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25日、沖縄辺野古新基地に反対する山城博治氏の上告が棄却され、同日、沖縄県本部港では土砂搬出が再開 〜 県民の意思は無視され続けてもなお人々は反対表明に集まる

 「上級国民」は、ひき逃げし人命を奪っても逮捕されない一方で、25日、辺野古移設反対運動で「でっち上げ」としか思えない起訴をされた山城博治氏の上告を最高裁は棄却しました。しかも最高裁でありながら、憲法判断を逃げる卑怯な判決で、さすが「お友達」で固めた成果です。司法は次々と法の下の平等を破壊し続けていますが、有罪にされた山城氏の方は明確に裁判の本質を訴えています。「資材搬入への抗議行動は憲法の保障する表現行為か?」後世に向けて答えろ、最高裁。
 そして同じ25日、沖縄3区の結果を無視するように、本部港塩川地区からの土砂搬出作業が再開されました。昨年の台風で破損して使えなかった本部港が復旧し、本部町からの使用許可が出たことから沖縄防衛局は、今後は琉球セメントの桟橋との2本立てで搬出することになります。これによって搬出する土砂の量が増加するため、陸揚げ地点も現在の1ヶ所に加えて、さらに新たな陸揚げ地点の造成を開始します。何としても強硬に埋め立て工事を加速させる意図です。
 25日早朝には本部港に抗議する市民が集まり、土砂搬出作業を止めさせようと頑張ったそうです。抗議する人達にとって、山城氏の有罪はどれほど悔しく悲しいことだったかと思いますが、それでも集まって行かれる方々に心から敬意を表します。どうか守られますように。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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新基地反対の山城議長、有罪確定へ 最高裁が上告棄却
引用元)
最高裁第3小法廷(宮崎裕子裁判長)は25日までに、名護市辺野古の新基地建設などに対する抗議活動を巡って威力業務妨害や公務執行妨害・傷害などの罪に問われた沖縄平和運動センターの山城博治議長(66)=沖縄市=の上告を棄却する決定をした。22日付。懲役2年、執行猶予3年とした一、二審判決が確定した。
(中略)
弁護側は抗議の意思を示した表現の自由の範囲内での行動と主張し、裁判所に表現行為に刑事罰を適用する違憲性について判断を求めたが、宮崎裁判長は「実質は単なる法令違反、事実誤認の主張」と退けた
(以下略)

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きょうから土砂搬出 本部港塩川地区 移設工事加速狙い
引用元)
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で、政府は25日、本部港塩川地区で埋め立て用土砂を搬出する作業を始める。台風で破損し使えなくなっていたが、3月末に修復工事が終了していた。現在使っている琉球セメントの桟橋(名護市安和)と並行して土砂を搬出し、工事を加速させる狙いがある。
(中略)
防衛局は陸揚げ地点を増やすため「K8護岸」造成を進める。

(以下略)

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11府省が、各大臣の面会や会合出席の日程を記した文書を破棄していた ~首相と省庁幹部の面談記録は「不存在」で、説明資料については面談後に破棄

竹下雅敏氏からの情報です。
 11府省が、各大臣の面会や会合出席の日程を記した文書を破棄していたことがわかりました。4月13日の毎日新聞では、首相と省庁幹部の面談記録は「不存在」で、説明資料については面談後に破棄しているとのことでした。
 モリカケ問題の教訓から、官邸は、情報漏洩を警戒して記録を残さないことにしたようです。猿並みの脳は持っているということでしょう(お猿さんごめんなさい)。
 政府は、モリカケ問題を受けて、2017年12月に公文書ガイドラインを改定しました。その際、官邸を含む府省庁に、“政策や事業方針に影響を及ぼす打ち合わせ記録の作成を義務付けた”のですが、今回の件のように、説明資料については、“保存期間をいつでも破棄できる1年未満に設定”し、議事録に関しては、“政策や事業方針に影響を及ぼす打ち合わせではなかった”とすれば、すべて秘匿できます。
 もはや、悪事のやりたい放題で、加えて特定秘密保護法があります。独裁体制は、ほぼ完成していると言えるでしょう。あとは、緊急事態条項を残すのみです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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大臣日程表、11府省で不存在 2週間で廃棄、「即日」も
引用元)
 2017年度から2年間に公文書として作成された、11府省の各大臣の日程表が全て不存在となっていることが24日、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」が各府省に請求した情報公開で分かった。約2週間以内に廃棄された例や、省庁側が即日廃棄したと説明した例があったという。

