イスラエルの元首と数名の国会議員から名指しで非難された。

心に痛みを感じながら、私は今日お尋ねしたいのです。征服と支配の立場が、はたしてイスラエルの独立宣言にかなっているでしょうか、と。他民族の原則的な権利を打ちのめすことが代償なら、一つの民族の独立に理屈というものがあるでしょうか。ユダヤ人民は、その歴史は苦難と迫害に満ちていますが、隣国の民族の権利と苦難に無関心であってよいものでしょうか。イスラエル国家は、社会正義に基づいて実践的・人道主義的な解決法を得ようとするのではなしに、揉め事にイデオロギー的な解決を図ろうとたくらむがごときの、非現実的な夢うつつにふけっていてもよいものでしょうか。


結局、この地域の争いの本質は、
お金に目が眩んだ、石油戦争でしょうか
・・。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7922


Writer

ユリシス

311を機に息子と共に、東京からシアトル、2012年ケアンズ、2015年ベルリンへと移住。
ユリシスの名前は、ケアンズ近郊でみられる見ると幸せになると言われる青い蝶から命名。
幸運にもケアンズの家の近くでペアのユリシスに遭遇したので、それを思い出し・・。
映像配信、東洋医学セミナーなどシャンティフーラでの学びが大好きです。
体癖1-8


かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(42)愛情要求 続編1

かんなままさんの執筆記事第42弾です。 
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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(42)愛情要求 続編1

愛情要求がしっかり満たされている子は、絶対に問題のあるような遊びはしません。

甘えることに対して十分な愛情が与えられていない子どもは、この遊びが危険なものになります。

本当は愛が欲しいのだけれど、その見込みがなければ、叱られてでも親の関心を欲します。一番怖いものは、無関心です。自分がほっぽりだされたような無関心が怖いのです。叱られることでもいいから、親の関心が欲しいのです。

出典:「ぴ・よ・こ・と」竹下雅敏(著)


学級崩壊と問題を抱えた子ども達


20年前は学級崩壊という言葉が出始めた頃です。それは先生の力量のなさと評価され、出世に傷がつきました。一方で子どもや親に問題があると判断されることも多いのですが、カウンセラーなどの支援体制も法的支援もないまま親子が置き去りにされていました。ひどい場合は親が子どもに手を焼いて警察に連れていってくださいと言うケースもありました。親もまた不幸な育ちをしている人でした。これでは根本的な問題解決になりません。


さて、前回の続きですが、担任の先生は校長先生に話し、私はクラスの保護者ひとり1人に電話をかけました。当事者の親もいます。家庭の問題に介入することはできませんが、何か問題があることは確かです。でも、私はその親を責める気にはなれませんでした。問題を抱えた子どもを救うためにもその親を排除したり孤立させてはいけないと思いました。だから、その親にも同じように電話をして荒れていることを伝え、協力をお願いしました。まずは皆でお楽しみ会をしたいと思ったのです。

ほとんどの親は理解してくれて新たな情報も教えてくれました。その子が母子家庭であること。別の子も貧困であったり、家業が忙しくて親が放任であること等です。その中には我が家に遊びに来る子も何人かいました。親の顔は知りませんが、いい子です。その子があんな態度を見せるなんて信じられないくらいでした。だから子どものせいではないと確信していました。先生もまじめな先生で、話をすればわかる先生だと思いました。


お楽しみ会の開催


前もって参加できる親だけ集まり、趣旨を共有して何をするか決めました。先生も校長先生にお願いして日曜日に学校を開けてもらう許可を取りました。当事者の親も3人くらい参加してくれました。朝から子ども達と一緒に準備します。家にある材料を持ち寄り、皆でゼリーを作り、ゲームをして、本の読み聞かせもしました。「ラブ ユー フォーエバー」という絵本です。「どんなにヤンチャで不良のようなことをする子でも、親はいつでもいつまでも愛しているよ」というメッセージの本です。子ども達も真剣に聞いてくれました。



読んだ後にその子がやってきて「うちの母ちゃんはそんな事一回も言ったことない」と言いました。その日も不在でした。「それは寂しかったね。でも、大丈夫だよ。親は忙しいし、子どもにそんな言葉を言うのが恥ずかしいだけよ。子どもの事を好きじゃない親は1人もいないよ。きっと寝てしまってからこっそり言っているのよ。おばちゃんもそうだよ」と言いました。「うちの母ちゃんも言ってるかなあ?」「言ってるよ!」と言ったら嬉しそうに走って皆の所に行きました。

