注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
北朝鮮は米国側といつでも会談の用意-米国に会談中止の再考促す
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) May 25, 2018
「大統領は一方で、「誰も心配することはない。われわれが必ず何とかする」と発言」
トランプは和解を進めたい。しかし米政府議会に邪魔する連中がいる。https://t.co/2hIE7uaWtU
スプートニク日本
「遺憾ながら、貴殿の直近の発表に示された大きな怒りとむき出しの敵意に基づいて、現時点では長らく予定していた会談を行うことは不適切であると感じています」とホワイトハウスが公開した親書にはある。
どの発表にトランプ氏が言及しているかは明らかではないが、北朝鮮の崔善姫外務次官の談話を受けたものだと見られる。
崔善姫外務次官は24日、談話を発表し、「朝米首脳会談を再考慮する問題を最高指導部に提起する」可能性を示唆した。さらにペンス副米大統領が21日、北朝鮮が非核化に応じなければ「リビアのように終わるだろう」とけん制したことに対し、「われわれは米国に対話を哀願しない」と反発した。
トランプ氏は親書で「あなたと私の間で素晴らしい対話が構築されていたと感じていました。そして最終的には、その対話こそが重要です。いつかお会い出来ることを非常に心待ちにしています。また、人質解放に対してあなたに感謝したいと思います。彼らは今、家で家族とともにいます。これは素晴らしい行為で、高く評価しています」と書いた。
「世界、そして北朝鮮は特に、長い平和と偉大な繁栄と富の偉大な機会を失った。この失われた可能性は歴史上の本当に悲しい瞬間だ」とトランプ氏は指摘した。
同時に、トランプ氏は書簡で、正恩氏が会談について考えを変えた場合は「遠慮なく電話をかけるか書簡を書いてください」としている。
トランプ氏はまた「貴国の核戦力についてあなたは話していますが、私たちの能力は非常に大きく強大であるため、それを永遠に使う必要がないことを神に祈っています」とけん制した。
米朝首脳会談(6月12日、シンガポール)は、韓国の文在寅大統領が5月23日、訪米してワシントンでトランプ大統領と調整した結果、延期となり、仕切り直しし、改めて6月中に開催することで具体的な「日程と開催場所」を決めることになった。トランプ大統領は24日、金正恩党委員長に送った。このなかで「会合できることはとても楽しみにしていた。残念ながら、最近の言動で示された激しい怒りやあらわな敵意を踏まえ、現段階で念願の会談を開催することは適切ではないと感じた」と述べた。延期になった原因は、北朝鮮所有の飛行機が余りにも古いため、金正恩党委員長が、「万が一のこと(墜落)」心配して尻込みしたのがネックになったという。さりとて、金正恩党委員長は、このことを国家の威信をかけて口に出せなかったという。このことを気遣われた天皇陛下は小沢一郎代表とともに、トランプ大統領、金正恩党委員長、文在寅大統領、習近平国家主席4者の仲立ち役を買って出られており、只今調整中という。本質的に外交下手な安倍晋三首相の出る幕は、どこにもない。
板垣英憲氏は、延期の原因を、金正恩氏が乗る飛行機の墜落を心配してのことだとしています。記事では、“あまりにも古いため”と書かれていますが、おそらくこれは本質では無いでしょう。
Yutikaさんが非常に優れた記事を翻訳・紹介してくれていました。イスラエルの核による北朝鮮への先制攻撃をロシアは懸念しているということでした。イスラエルにすれば、朝鮮半島が平和になることは、許しがたいことです。このためイスラエルは、金正恩氏の乗る飛行機を電磁波兵器を用いるなどして、墜落させる可能性があります。麻生財務大臣は、北朝鮮飛行機の墜落について発言しています。
米朝首脳会談の場がシンガポールだと、金正恩氏の身の安全を保証出来ないということだと思います。
このため、ジョン・ボルトン国家安全保障補佐官や、ペンス副大統領が強硬な発言をして、会談を延期したものと思われます。ボルトン氏は、これまで北朝鮮との平和交渉を水面下で継続的に行ってきた人物なので、現在の強硬な発言は演技だと思った方がわかりやすいでしょう。