注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
広島黒い雨高裁判決、全面勝訴‼︎ pic.twitter.com/lmqiJOGjO4
— 仁比聡平 (@nihi_souhei) July 14, 2021
一審判決は、黒い雨に遭い、がんなどの疾病にかかれば被爆者にあたるとしたが、高裁判決は疾病にかかわらず、幅広く被爆者と認める判断を示した。
(中略)
西井裁判長はまず、被爆者援護法の根底には、国が特殊な戦争被害を救済するという国家補償的配慮があり、幅広く救う趣旨に沿って定められたと確認。原爆の放射能による健康被害を否定できなければ被爆者にあたるとし、放射能の影響を受けた「科学的な合理性」が必要だとする被告側の主張を退けた。
また、たとえ黒い雨を浴びていなくても、空気中の放射性物質を吸ったり、汚染された水や野菜を飲食したりする「内部被曝(ひばく)」によって健康被害を受ける可能性があったと指摘。広島に原爆が投下された後、黒い雨に遭った人は被爆者にあたるとした。
(以下略)
もう76年も前に原爆で被爆して、その被害を認めてもらうために、どうして被害者が国と立ち向かわないといけないのか。人間には寿命がある。国にはない。もういい加減に国は上告しないでほしい。その冷たさが信じられないよ。
— 大島堅一 (@kenichioshima) July 14, 2021
《「今苦しんでいる黒い雨体験者の切実な思いが高裁でも認められたのは非常に大きな意義がある」と強調。「不合理でない限り、黒い雨を体験し、罹患している人は被爆者と認めて救済すべきだ」》
— 有機農業ニュースクリップ (@OrganicNewsClip) July 15, 2021
広島知事「県としては上告したくない」 「黒い雨」訴訟で厚労省に上告断念訴え https://t.co/UPWW8ZNhdV
【速報】広島市長、厚労相に上告断念を要請へ 「黒い雨」訴訟 https://t.co/6anbunocIO
— 矢切の渡し (@ygrnkckm100n) July 15, 2021
バッハ氏が広島をジャックだ。一般人を排除し原爆資料館など一帯全てを占拠。県知事らは大歓迎。2016年オバマ大統領訪問に匹敵する厚遇ぶりだ。「一般慰霊客は要らない。バッハ会長専用だ」との姿勢。県には反対意見しか寄せられておらず、この発表を受け更なる反発は必至か。 https://t.co/UhlSz5veBf
— さよなら昨日の私 (@SaYoNaRaKiNo) July 15, 2021
松井広島市長は見識がありますね😊「広島市は松井市長が、16日に訪問する予定のIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長の対応ができないと発表しました。「黒い雨訴訟」に係わる要請で厚生労働省を訪問するためとしています」https://t.co/UU9aljomAj
— 加藤郁美 (@katoikumi) July 15, 2021
さらに目を見張ったのは、たとえ黒い雨を浴びていなくとも、空気中の放射性物質を取り込むなどの内部被曝によって健康被害を受ける可能性があると言明している点です。黒い雨が降らなかった地域での放射能被害をも広く認めるもので、一審の判断理由から大きく前進しました。湯崎英彦広島県知事は、この高裁判決には非常に大きな意義があると述べ「上告をしたくない」と表明しました。
折しも、本日16日は、IOCバッハ会長が広島市の平和記念公園を訪問する予定です。当初、湯崎県知事、松井一実市長が共に手厚く迎えると報じられましたが、松井市長は被告側の市として、田村厚労相に上告断念の要請をするため上京されるそうです。バッハが来なければ、湯崎県知事も上京されたのかしら。バッハのせいで平和公園の一般訪問者は排除され、被爆者のための訴訟のジャマをし、迷惑なヤツぢゃ。