 日程表は大臣の動向を記録した文書で、森友学園問題などを受けた17年の行政文書管理の指針改正で、保存期間が原則1年未満とされた。即日廃棄も違法ではないが、公文書保管への政府の後ろ向きな姿勢が改めて浮き彫りになった形だ。
(共同)

日程表の情報公開請求に不存在とした府省
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変わらない隠蔽体質 11府省が大臣日程記録を「保存せず」
引用元)
(前略)
11府省が、各大臣の面会や会合出席の日程を記した文書を、2017年度から約2年分、不存在としていることがきのう(24日)、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の情報公開請求で分かった。
(中略)
 クリアリングハウスは今年3月、17年4月から19年2月末までの大臣の日程表を各府省に公開請求。「開示決定の調整に時間を要する」とした防衛省以外の11府省から「不開示決定」の通知が届いた。不開示理由は「廃棄した」「保有していない」など。国交省は「事案終了後廃棄」と、即日廃棄を示唆したという。
(以下略)
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配信元)

 

池袋で母子2人を死亡させた元通産官僚の飯塚幸三氏が逮捕されないことに、国民の不満高まる ~“上級国民は逮捕されない”という事実から国民の目を逸らせることに腐心する大手メディア

竹下雅敏氏からの情報です。
 池袋で母子2人を死亡させた元通産官僚の飯塚幸三氏が逮捕されないことに関して、国民の不満が高まっている様子は、添付したYouTube動画を見てもよくわかります。動画の7分30秒辺りでは、逮捕してから入院させればよい、と言っていますが、誰もがそう思うのではないでしょうか。
 ところで、この事件、事故現場に“黒服の官僚軍団”が駆けつけていたと言われているのですが、その中にあの詩織さんの準強姦事件をもみ消した中村格が居たのではないかという噂が出てきました。確かに、別班マンさんが丸で囲った人物は、中村格に似ているように見えます。
 また、事件で死亡した母子の夫は、「事故後、加害者側から謝罪など何かあった?」と聞かれた際に、「すみません。これはちょっと、私の一存ではちょっと… 」と言葉を濁しているようです。
 私は、この場面の動画を見ていないので、はっきりしたことは言えませんが、この画像のやりとりからは、すでに加害者側と接触しているが、口外しないように言われているという気がします。
 状況的には、ゆるねとにゅーすさんが指摘している通り、高齢ドライバーの自主的免許返納に論点をずらし、“上級国民は逮捕されない”という事実から国民の目を逸らせることに、大手メディアは腐心しているという感じです。
 流れから、事故を起こした飯塚幸三氏は起訴されないのではないかと思いますが、国民の注目と不満が高まっていることから、中村格は、厄介な事件が起きてしまったと思っているかも知れません。これを、無理やり不起訴にするには、示談が成立したという形にするよりありません。あくまで想像ですが、高額な慰謝料がすでに提示されているとすれば、言葉を濁している理由も、何となくわかる気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【池袋事故】逮捕されない元通産官僚・飯塚幸三氏の関連ページが次々消失中!Wikiの「上級国民」のページも削除される!
転載元)
どんなにゅーす?

・2019年4月19日、東京・池袋で発生した母子2人が死亡した乗用車暴走死傷事故について、異例なまでに逮捕されていない元旧通産官僚で勲章受章者の運転手・飯塚幸三氏に関するウェブページが次々消える事態が発生しており、ネット上で「隠蔽工作では?」との疑惑が噴出している。

・J-CASTニュースでは、これらの事態について飯塚氏側による隠蔽工作を否定する内容の記事を出したものの、Wikipediaの「上級国民」のページがロック(編集不能)にされた末にページそのものが削除される事態が発生。「飯塚氏が特別な権力を持っていることで逮捕されないのでは?」との疑惑の声がますます拡大する事態になっている。
(中略)
飯塚さんの日本淘道会、貴族とか大臣とかのガチ上級と繋がっていたことが判明 お前ら覚悟しとけよ

