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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第32話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(終話《後》)

 今回で長きに渡ったハルマゲドン(救世主降臨)計画シリーズ並びにユダヤ問題のポイント「近・現代編」の本編は終了です。長期間のお付き合いありがとうございました。なおユダヤ問題のポイントは「近・現代編」としては残ったポイントを外伝の形で幾つか見ていき、その後は「古代編」に移行する予定です。

 さて、地上世界を席巻してきたシオニズム、その正体は進行するハルマゲドン計画の一形態だったのです。この計画はそうと気付かれないまま進行していたのですが、これを破棄させたのが「天界の改革」です。
 ハルマゲドン計画を破棄させるために「天界の改革」が起こされたわけではないでしょうが、「天界の改革」なしにハルマゲドン計画の破棄はありませんでした。
 数年前から「天界の改革」から「地上世界の改革」へと具体的に移行していますが、実のところ私たちの見えないレベルでは、天界の大変革は、そのまま第3次世界大戦へと進行していた地上世界での事態を破棄させるという大変動をともなっていたのです。それが数年前から「地上世界の改革」へと具体的に見える形に現れるようになっているのです。
 まだ、“非常にしつこい人達”などがいて、彼らは「死んでも権力は手放さない。」とばかりにもがいてはいますが、既に勝負自体はついています。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第32話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(終話《後》)


地上世界で着々と進行するハルマゲドン計画 ~計画を推進させたロスチャイルド家


さて、前回まででハルマゲドン計画の表と裏を併せた全貌を明らかにするために、必要なところは全て訪問し見てきた。一応、材料のピースは全て出そろったので、後はそれらを組み合わせて整理するだけだね。

へい、御隠居。
前回、約3500万年前の出来事だとか、とてつもないスケールのことまでを表面だけでも見てきたわけで、まぁ無謀な旅と言えば無謀でやしたが、遂にこの旅路も終わりとなるわけでやすね。

本当にそうだ。よく遭難せずにここまでこれたものだ。
さぁ、このシリーズは「近・現代編」なので、ハルマゲドン計画の根本にはサナット・クマラの野望と、その野望を利用しようとするカインやエノクの悪魔崇拝・闇組織の陰謀があることを前提に、狭義のシオニズム運動の始まりあたりから整理していこうか。


へい、1881年にアレクサンドル2世が暗殺され、ロシアでポグロムの嵐が吹き、ロシアに居住していたハザールユダヤ人は三つの動きを取る。

🔯一つはニューヨークを中心とした米国への多量移民
🔯二つには国内残留ハザールユダヤ人は革命共産運動を激化
🔯三つには一部ハザールユダヤ人のパレスチナ移住の開始、つまり狭義のシオニズム運動の開始

これらの全ての運動の背後にロスチャイルド家があった。ロスチャイルド家はサバタイ-フランキストの頭であり、地上の裏のイルミナティの頭にもなっていた。

そういうことだね。この三つの運動がそれぞれ裏のイルミナティによる①米国の乗っ取り②ロシアの乗っ取り③イスラエル建国に繋がったのだが、アレクサンドル2世暗殺の5年前から、ロスチャイルド家はパレスチナの土地買い占めを行っている。周到に準備してロシア皇帝暗殺、ポグロムの大発生、これでハザールユダヤ人三つの動きへと繋げているのが分かる。

またイスラエル建国のため、オスマン帝国領パレスチナ全土を手に入れるべく、1908年に青年トルコ革命を起こさせ、オスマン帝国を滅亡に導いた。

そして1913年には米国にFRB設立で、ロスチャイルド家を頭とする地上の裏のイルミナティが米国の完全乗っ取りに成功、もともとその予定での建国だったでやしょうが、「バビロンの大淫婦」としての米国誕生

間髪を入れずその翌年1914年には第1次世界大戦を起こさせていやすね。計画が着々と進行。

そうだね。
1917年に遂にロシア革命で帝政ロシアを滅亡、それでソ連を誕生させている。つまり表の計画上の「偽預言者」の誕生だ。

またオスマン帝国を解体し、パレスチナは英国委任統治に。ハルマゲドン勃発の導火線役となるであろうイスラエルの衛星国のトルコ共和国とサウジアラビアを誕生させた。

第1次世界大戦後、その世界大戦によって国際連盟、王立国際問題研究所、CFR、また国際決済銀行という重要な世界にまたがる機関を設立。そして敗戦国ドイツにナチスも結党させていやすね。

