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21/06/14 フルフォード情報英語版:ベンヤミン・ネタニヤフの権力からの退陣は流れを変える

 6月14日フルフォード・レポート(英語版)です。今回もいろいろな話題が盛りだくさん。大まかな流れは、ネタニヤフの退陣、イランとサウジの動きに始まり、G7の共同声明、偽バイデンはロックフェラーの代理人、米露大統領会談前のロシアの意向とロックフェラー(アメリカ)の狙い、アメリカの経済・治安悪化継続中、コロナ・パンデミック後は、サイバー攻撃(サイバーポリゴン)で世界の商業停止、中国の派閥に要注意、米露(トランプさんとプーチンさん)はグリーンランドで地下基地を開発中、本レポートの音声版のお知らせという流れです。

ネタニヤフの退陣は、人口の90%を殺し残りを大イスラエルから支配したかったメシア的シオニストの敗北を意味すると。ネタニヤフに隠れた支配者を白状させるために保護拘置。サウジはイラン、シリアと平和を築きたい。

ロシアのFSB(ロシア連邦保安庁)によると、ハザール・マフィアの最高幹部は2,500人、頂点は200人でこれらの人々は追われているとのこと。ロスチャイルド家は訴訟で負けて破産し、現在、ロックフェラー家を使い権力にしがみついているとのこと。

ワクチンが猛毒であるという科学的証拠を得て、軍や機関のトップレベルの人々が行動を起こしているが、G7では、2022年にパンデミックを終息させるためには、世界の60%にワクチン接種をが必要だと共同声明。未だ大量虐殺実行中。「脱炭素化」を強調していたG7は、不正な人工知能のために働いているのではないかというフルフォード氏。

米露大統領会談前の双方の意向は、ロシアは冷戦時代に戻ることは望まない、戦略的安定性に関する重要な新しい対話を始める機会とし、アメリカ(ロックフェラー)は対中国の冷戦で、ロシアにアメリカのジュニア(従属的)パートナーになってもらいたい。

アメリカ経済・治安は依然悪化し続けてて、購買力が1982年以来、最速のペースで急落。またバイデンがアメリカ国民に配ったお金の半分以上は詐欺師に盗まれ、外国に流れてしまったと。治安悪化の例として、ジョージア州アトランタを挙げています。オレゴン州ではホームレスが合法的に公共の敷地にキャンプすることを許可する法案を可決。

パンデミックの後、今度はハザール・マフィアはサイバーポリゴンで世界の商業を停止したいらしく、遠回しの脅迫をWEF(世界経済フォーラム)でほのめかしたよう。

ロックフェラーが、バイデン・アバター政権への支持を得るために、中国のある派閥との取引の一環として、日本のデジタル検閲の鍵を中国に渡したらしい。😱

ロシアは米軍と密接に協力して(トランプとプーチン、中国は入っていない)、地球外ファミリーと直接つながっているユニークな地下基地をグリーンランドで開発中。😱

今週も依然、頑固に降参したくない、でも弱っているハザール・マフィアの様子が垣間見れました。そして何よりも「ネタニヤフの退陣は、メシア的シオニストの敗北を意味する」に万歳!🙌
(popoちゃん)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フルフォード情報英語版:ベンヤミン・ネタニヤフの権力からの退陣は流れを変える
投稿者:フルフォード

The Removal From Power of Benjamin Netanyahu is a Game Changer

ネタニヤフは、隠れた支配者について白状するために保護拘置


The formal removal from power of Israeli Crime Minister Benjamin Netanyahu is a geopolitical game-changer. Netanyahu’s departure means the messianic Zionist fanatics who want to kill 90% of humanity and rule the survivors from a greater Israel have lost. イスラエルの犯罪大臣であるベンヤミン・ネタニヤフの権力からの正式な退陣は、地政学的に大きな変化をもたらす。ネタニヤフの離脱は、人類の90%を殺し、生き残った者を大イスラエルから支配しようとするメシア的シオニストの狂信者が敗北したことを意味する。

“This is momentous to counter KM (Khazarian Mafia) geopolitics,” MI6 sources say. Netanyahu is being taken into protective custody so that he can sing about his hidden controllers before he is killed and silenced, they add. Mossad sources insist the real Netanyahu is long gone and what we are seeing is a clone. However, the MI6 version of events is more in line with what most of us understand as reality. MI6【《英》軍事情報活動第6部】の情報筋によれば、「これはKM(【以下】ハザール・マフィア)の地政学に対抗するために重要なことである」という。ネタニヤフは、殺されて口封じされる前に、隠れた支配者について白状することができるように、保護拘置されていると彼らは付け加えている。モサド【イスラエル政府の情報機関】の情報源は、本物のネタニヤフはとっくに死んでいて、我々が見ているのはクローンだと主張している。しかし、MI6の見解は、私たちの多くが現実として理解していることと一致している。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

