TSSP今日と明日の地球のために知っておきたいエピソード/ベネズエラその6/
— The Sun Snorer Press (@taiyonoibiki) March 14, 2019
ダン・コバリック、ベネズエラとアメリカ帝国主義を語る/(必読!)
Dan Kovalik lecture on Venezuela and Empire https://t.co/JddC8eWxsL
から全訳 pic.twitter.com/KJIOAkP7e6
㉛ダン:昨年の5月、私はベネズエラにいて、選挙の監視をしていました。ニコラス・マドゥローが大統領に選ばれた選挙でした。
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㉜ダン:それは、かつて「ベネズエラの選挙は世界で最も厳正公平な選挙である」と、ジミー・カーターが太鼓判を押した選挙であり、また私自身も実際に監視してみて、その結果、彼と同じ見解を持つようになりました。つまり、その厳正公平な選挙でニコラス・マドゥローは大統領に選ばれたのです。 pic.twitter.com/d63PAIffn7
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57.ダン:ここでもう少し具体的にベネズエラについて話すことにしましょう。先ほど話したように、フーゴ・チャベスは1998年に大統領に選ばれ、翌1999年に就任しました。ですから、今年で、この1月でちょうど20周年記念ということになります。ボリビア革命元年です。
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59.ダン:大統領になってまず、第一に彼がしたことといえば、憲法議会を招集し、新憲法の草案作成を始めたことでした。国じゅうの人がこの作業に参加しました。人々が自分たちの憲法のために自分たちで草案を書いたのです。そして、草案は国民投票にかけられて承認されました。
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60.ダン:国民が新憲法を制定したのです。新憲法はいくつかの点において画期的なものでした。まず、第一に、それまでほとんど完全に無視されていたアフリカ系ベネズエラ人、ネグロ・ベネズエラ人、インディジナス・ベネズエラ人の権利を明確に保証したことでした。それは本当に偉大な一歩でした。
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64.ダン:ベネズエラで政府支持のデモと反政府デモを見て比較すると、そのことがはっきりと視覚化されているのがわかるでしょう。つまり、反政府デモはより白い肌の人たち、より豊かな人たちで構成されており、政府支持デモはより黒い肌、より貧しい人たちで構成されている。
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チャベス大統領の頃に、彼が独裁者と呼ばれるような人権侵害や弾圧を行ったという事例を知らないので、マドゥロ大統領になってからベネズエラはおかしくなったのかと思いましたが、以下に取り上げたツイートなどを見る限り、やはりベネズエラは、経済的混乱は別として、欧米社会よりもずいぶんとマシなようです。
メディアからは、ベネズエラの混乱の責任をマドゥロ政権に押し付け、マドゥロ大統領は独裁者で、不正な選挙で大統領になり、人々を弾圧している。政権は腐敗しており、人々は混乱の中で飢えに苦しんでいる。そこに現れたのがアメリカが支持するフアン・グアイド氏で、ベネズエラの人々は彼と共に立ち上がり、圧政から解放されようとしているというプロパガンダを、何度も聞かされています。
しかし、調べれば調べるほど、上記のプロパガンダは全てデマで、実態は180度異なっているようです。