淘宮術の代表的な皆伝者(出典は日本淘道会の記念本『淘宮』1994年刊行)
山内豊景 土佐藩主(侯爵)
岡部長景 文部大臣(子爵)
北小路三郎 華族(子爵)
諏訪忠誠 華族(旧藩主)
服部峻治郎 京都大学総長(医師)
新村出 京都大学教授(広辞苑の編者)
佐藤金治 東京大学教授
鳥羽一朗 東北大学教授
伊藤貴志 凸版印刷社長
亀井豊治 三省堂書店社長
早房長徳 大成紙業社長
橋本善次郎 カネボウ病院院長(北里柴三郎の弟子)
外池五郎三郎 ポマードの柳屋社長
三輪善兵衛 ミツワ石鹸創業者
岩田継清 脱穀機の発明者
この他、旧華族、大学教授、文化人、医師、軍人、企業重役やその妻が多数 皇族の入門者もあったと記す
【leia.5ch.net 2019.4.25.】


(中略)

現在も逮捕されない飯塚幸三氏、熱心な安倍政権支持者の上に原子力政策にも関与!?同氏のバックグラウンドをうかがわせる重要情報が次々とネットから消失中!


画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え(右の画像)

ここまで悪質度の高い深刻な死傷事故を起こしたにもかかわらず、異例なまでに逮捕されない飯塚幸三さんだけど、次々とネット上から彼の素性を知るための情報が削除され続けていることが話題になっているわ。
(中略)
おまけに、Wikipediaに存在していた「上級国民」のページも、編集が不能になってしまった後になぜか削除されてしまったみたいだし、「これでもか」というほどに奇妙な要素や不可解な現象が起こっているのだから、まともな感性や想像力を持っている国民であれば、この事態に相当な強い疑いを抱くのは全く当然のことだ。

当サイトでも、飯塚氏は、(削除されたツイッターアカウントから)熱心な安倍政権支持者だった可能性や、事故現場にどこからともなく「謎の黒スーツ姿の集団」が現われたことなどを紹介してきたけど、ここにきて新たに、飯塚氏が日本政府の原発行政にも関わっていた疑惑が浮上(原子力ムラの関係者だった可能性)してきた。
 
【池袋2名死亡暴走】飯塚幸三さん、原子力委員会専門部会員だった
(中略)
ちなみに、今夜放送された報道ステーションでは、今回の事故を、「高齢ドライバーが無理にハンドルを握ってしまう問題」に見立てた上で、時間を割いて懸命に事故の本質や重要ポイントから遠ざけようとする報道に勤しんでいた。
言うまでもなく、今回の事故の最大の問題点は、「身分やキャリアによって警察や司法がその対応を180度変えてしまう問題」であり(中略)… これらの焦点から国民の関心を遠ざけようとする報道に終始しているマスコミの姿には強い違和感を感じてしまうね。
(以下略)
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池袋母子死亡・暴走事件で犯人を逮捕しない、警視庁・目黒署に電凸
配信元)
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配信元)

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トランプ大統領「消費税引き上げには大反対」「日本が輸出業者を対象に実施している消費税還付制度を廃止せよ」

