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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第34楽章 ドイツで、境を越えて、小さきものに目を向けて・・

ベルリンのグリム兄弟も眠るお墓でのことです。
毎週、奥様に会いに来ているのでしょうか・・。
お墓の横に黄色と紫色のクロッカスが植えられていて、
その前にポータブルの椅子をもってきてすわり、
本を静かに読んで、そして、帰って行く方を見ました。
美しい国に逝ってしまった奥様とお話をしている様子が
聞こえるように想いました。本が大好きなカップルだったのかな・・。

第34楽章は、ドイツで、境を越えて、小さきものに目を向けて・・です。
(ユリシス)
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ベルリンの壁崩壊とともに


振り返れば、1988年3月だったでしょうか・・。
大学3年生にて、航空券の安い春休みに、2月、3月と
ドイツのケルンの語学学校に通学していました。

ミュンヘン、プラハ・ブタペスト、ベルリン
どこに行こうかと思い、ベルリンの壁はいずれなくなるかも??
という声が聞こえたのか、そう想ったかでベルリンに行きました。
(人生の伏線というものがあるものなのかな・・と思います)

ドイツの西のケルンという街から、東ドイツの中の
当時の西ベルリンに行くための専用道路を通り、ベルリンの壁がある
東西冷戦時代のベルリンに行き
ました。そして、チェックポイント
チャーリーという国境検問所から東ベルリンに入国しました。
バスの中の検問では、ドイツの軍服を着た検問員がパスポートを
ひとりひとりチェックして、まるで映画のシーンのよう
でした。
ベルリンの壁の反対側に入国して、一瞬びっくりしたのが、
東に入った途端、広告がなにもなかったこと
です!
西側のごちゃごちゃした広告がなにもなくて、びっくりするほどに
殺風景だったけれど、人々の小さな、静かな生活の音が
聞こえて来るような気がしました。


ベルリン市


小さなお店の商品は少なめで、すっきりした感じがしましたが、
なんとなく寂しげ、人の表情も寂しげに感じたのは、
資本主義にまみれている人(当時の私)から見ての感覚だったのかも
しれません。
竹下先生が映像配信でおっしゃられていた、歓喜を求めてはいけないというのは、
こういうことなのかなとも
振り返って思います。
資本主義の生活はものが溢れて、歓喜を求めるように仕向けられるからです。

その後、1989年の11月にはベルリンの壁は崩壊しました。
西と東が一緒になった瞬間です。
1990年以降はユーゴスラビアが崩壊して、多くのスラブ系の
方たちがドイツに移住
してきました。
その後、パレスチナ、シリア、アフガニスタンの方たちが
ドイツに移住
してきました。


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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第33楽章 ドイツで両目をしっかりと見開いて・・

ドイツのベルリンも春らしくなってきました。
暖かくなると、ベルリンの方たちは、長い冬の間の太陽の
光の不足分を補うように、日差しを思う存分浴びながら、
屋外でのカフェを楽しみます。

第33楽章は、ドイツで両目をしっかりと見開いて・・です。
(ユリシス)
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Double Eyeという名前のカフェ


先日のぴょんぴょん先生の記事を拝見しまして、
シンボルの1ツ目について書かれていて
面白いなと
思い、ウフフ・・と、カフェを思い出しました。
ベルリンには、Double Eyeという名前のカフェがあります。

ベルリンにある店内には、座るスペースがない
極小のカフェDouble Eyeは、とても人気で
地元の人が朝から行列
をしていたので、一度思わず入って、
カフェを堪能したことがあります。
みなさん、外で太陽を浴びながら、飲んでいます。

ポルトガル風カフェラテ、Galao(ガラオン) と
(カフェラテより、Galao の方が美味しいかも・・・)
エッグタルト、Pastel de Nata(パステル・デ・ナタ) を
楽しむ
ことができます。
https://11ie.de/double-eye-kaffeeroesterei-und-stehcafe/


Pastel de Nata
Author:ジャパトカル[CC BY-SA]


欧州の中でも、ポルトガルは穏やかな国で、食事も
美味しい
そうです。ぜひ、行ってみたいですね。
(グローバリズムに汚染されていないかもですね・・ウフフ・・)

