月別アーカイブ: 9月, 2020

「世界大学ランキングで東大は36位」というニュースからの考察 〜 日本の研究力の低下は投資を惜しむ「選択と集中」政策が原因

 ノーベル賞を受賞した山中伸弥先生が研究費の寄付を募らなければならず、あげく厚労省から恫喝まで受ける国ですから、いわんや大学の研究が大変な状況なのは推して知るべし。
世界大学ランキングで東京大学が36位に落ち、中国の多くの大学の後塵を拝すというニュースが出ました。これについて上海に住む日本人研究者、服部素之氏が書かれた興味深い記事がありました。このニュースではタイトルに「中国 清華大学がアジアトップ」とあるように中国勢の躍進が要旨でしたが、服部氏は中国の大学が伸びている話とは関係なく「日本の多くの大学の世界ランキングがここ10年ほど大きく低下している」ことこそ深刻だと書かれていました。これはかなりショックです。この大幅な順位低下の理由はすなわち「研究力の低下」で、他国の大学の伸びとは無関係に、唯一日本だけが科学技術論文の量、質ともに停滞し「一人負け」の状況だそうです。そして研究力低下の原因として指摘されたのが「研究費配分における選択と集中政策、そして国立大学の法人化」でした。「今後期待される研究分野に重点的に研究費を投資する」というギャンブルのような政策ですが、「何の分野が当たるか」事前にわかれば苦労はない。研究は広い裾野が重要だと書かれていますがシロウトにも納得できます。研究対象は絞られ、法人化で交付金は削減され、研究時間も奪われ、結局この政策自体が「ハズレ馬券だった」と言い切れるのは、服部氏が中国での研究生活を知っておられるからでした。「研究の裾野を広げるための地道な方策」とは「大学院生への経済支援」つまり、給料支給や授業料の無料化、格安学生寮の提供など研究生活に安心して取り組める環境ですと、なるほど納得です。高額機器は国が支援するという一見当たり前の政策が日本にはないことも知りませんでした。まさか自助がこんなところにまで及んでいたのか、、。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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東大が中国勢より下位に…上海の研究者が見た、大学ランキング・日本「一人負け」の原因 中国の参考にできるところは参考に
引用元)
(前略)
(中略)「研究力」が重視される世界大学ランキングにおいて日本の大学の順位が低下するのも自然だと思われる。では、研究力低下の原因は何か? その大きな要因として大学教員らからよく指摘されるのが、研究費配分における「選択と集中」政策と「国立大学の法人化」だ

「選択と集中」政策は、大まかにいえば「今後重要であることが期待される研究分野および当該分野の主要研究者に対して重点的に研究費を投資する」といった政策だ。この手法でうまくいく分野もあるのかもしれないが、少なくとも大学における基礎研究に対して全面的に導入するにはかなりそぐわない手法であると思われる。

「何が当たるか」事前に予測することは極めて困難

 理由は簡単で「基礎研究分野において何が当たりかどうか事前に予測することが極めて困難」だからだ。また、個々の研究者に過度に研究費を集中させることは、投資した研究費に比例した成果へと必ずしもつながらないということは各種統計で示されている

 よって、基礎研究分野の場合、重要なのは「選択と集中」ではなく、むしろ研究分野、研究人口、その両方における「裾野の広さ」だと私は考えている。

 しかしながら、内閣府による「科学技術基本計画」をはじめとしてかなりの長期間にわたって日本の科学技術政策において「選択と集中」が重視されてきた。察するに、経済が停滞し、科学技術予算も伸び悩む中、少しでも予算配分の効率化を図ったのかもしれないが、結果的にはそれが大きく裏目に出たと言わざるをえない
(以下略)

ままぴよ日記 58 「台風10号が来た!」

 暑さも和らぎ、さわやかな風が吹いています。台風10号が過ぎ去って一気に秋がやってきました。
 今回の台風で経験した私のドタバタ劇。恥ずかしながらここに書いて、少し整理してみようと思います。
 幸い私は無事でしたが、被災された方々にはお見舞い申し上げます。
(かんなまま)
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迫りくる超大型台風10号


正直、とても怖かった!
大型で非常に強い台風10号は特別警報級で異例の緊急記者会見がありました。中心気圧915hPa。最大瞬間風速80m/s。それも進路は我が家!(笑)。
私は台風10号のニュースから目が離せなくなりました。

