注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
目の疲れのセルフチェックの方法と対処法
眼精疲労はデスクワークで長時間パソコンを使用している方や、スマホ、テレビ、読書などで目を酷使する方に多くみられます。
(中略)
ものを見るとき、目の水晶体という部分の厚みが変化してピントが調節されます。水晶体の厚みを変化させるのは、水晶体の周りにある毛様体筋(もうようたいきん)と呼ばれる筋肉です。遠くを見るときは、毛様体筋の緊張がゆるみます。逆に、パソコンなど近くのものを見るときには、毛様体筋が緊張するのです。
(中略)
目のピントには自律神経が深く関係しています。(中略)… 遠くを見るときには交感神経が優位になります。交感神経は、活動しているときに優位になり、目や身体を緊張させるように働きます。逆に近くを見るときには目や身体をリラックスさせる副交感神経が優位になります。
(中略)
現代社会に生きる人々は、自律神経のバランスが崩れやすくなっています。例えば仕事をするときには交感神経が優位になることが正常ですが、デスクワークでパソコンを操作していると、近くのものを見ることになるため副交感神経が優位になります。このような自律神経のバランスが崩れた状態が長く続くことで眼精疲労になるのです。
(以下略)
何で眼精疲労が起こるのか?…目を酷使することによって目の周辺にある筋肉が疲労してしまうんですね。…それを整体でリセットすることが出来る…その方法は眼窩を広げるです。
3分19秒~4分57秒
前頭骨を上に押し上げる。…上顎骨を下に押し下げる。…鼻骨の所をつまんで内側に広げる。
耳というのはですね、側頭骨と繋がっている。側頭骨の骨の間に蝶形骨という蝶々型をした骨があるんですね。…その骨がうまく動かないと歪んでくるんですけれども、その歪みによって筋肉の緊張が起こってくるんですね。
ただ耳を引っ張るんですけれども、耳の引っ張り方があります。耳を引っ張るというよりも、側頭骨を引っ張ってあげるっていう意識をもってあげるんです。
3分43秒~4分25秒
腹式呼吸を特にすることによって、横隔膜が上下する…蝶形骨と横隔膜というのは筋肉の繋がりがあるんですね。…(耳を)引っ張りながら吸うことによって、さらに引っ張られる感覚があると思うんですね。…だいたい1分くらい引っ張って内巻に巻きながら深呼吸です。
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現代社会は、デスクワークで長時間パソコンを使用することも多く、さらにスマホで目を酷使することから、眼精疲労から来る身体の疲れに悩まされている人も多いのではないかと思います。
私自身は10年以上、パソコンの前にへばりつく生活をしている関係で、どうしたら疲労を軽減できるかということに関して、ようやく答えが見つかってきたと思っていました。それは、「経筋体操」と同様に、副交感神経優位にして、極端な話、半眼のような感覚で、半分寝たふりをして画面を見ると疲れないということに気づきました。“達人の領域に近づきつつあるな(笑)。酔えば酔う程強くなるという酔拳も、この感覚なんだろうなぁ”と思っていたところ、冒頭の記事を見つけました。
驚いたことに、“遠くを見るときには交感神経が優位…逆に近くを見るときには目や身体をリラックスさせる副交感神経が優位”になるのだそうです。狩猟生活が長かった時の名残ではないかと思います。
ところが、パソコン、スマホからは、強力な電磁波と共に太陽のヴァータ・ドーシャが出ています。これは、交感神経を優位にしてしまいます。デスクワークで、自律神経のバランスが崩れた状態が長く続くことになってしまいます。
太陽のヴァータの相殺には、ナディー・チャートが有効です。現在、5G対応のバージョンアップ版のナディー・チャートを開発中です。
動画は、仕事の合間に簡単にできる眼精疲労の解消法を取り上げました。特に2つ目の動画の「耳を引っ張る方法」は大変優れており、オススメです。この動画で、蝶形骨という頭の中の骨の歪みを正すことが極めて重要だということを知りました。蝶形骨と横隔膜が筋肉で繋がっていることから、耳を引っ張りながら腹式呼吸をすることで、眼精疲労の解消に効果があるとのことです。耳の引っ張り方にコツがあるということなので、ぜひ、動画をご覧ください。