先日は、よし! 店名の由来を聞こうと思い、
勇んで2度目の訪問
をしてみました。
混んでいたのですが、思わず聞いてみました。
「Double Eye の店名の由来はなんですか?」
このように答えてくれました。
「Geheimnis! 」
秘密というニュアンスなのか、ミステリーというニュアンスなのか・・ですが)
隣でエスプレッソを入れていたバリスタの方は、
英語で、Geheimnis って何?と聞いていました。
すぐに、Secret と答えていました。
ベルリンの方たちは、わかっている方が多いのかな・・
という興味本位は、膨らむばかりです・・・ウフフ・・。

pixabay[CC0]

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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第32楽章 ドイツのお隣の国、オーストリアの塩の道、ザルツカンマーグート

昨日、健康ショップをぶらぶらしていたら、ある方が、お店の方に、
『トリファラとか、アマラキは、売っていないのか』と聞いていました。
お店の方は、わからないようでした。
私は、アーユルヴェーダのハーブであることがすぐにわかりました。
トリファラ、アマラキは、アーユルヴェーダのハーブですよと
お店の方に口添えしてみましたが、あまりわかっていないようでした。
私は、以前、インドからアーユルヴェーダのハーブを送ってもらおうと
オンラインにて注文しようとしたら、ドイツには、送ることができないと
言われてしまいました。
ドイツには、大きな製薬会社があるので、許可も難しいようです。
やっと、ドイツ製のアシュワガンダやイギリス製のトリファラが
健康ショップで売られはじめたくらいです。
(ですので、インドからのお話が非常に楽しみです・・)

第32楽章は、ドイツのお隣の国、オーストリアの塩の道、ザルツカンマーグート です。
(ユリシス)
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お塩の話


私は、ベルリンのオーガニックストアで、ヒマラヤのピンクソルトを
いつも購入
しています。他にスペイン産のヨード入りの大西洋の塩もあるのですが、
今の時代、もう海も怖いのかな・・と思い、岩塩の方がいいのかなと思っています。
そして、いつもアジアショップで、インドのスパイスも購入しているのですが、
最近、その中で、インドのブラックソルトというものを発見しました。
ブラックソルトとは? と調べてみると、興味津々となりました。
今では、食事にも、そして、お風呂にも入れて、硫黄温泉を楽しんでいます。
まみむさんの記事の最後にも書かれていましたが、塩を取ることは大事ですね。

ブラックソルト Author:FotoosVanRobin[CC BY-SA]


以前書いた記事
息子の野球観戦で熱中症になりそうになったとき、
塩おにぎりの一口で生き返った
という実体験からもわかります。

私は、子供を手塩にかけて育てているかも・・ということで、
ドイツのベルリンでも朝から塩まみれになって、おにぎりを毎日にぎっております。

この『手塩』は、室町時代にできた言葉で、本当は、
浄化する意味で食事のお皿に塩を添えた
そうなのです。
江戸時代になり、塩加減になったそうです。
本来の意味は、浄化なのですね。
子供を本当に浄化しながら、育てるためにも
ガヤトリーマントラの除霊と浄化の祈りが大切
ですね。
さらに、タカキウチュウノヒカリノヒメミコ様
唱えております。


日本では、首都圏などで、子供を手塩にかけて育てて、中学受験を
させている方も多い
かと思いますが、こちらの記事を読んで
スッキリしない
印象がありました。

貧困問題と難民問題がごちゃごちゃになっている印象と、
小学生に本質を伝えることができずに、間違った先入観を
持たせてしまう
問題があると感じます。

例えば、上記の記事から、取り上げてみると、

(問)難民に関連してのべた文として正しいものを、次の中から二つ選び答えなさい。

 ア 難民を保護するために、国際連合の加盟国は、助けを求めて自国に来るすべての人びとを受け入れる義務がある。
 イ イスラエルとパキスタンとの間では領土の主張などをめぐって争いが続き、多くの難民が発生した。
 ウ 近年、「ロヒンギャ」とよばれる人びとがミャンマーで迫害を受けて国外に逃れたことで多くの難民が発生した。
 エ 近年、シリアから逃れた人びとの多くは、政府が難民を積極的に受け入れているブラジルに渡っている。
 オ 「国境なき医師団」などのNGO(非政府組織)は、感染症の予防、安全な水の確保などをして難民を助けている。

(正解)ウ、オ

上記のイ ですね。
パレスチナのことを、パキスタンと故意にすることで、小学生の頭は混乱します。
また、パレスチナ問題は、1948年にイスラエルが強引に独立宣言したことが問題であるとはっきり教えるべきだと思ってしまいます。
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=150818

手塩にかけて子供を育てるためにも、親が本当の構造を
学びたいもの
です。
シャンティフーラの時事ブログを子供さんと一緒に読んでいれば、
このような問題も簡単に回答できる
のでは・・と思います。

