アーカイブ: 日本国内

総裁選候補が議論すべきは安倍・菅政権の失敗の原因 〜 首がすげ変わっただけでは独裁政治は変わらない

 テレビは「連日連夜」自民党の総裁選の番組ばかりで、ネット上では「うんざり」の声が多く見られます。せっせと各候補の政策の違いを見せたところで茶番にしか見えないのは、彼らが今現在、与党議員なのだから今すぐ国会を開いて、今述べている政策を実行するよう働きかければ良いではないか、と思うからです。特に待った無しのコロナ対策、経済対策を放棄して、なんと無責任なことか。野党の臨時国会の要求を無視し続け、違憲状態を作り出したまま、新総裁の首班指名のためだけに臨時国会を開こうとする与党政府に抗議するわけでもない4候補者は、すでに総理の資格がありません。
 そもそも4候補が議論すべきは、安倍・菅政権の失敗の原因をどう捉えているかを明確にすることだという記事がありました。具体的には、安倍・菅政権が内閣人事局を使って絶大な権力を手中にし、その権力をどう使い、どう説明責任を無視し、不祥事の隠蔽にどう利用したか。これらは候補者達による政策以前の「日本の民主主義のあり方に関わる最も基本的な問題と言っていい」。その通りで、首が変わっても同じことをされたのでは国民の苦難は続きます。
 100日近くも国会を閉じたまま放置したことは「明確に憲法違反」だと元最高裁判事も意見書を出しました。憲法を守る気のない政党に独裁を許してはいけません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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結局のところ安倍・菅政権とは何だったのか/森功氏(ノンフィクションライター)
引用元)
(前略)
今回の自民党総裁選は安倍、菅と2つの政権が不祥事やコロナ対策の失敗で国民の支持を失い、相次いで退陣に追い込まれたことを受けたものだ。当然、次の政権にとっては、何が安倍、菅政権が国民の支持を失うことになった原因だったと考えているかを明確にした上で、それをどう改めようと考えているかが最優先の課題とならなければおかしい
(中略)
内閣人事局の発足などによりこれまでにないほどの絶大な権力を手にした日本の首相が、いかにしてその権力を国民のために行使し、行使した権力についてどこまで説明責任を果たすのか、またその権力を自らの権力の維持や不祥事の隠蔽のために使うことが許されるかどうか、などだ。これは政策以前の、日本の民主主義のあり方に関わる最も基本的な問題と言っていいだろう。そこに問題があったからこそ、絶大な権力を持ちながら、2つの政権は倒れたのだ。
(以下略)
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配信元)

ゆるねとにゅーす管理人さんの闘病記・完結編 〜 一難去ってまた一難、冷静な判断と果敢な実行力がモノを言う

 一旦はコロナ感染の危機から脱したゆるねとにゅーす管理人さんでしたが、その後、コロナ後遺症に見舞われ、一時は意識不明で救急搬送される事態に。後から知った読者が気づかなかったほど、日々記事の更新をされていて、その上、息苦しさやめまい、ブレインフォグの状態でも目覚ましい情報収集を重ね、的確な自己診断をされていたことに驚きます。「必死に検索した結果」とありますが、ほんと死ななくてよかった。さらに驚きなのが、以前に時事ブログでも取り上げた治療法に辿り着かれ、施術可能な病院を見つけ、速やかに治療を受け、みるみる改善された、その行動力です。恐るべし。
 しかし一難去って、また一難。
ここからの展開もアッと驚きでしたが、コロナ感染による影響は一様ではなく、適切な情報収集、冷静な判断、良い医療者を見つける能力など、なんというか生きる力がものを言うと思いました。
 ぜひ元記事で奮闘記、いや闘病記の完結編を。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【有料会員限定記事】コロナ回復から1か月半、「コロナ後遺症」発症から回復までの記録(その2:めまいや倦怠感が続く中、ある「特別な治療法」を受ける→体調が回復へ)
転載元)
(前略)

「ウイルス感染後疲労症候群」を改善させる可能性が期待できる、「ある治療法」を受けることに


コロナ感染症回復から2週間ほど経過してから、徐々に息苦しさや動悸、めまい、倦怠感、ブレインフォグのような症状に悩まされ、一時、激しいめまいや手足のしびれ、強い息苦しさに見舞われて急に意識を失い、救急搬送された管理人。

こうした状況を自ら分析し、ネット上の情報をかき集めた結果、「ウイルス感染後疲労症候群」(コロナ後遺症)であると自己診断し、さらには、「ウイルス感染後疲労症候群は上咽頭の慢性的な炎症と関連がある可能性がある」といった情報を見つけたとともに、「上咽頭の炎症の改善に効果が見込まれる治療法」があることを知った

これが、EAT(Bスポット療法)と呼ばれているものだ


(中略)

「Bスポット療法」を受けた後、諸々の症状(めまいや動悸、ブレインフォグ、倦怠感)が改善



(中略)

施術から数時間ほどが経ち、のどの違和感が改善。そのうえ、翌日くらいから徐々にめまいや動悸、ブレインフォグ、倦怠感なども改善に向かう
こうした状況から、やはり、これらの諸症状は「コロナ感染による上咽頭の炎症」が大きく関係しているのではとの思いを強くする。

