アーカイブ: 0_メインテーマ

中国と交渉するために日韓を味方にと狙うマティス国防長官の発言、厄介になる南シナ海の問題

竹下雅敏氏からの情報です。
 アメリカは中国と交渉する関係で、日本、韓国を味方につけておかなければならないので、今回のマティス国防長官の発言は予想通りのものでした。問題はマティス長官が、“中国の拡張主義への対策費として日本の負担分を2%に増額するよう執拗に要求するかどうか”でしたが、どうやら10日に予定されている日米首脳会談で提案する「日米成長雇用イニシアチブ」で、新たに4500億ドル(約51兆円)規模の市場をつくり、70万人の雇用を生み出すという日米経済協力の提案で折り合いがついたのかも知れません。
 これまでもコメントしましたが、日本の独立を望むなら、基地負担の増額を求められればさっさと出ていってもらえば良いのですが、小心者のポチにそんなことができるはずがありません。なので、今回の結果に安倍政権はほっとしていることでしょう。
 スプートニクの記事にあるように、今後、南シナ海の問題はかなり厄介なことになりそうです。しかし、キッシンジャーが戦争をする気はないと言っているようなので、おそらく最悪の事態にはならないだろうと思っています。しかし少々心配なのは、トランプ政権が軍事政権であり、周りにいる人たちがとても好戦的な人たちだということです。その分、習近平氏が大人なので、何とかなるだろうとは思っていますが…。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
<LIVE>米マティス国防長官&稲田防衛相 共同記者会見(同時通訳) 2017-2-4
配信元)
————————————————————————
配信元)


————————————————————————
南シナ海の係争の島が再び世界の地政学のホットスポットになる?
転載元)
トランプ大統領は、レックス・ティラーソン国務長官候補の「中国は南シナ海の係争の島への立入りを禁止されるべきだ」という発言に賛成するかどうかと問われ、次のように回答した:「問題は、これらの島が本当に公海にあるのかどうか、中国の所有物の一部ではないのかどうかということだ。そうならば、もちろん、我々は国際領土がどこかの国に強奪されることのないよう確実に保護しなくてはならない。

問題となっているのは主に南沙諸島であり、これらの島には6ヶ国が同時に領有権を主張している。ベトナム、中国、台湾、マレーシア、フィリピン、ブルネイである。1987年から中国は島の海上パトロールを開始し、これまでに人工埋立地に軍用飛行場やレーダーなどのインフラを含む基地を建設した。このようにして、中国は世界的にも極めて重要な海上輸送路が通るこの海域に対し、一歩一歩、完全な支配権の要求を確実にしてきたのである。トランプ氏はまだ、今後どのような行動をとるつもりかを説明していないが、明らかにレックス・ティラーソン氏が言いたかったのは、米国は中国の試みを遮断し、島の防御を固めて南シナ海を「独占」するということである。

国連海洋法条約の観点から言うと、満潮時に海面下に沈まない陸の一部はすべてどこかの国家に帰属し、領海を決定する際に考慮される。南沙諸島の領有権を主張する国はすべて、まさにこの原則に依拠しており、だからこそ島の防備を固め、守備隊を駐留させようとしているのである。ちなみに、米国は国連海洋法条約を署名していない数少ない国のひとつである。つまり、法的にはこの条約の条項を遵守する義務はないということだ。また、米国は中国による島の強奪だけを阻止するつもりなのではなく、ベトナムでもフィリピンでもマレーシアでも台湾でも同じことだという可能性もある。そうであれば、トランプ氏の姿勢はすなわち、米国自身が南沙諸島の支配権を強奪するつもりであることを意味しているように私には思われる。

» 続きはこちらから

里山Ubuntu通信:22日目 Ubuntuでメールを使う(2)
〜Thunderbirdの設定:受信編

————————————————————————
Ubuntuでメールを使う(2) Thunderbirdの設定
前回の記事では、電子メールの「概念」について紹介しました。また、インターネットからあなた宛てのメールを、お使いのパソコンにメールを持ってくるための方式に「IMAP」と「POP3」の2つがあり、必ずそのどちらかを利用することをご説明しました。Ubuntuの標準的な電子メールアプリケーションであるThunderbird(サンダーバード)は、この2つの方式に対応しています。今回は、Thunderbirdの起動方法と、設定画面の呼び出し方、そして、設定画面の内容について解説します。