そうだね。ナチス・ドイツの役割は、1939年に勃発の第2次世界大戦を起こすためと、それでイスラエルを誕生させるため
それと救世主ヒトラーを登場させることで、救世主キリストが再臨し、キリストに統治される千年王国運営の実地実験だろう。
これらの歴史的役割を終えたナチス・ファシズムは、歴史の表舞台からは姿を消す。しかしナチスはイスラエルと米国の支配層となって今日まで生き続けている。

こうやって1945年第2次世界大戦終結。国際連合発足。
そしてアラブ世界と紛争の真っ最中の1948年にはイスラエルが一方的に独立宣言、これを米ソが承認することでイスラエルが建国でやすね。

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ぺりどっと通信14 予知

 動物には災害などを予知する能力があり、地震や津波などの天災の前にはそれを予め感じ取り、災害前に逃げ出すといわれていることは皆さんもご存知の通りです。では、われわれ人間はどうなのでしょう。。。
(ぺりどっと)
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スラマッシアン!ぺりどっとです。インドネシア語の"こんにちは"ですが、スラマッパギー(おはよう)の方が有名かしら。インドネシアは、地震が多い国ランキング 第一位なのです。ちなみに第二位は日本。
http://xn--p8jjyp8b9p.com/the-world-earthquake

pixabay[CC0]


反対の自然災害の少ない国のランキングも載ってましたので、ついでに。
http://xn--p8jjyp8b9p.com/safe-country-ranking

世界で一番自然災害の少ない国は、カタールです。地震なし、ハリケーンなし、干ばつなし、津波なし、噴火なしという危険度のとても少ない国。

そしてこのカタール、世界で一番災害が少ないのと同時に世界一のお金持ちの国としても有名だそうです。天然ガス輸出(2014年天然ガス輸出額世界1位)で得た利益をしっかり国民に還元していて、

・消費税や所得税などの税金無し
・医療費無料
・大学までの教育費が全て無料
・光熱費や水道代などの公共料金無料
・結婚すると国から土地がもらえる
・家を建てるときには強力なサポートがあり豪邸に住める


驚きの政策ですよね。まるで、カダフィ大佐指揮下のリビアのようです。

pixabay[CC0]


さてさて最近、関東でも関西でも地震が続いております。そんな大地震などの災害を予め察知する方法はあると思いますか。

竹下先生は、2006年6月12日(月)午前5時2分前後の地震をその三日前に予め警告されていました。この当時、三重にいた僕も固唾を飲みながら見守っておりました。驚愕したのは、実際に発生した地震の時刻です。
<2006年6月12日(月)午前5時1分地震発生!>
微細な感覚を研ぎ澄ませば、こうしたことも可能になるというのでしょうか。

しかし、僕ら凡人のような霊能力や微細な感覚など一切なくても出来る簡単な方法があるのです。それは身体のある部分を利用して身の危険を予知します。そういえば、竹下先生も『身体は何でも知っている』と言われてましたもんね。

pixabay[CC0]


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ままぴよ日記 3

 遠い昔、自分が体験したカナダでのお産。第1子を生んだ日本との違いにびっくりしました。そして、今、娘がオーストラリアで出産して、その違いを体験しました。実は子育て支援の仕事をしているので興味津々!まるで聞き取り調査をしているかのように聞き出しました(笑)
(かんなまま)
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娘からオーストラリアのお産事情を聞いてみました



多民族国家なので妊娠がわかった時に最初に聞かれたのは「通訳はいりますか?」という事だったそうです。娘の場合は必要ありませんでしたが、その費用も含めて健診や産後の入院費、家庭訪問、赤ちゃん健診、子育て支援など全て無料だそうです。有料のプライベートの産婦人科もありますが、医療内容はあまり変わらないという事で、娘夫婦は近くの公立病院でお産することを決めました。


健診は助産師が中心で、初めから産むまで顔見知りの助産師さんがチームを組んで関わってくれるそうです。助産師と産科医の連携は取れているのですが、娘の場合は妊娠に問題がなかったので産科医の診察は1回だけだったようです。エコー検査も2回だけ。専門の技師がしてくれるとのことです。その際赤ちゃんの性別は希望すれば教えてもらえますが、娘たちは必要ないと判断して教えてもらいませんでした。私は男の子だと思っていましたが・・・)