しかし、コロナ感染症発症時に発生した「左足甲の痛みの再発」は非常に奇妙だ

~省略~

めまいや倦怠感などの症状はかなり改善されたものの、足の痛みはその後も続いたため、今度は地元の(内科病状も対応している)整形外科を受診し、痛みの原因を突き止めることにした。


地元の整形外科で血液検査とレントゲン、紹介状を書いてもらった病院でMRI検査を行なう



(中略)

MRI検査によって、ついに再発した「謎の足の痛み」の原因が判明!?(医師から「まったく予想外の病名」を伝えられる)



9月16日、再び地元の整形外科に行き、医師から血液検査、尿検査、MRI検査の結果を伝えられる。

血液検査は全て異常なし。
ウイルスによる炎症も、サイトカイン(免疫機能の暴走)による臓器の損傷も特になしとの結果だった。

それでは、一体”何”が足の痛みを引き起こしているのか?
その”ヒント”になるファクターがMRI検査結果に示されていた。

なんと、管理人は、腰部において「椎間板ヘルニア」を発症していたのである。

(以下略)

河井案里陣営に提供された1億5000万円の使途を自民党が発表「ほとんどがチラシなどの作成費」〜 誰も信じない言い訳を質問しないメディア

 2019年の参院選広島選挙区での大規模な買収事件について、自民党がやっと1億5000万円の使途調査報告を発表しました。と思ったら、その内容たるや、資金提供を受けた河井克行氏、案里氏連名の書面を根拠に「1億5000万円からは買収資金を出していない」という報告を述べたに過ぎませんでした。1億2500万円の政党助成金相当は機関紙や政策チラシの作成費と説明したようです。さすがにフムフムと納得する人などおらず、「1億3000万円の豪華印刷物!」とネット上で突っ込まれていました。菅首相はもとより自民党は結局、実態解明の意思はなく墓穴を掘っただけのようです。安倍晋三、ニューオータニの領収書に加えて、今度はチラシ作成の領収書も急ぎ出さねば。選挙は近いぞ。
ネット上にある当たり前の疑問すら質問しないメディアの異常は、いずれメディア自身が問われることになる、と思うぞ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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1億5000万円「買収に使われていない」自民党発表 河井夫妻連名の書面を公表
引用元)
 自民党は22日、2019年の参院選広島選挙区の大規模買収事件で公選法違反罪に問われ、一審で懲役3年の実刑判決を受けた元法相の河井克行被告(58)=控訴中=らの党支部に提供した1億5千万円について、地方議員や後援会員らへの買収には使われていなかったと発表した
(中略)
 自民党の柴山昌彦幹事長代理が党本部で記者会見し、克行被告と妻の案里元参院議員(47)=有罪確定=の連名の書面を公表。「河井氏の弁護人を通じてもらった。1億5千万円からは買収資金を出していないという報告と受け止めている」と説明した。
(以下略)
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配信元)

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令和3年産のお米の買取価格が大きく下落、国の買い取り制度がない日本は農業を「まじでつぶす気か」

 朝日新聞が、JA栃木の県産米買取価格を報じていました。コシヒカリが前年比27%も下落するなど各銘柄のお米が軒並み大きく下落しています。9/16時点で判明している全国のJAの買取価格でも、前年比下落の▲マークが並んでいます。全国的にコロナ禍により外食産業の需要が落ち込んだことが影響したとありますが、そもそも減反を強いられる中、お米の価格まで下がって「何のためにやっているのかわからなくなる」という農家の方の悲鳴は他人事ではなく、日本人の危機を感じます。
 コロナ禍にあって諸外国は安全保障の観点から「補助金入れまくりの政府買い上げまくり」で自国農業を守ります。農業は環境を保全し、豪雨などへの防災対策にもなります。ところが日本は、かつて民主党政権下で行っていた「戸別所得補償制度」を廃止してしまい、政府の買い上げはありません。日本政府は自国の農業よりも食糧自給率よりも、外資を富ませる方を選びます。農業を支えることは政治的立場を超えて行うべき国の施策のはずなのですが。
(まのじ)
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大阪府の自宅療養者、寝屋川市と大阪市の天国と地獄 〜 対照的なツイートから見える行政の違い

 寝屋川市は大阪府にありながらコロナ対策の評判が良いという情報が、以前に読者の方から届いていました。なるほど!と思う一目瞭然なツイートがありました。寝屋川市民の方が実際に自宅療養生活を体験されたレポートで、感染したお子さん共々2週間の快適な巣ごもりライフだったそうです。「配食サービスが嬉しかった」「毎日バランスのとれた暖かい食事が届くことで、心の平穏を保ち続けた」と感想を綴られていました。最後は、市の職員さんや関係者の方々への感謝の言葉で締めくくられ、これが本来の福祉の姿だろうなと思っていたところに、おやまあ、見事に対照的な大阪市民の怒りのツイートがありました。こちらの方も陽性となり自宅療養に入りますが、食事もパルスオキシメーターも届かず、保健所からの無料訪問看護は後から知らされ、宿泊療養もできず、なんと全快してからやっと自宅療養者用の食料が届いたそうです。しかも「SNSにはあげないで」との注意書きまで付けて。
 「ふざけるな!松井、吉村」などシメのドツキも決まっていて、さすが大阪市民。維新にはきっちり落とし前をつけてもらいましょう。
(まのじ)
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