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磁石的な作用を起こすヒドロジェルをワクチンに入れるように指示を出したのは、ホワイトハットとトランプ元大統領! ――ミシェル・フィールディングのチャネリング情報

竹下雅敏氏からの情報です。
 ミシェル・フィールディングというイギリス人女性のチャネリング情報ということです。大変面白い内容なので紹介します。
 私が見たところ、彼女の今回のチャネリングの情報源は、「地球同盟」のようです。引用元の記事には、質問に対する答えとして、「光の銀河連合達は、地球外から地球の周りにグリッドを形成し、守りの波動を保持してくれている」と言っていることから、正体がばれています。ここでの「光の銀河連合」は、時事ブログで「銀河連合」と表記している組織のことです。
 今回のチャネリング情報は、「銀河連合」を後ろ盾とする「地球同盟」のワクチンに関する作戦を、自ら暴露しているようなものです。情報のすべてが正しいわけがありませんが、かなりの部分が、真相をついていると見て良いでしょう。
 記事をご覧になると、現在提供されているワクチンはホワイトハットのものであり、“ブラックハットは、一切このオペレーションの指揮は出来ない”と言っています。ワクチンには、磁石的な作用を起こすヒドロジェルが入っており、「ヒドロジェルは、磁気的波長に反応する」とのことです。このヒドロジェルというのは、6月2日の記事で取り上げたダーパヒドロゲルのことだと思われます。「PCR検査に用いる綿棒には、米国国防高等研究計画局(DARPA)のヒドロゲルが仕込まれている」という事でした。
 “この磁気のジェル(ダーパヒドロゲル)のことは誰が知っているのか?”という質問に対し、情報源は「軍と製薬会社、トランプは、皆知っている」と答えています。しかもヒドロジェルをワクチンに入れるように指示を出したのは、「ホワイトハットとトランプだ」と答えています。
 6月9日の記事で、「私個人の観点からは、“トランプ元大統領も科学者たちも完全に犯罪者”だ」とコメントしたのですが、やはりこの通りのようなのです。
 ツイートの動画を見れば、「テスラバイオヒーリングメドベット」がすでに出来ているようです。記事には、“ヒドロジェル、とナノボットがサーキットを作り、テスラーヒーリング・テクノロジーと人を繋げる”とあります。そして、“スターリンク(量子コンピューターと連結している)とテスラーヒーリング・テクノロジーは、相互にリンクされコミュニケーションを図る”と書かれています。
 スターリンクが連結している量子コンピューターとは、「ブラックキューブ(人工知能666)」のことです。
 こうなると、5月13日の記事で示した、“人々の目覚めと共に、「地球同盟」が戦いに勝利し、人類の救済のために、準備されていたメドベッドが登場します。人々は、このテクノロジーを提供してくれた「銀河連合」に感謝し、メドベッドを使用することで、ブラックキューブ(人工知能666)の完全支配下に置かれ、めでたく「銀河連合」の宇宙人たちの奴隷となる”というストーリーが、現実的なものだと分かるでしょう。
 記事では、「何故ホワイトハットは、ナノボットを我々の承諾なしにワクチンに入れているのだと思いますか?」という質問に対し、ミシェルはトンチンカンな解答をしていますが、私はホワイトハットとトランプ元大統領が、この様な「世紀の大犯罪」を犯した理由を知っています。これらのことを全て見越したうえで、時事ブログではコメントを書いており、なおかつこのような暴挙に対して、背後では予め手を打っているのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ARE THE WHITE HATS IN CONTROL? With Michelle Fielding and Nic Veniamin
配信元)
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ホワイトハットが今指揮しているのか?インタビューwithミシェル・フィールディング Part 1
(前略)
ミシェル、早速チャネリングの内容に入りましょう。まずはワクチンの件について教えて下さい。
(中略)
ミシェル: StarLink(量子コンピューターと連結している)とテスラーヒーリング・テクノロジーは、相互にリンクされコミュニケーションを図ります。そしてテスラーヒーリング・テクノロジーと人を繋げる為には、ナノボットが必要になるという事です。

質問:ワクチンに入っている磁気は、人に危害を加えるものですか?
答え:ヒドロジェル(Hydro=水力)、とナノボットがサーキットを作り、テスラーとコミュニケーションを図ることになる。
(中略)
質問:ワクチンの中にこの磁気を入れたのは誰ですか?
答え:製薬会社だ。