家族は赤ちゃんの服をプレゼントするためにも教えてくれた方が便利だと思ったのですが「性別に関係なく新生児の服は何でもいいし、色なんて男女で分けるものじゃないよ」「フリフリの服は新生児には必要ないし」と言われてハタと納得しました。そういえばこの娘は小さい頃からランドセルや上靴の色は青がいいと言い張った子です。私は世間の感覚で赤を買ってしまって申し訳なかったと思いました。


そして、妊娠30週過ぎたらマタニティクラスがあるそうです。夫婦参加なので夜のクラスです。その時、お産までの流れの説明があって「この病院では赤ちゃんとお母さん中心のお産をします。お産のスタイルは当事者が産みやすい方法を選べるように分娩室は広くて、バスタブ、お産用のリクライニングシート、普通の分娩台、ソファなどが置かれています。分娩室の照明は赤ちゃんのために暗くします。麻酔や促進剤は基本、使いません。会陰切開も帝王切開も希望されても必要な時だけしかしません」と言われたそうです。

娘は、子どもの時に目にしたお産が印象的で(万華鏡で書いた記事)、水中分娩を希望していたそうですが・・・

pixabay[CC0]


さて、期が満ちて私が飛行機で娘の所に向かっているその日の夜、パパの帰りを待っていたかのようなタイミングでお産が始まりました。

初産なのに生まれ出るまであまり時間がなかったようです。助産師さんが「まだまだ時間がかかる」と言っている間に大きな赤ちゃんが一気に出てきて、分娩用バスタブにお湯を溜める時間もなかったそうです。

4150gという予想外に大きな赤ちゃんで、会陰切開もやむを得なかったとのこと。そして、生まれてすぐに赤ちゃんはへその緒も胎脂も血もついたまま娘の裸の胸に抱かれ、そのままの状態で臍帯を切り、おっぱいをくわえさせたりしながら1時間以上過ごしたそうです。

あい∞ん(挿絵)


これをカンガルーケアと言いますが、世界中で推奨され始めた矢先に、赤ちゃんの温度管理に問題があって事故が起こった事を理由に、すぐに赤ちゃんを別室に連れて管理するケースが増えたようです。・・・が、赤ちゃんとママが肌を触れ合って温め合い、お互いに匂いや声を感じ合う事は何より大切なスタートだと思います。

親子で抱き合っている間に胎盤などの処置が行われるのですが、娘の場合は胎盤も大きくて出血が多かったので周りがバタバタする場面もあったとか。でも、娘は赤ちゃんをしっかり抱きながら赤ちゃんと2人だけの世界に浸っていたそうです。パパはその全てを見ていたのでハラハラしたとのことでした(笑)。もちろん処置の時も部屋は自然光のまま、必要な部分だけ照明が当てられていたそうです。

その後、赤ちゃんのチェックがあって、母子同室で過ごします。日本のような新生児だけが集められた観察室はありません。

娘もパパもお産の続きで一睡もしないで朝を迎えました。赤ちゃんを抱きながら親子3人でまどろんでいる時に私が病室の部屋をノックしたというわけです。

Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
かんなままの子育て万華鏡はこちら


メキシコ便り(13):ワールドカップ歓喜✨

 いやぁ〜、今、メキシコは歓喜に満ち溢れています✨サッカー一色です!2026年のワールドカップ開催国の一つとして決定し、喜びの笑顔がチラホラ。。。そして先週の土曜日のワールドカップ、メキシコvsドイツ戦(前回のワールドカップチャンピオン)1−0で勝利してから、メキシコじゅうが笑顔😊、笑顔😊、笑顔😊でいっぱい!皆さん円満の笑みを浮かべています♪ うれしいなぁ〜。。。😊 いつもネガティブな暗いニュース(麻薬カルテル殺人事件、治安問題、汚職、国境の壁問題など)で覆われてしまっているメキシコ人たち(今のメキシコ、波動ふわふわ高いかも?!😄)、今、思いっきりはじけちゃっています💦 popoちゃんの旦那さまいわく「もうメキシコはワールドカップ優勝したと思ってるよ」と。。。こういう思考回路もとってもメキシコ!たしかに。。。もう後の試合はどうなってもいいのかも。。。だってあの強豪ドイツに勝ったんだもん!(ユリシスさん、ごめんなさい。。。🙇)