こんな時はみんな仲良く遊んでいます。説教するのではなく、親も関わり続けて「子ども達の事を大事に思っているよ」と伝えようと話しました。

その後、そんな会を何回かして、先生とも密に連絡を取り続けました。やはり先生は校長先生から指導が入り、毎日その子達の観察日誌をつけて、子どもの問題行動を徹底的に記録して、どう対処したか、反省点、次回に向けてどう取り組むかを毎日チェックされるようになりました。通常の仕事プラスこの作業で疲れ切っているようでした。子ども達にも毎日反省ノートを書かせます。これはきちんと対応していますという証拠であり、監視でもあります。校長先生の指導は、時として現場とのギャップがあり、子どもを信じていないと感じることが多々ありました。

もちろんその日誌等を見せてもらったわけではありません。でも、その観察日誌そのものに子どもへの愛を感じませんでした。向いている方向が1人ひとりの子どもの育ちではなく、自分達の保身のようです。私にはそんな組織に立ち向かう知恵も力もありませんので無視しました。ただ、先生は励まし続けました。その先生には愛を感じたのです。    

一番問題を抱えた子は時々喘息の発作を起こして入院していました。息子と一緒にお見舞いに行くと、いつも1人で寝ていました。病気になって親に構って!と言いたいのかなと感じました。親側に大いに問題があると思いますが、私が立ち入ることではありません。せめて子どもを守ってあげたいと思いました。嬉しかったのは誰も子ども達を責めませんでした。

やがて、その子達も落ち着いて前のようには騒がなくなりました。先生がその日誌を通して子ども達に優しい言葉をかけ続けたのも功を成したようでした。

pixabay[CC0]


5年生になりました。クラス分けがあり、その子達はバラバラになりました。もちろん、担任の先生も変わりました。その先生は1年間学校を離れて異業種体験研修(ほかの企業などで職場体験研修)に行くことになりました。その後復帰して、ずっと子ども達の成長を見守られて成人式にも出席されていました。もちろん私も先生との交流を続けています。


絶大な人気のある新しい先生


さて、新しい先生は男の先生で子ども達や保護者に絶大な人気のある先生でした。いつも子ども達の傍にいて、昼休みも放課後も日曜日も一緒に遊んでくれました。特にドッジボールとダンスが得意で、子ども達とチームを作ることになりました。

子ども達はまるで魔法にかけられたかのように、一気に先生の流れに乗りました。荒れていた子も楽しそうに仲間に入って踊っていました。授業も独特で発表の中身は手で合図します。できた子は自由に教室を動き回ってわからない子に教えます。授業参観でも皆が積極的に授業に参加していました。ハキハキ発表して、やじる子はいません。同じ子ども達?と目を疑う様でした。保護者も安心しました。

やがて秋の文化祭が近づいてきました。このクラスではダンスを披露することになりました。ロック調の音楽で振り付け指導は先生です。放課後はクラス全員で練習。土日も先生と遊園地に行ったりダンスをしたりしていました。


その頃からです。あんなに楽しそうにしていた息子が朝になると食欲がなくなり吐き気を催すようになったのです。

つづく

Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
かんなままの子育て万華鏡はこちら


15年の間に蜂の毒に対する免疫を獲得して、蜂に刺されても何ともないインド人男性

竹下雅敏氏からの情報です。
 免疫を獲得して、蜂に刺されても何とも無い人がいるようです。動画を見ると、驚きます。
 日本の定額働かせ放題でも、免疫が出来て痛みを感じなくなる人が居るかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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インド人男性、長年にわたって蜂蜜を採集する間に、蜂に刺されても痛みを感じなくなる【動画】
転載元)
インド東部の西ベンガル州で野生蜂蜜を採集するスク・マハマッド・ダラルさんは、蜂に刺されても痛みを感じなくなった。ダラルさんが蜂蜜を採集する様子が撮影された。デイリー・メール紙が報じた。