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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第31楽章 ドイツ人の価値観と化学物質について

竹下先生の講義でも度々登場してくる、
ベルリンの壁が崩壊する前のベルリンで撮影された
映画『ベルリン天使の詩』ですが、主演の
ブルーノ・ガンツ氏が先日お亡くなりになりました。
https://twitter.com/amass_jp/status/1096813682162421760
https://twitter.com/gutereise_/status/1097367003243913216
https://twitter.com/m1257231630/status/1101317792446341120

ベルリンの壁の上に天使の羽をつけて
立っていた様子が印象的でした・・。

第31楽章は、ドイツ人の価値観と化学物質について です。
(ユリシス)
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ホルムアルデヒド満載の家具と洗剤


我が家は、第10楽章にも書きましたが、
子供のより良い環境を求めて、ベルリンにやってきました。
孟母三遷の教えのように、より良きを求めて、
何回でも住む場所を変えようと思っています。


我が家は先週ベルリンの中で引っ越しをしたのですが、
ドイツでは、退去時に、すべての壁を白くぬらなければいけない
決まり
があります。
ドイツ人の価値観としては、前の人の使用感がある壁のちょっとしたシミなどが
ついているところには、心地よく住むことができないという感覚がある
ようで、
退去時には、自分で壁塗りの業者を依頼して、家の壁を真っ白にしてから
引き渡さなければいけない
のです。

pixabay[CC0]


このあたりのドイツ人の感覚や価値観が興味深いなと思いました。
また、スゴイと思ったのが、引っ越しの段ボールで、
ガムテープなしで、組み立てることができるのです。

ところで、なぜ、我が家が引っ越しをしたかの理由は、
ホルムアルデヒド問題がありました。

日本でも人気な家具屋さんのソファーの
木製部分がホルムアルデヒド満載で
した。
なかなか巧妙で、布で覆われており、それを
外してみた途端に、ものすごい臭いがあることに気がつきました。
すぐに撤去したものの、部屋には残っていましたので、
引っ越しを決断
したのです。

私は一瞬感じただけでしたが、息子はかなり敏感で
拡散されたホルムアルデヒドをかなり感じる
ようでした。

ドイツの薬局の方にも、家具のホルムアルデヒドについて
聞いてみると、よくあるそうで
、あ、やっぱり・・という
顔をされていました。

日本でも香害や化学物質過敏症などで苦労されている方も
多い
かと思います。

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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第30楽章 ドイツの高校生の実態と、争わないこと

先日、こちらの記事を見て、思い出したのですが、
我が家が2011年にオーストラリアに行った時には
多くの母子の方が来られていました。
たぶん、東京の江戸川区あたりからの方だったと思われますが、
2歳のお子さんの足にあざがたくさんできたので、びっくりして、
こちらに来たといっていました。
また、川崎や鎌倉からの方でしたが、子供さんの鼻血がとまらないので、
こちらに来たといっていた方もいました。
オーストラリアで単身留学していた子供さんのお兄さんが、福島で受験勉強をして、東京の大学に行ったのですが、甲状腺に嚢胞があると聞きました。
2012年に福島からオーストラリアに行った弟さんは、嚢胞がなかったのです。
いつも実際に見た、聞いた、感じたことから書くことで、何かがわかるかなといつもと思っています。

第30楽章は、ドイツの高校生の実態と、争わないことです。
(ユリシス)
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今どきのベルリンの高校生


息子が通学する学校の様子から見てみると、
ドイツ・ベルリンの高校生くらいになると、ビールを飲みますし、
タバコもクラスの半分くらい吸っていますし、高校生なのに、フィットネス
クラブに通うのが人気
になっています。

pixabay[CC0]


みなさん普通で、フィットネスも1か月20ユーロくらいの
ものらしいです。ドイツは子ども手当がひとり1か月194ユーロ
支給され
ますし、学費も無料で、塾制度などもないので、
普通にできるようです。

日本の高校のようにクラブ活動が盛んではなく、
2つくらいのクラブしかない
ですし、ほとんどの生徒が参加しません。
生徒たちは、自分の好きな活動をします。
習い事で人気なものは、男子でサッカー、バスケット、ホッケーなどです。
女子でダンス、乗馬、テニスなどになっています。

pixabay[CC0]


やはり全世界的にスマホを使用して、インスタグラム、スナップチャット
などが流行
しています。高校生は、やはり、ファッションと音楽に夢中
なるようです。

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