 先日メキシコのTVニュースによると、ワールドカップを見ることを許可する会社は85%、そして生産性は45%低下。(日本のスーパーでアボカドの数が少なくなってたらこれが原因かも?!😆) popoちゃんの旦那さまによると、学校でも許可するらしい。。。そうしないと子供が学校にこないからだと。。。日本人の感覚から見ると「えー!!!😱」って感じですが、仕事よりも、学校の勉強よりも、メキシコのサッカーチームを応援することを優先するって、とってもメキシコ人らしい! 竹下先生が配信映像でおっしゃっている正しい優先順位、① 夫婦② 親子 ③友人 そしてもっともっと後に仕事だと。。。。メキシコ人はこの優先順位に近い生き方をしてるかも?!(人にもよりますが。。。)こんな感じで仕事にそれほどシリアスにならないメキシコがpopoちゃんは大好き💖だからメキシコ人ってどことなく心あったかで、ゆる〜い感じなのかな。。。今回は歓喜に満ち溢れたメキシコをお届けします!


 はい、この歓喜の満ち溢れた中、こっそりメキシコ政府はやばいことをしちゃいました。
(popoちゃん)
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メキシコ便り(13):ワールドカップ歓喜✨


1)ロシアまでスクールバスでいっちゃった。。。!!!




最初に出てくるMarioさんいわく、この旅を前回のブラジルワールドカップのとき(4年前)から計画しはじめ、そして今回、旅行前にお仕事辞めちゃったらしい。 帰国したらまたお仕事探しまっす!だと。。。そしてネイブブルーの シャツを着たDanielさんはモスクワまでの道のりはまだはっきり決めてなく、行きながら様子見ながら決めようかなと。。。とってもメキシカンだわ〜。お仕事は第一優先じゃない、きっちりプランしない。。。popoちゃんは最初、このような生き方に抵抗を感じましたが、今は結構、好きになってしまいました。うまく行かなくてても、メキシカンは平気。。。はっはっはぁ〜って笑って終えられます。メキシカンはそんなことでやきもきしないのでっす!これってすごい余裕だなぁ。。。

動画関連記事のざっくり訳!
https://mexiconewsdaily.com/news/fans-arrive-in-russia-after-bus-ride-from-durango/
16,000キロのバス旅を終えたサッカーファンがロシアに到着
2018年6月14日(木)

メキシコ、ドランゴ州から冒険家サッカーファンたち(6名、うちカナダ人一人、チレ人一人)が、ワールドカップのためにバスで16,000キロの長旅をしロシアまで来た。6人は4月にAltamiraのTamaulipas港から”La Bendicion¨(The Blessing 恩恵、祝福の意味)という名前のついた改造されたスクールバス(メキシコを象徴する絵がカラフルにバスいっぱいに描かれている)とともに船に搭乗し、大西洋を横断。16日間かけてモスクワまでのバス旅を始めるために、ドイツのBremerhavenに5月26日到着。

バスの天井にはメキシコのポピュラーソング、’Cielito Lindo’の歌の最も有名なサビ” Canta y No llores!” (Sing and Don’t cry 歌おう!そして泣かないで!)おそらくこれはメキシコのチームがピンチでうまくパフォーマンスできなくても、そのままパーティーは続くぞということをいっているのかもしれない。バス旅仲間のHector Galindoは言う。「この旅の目的は、旅するすべての国々にメキシコ文化を持って行き、その経験を友達と楽しむこと」この4名のメキシコ人は、FIFAによって調査されたこの1ヶ月のワールドカップの間にロシアに来ると言われるメキシコ人45,000人の中に数えられるでしょう。

5種体癖のpopoちゃん夫婦は、冒険好き!しかもカラダを動かすのが大好きなので、2年前にわんちゃん連れて東京からフェリーで九州の小倉まで行き、その後、小倉〜大分〜福岡の自転車旅をやったときの喜びは今でも忘れられず。。。またまた冒険心がフツフツと湧いてきてて、メキシコでも自転車旅行したいのだけど。。。。広・す・ぎ・る。。。。し、ファレスは暑すぎる〜。。。しかも道路ボコボコだし。。。無理無理!