Thunderbirdの起動方法

Ubuntuの標準的なブラウザであるFireFoxはデスクトップ画面に起動用のアイコンが登録されていたので、それをクリックするだけで実行することができました。Thunderbirdもインストールはされているのですが、残念ながらアイコンは登録されていません。そこで、最初にThunderbirdの起動方法について説明します。デスクトップ画面の左側、一番上のアイコンをクリックします。すると、画面に文字を入力する領域が表示されます。

2017-01-27_07h11_14
Ubuntuはこの領域のことを監視していて、あなたが何か文字を入力すると、それに近い名前を持つアプリケーションを探してきます。そして、「候補」のアプリケーションのアイコンを入力する領域の下に表示します。"Thunderbird"と最後までキーボードを叩かなくても、上の図のアイコンが表示されたらそれをクリックしてください。Thunderbirdが起動します。

Thunderbirdの設定画面を呼び出す

Thunderbirdは大変便利で使いやすいメールアプリケーションなのですが、その設定はやや癖があり、初めての方にはわかりにくいところがあります。「癖」とは、

  • 電子メールの設定が登録されていない間は、起動される度にそれを催促し続ける
  • その際、無料の電子メールサービスのアカウントの作成を提案する
  • 設定は、利用者に情報の入力を促しながら進める、いわゆる「ウィザード」スタイルですが、初心者にはかえってわかりにくい(と私は思っています)
  • 受信と送信、両方の設定が正しくないと設定を完了することができずエラーとなる(「どちらに問題があるか」を表示しないので、間違いの内容がわかりにくく、設定を完了することが難しくなっています)

です。以下、手順を追って説明します。
» 続きはこちらから

精神的に幼いトランプ政権と意識が世界最高水準に高いイランの指導者 〜竹下氏がトランプ政権をどう見ているか〜

竹下雅敏氏からの情報です。
これね〜、トランプ大統領の周りにいるこの人たちの発言は困ったものです。オバマ政権と違い、おそらく発言内容は正直なもので、それだけにかなり危ういと思うのです。冒頭のマティス米国防長官の、“イランは世界最大のテロ支援国家だ”との指摘は、かなり疑問があります。世界最大のテロ支援国家はアメリカのはずです。マイケル・フリン氏のイランの最近のミサイル実験に関する発言もおかしなもので、イランに対する嫌がらせだとしか思えません。
 “続きはこちらから”以降では、イラン側の反論が見られますが、全くこの通りで、イラクは対テロ戦争におけるイランの努力にとても感謝しています。トランプ大統領は、イラクが急激にイランに接近していることが気に入らないようです。しかしこれは、今までのアメリカの中東政策があまりにも酷かったためで、いわば自業自得です。イランが中東の安定にとってとても重要な働きをしている事は、“誰の目にも明らか”です。イランのガーセミー報道官は、“アメリカはイラン国民の感謝を示すのではなく、根拠のない主張を繰り返し、愚かな政策をとることで、事実上テログループを支援している”と語っていますが、これは全くこの通りだと思います。
 イランは様々な宗教の信者が共存して平和に暮らしており、しかも大量の難民も受け入れています。欧米の執拗な嫌がらせを受けていながら、未だに高度な治安と平和を維持しています。ある意味で驚異的な国です。おそらく国を率いる指導者達の意識が、世界のどの国よりも高い水準にあるからだと思われます。
 トランプ政権の中にいる人たちは、宗教的偏見からか何かわからないのですが、イランに対して敵対心を持っているようです。中国にも思っているのかも知れません。どうもこの人たちは非常に好戦的な性格のようで、ポール・クレイグ・ロバーツ氏が懸念を示しているのももっともだと思います。
 1週間くらい前だったか、変な夢を見ました。私の前に軍服を着た4,5人の男性のグループが居るのです。明らかなにトランプ政権の中に居る人たちだと思いました。ところが、顔は大人なのに身長は小学校低学年くらいで、ものすごく幼く見えました。夢を見ながら、彼らのあまりの精神的な幼さに呆れ返ってしまいました。そこで目が覚めたのですが、この夢は、私がトランプ政権をどう見ているかをまさに象徴するものです。
 彼らのカバールに対する対決姿勢は高く評価しますが、どうにも視野が狭い。しかも、つい最近まで彼ら自身がそのカバールの一味だったという話なのです。
 私はコーリー・グッド氏を高く評価していますが、彼がゴンザレス中佐を介して情報を交換しているSSP同盟は、情報の全面開示のために現在カバールと戦っています。しかし彼ら自身が、つい最近までカバールの一味であったということや、彼らとコーリー・グッド氏との関係は必ずしも良好なものではないということです。むしろ、SSP同盟はコーリー・グッド氏によると、交渉に関して、コーリー・グッド氏を排除しようとしていたということです。
 このことは何を意味するかですが、カバールに対峙し、それと戦っている側の人々は、カバールに比べると相対的に正義なのであって、必ずしも心の綺麗な人達だというわけではないのです。コーリー・グッド氏のような善良な人というのは数えるほどしかいません。私がトランプ政権をどう見ているかは、この例えでよくわかると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
中東で米軍増強必要なし=イランは「最大のテロ支援国家」-国防長官
引用元)
 来日したマティス米国防長官は4日、稲田朋美防衛相との共同記者会見で、イランは「世界最大のテロ支援国家だ」と指摘し、イランに対する懸念は無視すべきでないと強調した。

