竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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新型コロナ用ワクチン確保の「最前列」に並ぶ国はどこか? 専門家が分析
米国、英国、日本とEU諸国は、新型コロナウイルスのワクチンを13億を超える回数分を確保することで合意した。ブルームバーグが、英ロンドンに拠点を置く分析会社エアフィニティのデータを引用して報じている。
米国と英国は、仏製薬会社サノフィと英グラクソ・スミスクラインからのワクチン供給を確保し、日本は米ファイザーと同様の合意を結んでいる。エアフィニティによると、追加供給や交渉中の案件を考えると、これらの国が確保するワクチンは15億回数分に達する可能性がある。以上のことから、それ以外の国々はワクチン確保の「最後尾」に並ぶことになると危惧している。
(中略)
さらに
エアフィニティのラスムス・ベック・ハンセン氏は、
大半のワクチンは1回ではなく、2回接種が必要になると指摘している。
(中略)
世界保健機構(WHO)の緊急事態対応部門長のマイケル・ライアン氏は7月末、
WHOはワクチンの公平な分配を確保するために取り組んでいると述べた。
(以下略)
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ロシア、新型コロナワクチンの製造を11月に開始
ロシアでは新型コロナウイルスのワクチン製造が11月に開始される見込み。ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センター(ベクトル)のマクシュトフ社長がテレビ局「ロシア1」のインタビューで明らかにした。
またマクシュトフ氏によると、ワクチン製造を11月に開始できた場合、ハイリスクグループへのワクチン接種は今年末または来年初めに始まるという。
(以下略)
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ロシアで新型コロナ用ワクチンの実験が完了 10月から予防接種が開始
国立ガマレヤ疫学・微生物学研究所が開発を行った新型コロナウイルス用ワクチンの臨床実験が完了した。ロシア国民への集団予防接種は10月に開始される予定で、はじめに医師と教員が対象とされる。ロシア保健省ミハイル・ムラシュコ大臣が発表した。
現在、ワクチンの登録書類の作成が進められており、登録受領後に投与がスタートする。
(以下略)
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ロシア国防省 新型コロナウイルスのワクチン用意について発表
ロシア国防省は、ロシアの軍事ウイルス学者らがガマレヤ記念感染症微生物学術研究センターと共同で開発を進めていたワクチンの完成について発表した。
ロシアの「論拠と事実」紙のインタビューで、
国防省のルスラン・ツァリコフ副大臣は、「国立研究センターの専門家と研究者による実験結果の最終評価がすでに終了した。
実験協力者全員が退院時に例外なく新型コロナウイルスに対する抗体を持ち、健康状態は正常であった。この結果から、
新型コロナウイルスに対する初の国産ワクチンが完成した」と語った。
(中略)
ワクチンは安全で効果的な兆候を示し、また、新型コロナウイルスに対する抗体の増強とウイルスによって侵害された細胞の消滅をはかる細胞傷害性T細胞の量の増加という2つの免疫反応が確認された。
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そんな大人の国に、関心を向けてみた。