スプートニク日本

ダラルさんは、蜂が蜂蜜の採集を邪魔しないように手で蜂を捕まえてシャツの下に入れている。


ダラルさんは、15年の間に蜂毒に対する免疫を獲得し、蜂に刺されても痛みを感じなくなったと主張している。

ダラルさんによると、蜂に刺されて唇が腫れても、一杯の温かいお茶が浮腫をとる助けになるという。

[米カリフォルニア州保健課] 夜寝るときは枕元にスマホを置かないように ~WiFiやスマホの電磁波が生物に与える危険な影響~

竹下雅敏氏からの情報です。
 1月22日の記事で、しんしん丸さんが、スマートメーターについて触れていました。我が家も、中国電力からスマートメーターへの交換の工事の電話が入りました。スマートメーターへの交換を拒否すると、屋根につけているソーラーパネルの売電メーターの耐用年数が近いうちに切れるので、自費で取り替えてくださいと言われました。
 どうやら、スマートメーターは、通常のメーター機能に加えて、太陽光発電の売電の方も兼ね備えているらしく、スマートメーターに替えれば、中国電力がすべての工事をやってくれるので、金銭的な負担はかからないわけです。ところが、スマートメーターを拒否したため、売電メーターを自費で新しいものに換えなければならなくなりました。なんでも、売電メーターは中国電力のものではなくて、わが家の資産だからということのようです。健康被害のことを考えると、お金がかかっても、古いタイプのメーターを取りつけるのに躊躇はありません。
 海外ではスマートメーター問題で、訴訟まで起こっているわけで、下の記事を見ると、なんでも、スマートメーターガードなる商品があるようです。日本の場合、これで自己防衛しても、電力会社は政治家に政治献金を行っているため、新しい法律を作って強制撤去させられそうな気がします。そうならないためには、人々が電磁波の危険性を、もっとよく知る必要があると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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スマートメーター対策
転載元)
現物は見てないので何だけど、


強力な電磁波で24H制御する代物なので、
体にはよろしくない
みたい、

*電磁波は、単独でも良くないが、
最近はケムで撒かれているアルミとのコラボで、
ますます体にダメージを与える、

*Watch how smart meters kill people:
ナーんて言ってるくらいだから、

そこで、出てきたのがこれ、


ファラデーのケージガードならぬ、
スマートメーターガードで、これでメーターごと覆う、


近い将来、自分のうちに、
いつのまにかつけられてたら、これを思い出そう、
*ひとつ、気になるのは、
おそらく通信も出来なくなって、
設置会社が文句言うかもしれないこと、

が、被害受けている方からすれば、
そんなの知ったことないか、
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スマホを枕元に置いて寝てはいけない理由は? 科学者らが説明
転載元)
米カリフォルニア州保健課はモバイル電話を長期間にわたって使用した場合に蒙る危険性のある症状を列挙し、なるべく夜寝るときは枕元にスマホを置かないよう進言している。

スプートニク日本

スマホの長期使用が原因で起こりうる悪い症状について、カリフォルニア州保健課はこうした例を公式サイトに公表した。

研究者がスマホの悪影響が引き起こす例としてレポートに挙げたのは、記憶、聴力への否定的な影響、睡眠障害、学習障害、頭痛、不妊、ガンといった恐ろしい病まで多岐にわたっている。

スマホを限度を越して使用した場合、最も危険な影響を蒙りやすいのは児童やティーンエージャー。

レポートにはスマホでの通話中は耳につけず、イヤホンを使用するよう勧めている。
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WiFiやスマホの電磁波が生物に与える影響が一目でわかる写真
転載元)
学生の実験がWiFiの恐ろしい真実を明らかにし、科学者らの関心を集める
9th Grade Students Gain the Attention of Scientists After Their Experiment Reveals a Dark Truth About WiFi

2017年12月24日付

デンマークのユトランドにある学校で、9年生の少女のグループが実体験に基づいた好奇心からある生物学の実験を行いました。

(中略)

【実験の内容】

・400粒のクレスの種子を、12個のトレイに分けて蒔きました。

・2つの部屋にトレイをそれぞれ6個ずつ配置。

2つの部屋は温度が同じで、それぞれのトレイには実験期間全体を通して同量の水と日光が与えられました。

一つの部屋ではWiFiルーターの横に種子の乗せられたトレイが置かれ、それだけが二つの部屋の唯一の違いでした。

(中略)