(中略) 

 マティス氏は「イランは、レバノンやシリアから、バーレーン、イエメンに至るまで、違法で不正な行為を行っている」と指摘。

(中略) 

 イランが1月下旬に行った中距離弾道ミサイル実験への対抗措置として、米財務省は3日、イランに対して追加制裁を発表した。

(以下略) 

————————————————————————
アメリカ政府高官、反イランの主張を繰り返す
転載元)
(前略) 

アメリカのマイケル・フリン国家安全保障問題担当大統領補佐官は、(中略)…「イランの最近のミサイル実験は、安保理決議2231への違反だ」と語りました。

ホワイトハウスのスパイサー報道官も、「イランと6カ国の核合意とその結果へのトランプ大統領の反対はゆるぎないものだ」と述べました。

アメリカ政府高官のこうした主張に反し、EU上級代表の報道官は、「イランは核合意に対する取り決めを遵守しており、イランのミサイル実験は核合意への違反ではない」と強調しました。

イランはこれまで繰り返し、「イランの弾道ミサイルは核弾頭を搭載するようには設計されておらず、イランはNPT核兵器不拡散条約を遵守している」と表明してきました。


————————————————————————
トランプ大統領 オバマ大統領のようにイランに対して「好意的」にはならない
転載元)
トランプ米大統領は、イランに対する態度について、前任者のオバマ氏のような「好意あるもの」にはならないと述べた。

トランプ氏はツイッターに「イランは火遊びしており、彼らはオバマ大統領がどれほど彼らに『好意的』だったかをありがたく思っていない。だが私は違う!」と書き込んだ。

トランプ政権は、新たな対イラン制裁を準備しており、(中略)…制裁は最近イランが実施した弾道ミサイル発射実験を受けて発動される。なお今回の制裁は、核プログラムの平和的目的に関するイランとの合意とは無関係とみられている。


» 続きはこちらから

[Sputnik]悲愴のモルモットがあなたの深層に訴えかけるものとは…

竹下雅敏氏からの情報です。
 貪り食う彼女とのコントラストが、より一層人生(モル生)の儚さを感じさせる。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
悲愴のモルモットがあなたの深層に訴えかけるものとは…
転載元)
2匹のモルモットの食事風景を映したこの動画、わずが2日間で20万回のアクセスを集めた。与えられたブロッコリー、ピーマンを一心不乱にむさぼり食うモルモットの隣でもう1匹は丸い目を大きく見開き、前を直視したまま微動だにしない。

 

動画のキャプションいわく「ある月曜の朝、ふと気づくのだ。お前の人生は思いとは裏腹の方向へ向かっていたではないかと。」

涙をためているようなモルモットは動画を見る人を直視している。彼の(それとも彼女か?)目は自然と見る者の視線と重なっていく。モルモットはあたかも日常の無意味さを沈思しているようだ。