で、ここ1年ほど二人であれこれ夢見ているのが、車旅!(もちろん自転車も積んで。。。)ベッド、キッチン、トイレ、シャワーなど必要最低限の生活ができる空間に改造し。。。メキシコをあちこちぷらぷらしたいのれす。。。このライフスタイルは最近、とっても人気になってきてるようで、断捨離して、家まで売って、必要最低限の物だけキープして、車で旅しながら移動しながら生きている方々がたくさんいるみたい。。。しかも小さい子供もいたりしして。。。だからこんな記事を見ると、もうやりたくてやりたくてウズウズしちゃいます!そっか〜、フェリーでヨーロッパまで行く手もあるんだぁ〜。。。いいな、いいなぁ〜!!!もし、あと1ヶ月の余命といわれたら、popoちゃん明日出発します!
Adios!(やっぱりめっちゃ5種!即行動!)

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”暴走するゲノム操作技術” (後編) ~分子生物学者からの警告~ 河田昌東氏

 ”暴走するゲノム操作技術” (中編)からの続きです。
 今やゲノム編集ができる機器が数万円で、そしてプラスミドも数万円で市販されているとのことです。つまりお手軽にゲノム編集はできてしまうのです。そうした機器によるゲノム編集でも、プラスミドには抗生物質耐性遺伝子や発光クラゲの遺伝子が組み込まれているわけで、そこに何の規制も無いのです。規制が無いばかりか、必要悪として見ないふりをする!というようなまったくもって許されるべきでない事態となっているのです。
 そしてゲノム編集された作物には表示義務がないのですから、消費者にはゲノム編集された作物かどうかの見分けはつきません。素人目にもそんなことで本当に大丈夫か!!とおもいますが、おそらく大丈夫ではないでしょう。
 米国ではすでに小麦・大豆においてゲノム編集による栽培の許可が出ています。EUでは反対の声が大きいのですがロビー活動が活発に行われているので予断を許さない状況のようです。日本では、農水省によると申請があった時点で考える!といった危機管理ゼロの状況で、まったく規制がありません。(※)
 私たちはこうしたゲノム編集の危険な実態を知り、その暴走を止める必要があります。生命を、自然を、そして安心安全な食物を守るために。

(※)去年から"収量が増える"というゲノム編集の稲が試験栽培されていて、さらに神戸大学が開発したDNAを切断しないゲノム編集の除草剤耐性稲が、今月から筑波にて試験栽培されます。
(しんしん丸)
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『ゲノム編集を考える』(後編)

1.細胞にゲノム編集プラスミドを導入する方法


ゲノム編集プラスミドは、すでに日本でも数万円で10種類くらいが市販されているそうです。
・そして細胞にプラスミドを導入する機器も今や数万円で市販されているとのことです。
・抗生物質耐性遺伝子やクラゲ発光遺伝子などが組み込まれているプラスミドが何の規制もなく市販されていて、そのプラスミドを細胞に導入する機器も安価に入手できるというのです。これは即行でストップをかけるべき事態なのではないでしょうか?

2.結論


ゲノム編集はガイドRNAによりターゲット遺伝子を特定できるという面はありますが、その後の選別(これが大変なところ)の処理をみると遺伝子組み換えと技術的には大差ないということがわかります。

3.ゲノム編集に伴う問題点


・ゲノム編集には解決すべき初歩的な問題があるということが素人目にもわかりました。
1.本来不必要な遺伝子(抗生物質耐性遺伝子、クラゲ発光遺伝子など)を必要悪として使用している件
2.オフターゲットの件(ガイドRNAがターゲット以外の遺伝子にも誘導する場合と共通のエキソンが複数遺伝子に含まれる場合の2通りがある)
3.破壊する遺伝子の働きが十分に解明されていないという件
4.社会的なニーズにより生命(遺伝子)を操作してしまうという件

ゲノム編集は、問題点を必要悪としたままで見切り発車のように実用化していいものではない技術のはずです。
・そして話はさらにこの技術をどう使うか!という問題となります。
具体的には軍事関連の問題、そしてエンハンスメント(人体改造)デザイナーベビー、クローンなど、優生学につながる問題があります。
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