9月になっても海水温が異常に高くて30度を超えています。今までの台風はフィリピン沖で発生していましたが、最近は近海で発生してぐんぐん勢力を増しながらあっという間に超大型台風になります。気象庁は正確な予測値を出してくれますし、アナウンサーが深刻な顔をして早めの非難を!備蓄を!コロナ禍で3密を避けながら!と繰り返し伝えるのでだんだん怖くなってきました。


なぜか母や叔母の家など管理しなければいけない家が3件あります。他に築34年の病院と木造建築の我が家。こちらは移転が決まっているので大きな改修工事はしない事にしていました。雨戸が閉まらなくても、少々の雨漏りも共存しています。でも、大型台風が直撃したらヤバいです。考えただけでめまいが~。

我が家の庭は木々が大きくなって立派な防風林の役目を果たしてくれますが、問題は2階。遠くを見渡せる反面、風が吹き抜けていきます。今回は南東からの風。80メートル級だと家ごと吹き飛ぶかもしれません。

実は平成3年の台風17号・19号が立て続けに来た時、甚大な被害を出しました。これが私のトラウマになっています。目の前の家の屋根が吹き飛び、車がサイコロのようにコロコロ転がっていきました。ガラス窓が割れて家中に風が吹き荒れ、その後1週間停電しました。地元の風速計を振り切って瞬間風速60m/s以上だったと言われています。今回はそれ以上の勢力です。

Wikimedia_Commons[Public Domain]
平成3年の台風19号

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全米1位の死因は、ガンや心臓疾患を抜いて医原病(医療行為が原因で生ずる疾患)! ~コロナ禍で高齢者の循環器疾患死が大幅に減っている現実

竹下雅敏氏からの情報です。
 「医原病」とは、医療行為が原因で生ずる疾患のことですが、こちらの記事には、“投薬や手術によるミスもありますが、それよりも体全体の構造やメカニズム、細胞の構造やメカニズムに対する基礎的な知識が医療従事者に欠如していることが医原病多発の最大の原因になっている”とあります。
 少し視点は異なりますが、私の考えでは新型コロナウイルス感染症はカファ・ドーシャの憎悪によって悪化します。カファ体質の患者に、カファ・ドーシャを増やすことになるカロナール(解熱鎮痛剤)やレムデシビル(抗ウイルス薬)などを投与すると、後で厄介な「後遺症」が現れる事になると考えています。
 さて、その「医原病」ですが、驚いたことに全米1位の死因は「医原病」だというのです。動画の1分25秒以降で、“高齢者の方はたくさんの薬を処方されています。…薬を止めた途端に認知症が治っちゃった” と言っています。いろんな薬の副作用で、あたかも認知症のような症状が出てしまうのだそうです。
 面白いのは冒頭の記事で、新型コロナウイルスの影響で高齢者の循環器疾患死が大幅に減っているというのです。慢性疾患を抱えた高齢者の多くが受診を控えるようになった結果、半ば強制的にクスリの中断を余儀なくされたために「逆に健康が回復」したのではないかと言うもの。
 これは検証の価値が高い仮説だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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同期比5600人減…高齢者の循環器疾患死はなぜ減ったのか?
引用元)
(前略)
コロナ禍で死亡が減ったのは、呼吸器系だけではない。実は循環器系でも、大幅に減っている。2020年1~4月期の死者は、2019年同期と比べて、約5600人減った。
(中略)
新型コロナによって、慢性疾患を抱えた高齢者の多くが受診を控えるようになった。そのため持病を悪化させ、亡くなる人が増えると考えられていたのだが、数字はまったく逆を示している。
(中略)
そこで思い当たるのが「医原病」だ。不適切な治療や投薬によって患者の健康が害されることを言う。アメリカのジョンズ・ホプキンス大学が行った研究によると、アメリカでは年間に25万人以上が、医原病で亡くなっているという。もっと多いと主張する研究者もいる。
(中略)
コロナ禍の影響で通院できなくなったため、途中でクスリが切れてしまった人が、少なからずいたに違いない。半ば強制的に、クスリの中断を余儀なくされたわけだが、それによって逆に健康が回復し、このような予期せぬ結果になったのかもしれない。
(以下略)
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医原病をご存じだろうか?
引用元)
(前略)
全米第1位の死因は何か?