モルモットにガツンとやられたある人のコメント。「40になって突然思い知る。それまでの20年間、自分はなんと無駄に過ごしてきたのかと。

安倍政権が雇用の完全破壊に着手 〜指導者によって天国にも地獄にも…〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 日本経済の意図的な破壊に並行して、安倍政権は雇用の完全破壊に着手しています。田中龍作さんの記事は大変見事で、急所を的確についたものになっています。引用元では安倍政権の真の狙いである“組合潰し”について、わかりやすく書かれています。非常に優れた記事なので、ぜひ元記事で全文をご覧ください。
 記事によると、経産省は、“雇用関係によらない働き方に関する研究会”を設けたとのことで、将来的には、個人が自由裁量で仕事をする様になるらしい。要するに、企業が一切雇用責任を負わずに済むということのようです。
 明らかに新しい業務契約の形態で、これを安倍政権が推し進めると、“生き地獄”すなわち安倍叫喚地獄になります。しかし、人工知能が働き手と企業を結ぶ“プラットフォーマー”となり、ロボットが大幅に人間の労働を肩代わりし、富が平等に分配される社会であれば、この業務契約の形態は、人々に自由な働き方をもたらすことになります。
 要するに、国を指導する者たちがどういう人たちかによって、天国にも地獄にもなるわけです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
共産党を潰し労働者の息の根を止める『アベノ働き方改革』
引用元)
(前略) 

 「安倍の雇用破壊は最終段階に来た」と明かすのは労働行政に長らく携わってきた人物だ。

(中略) 

 「同一賃金・同一労働のウソ」「長時間労働是正のウソ」「柔軟な働き方のウソ」

(中略) 

 すべてが労働者を究極の奴隷状態に追い込む項目ばかりだ。

(中略) 

 安倍政権の真の狙いは「組合潰し」である。

(中略) 

厚労省ではなく経産省に「雇用関係によらない働き方に関する研究会」が設けられた。

(中略) 

 働き手と企業を結ぶ『プラットフォーマー』なる事業体があり、両者をマッチングさせる。

(中略) 

個人に自由裁量で仕事をさせるのである。1日24時間、365日働かせても問題にはならない。

(中略) 

企業が一切雇用責任を負わずに済むのである。

(中略) 

 日本はファシズムなどという生やさしい言葉ではくくれないほどの生き地獄となる。
 

————————————————————————
安倍政権の「働き方改革案」が厚生労働省の「過労死ライン」で働けという基準である件。
(前略) 

安倍政権が盛んに言い始めた「働き方改革」。

 ところが、この働き方改革が厚労省の過労死ラインを超えた「働き方」を認めてしまっていて逆効果なのです。

(中略) 

 安倍政権は「年間で月平均60時間まで」としていますが、繁忙期は残業を「100時間」まで認め、さらに「2カ月連続80時間」もOKとしているのです。

 電通で過労死した女性が働いた時間数が月100時間の残業でしたから、安倍政権は過労死や過労自殺を認める基準を公に認めてしまっていることになります。

 月80~100時間は厚労省が以前から認めている過労死ラインです。

(中略) 

 しかも、「残業時間上限法案」を提出するとしながら、労働時間ではなく成果に応じて賃金を払う「脱時間給制度」、いわゆる「残業代ゼロ法案」も同時に成立させる方針なのですから、話になりません。

(以下略) 

よろしかったら大変お手数とは存じますが、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!

人気ブログランキングへ人気ブログランキング 

ブログランキング・にほんブログ村へほんブログ村


————————————————————————
健康を損なわずに一週間に何時間働くことができるか?
転載元)
オーストラリアの学者グループは、一週間に最大許される労働時間について研究し、それをまとめた。

専門家らは、健康な生活を送るためには、一週の間に39時間以上働かないよう勧告している。もしそれ以上働いた場合、オーストラリア国立大学によれば、労働者の心理的肉体的状態に変調をもたらす。人は、しかるべき注意を自分自身、とりわけ栄養や衛生上の問題に割かなくてはならない、とのことだ。

なお学者グループは、8千人以上のオーストラリア人の労働時間や彼らの健康状態を調査、分析し、そうした結論を下した。

また特に専門家らは、大部分の女性達は、さらに家事労働もこなさなくてはならず、大変な負担を負っているとを指摘した。