質問:それは誰の指示で入れたのですか?
答え:ホワイトハットとトランプだ。

質問:現在提供されているワクチンはホワイトハットのものか?それともブラックハットのものか?
答え:ホワイトハット!!ブラックハットは、一切このオペレーションの指揮は出来ない状況にある。(ミシェル:これは何度も言われています)
(中略)
質問:もう少し説明して下さい。
答え:ヒドロジェルは、磁気的波長に反応する。

質問:この磁気は、人間に危害を加えるものではないのか?
答え:テスラーとリンクする場合には、問題ない。

質問:この磁気のジェルのことは誰が知っているのか?
答え:軍と製薬会社、トランプは、皆知っている。
(中略)
ニコラス:しかし、何故ホワイトハットは、ナノボットを我々の承諾なしにワクチンに入れているのだと思いますか?

ミシェル:確かにナノボットの入ったジェルの関しては成分表に掲載されていません。しかし、これは我々を万が一の時の為に守る手段として、彼らが計画した最善の対策だったと思えれば、受け入れる事が出来るのではないかと私は思います。
(以下略)
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配信元)

著名なギタリスト、エリック・クラプトンさんがワクチンのリスクを発言 / 日本でも同調圧力が顕在化「打たない人は非国民」/ ワクチン情報の見事なサイト

 まのじですら知ってる著名なギタリスト、エリック・クラプトンさんのインタビューが注目されています。「ワクチンが私の免疫システムを完全に狂わせた。」アストラゼネカのワクチンを何の疑いもなく2回接種した後、ギターも手に取れないほどの副作用に苦しんでいること、接種前にワクチンの危険性について何の説明もなかったことを語っておられます。クラプトンさんがワクチンに否定的な発言をすることで友人達が去って行った辛さより、子ども達がワクチンを接種してしまうことの方が恐いと語っています。ワクチン接種を勧める「ヤツら」のズル賢いところは「おまえがワクチンをしないせいで周りの人々を危険に晒す」という圧力をかけるところだと指摘されていました。彼ほどの有名人であっても迫害される同調圧力がいかに強烈か。同時に「人生が楽しくない」と思うほどの痛みの中でも勇敢に発言されるクラプトンさんに勇気づけられる人も多いと思いました。 
 大阪・東成区役所では、ワクチン接種を辞退した職員のリストが各部署の管理職や一部の一般職員にまでメールされていたことが明らかになりました。「職員の気分を害するとは思わなかった」との釈明でしたが、「気分」ではなく「人権」の問題では。じわりじわりと「ワクチンを打たない人は非国民」という同調圧力が顕在化しています。厚労省は、あれこれ理由をつけてワクチン接種後の死亡事例の詳細を公表しなくなりましたが、国民としてはいっそう不信感が募ります。国民は漠然とした不安を感じているわけではなく、明確な危険を調べ上げているのです。読者の方から、ワクチンに関する随時更新の情報をまとめたサイトを教えていただきました。時事ブログでも紹介したものが見られます。もしもワクチンが安全だとする方々からの反証があれば、喜んで更新されることでしょう。
(まのじ)
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配信元)

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mRNAワクチンの危険性 〜 トランプ元大統領が推奨しているJ&J製ワクチン、安全性調査のため米国内での接種の一時中止を勧告される!