竹下雅敏氏からの情報です。
 これは、凄いことになって来ました。トランプ大統領は、“消費税引き上げには大反対”で、「日本が輸出業者を対象に実施している消費税還付制度を廃止せよ」と迫っているとのこと。
 中小企業の経営を圧迫する消費税還付制度の廃止は、大歓迎です。ただ、日本は自動車関連企業があまりにも多いので、トランプ政権のこうした新たな貿易協定交渉の行く末に、日本政府はもちろん、経団連も脅えているのではないでしょうか。
 あれほど強気な態度でいた中国に対して、現在、安倍政権が惨めな姿を晒しているのも、日米貿易交渉で日本側がどこまで攻め込まれるかの予測がつかないからではないでしょうか。交渉の行方次第では、日本経済の壊滅という事態もあり得ると思います。
 さすがにこの状況に恐れをなしたのか、この夏の参院選の切り札として、「消費税増税延期説」が出てきました。しかも、一部では、増税延期ではなく、「消費税率を5%に引き下げる消費税減税」案が出てきているというのです。
 もしこれが本当なら、自民党自らが、アベノミクスは大失敗だったことをゲロしているわけですが、もはや、なりふり構っていられないということでしょう。
 “続きはこちらから”では、リチャード・コシミズ氏が画期的な案を提示しています。確かにこれができれば、最高です。日本でも大量逮捕が実現して、最低でも5万人くらい刑務所にぶち込めれば、この案は実現するかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍晋三首相と茂木敏充経済再生相は、米トランプ大統領とライトハイザー通商代表部代表から、「消費税を廃止せよ」と迫られており、政権崩壊の危機に直面している
◆〔特別情報1〕
 天皇陛下を戴く世界支配層「コールドマン・ファミリーズ・グループ」の情報によると、茂木敏充経済再生相は4月16日午後、17日午後(日本時間16日午前、17日午前)、米国のライトハイザー通商代表部(USTR)代表とワシントンで新たな貿易協定交渉を行った際、ライトハイザー通商代表部(USTR)代表から、「日本が輸出業者を対象に実施している消費税還付制度を廃止せよ」と迫られたという。安倍晋三政権は10月1日から消費税を8%から10%に引き上げる準備中だが、「消費税そのものを廃止せよ」ということだ。トランプ大統領は、「消費税引き上げには、大反対だ」という。日本の消費税は輸出産業への補助金だと見なしているからだ。米国が日本に対して貿易赤字を抱えているのは、日本が輸出産業に消費税という名の補助金を出し、消費税のない米国で有利にクルマなどを売るからであって、日本はダンピングしていると批判している。外遊中の安倍晋三首相は、26日、ワシントンで日米首脳会談を行う予定だ。これに先立ち、茂木敏充経済再生相は、ライトハイザー通商代表部代表と会談するために25日訪米するけれど、米国が要求している「輸出業者を対象に実施している消費税還付制度」について、何と回答するつもりなのか。回答次第では、安倍晋三政権の命運が左右され、政局が激動する。
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増税延期どころか「消費税5%に減税」案が浮上、与野党ともに掲げる可能性も
引用元)
(前略)
萩生田光一・幹事長代行による3度目の「消費税増税延期」が観測気球のように報じられる中、週刊ポストが興味深い報道を行っています。それは増税延期でなく「消費税率を5%に引き下げる消費税減税」というサプライズ。

16日から始まった日米貿易交渉でトランプ政権が消費税の輸出戻し税を自動車などへの「輸出補助金」と批判し、消費増税を問題視したことが背景として挙げられています。
 
安倍政権、増税延期どころか「消費税5%に下げる」案が浮上|NEWSポストセブン

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古賀茂明氏「日本の主な製造業は、ほとんどダメになった。…生き残る道は、“下請け大国”になること」 ~民間経済を食い潰している官権力

竹下雅敏氏からの情報です。
 「中小企業の経営強化法などの一部を改正する法律案」で、参考人として呼ばれた古賀茂明氏が、日本経済のどうにもならない衰退ぶりを暴露してしまいました。古賀茂明氏の発言の全体は、「衆議院インターネット審議中継」の4月24 日のビデオライブラリでご覧になれます。
 古賀氏の指摘を要約すると、
 「日本の主な製造業は、ほとんどダメになった。新しいものも育っていない。有機ELで韓国や中国に水を開けられ…ジャパンディスプレイも中国・台湾企業の参加が発表された途端に株価が上昇。経産省の日の丸主義は、マーケットから完全に見限られている。
 エネルギーでも原発にこだわって、太陽光パネルはベスト10に1社もない。風力も日立が撤退。もう壊滅。
 経産省が水素に賭けたため、電気自動車は置いていかれた。自動運転もGoogleに、AIではアメリカと中国に完全に水を開けられている。もう競争は出来ないと言われている。
 生き残る道は、“下請け大国”になること」
という感じです。
 古賀氏は、世界3大投資家であるジム・ロジャーズ氏の言葉を引用しています。
「私がもし10歳の日本人なら、直ちに日本を去るだろう」
「安倍が日本をダメにしたと振り返る日が来るだろう」
 古賀氏の言葉が決して大袈裟ではないのは、“続きはこちらから”の一連のツイートを見ると、よくわかります。
 古賀氏も指摘していますが、民間企業の経済活動が行政の規則、指導、監督その他によって、二重三重に縛られて市場での競争能力を失っていることが問題です。しかし、官僚たちは天下り先の確保と保身にしか関心がなく、実体としては、官権力が民間経済を食い潰しているという状況です。
 この辺りのことは、昨日紹介した石井紘基議員の動画とこの時のコメントを、もう一度ご覧ください。
(竹下雅敏)
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「安倍が日本をダメにした。生きる道は、下請け大国!」古賀茂明4/24衆院・経産
配信元)
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配信元)

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