【実験の結果】
実験開始から12日後、二つの部屋に分けられていたトレイの上には驚くような結果が観察されました。

https://www.dailydot.com/irl/wireless-router-wi-fi-plants/

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メキシコ便り(5): メキシコの治安

 メキシコの治安について、ちょっとだけ蓋を開けてみたpopoちゃんですが、かなりの深刻さにため息が止まらない。。。😔認めたくないですが、はい、メキシコの治安、深刻で根が深いです。このようなクレイジーな社会になってしまった原因には、貧困、警察と政府の腐敗(麻薬カルテルとの癒着)などがよく原因に挙げられています。が、シャンティ・フーラの読者の方々ならピンとくるはず🌟メキシコだけでこんな多大なお金、膨大な武器の調達が可能でしょうか?いくら貧富の差があるとしても。。。きっとヤツらが関わっていると思うpopoちゃんです。

 これから少しづつ掘り下げ、メキシコの真実を学びながら皆様とシェアさせて頂きたいと思っています。今日はまず、2007年から現在までのpopoちゃんの街とメキシコ全体の治安状況を大まかにまとめてみました。メキシコの治安の悪さは、一般人の犯罪云々(でんでんじゃないよん😆)より麻薬カルテル(麻薬の製造、売買、殺人、拷問、誘拐、恐喝、密輸、資金洗浄などを行う犯罪組織)絡みの犯罪のためと言えると思います。

(popoちゃん)
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メキシコ便り(5): メキシコの治安


メキシコの治安悪化


悲しいかな、今、またメキシコでは治安が悪化しています。メキシコの治安の悪さは多くの日本の皆さまもご存知のことで。。。「メキシコの治安だいじょうぶ?」と聞かれても能天気なpopoちゃんはそんなこと気にせず、真冬の昼下がりの真っ青に澄んだ空の下、スヤスヤいびきをかいてる愛犬の側で、ゆったりメキシカンコーヒーを飲みながら至福を味わう。。。という治安の悪さとは無縁な生活を送っているのです。。。が。。。。

[メキシコのコーヒーカップ] Photo by popo


ここ最近、近場でいろんなことが起き始め「やっぱりまた治安悪くなってる?!」感が。。。治安悪化の雰囲気が漂う今日この頃、popoちゃんは、がんばってしっかり両目を開いてメキシコの実態を調べてみました!正直、見たくない知りたくない世界。。。「知らぬが仏」。。。でもここにいる以上、いつまでも無関心でいられない。ここは勇気をだして、真実を見て、意識を高めるぞと憤るpopoちゃん!😤

でも、そこで無邪気にいびきかいて何も知らない愛犬(老犬)たちがとっても羨ましくも思えたり。。。「まだ人間に生まれ変わっちゃだめだよぉ〜。」とこっそり囁くpopoちゃん。大切に育てられた犬は、来世、人間に生まれ変わる可能性が高いとか。。。竹下先生どこかでおしゃってましたねぇ〜。「君たち、もっと世界が良くなってから人間に生まれ変わってね!」

[popoちゃんの無邪気な愛犬たち] Photo by popo



世界でもっとも危険な街、シウダード・ファレス


さて、話を元に戻して、実はpopoちゃんが住んでいるところは、一時、世界でもっとも危険な街と言われた(今でも言われてるかも?!)シウダード・ファレス。ファレス市民以外のメキシコ人は皆、恐れている街。シウダード・ファレスは、ちょうどアメリカとメキシコの国境線のど真ん中に位置し、アメリカの東にも西にも行けて便利なため、ドラッグの王道とされています。人口約140万人ほど。マキーラという外資系企業の工場が約300社ほどあり、この街の経済基盤になっています。安定した収入と待遇を求め、メキシコ南部から多くの方が出稼ぎに来ています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Ciudad_Juárez

メキシコはとても風情あるかわいい街が多いのですが、残念ながら、この街はとってもugly(醜い)!😔😔しかも砂漠気候なので緑も少ない。とにかく政府が街に投資していないのは明らかで。。。道路は穴ぼこだらけ。。。バス停なんて、時刻表ないし、座るとこないし、バス停のサインすらない。。。なんとなくこの辺にいつもバスが止まるみたいな感覚で。。。たまに雨がちょっと降るとすぐに大洪水に。。。排水溝がないんだなぁ〜。。。ここにいると日本の当たり前が当たり前でないことに気づき、とても日本に感謝してしまいます。

[シウダード・ファレス] Author:Sémhur[CC BY-SA]


そんなシウダード・ファレスの治安は2008〜11年の間、麻薬カルテルたちが大暴れし最悪に。。。popoちゃんは当時の状況にうんざりしてきていたのと、あるご縁もあって2008年末には日本帰国。