竹下雅敏氏からの情報です。
 6月12日の記事で、新潟大学医学部元教授・名誉教授の岡田正彦氏の「mRNAワクチンは危険」という動画を紹介しました。
 動画では、“スパイク蛋白は血小板とくっつきやすく、スパイク蛋白によって傷ついた血小板を、免疫システムが異物と見なし破壊してしまう。そのために、出血が止まらなくなる”という事でした。
 アストラゼネカワクチン接種後に、ワクチン依存性免疫性血栓性血小板減少症(VITT)を発症した8例の報告では、“血小板数の中央値は4.65万”だったとのことです。
 “通常の血小板数(血液中を循環している血小板の数)は、1マイクロリットル当たり約14万~44万個”であり、“5万個以下になると、血が止まりにくくなり、2万個以下だと自然に鼻や歯ぐきからの出血が起こりやすくなったり、皮下に紫斑と呼ばれるアザが出やすくなったりします”とのことです。
 “続きはこちらから”のツイートによると、「先週母がファイザー社ワクチンを接種後、高熱。…最低13万程ないといけない血小板が、1万になり、輸血などしたが今日は3,000まで減少」とあります。幸いなことに、この方は治療が上手く行ったとのことですが、一歩間違えれば死に直結する恐ろしい状況です。
 これは、アストラゼネカ、ファイザーのワクチンに限らず、「米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチン接種後に、血小板の減少を伴う異常な血栓が生じた深刻な症例が6件報告されたとして、安全性調査のため米国内での接種の一時中止を勧告した」というニュースが出ています。
 これほど危険なワクチンを、J&J のCEOのアレックス・ゴルスキー氏は、“次の「数年間」はインフルエンザの予防接種と一緒に追加のCovid-19ワクチンを接種する必要があるだろうと繰り返し述べた”とのことです。
 彼らにすれば、「役立たずの無駄飯食い」は死ぬ、「ワクチンでぼろ儲け」という事で、笑いが止まらないのでしょうが、このJ&Jワクチンをトランプ元大統領は推奨しているのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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SARS-CoV-2-ワクチン接種に伴う免疫性血栓性血小板減少症における抗体介在性のプロコアグラント血小板
カリーナ・アルタウス、ペーター・メラー、ギュナルプ・ウズーン、アヌラグ・シン、AnnikaBeck、マーティン・ベッタグ、ハンス・ボスミュラー、マルティナ・グートホフ、FranziskaDorn、ガボール・C・ペッツォルト、ハンス・ヘンケス、ニルス・ヘイネ、HassanJumaa、KorneliaKreiser、CarolineLimpach、BeateLuz、マティアス・マッシュケ、ジャニス・A・ミュラー、ヤン・ミュンヒ、サイモン・ナーゲル、BerndPötzsch、イェンス・ミュラー、クリストフ・シュレーゲル、アンドレアス・ヴィアルド、ハンスイェルク・ベズナー、マーク・ウルフ、リサン・ペルツル、ヴェレーナ・ウォーム、ヴィンフリート・A・ウィリネク、ヨッヘン・シュタイナー、ニコル・シュナイダーハン=マーラ、ドミニク・ヴォルヘルブスト、ウルリッヒ・J・ザックス、ファルコ・フェンド、TamamBakchoul
引用元)
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳
(前略)
SARS-CoV-2ワクチンChAdOx1nCoV-19の投与後にワクチン誘発性免疫性血栓性血小板減少症(VITT)を発症した患者8名の病理学的および免疫学的所見を報告する。
(中略)
ChAdOx1nCoV-19ワクチン接種の6~20日後に,血栓症の疑いで中央値41.5歳(範囲24~53歳)の患者8名(女性5名,男性3名)が紹介された.すべての患者は入院時に血小板減少症を呈していた。患者の血小板数の中央値は46.5x109/L(範囲、8~92)であった。3人が死亡し,5人が治療に成功した。剖検では,様々な臓器の動脈および静脈血栓と,糸球体毛細血管のヒアルロン酸血栓による閉塞が認められた。VITT患者の血清には,血小板第4因子(PF4)に対する高力価の抗体が含まれていた(OD2.59±0.64).VITT患者のPF4抗体は、健康なボランティアやワクチン接種を受けた健康なボランティアと比較して、血液凝固促進マーカー(P-セレクチンとホスファチジルセリンの外部化)の有意な増加を誘発した。凝固促進性血小板の生成は、PF4とヘパリンに依存していた。VITTの発症には、抗体を介した血小板の活性化が寄与していることが示された。
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配信元)


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ユダヤ問題のポイント(日本 昭和編) ― 第14話 ― 統一通貨「圓」

 「虫の目」的に特務機関と、それぞれが夜の満洲の帝王、阿片王とも称された甘粕正彦と里見甫にスポットを当てて、民間の阿片事業特務機関が生み出した莫大な収益が関東軍に流れていたのを見ました。
 ただし、関東軍の活動資金は、この阿片事業の収益以外の主力となる資金がありました。かつてNHKスペシャル「圓の戦争」などで「関東軍は朝鮮銀行に通貨を発行させて軍資金を賄っていた」と指摘されています。
 関東軍が独自に朝鮮銀行から資金調達していた、これは大変なことで、実質的に関東軍は「通貨発行権」を駆使していたことになります。日本帝国陸軍の一部門に過ぎないはずの関東軍が、なぜこのような超国家的な権限を駆使できたのか? 関東軍単独で眺めたならばありえないことです。
 しかし、関東軍を含め、そのルーツとも言える満鉄などもひと塊のものとして見たならば、様相が変わります。満洲地域を植民地経営する目的で設立の満鉄が範としたのが、麻薬貿易独占と外国との宣戦布告・交戦権の他に通貨発行権も有していたイギリス東インド会社でした。イギリス東インド会社に倣って、満洲を植民地経営する満鉄や関東軍などの一つの塊としてのグループが、外国へ軍事攻撃を仕掛け、阿片事業を展開し、通貨発行権を駆使していたと見れば、関東軍の振る舞いなどに合点がいきます。
 言うまでもありません、この一つの塊グループは裏天皇グループです。彼らは満洲だけではなく満洲に先立って日本領となっていた台湾、そして韓国(朝鮮)の植民地経営も担っていたのでしょう。だからこそ朝鮮銀行が同じグループの関東軍に資金調達できたのです。
 今回は整理の意味もあってある程度の歴史も踏まえて、「鳥の目」的に日中戦争あたりまでの流れを見ていきます。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(日本 昭和編) ― 第14話 ― 統一通貨「圓」


