注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
スプートニク日本
贈呈式はロシアを訪問中の日本の安倍首相も参加して行われた。
遠藤氏はザギトワ選手への秋田犬贈呈について、日本側はロシアとの友好関係の水準を内外にアピールする好機ととらえているとコメントしている。マサルは24日、東京を出発してモスクワの到着。道中、マサルの同伴は政治家で秋田犬保存会の会長を務める遠藤敬氏が務めていた。
(中略)
ザギトワさんが式場に入ると、マサルはすぐにこれが新しい飼い主だとわかった様子で、ザギトワさんを舐めまわした。ザギトワさんはとうとうマサルにあえると知って、胸のどきどきが止まらなかったけれど、やっと会えてとても嬉しいと語っている。
(以下略)
(中略)
26日午後、ロシアの首都モスクワのホテルで、マサルと命名された秋田犬の子犬のザギトワ選手への贈呈式が行われ、日ロ首脳会談に臨むため、ロシアを訪れている安倍総理大臣も立ち会いました。
この中では、秋田犬保存会の遠藤敬会長が「マサルが日ロの友好の証しとなり、両国が深い関係を築くことができるよう期待したい」と述べました。
(中略)
立ち会った安倍総理大臣は子犬が贈られる前に抱きかえたり、なでたりしていました。そして、子犬が贈られる際には拍手を贈っていました。
(中略)
マサルと初めて対面したザギトワ選手は「きょうという日を心待ちにしていました。このようなすばらしいプレゼントを、本当にありがとうございます。よい飼い主になれるよう、しっかりと世話をします」と述べました。
(以下略)
子犬は赤毛の雌。ザギトワ選手は「勝利」の意味を込めて「マサル(勝る)」と名付ける考えだ。保存会の会長を務める日本維新の会の遠藤敬国対委員長はマサルをザギトワ選手に手渡すのに先立ち「日ロ友好の証しとなることを期待する」とあいさつした。
ザギトワちゃんへ、秋田犬の贈呈式にて
— 名もなき投資家(一般市民・立憲主義) (@value_investors) May 26, 2018
あれ、やっぱり無関係な人がいたみたい pic.twitter.com/kfGY2pZD8p
いやーしかし、お呼びじゃないのに無理矢理しゃしゃり出て、しかもなんで真ん中に立ちますかねぇ…https://t.co/ocSfMugPAb
— きづのぶお (@jucnag) May 27, 2018
主人公の #ザギトワ 選手を差し置いて、写真の真ん中に入る、#安倍晋三。
— 超兄貴ざんす📢🗿📢 (@chouaniki_zns) 2018年5月26日
まともな奴は、ザギトワを挟む格好で並ぶだろ。
いつでもどこでも #自己チュー。人心掌握力ゼロ。 pic.twitter.com/EGe8zpLgpj
写真 朝日新聞より pic.twitter.com/YMIZJCDLfQ
— 毬谷友子 (@mariyatomoko) May 26, 2018
3分程の秋田犬贈呈式のレポ部分では、アピールに必死な安倍晋三さんを一瞬、おまけのようにしか映さず、NHKも変わったかと思ったら、最後に秋田犬と共に映る大きな静止画が出て、トランプと「太いパイプ」のある安倍さんが云々…と岩田明子が長々と大本営発表。NHK内で駆け引きが色々あるかもですね。 pic.twitter.com/vi5PuMbD3S
— YAF (@yagainstfascism) May 26, 2018
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冒頭のスプートニクは、この時の様子をバランスよく伝えています。ところが、 NHKはあべぴょんに千切れるほどしっぽを振っています。その下の共同通信の記事は、あべぴょんの“あ”の字すら出てこない清々しいものです。
本来なら日ロ首脳会談が話題になるところですが、“続きはこちらから”以降の記事をご覧になるとわかるように、領土問題に触れることすらないほどお粗末なもので、プーチン大統領に全く相手にされませんでした。その様子は、産経新聞が記事にしている通りです。
これに対して、リチャード・コシミズ氏が的確なコメントを書いています。「蚊帳の外」外交で誰からも相手にされていないあべぴょんですが、マサルの表情を見ると、犬にも相手にされていない様子が窺えます。