シティの紋章
世界金融支配の本拠地シティ ~シティに残されるテンプル騎士団の影
イングランド銀行を中心に、金融センター都市シティが構成されました。ロンドンのシティは無論英国国内にありますが、「国家内国家」と言おうか、
英国の支配統制下にあるのではありません。逆です。
ネイサンの言葉通り、国家は中央銀行の統治下にあるのです。
1815年 ネイサン・マイヤー・ロスチャイルドの有名なせりふ
「イングランドの王座に座って、日の没することのなき帝国を統治する傀儡など、誰でもかまわない。イギリスの貨幣供給を掌握する者が大英帝国を支配するのだ。そして、イギリスの貨幣供給を掌握しているのは、このわたしだ。」
(『ユダヤ・ロスチャイルド世界冷酷支配年表』)
中央銀行制度とは、一口で結べば
「借金奴隷制度」であり、世界中が中央銀行制度下に置かれてきたのです。
ロンドンのシティは英国支配の本拠地のみならず、世界の植民地奴隷支配の本拠地といっていいでしょう。
植民地はどのように仕上げられるのか? そのパターンはほぼ決まっています。
まず狙った
対象先に調査員スパイが向かいます。これは大概、
キリスト教宣教師がその役目を担ってきました。
次に軍隊が向かい暴力による制圧です。
最後は借金つまり金融による支配です。
第2次世界大戦後に植民地であった世界の多くの国々が独立したことになってはいます。しかし実像は違います。経済的植民地として搾取され続けている現実に変わりはありません。
イギリス帝国統治下の経験を有する国と地域
さて、金融による経済的植民支配の本拠地であるシティの中にテンプルがあるようです。インナー・テンプル、ミドル・テンプルという名称の法曹院です。
ウィキペディアでは、このテンプルは「自治体としての地位をもっており、シティの管轄下にはない」とのことですからシティの「聖堂」と見ていいでしょう。植民支配本拠の「聖堂(聖域)」です。
この
インナー・テンプルのウィキペディアを見ていくと、「
関係者」の欄の最初から奇妙な人物名が並んで順に記載されています。
マハトマ・ガンディーとセシル・ローズです。
ガンディーはいうまでもなく
インド独立の父で聖人として語られます。
セシル・ローズは人種差別主義者で、南アフリカにて徹底的な略奪と奴隷支配を実行した人物で、ロスチャイルド家の代理人でした。世界植民支配本拠シティの聖域の座にセシル・ローズは全くふさわしいのですが、ガンディーはその対極に座するはずです。
ところが、両者が順に並列記載されています。聖人とされるガンディーの実像はどうだったのか?です。
更に下ってウィキペディアを見ると
関係者に面白い人物が登場します。
フランシス・ドレイクです。エリザベス1世の「私の海賊」、東インド会社の源流の一つ、ドレイク海賊団船長です。およそ法曹院に似つかわしくない
彼はテンプルの会員となっています。
テンプルの会員? どういう意味か? 答えを先に示すと、
フランシス・ドレイクは「テンプル騎士団」の一人だったようなのです。
ロンドンのシティは、もとは「テンプル騎士団」の所有地であり、テンプル教会を始め騎士団の各重要施設があった土地だったのです。
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私たちも御神体の山の一部とは知らずに、その道をよく通り抜けていました。