満洲地域の植民地経営機関


この数回、裏天皇の実働部隊だと見なせる特務機関について、そして特務機関の中でも民間人による阿片取引の主役であった甘粕正彦と里見甫にスポットを当ててみました。

阿片売買事業は関東軍の傀儡国家であった満洲国の国策であり、その阿片売買事業の収益は関東軍に流れていたのです。ただし、阿片はその性格上、国や軍を表に出した事業展開はできないので、民間人である甘粕正彦や里見甫などが阿片事業を担当していたのでした。

満洲国北部の芥子畑
Wikimedia Commons [Public Domain]

甘粕も里見も同じ経緯を経て阿片事業を担当しています。即ち、中国大陸に渡った後に満鉄に勤め、その後に関東軍の要請によって阿片事業を展開しているのです。そして彼らの阿片事業の莫大な収益は関東軍に、また満洲国の行政を司っていた岸信介などにも渡っています。

満洲国設立後にこれを実質支配したのは関東軍ですが、関東軍はその傀儡国家である満洲国政府はもちろんですが、満鉄とは分かちがたい関係にありました。関東軍のウィキペディア記事に次のようにある通りです。

関東都督府陸軍部が前身1919年(大正8年)に関東都督府が関東庁に改組されると同時に、台湾軍・朝鮮軍・支那駐屯軍などと同じ軍たる関東軍として独立した。

また関東軍のもとになった「関東総督府」とは、ウィキペディアで次のようなっています。

日露戦争後、ロシアより譲り受けた関東州と長春・旅順間の鉄道(後の南満州鉄道を防衛するため、1905年9月26日に公布された「関東総督府勤務令」により天皇直属の機関である関東総督府が設置された。

先に南満州鉄道(満鉄)の存在があり、それを防衛するために関東都督府、そしてその陸軍部(関東軍の前身)が設置されているのです。満鉄が優先上位的な位置づけで、それに付随して関東総督府そして関東軍が設置されているので、元来は満鉄と関東総督府、そして関東軍はひと塊のものともいえるのです。

1905年9月5日に、ロシア相手にこの満鉄の利権を得ることになるポーツマス条約調印に漕ぎつけたのが、当時の外務大臣の小村壽太郎であり、この小村外交の中心を担ったのが玄洋社(白龍会)の山座円次郎でした。

小村寿太郎
Wikimedia Commons
[Public Domain]
玄洋社 山座円次郎
Wikimedia Commons
[Public Domain]
杉山茂丸
JapaneseClass.jp
[Public Domain]

ポーツマス条約の前に、既に南満州鉄道利権をもとにした満洲植民地経営の絵図を描いていたのが、白龍会初代総裁の杉山茂丸であったことは、明治編 第33話で見た通りです。

ポーツマス条約調印の僅か3週間後に満鉄の利権を防衛するため「天皇直属の機関である関東総督府が設置された。」のです。杉山茂丸たちは日露戦争前から半官半民の巨大鉄道会社による満洲地域の植民地経営の構想を練っていたのは間違いないでしょう。

明治編 第32話でも見たように、この杉山茂丸と盟友関係にあったのが桂太郎であり、児玉源太郎でした。

桂太郎
Wikimedia Commons
[Public Domain]
児玉源太郎
Wikimedia Commons
[Public Domain]

一方で、この海外軍事進出による植民地拡大路線に真っ向から反対していたのが伊藤博文であり、その伊藤博文は1909年に暗殺されます。この伊藤博文暗殺の背後には杉山茂丸たちの関与が強く疑われるのです。

平成の松下村塾 [Public Domain]
平成の松下村塾 [Public Domain]
セリフはこちらを参考

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