当時はほぼ毎週末、レストランで突然、銃の乱射。週末の外食は全くできなくなり、しかも私たちが行ったことのあるレストランでも乱射事件が起こったときにはもう恐怖倍増!週明けには首なしの遺体が街の大通りの高架からぶら下げられたり、昼間、道路のど真ん中で突然、銃の乱射。どれもこれもみんな麻薬カルテルグループ同士の対立、権力争い。それに一般庶民も巻き込まること度々でいい迷惑。そしてフェミサイド(女性を狙った殺人)もたくさん。

[シウダード・ファレス] Author:Hachiroo[CC BY-SA]


今回2016年末にシウダード・ファレスに再び戻ったpopoちゃんは、治安が良くなっていることを実感し安心していたのですが。。。それも束の間。。。またまた治安の悪化が。。。😩

シウダード・ファレスでは、今年2018年に入り1月9日までに既に52件の殺人事件が。たったの9日で52件!!!前年同月の合計犯罪数の68件をすでにうわまろうとするスピード。その原因はファレス・カルテル(麻薬組織の一つ)が内部で分裂し、そのため内部での戦いが去年の12月27日あたりから始まったらしい。。。それに加えいつものシナロア・カルテル(シナロア州を本拠地とする国内最大の犯罪組織)との縄張り戦争も同時進行中。
https://mexiconewsdaily.com/news/infighting-blamed-for-chihuahua-violence/

先日、1月9日にpopoちゃんの住まいから、わずか800m離れたところで強盗殺人事件があり、またまた緊張感up!ニュースではただの強盗殺人事件と言っていましたが、やはり本当は麻薬絡みだったそうです。シウダード・ファレスではただの強盗殺人事件はほとんど聞きません。

下の動画は2015年のものですが、シウダード・ファレスの治安がニュースになっています。麻薬輸出額300億ドル、その生産、流通を行う麻薬カルテル。メキシコの麻薬事情に詳しい山本昭代さんいわく、警察は麻薬組織の手下。全国の8割の行政が麻薬組織との関連があるとか。しかも麻薬ギャングがヒーロー化され、麻薬ギャングと付き合いたいというギャルもいるとか。。。それは絶対おかしーっい!!!異常だぁー!!!頭が完全にやられてる😱!!!
なんでこんなになっちゃったの?!

今、メキシコが直面する『麻薬戦争』の実態(15/02/15)


メキシコ麻薬戦争の実情


メキシコは2007年、当時の大統領フェリペ・カルデロンが麻薬を一掃する「麻薬戦争」を宣言して以来、報告されているだけでも10万人の犠牲者が。。。そして170人以上のジャーナリストが亡くなっているとか。。。そしてその9割の事件は未解決。。。犯罪者は見つかることなく、処罰されるわけでもなく野放しに。。。警察に捜査をお願いするとお金を要求される!という腐敗ぶり。。。(ありえなぁ〜い😩)仕方なく泣き寝入りする人々、あるいは自分たちで捜査する人々。。。でも自分たちで捜査をしていると麻薬組織から脅され辞めざる終えないこともあるらしい。。。
http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20160803_02.html
http://time.com/4836655/mexican-cartels-free-press-don-winslow/

2017年7月NHKでもメキシコ麻薬戦争とジャーナリストの危機が特集されていたようで、こちらの番組では、メキシコの2016年犠牲者の数23,000人は、リビアの次で世界第2位イラク、アフガニスタンを上回っているとか。。。こっわ〜い!😱まさに戦場!や、やばい!popoちゃんは戦場に来てしまっていたのら。。。😨
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2017/07/0717.html

今、popoちゃんにできること、それはメキシコちゃんに愛のマントラを贈ること。。。きっとメキシコちゃん辛いだろうなぁ。。。こんな深刻な問題を抱えたメキシコですが、popoちゃんは過去21年間、たくさんの愛をメキシコから頂きました。だからこそ、もっともっとメキシコの真実を知りたい。。。良いことも悪いこともぜ〜んぶ!

次回はメキシコの治安悪化の最大の原因である麻薬カルテルについてご紹介♪

¡Viva Mexico!

(popoちゃん)

Writer

popoちゃん

メキシコ人夫とメキシコ在住中♪
新アムロ政権の勢いある改革ぶりを中心に
「今のメキシコ」をお届けいたします!

体癖5・9、ピッタ・カファ、エニアグラム7