さらに傍聴券の抽選に当たった大石あきこ議員が、12時開始から19時まで長丁場の議場の様子を伝えて下さっていました。吉村知事の対面の傍聴席に座り、知事と維新議員との茶番の質疑に対して、その都度、突っ込んで議論を盛り上げておられたようです。議長に「いい加減にして下さい」と言われても「いい加減にしんとあかんのはあんたらやろ」と法定数を大きく超える署名を踏みにじる暴挙に立ち向かっていました。いざ住民投票が行われればカジノが否決されることが明らかなため、吉村知事も維新も住民投票を認めない理屈を「こねこねこねこね」していたそうです。とりわけ公明党は、カジノに反対するような質問をしておきながら住民投票には反対という「クズ」っぷりだったそうで、維新より卑怯だと言われていました。
今後、国の認可の条件となるのが「大阪府民の合意形成」ですが、今回の府議会の暴挙で「合意形成がない」ことが明らかになりました。維新は都構想のためには住民投票を「究極の民主主義」と言って2度もやろうとしたではないか。維新のご都合主義の独裁ぶりが全国区で知らされたことは成果でした。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
大阪IRは区域整備計画を府議会や市議会での承認を得て4月末に国に提出。吉村氏は29日の本会議で「改めて住民投票をする意義は見いだしがたい」と述べた。
住民団体「カジノの是非は府民が決める 住民投票をもとめる会」の山川義保事務局長は条例案の否決後に記者会見を開き、今後は「条例案に反対した議員に説明を求め、計画を国が承認しないように訴えていきたい」と語った。
<永久保存です>
— 大阪が好きやねん#🇺🇦#カジノ反対@維新にこれ以上大阪を壊されてたまるか! (@oosakahaoosaka) July 30, 2022
維新に投票したかた。維新って、こういう人たちですよ?#民意無視の大阪カジノ強行に抗議します https://t.co/DUbDe9ZG1A
署名した人みんなに謝れ。#民意無視の大阪カジノ強行に抗議します pic.twitter.com/8SupVaQpkU
— shinoda soshu (@ssoshu) July 29, 2022
カジノ設置の是非を問うための住民投票を拒否した挙句に、大阪府議会で傍聴するカジノ反対派の大阪府民に「はよ出てけや!」と言い放った維新ですが、それではここで大阪都構想の時の松井大阪市長の発言を見てみましょう。
— 大神 (@ppsh41_1945) July 30, 2022
「住民投票は究極の民主主義!」#民意無視の大阪カジノ強行に抗議します pic.twitter.com/WbP8REB1jh
#民意無視の大阪カジノ強行に抗議します
— Kako(kakopon) (@kakopontan) July 31, 2022
大阪府議会での維新議員らの府民への侮辱的な態度が可視化されたのは本当に良かった。「こんなにひどいの?維新」「大阪最悪」と言われて嬉しいのは異常だが、嬉しい。これが広がらず「おかしい」という人間は「アンチ」「犯罪者予備軍」とまで言われてきた。
結局どう理由を付けようとも、
— ポストマン 8・9ロフトプラスワンウエスト 検証森友事件 (@postmankaiji) July 29, 2022
「吉村知事と維新公明は住民投票から逃げた卑怯者」
でしかない。
思い付く限りの罵声を浴びせたい気持ちだが、まだ国の承認がある。
あきらめない。#民意無視の大阪カジノ強行に抗議します#Yahooニュースhttps://t.co/KQgU4eD1Dx
こんなにたくさんの署名が集まったのに、
210,134筆の民意を無視して、大阪府議会は住民投票条例案を否決しました。