そう問われたら、たいていの人は、すぐさま「がん」を挙げるだろう。あとは心臓疾患、脳梗塞のいずれか。アメリカに限らず先進国では、疫病死や自然死が減って、がん、心臓疾患、脳梗塞が三大死因となる。それが一般的な「常識」であろう。そうして、私たちは偏されてきた。なぜなら全米1位の死因は「医原病」だからである。

最新のデータ(2004年アメリカ)によれば医原病による死者数は、年間78万3、936人。第2位の心臓疾患が69万9、697人、がん(悪性新生物)が55万3、251人で第3位となっている。この調査結果は決していい加減なものではなく、アメリカで30年以上のキャリアを持つニューヨーク州NPO法人「アメリカ栄養研究所」の創立者であるゲーリー・ヌル博士の調査によるものなのだ。
(以下略)
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Drエイトの本音「医原病」
配信元)

マスク着用を拒否していたポール・バンノイ牧師が、新型コロナウイルスに感染し、ベッドから出ようとするときにかなりの酸素補給を必要とするほどの容体 ~マスクは感染率のみならず重症度も低下させる

竹下雅敏氏からの情報です。
 マスク着用を拒否していた米アイダホ州のポール・バンノイ牧師が、新型コロナウイルスに感染し、“ベッドから出ようとするときは、かなりの酸素補給を必要とする”容体だということです。牧師は、“新型コロナの症例報告についても信憑性に疑問があると繰り返し発言していた”らしい。
 これは確かにその通りで、特にアメリカの新型コロナウイルスの感染者数、死亡者数は、大幅に水増しされていると言えるでしょう。フルフォード氏も触れていましたが、新しくリリースされたCDCデータによると、“COVID-19による死亡の6%だけが実際にウイルス自体に起因する可能性”があるというのです。
 ただ、仮にこの6%だとしても、アメリカでの死亡者数198,597人の6%なので約12,000人です。これは最低の数字で、本当の新型コロナウイルスによるアメリカでの死亡者数は12,000人から198,597人の何処かにあるのでしょう。
 ウイルスの脅威は、単に死亡者数のみにあるわけではありません。軽症者の中に深刻な「後遺症」が残ることが分かっているからです。インフルエンザに比べてはるかに症状が重く、体調不良が長く続く人が多いことが分かっているウイルスを、マスクをせずに「ただの風邪」で済ますのは問題だと思います。
 まして、“新型コロナは存在しない”と言う陰謀論はナンセンスです。現に患者が存在しています。一部の陰謀論者は、患者の病状は「5G」によるものだと考えているようですが、世界の大部分では「5G」はまだ整っていません。
 “マスクは不要だ”とか、“マスクに意味はない”と主張する人もいるのですが、記事をご覧になるとそうした見解は誤りだと分かるでしょう。「マスクは感染率のみならず重症度も低下させる」のです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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マスク着用拒んだ牧師、新型コロナ感染でICUに入院 米アイダホ州
引用元)
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
新型コロナに感染したアイダホ州のキャンドルライト教会のポール・バンノイ牧師/From Candlelight Christian Fellowship/Youtube
 
米アイダホ州にある教会の牧師が、新型コロナウイルスに感染して集中治療室(ICU)に入院した。この牧師は礼拝の中でマスクは着用しないと宣言し、新型コロナの症例報告についても信憑(しんぴょう)性に疑問があると繰り返し発言していた。
(中略)
バンノイ牧師は教会を通じて発表した声明で、間もなくICUを出て一般病棟に移り、その後は自宅で療養すると説明。「今のところは大丈夫だが、特にベッドから出ようとするときは、かなりの酸素補給を必要とする」とした。
(中略)
バンノイ牧師は(中略)… 7月のフェイスブックへの投稿では、マスクを着用しても新型コロナウイルスの感染は防げないと主張し、「新型コロナウイルスの原因や影響」を恐れてはならないと説いていた。
(以下略)
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Covid-19の顔面マスキング - ワクチンを待ちわびる「バリエーション」の可能性
引用元)
(前略)
世界中で実施された疫学調査、特に2003年のSARSパンデミックの際に、集団的にマスクをすることに慣れたアジア諸国では、公共のマスクとパンデミック対策に強い関係があることが示唆されています。ボストンの最近のデータは、3月下旬に市営病院でユニバーサルマスクが実施された後、医療従事者の間でSARS-CoV-2感染が減少したことを示している。
(中略)
最近のウイルス学的、疫学的、生態学的なデータから、顔を覆うことで感染者の重症度が低下するのではないかという仮説が導き出されています。この可能性は、病気の重症度は受け取ったウイルスの接種量に比例するという長年のウイルス病因論と一致しています。
(中略)
CDCは7月中旬にSARS-CoV-2の典型的な無症候性感染率を40%と推定しているが、顔面マスクを全国民的に実施している環境では無症候性感染率が80%以上になると報告しており、この仮説に対する観察的な証拠となっている。
(以下略)
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配信元)
 

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