竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
――――――――――――――――――――――――
イスラエルの数十の会社が破産寸前
転載元)
ラジオイラン 14/8/16
シオニスト政権イスラエルの乳製品加工会社数十社が、EUのボイコットにより、破産寸前に追い込まれています。
シオニスト系新聞マアリブによりますと、EUが、加盟国によるシオニスト入植地からの乳製品の輸入を全面的に禁止したことを受け、イスラエルの乳製品会社数88社が破産寸前にあるを迎えているということです。
この報告によりますとこれ以前に、EUは、入植地からEU加盟国に輸出されている全ての製品を明らかにするためにそれらの上に印をつけることを決定していました。
この決定は、あらゆる入植地製品の輸入を禁止する政策の幕開けとなる可能性があります。
さらに、「このボイコットの影響で、イスラエルの経済に与えられたダメージは、年間3000万ドルに達している」とされています。
――――――――――――――――――――――――
イランとスイスの大手石油企業が協議を開始
転載元)
ラジオイラン 14/8/16
イラン石油国営企業の傘下にあるニークー社の幹部が、イランとスイスの大手石油企業が協議を開始したことを明らかにしました。
ニークー社の幹部であるアースターネ氏は、メフル通信のインタビューで、「スイス企業・ヴィトル社との協議は石油のスワップ取引を再開するために開始された」と語りました。
アースターネ氏はさらに、「幾つかの国際企業の協議は、カスピ海の石油のスワップ取引の再開を目的に開始された」としました。
また、スワップ取引の再開のための外国企業に対するイランの奨励政策について、「契約実施期間、取り引きされる石油の量と質は、イランの奨励政策の提示が取り引き企業に影響を与える最も重要な指標となっている」と述べました。
この報告によりますと、13年間、カスピ海沿岸諸国でスワップ取引が実施され、2億5400万バレルのイラン産原油が取り引きされ、およそ8億8000万ドルの収益をイランにもたらした、ということです。
こうした地殻変動の中心地は、あの57か国会議の開催を働きかけたスイスだと考えられ、それを示唆する記事が2つ目です。
“続きはこちらから”以降では、やはりEUはロシアに対する経済制裁を解除したがっており、早くもこの争いの決着はついたと言えそうな状況です。それは4つ目の“4〜6月期のユーロ圏諸国の実質GDP速報値”が出て、ドイツを始めとするユーロ圏諸国の首脳陣が、青ざめたためではないかと思います。ロシアにさらに、自動車などの購入禁止の措置を取られれば、EUは破滅してしまいます。これから冬に向って行く中で、3割もの天然ガスをロシアに依存しているEUに、勝ち目はありません。